世界一周 準備 2015-2016年

2015-04-08 記
トピック世界一周2015-16

世界一周航空券のメリットは?

世界一周航空券とはなんぞや? というホームページは沢山あるのでそちらを見て頂くとして・・・。

元々は世界一周航空券を使うつもりはなかったけれども、とりあえず調べてみました。
結果、やっぱり使わないつもりです。
半額とかになるならともかく、値段の割にはデメリットが多いので。


↓以下メモ。

私の場合の世界一周航空券のメリットとデメリットを列挙してみる

■メリット
・マイルが貯まりやすい?(多分)
・帰国日が明確になる
・条件の良いフライトが取りやすい (接続が良かったり昼間フライトだったり)

■デメリット
・1年が最長なので期間が足りなかった時は航空券が無駄になる
・一時帰国をするような使い方は想定されていない
・途中で「世界一周、ひとまずや~めた」場合に航空券が無駄になる。数ヶ月休憩して再開、みたいなことをしていると1年経ってしまって航空券が無駄になる。
・実は、個別に買う時と比べてそれほど安くない(気がする)。 ハイシーズンならばきっとお得なのだが安い曜日を選べばそれほど高くないはず。
・現地でビジネスネタを見つけたときに、現地に居留まることが難しくなる。
・逆戻りできないという縛りが発生する
・現地で安くてお得な移動方法(主に格安航空券)を見つける度に悔しい思いをする


上記を前提にして、実際に見積もりを取ってみました。

南米に強そうなワンワールドの世界一周航空券はこちらで見積もりが取れます。
https://rtw.oneworld.com/rtw/default.aspx?lang_id=ja

アジア、ヨーロッパ、北米、南米の4大陸コースで最高16フライトまで予約できる。
陸路移動する期間もきちんと設定できたのでとりあえず14フライトの見積もりを作ったところ、約48万円 (37万+サーチャージ等が11万)となった。

スカイスキャナーで同様の工程を個別に見積もり取ったところ、サーチャージ込みで45万くらいになった。
ただ、世界一周航空券と比べるとあまり条件の良いフライトではないけれども。

上記はとりあえず南米のイースター島往復約10万円も含めているので、それがなければもっと安くなる。
このくらいの値段差であれば、わざわざ世界一周航空券にするメリットは少ない。
それに、一部区間は既に貯まっているマイルを使って特典航空券を入手すればもう少し節約できる。

半額とかになるならともかく、値段的にも大差ないし、
わざわざ世界一周航空券を買って自由を失うよりも、行動の自由さと、精神的な自由さを取った方が良いように思える。



世界一周の荷物

バッグ


■メインバッグ
60Lのバッグ。ケシュアのFORCLAZ 60
インドのDecathlonで購入。たしか4~5,000円相当
同じサイズであっても、このザックは軽め。 同じ60リットルでミレーの登山ザック(15年くらい前に買ったもの)も持っているが、それはこれより随分と重いので、月日の流れなのか、あるいはこれが優れているのか、とにかく軽くていい感じ。
背負った感じも良くて、荷物が軽く感じる気がする。

中が上下に分割できるし、上と下とで別々に空けられるので便利

便利な反面、セキュリティが心配なので背負う時は常時鍵をかけることが必要か。

インド駐在時にサークルのみんなからもらったムーミンの名前タグを付けます。


■ザックカバー
バスの荷物入れに入れる時にザックの汚れを防げる。 飛行機に預ける時も同様。
飛行場であれば国によってはサランラップみたいなもので荷物をぐるぐる巻きにするサービスがあるが、どこにもあるとは限らない。
あとは普通に雨の時に使う他、被せておけば多少は防犯対策になる(気休め程度)。ザック(上記)をインドで4~5,000円で買った時にシュラフカバー(確か1000円弱)を買わなかったので今回用に日本でシュラフカバーだけ買おうと思っていたのだが、60L用のザックカバーだけで定価3,500円(!)もするので、買うのがばからしくなったので日本では買わなかった。 ぺらぺらのビニールカバーが3,500円なんて、どれだけ利益乗ってるんだ、と思う。
→ ということで、中国ウルムチのアウトドアショップで40元(約790円)で入手。 単なるビニールなのだからこのくらいの値段が妥当。

