
私は昔、赴任する前にマイソールに旅行したことがあるくらい南インドにおいてはある程度メジャーな観光地だが、電車で行くと町の中の移動がなかなか大変で細かなところを回り切れていなかったので2回目でも楽しめた。
まず、バンガロールからShivanasamudraという滝ととBarachukkiという滝に行った。川が2つに分かれており、そのそれぞれが滝を作っているのだが、なかなか高い滝で見ていて気持ちが良い。ちょうど雨期なので水の量も豊富であるようだが、乾期に行くとなかなか寂しいらしい。
その2カ所を巡った後、次はマイソール東にあるSri Chennakesava Templeへ。
ここは小さいが、寺院の周辺の石像がしっかり残っているのが特徴か。壁画はあまり残っていないようだ。(壁画はバンガロール北にあるLepaksiの方が楽しめる)
その後、食事をしてからマイソール・パレスへ。ここの中は写真撮影禁止だが、2回目でも楽しめるほど立派な作り。
そしてマイソール動物園へ。ここも2回目だが、前回見たホワイト・タイガーは外に出ていないようで残念。 今回、動物園のために持ってきたミラーレス一眼+望遠レンズで撮影して期待通りの写真が撮れたので満足だが、やはりプロの写真や画像と比べると見劣りするので、このレンズを使ってこの程度であるのなら、やはり旅行は身軽さを取って35mm単焦点だけ持って行った方がいいかななあ、と思い直した。
その後、マイソール北にあるダムの横にあるBrindavanという公園で行われている光と音楽のショーを見てからホテルに向かった。
その日の宿は、前回泊まったのと同じFortune JP Palaceにしました。税込み約6,800円とお手頃なのに部屋は立派で、値段以上の価値はある。ただし、食事はやっぱりインドだから予想通りの残念な味でしたが。屋上レストランで魚なんて頼まずに、素直に地上階にある中華料理店に行けば良かった。
2日目はまず、マイソールの南にあるChamundi Hillへ。ここは高い丘になっており、寺院もある。
帰り道の道路脇に立ち寄り、マイソールの町を眺めていると、子供が写真撮ってくれと近寄ってきた。ちょっとしたチップ(10ルピー x 2人)で写真をぱちり。
その後、丘の麓にある寺院で大きなナンディ像を見たが、なかなか巨大で立派。
そして、時間的にちょっとだけ昼食時間より早かったので、通り道にある WAX MUSEUMというところを追加で見てからSt Philomena教会へ。意外と大きな教会で、中で行われていたミサはインドの雰囲気満載の音楽だった。厳かというよりは、ちょっと騒がしい系の・・・。ふーむ。
そして昼ご飯を食べ、バード・サンクチュアリに行こうとしたら川の水が増えていてボートが出ていないということなので中止。 うーむ。また今度か。
代わりといっては何だが、マイソール北、Srirangapatnaの周辺にある遺跡のいくつかを見てからバンガロールに帰った。
道路には多くの物売りがいるわけだが、
外国人と見ても同じ値段で売る人もいれば、5倍以上の値段を吹っかけてくる人もいる。小さな石のナンディ像を100ルピーで買うこともあれば、850ルピーで押し売りしてくる人もいる。南インドは北インドよりも人が穏やかとはいえ、観光地に少なからずこういう人はいる。
今回は、各所でちょっとした絵を見つけることが多くて、車なので荷物にも困らないので迷わず計4つ買った。300ルピーが2つ、400ルピーが2つ。値段に対してはまあまあの品だ。それほどいいものではないけれども。まあ、ちょっとしたお土産としては十分だ。