■ショルダーバッグ
観光する際は基本的にこれを使用。
ショルダーバッグの安全性をどうこう言う人も多いけれども、背中にバッグを背負うより良いし、バッグを前にかけるくらいならばショルダーバッグで前に持ったとしても大差ない。
前に使っていたショルダーバッグは肩紐が細くて食い込んで痛かったが、これは幅広なので肩が痛くなく、とても快適。

クアラルンプール(マレーシア)で購入
MYR30 = 約1,000円

書類等


■パスポート 10年もの。あと5年ほど有効期間が残っているので十分。
■パスポートコピー 写真ページのコピーはバッグに常駐。クラウドにも画像を入れておく
■ダイビングライセンス(Cカード) ダイビングする可能性あり
■運転免許証 厳密には国際免許証だけでは有効ではなく、運転免許証とセットで持参する必要があるので持参
■国際免許証 運転するかもしれないので一応取得
■クレジットカード Visa, Master, AMEXそれぞれ別会社で (楽天プレミアムVISA, JALゴールドMaster, セゾンAMEX) VISA/MASTERはたまに弾かれることがあるが、そんな時にAMEXが役に立つ。
■スキャニング防止カード クレジットカードには重ねて保管。財布に常駐
■保険証券(紙) 紙は印刷すれば復旧可能。PDFはクラウドに置いておく
長期の保険はなかなか入りづらいので、前々から名前を聞いたことがある金子秀人損害生命保険事務所にお願いした。

S21プランを選択。1年間で約14万。1ヶ月だいたい1万ちょっと。
20年くらい前であればバラがけで安くできたようだが、今はどこもセットしかない。
一時帰国ごとに区切ってかけてもよかったのだが、一括でかけた方が随分と安いようなので1年分かけた。

■各種の控え クレジットカード番号や紛失連絡先等。紙に最小限。あとはクラウドに置いておく(写真あるいはメモ)

■銀行口座の残高証明(1通) 最初に行く中国ビザは現在東京では30日しか取れず、更に30日する必要があるのだがその時に必要。 片道航空券での入国時に問題になるかもしれないので資金説明用にコピーを取っておく。

■イエローカード 黄熱病の予防接種。 来年から、有効期限が10年から一生に変わるらしい? 予防接種についてはこちら


小物


■アイマスク
■ネックピロー 100円ショップの安物。(高いものも持っているが高いのはかさばる)
■耳栓
■爪きり
■毛抜き
■耳かき 日本式がいいので必ず持参
■カミソリ 最小限だけ持参し、あとは現地調達。現地でも安い買い物だが日本100円ショップの方が実は安いので日本円が安くなっていることとデフレ経済を感じる。日本大丈夫か。
■鍵(小型) 2つ。ザック用とロッカー用 →持ってきた筈なのに見当たらないので上海で新たに1つ入手(5元=約100円)
■ワイヤー 鍵と組み合わせで使う。pacsafeのようにワイヤーと鍵が一体になったもの(ワイヤーロック)も持っているが、小型の鍵とワイヤーの組み合わせの方が軽くて良い。 自転車のワイヤーロックはちょっと重いし、本気で盗みに来たらバッグの布を切って盗まれるだけなのでワイヤーくらいがバランスが良い。長さ的にも、ワイヤー&ロック一体型は80cmくらいだが、ワイヤー単体で2mのものを用意した。 80cmだと意外と短いので2mくらいある方が使い勝手が良い。 ワイヤーを使う時は輪っかにするので、80cmワイヤーだと40cm相当の距離に荷物を結ぶことになる。2mワイヤーなら1m相当の距離に置けるのでやりやすい。柱が思い通りの場所にあるとは限らないので。

■クリームや日焼け止め等 最小限だけ持参し、あとは現地調達。個別に持つとかさばるので、今回ネピアの青缶で多用途に使用することにしました。 ちょっと堅い感じで水分が少ないが、付けるときに水つけるなりして伸ばせばいい話だし、水が少ない方が容量撮らなくて持ち運びに便利なのでむしろ水分が少ない方が良い。 肌につけた直後は白色っぽいのも見えるが、白色はすぐに消えて肌になじむ点も素晴らしい。乾いた後はすべすべになってベトベトしない点も良い。
■歯ブラシ・歯磨き粉 最小限だけ持参し、あとは現地調達
■石けん 1つ持ち、あとは現地調達
■紐付きの洗濯はさみ(小型) 洗濯物をぶら下げる用にいくつか持参
■目薬 日本だとあまり使わないが、汚い国に行くと目が疲れたり目やにが増える(目の中のばい菌を出そうとするためらしい)ために持参。海外の目薬は強すぎる場合があるので日本のものが良い。
■S字フック トイレで鞄かけがない時、洗濯物を吊す、などに利用
■小型の鏡 ドミトリの共同シャワーに鏡がない時があるので一応持参
■箸 食べ物を買ってきた時にフォークが手元になかったり、お店でつかなかったりする時があるので常備
■カメラ用品各種:ブロアー  ミラーレスのCCDから埃を飛ばすために必須。あまり小さいのでは威力がなくて埃が飛んでいかないことがあるので、普段使っているものをそのまま持参
■カメラ用品各種:レンズふき布 紙は1日の最初に1回使うのが基本で、日々のちょっとした汚れ取りは布で行う
■カメラ用品各種:レンズふき紙 1つづつパックになっていて液が最初から染みこまれているタイプを選択。布だけで落ちない汚れはこちらで落とす。 紙と液が分かれているタイプが圧倒的に主流だが、この小分けパックの方が1日に必要な最小限だけ持ち運べるし、液漏れして液が気付かぬうちになくなることがないので安心できる。どこでも液を入手できるわけではないので。


電化製品


■スマホ Sim Free版。インドで入手したAndroid One. INR6,499 = 約12,000円 Dual SIMなので便利


■SIMカード とりあえず最初の国である中国を通販であらかじめ入手。
中国移動(China Mobile)のData専用カードで2G使用できる。
現地では身分証明書などの提出が微妙な状況で入手できない可能性があるので、値段差もあまりなさそうなのであらかじめ入手することにしました。 他の国は、基本的に現地調達。

■デジカメ(メイン) Sony α5100 ボディのみ 約40,000円。電池とSDカード抜きで224g、電池とSDカード込みで283g。


NEX-5からボディだけ買い換え。
チルトが180度だけなのはマイナス。持ち上げて撮る時に画面が見えない。
タッチパネルはあまり期待していなかったが、意外と良い。タッチで合わせるフォーカスはかなり使える。
液晶がNEX-5に比べて見やすくなっており、どこにフォーカスしているのかよくわかるのもGood.

ただし、タッチフォーカスも万能ではなく、動物園で檻の向こう側をフォーカスしようとしてもフォーカスが檻に合ってしまう。 CanonやNikon、或いはPentaxならフォーカスリングをちょこっと動かせばそれを優先してフォーカスを奥に移動してくれた筈だが、何故Sonyがこんな初歩的な操作を受け付けてくれないのか疑問。 やはりカメラで育ってきたメーカー(Canon、Nikon、Pentax)の方が写真機としては優れている印象を受けるが、軽くてそこそこ写るので今はこれを使っている。

レンズは以前購入した E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18、154g) を使用。 5年前に約3.6万で購入。
このレンズは5年くらいSony NEX-5 と共に使っていたので本体だけ最近買い換えて、レンズはそのまま継続使用。 カールツァイスの同35mmレンズで Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA (SEL35F28Z、120g、約6.9万円) というのも出ているのでせっかくだから買い換えを検討したけれども、明るさがF1.8からF2.8に下がってしまうのでそのまま今のレンズを使い続けることにしました。 明るさが落ちてしまうとシャッタースピードが下がって手ぶれしやすくなるので、暗いところでこれまで以上に気を使って撮影する必要が出てしまう。 F1.8だと暗くてもさほど気を使わず取れるので、カールツァイスレンズは魅力的ではあるが、そのまま使い続けることにしました。 もしかしてフルサイズのデジカメであればもっとシャッタースピードを上げられる筈なのでF2.8でも十分なのかもしれない。

ただ、Sony製品はWX-300もそうだが、これもまた、不安定なのが困る。
電源入れてから写せるようになるまでの時間が安定していないのはどういうこと。
いくつもの店舗で動作確認しても同じような兆候が見られたので、きっとそういうものなのだろう。

NEX-5はレンズがカチっとはまって安定感があったが、このα5100にレンズを付けると何やらカチっとした感じがしない。 そのせいか、電源を入れても時々レンズが認識しない。 再度レンズを付け直さなくてはならなくなる。

Sonyレンズをいくつか買ってしまっていたのでこのシリーズを今も使っているが、やはりカメラとしての使い勝手はCanonやNikonが良い。CanonのミラーレスM3に買い換えようかとも思ったが、単焦点レンズまで買うと10万円超える感じなので今回は見送った。 写真としての出来映えもNikonの方が良い。 Nikon D5500あたりに買い換えようか、これまた迷ったが、やはり単焦点レンズまで入れると10万円超えるコースだし、Sony以外の選択肢だとどうしても大きくて重くなってしまう。 写りや不具合とかいろいろあるけれども、今は「小ささ」「軽さ」の点でSonyがギリギリ買っているけれども、今後しばらくして再度カメラ本体および単焦点レンズがヘタってきて買い換えともなればCanonやNikonが最有力候補になるかもしれない。 やはり、いろいろやってる会社のカメラ部門より、カメラで育ってきた会社の方が気合いが違うよね。

Canonの1眼の何が良いって、写真撮ってからメモリにまだ書き終わっていない状態で一旦電源入れて再度電源入れるとすぐに写真撮れるという点。 Sonyは、メモリに全部書き終わってからでないと電源が再度入らない。 シャッターチャンスを逃すかもしれないのに電源入れてすぐ撮れない、というのはカメラとして時に致命的。 その点、Canonはよく分っていて、メモリに書き込んでいるとかそういうのは内部の理由であって、ユーザからしてみたら電源入れたらすぐに写真を撮れるべき、と考えているに違いない。 そういうCanonに最初からしておけばよかったが、Canonはしばらくミラーレス一眼を出していなかったので仕方なくと言ってはなんだが軽くて小さなSonyミラーレスを今まで使っていた。 でも、Sonyが今のまま変わらないならそのうちCanonに移る可能性が高い。

Canonの50mm単焦点レンズは軽量で写りも良さそうなのでフルサイズのミラーレスと50mm単焦点という組み合わせに買い換える将来をイメージしていますが、今はまだ上記のSonyを使い続ける。

SonyのフルサイズのコンデジDSC-RX1も候補になったが、これは35mmレンズなので広角よりになるため却下。 私が35mm単焦点を使い続けているのはAPCサイズのCCDと組み合わせた時にフィルムの50mm相当になって、いわゆる「標準レンズ」として使えるから35mmを使っているわけで、CCDがフルサイズになるとしたらレンズとして選択するのは当然50mmのレンズになる。フルサイズで35mmなんて広角だと、写したくないものまで写ってしまい、それは本意ではない。 場合によって広角と望遠の両方の用途でそれなりに使えるから標準レンズ50mm相当(APCデジカメで35mmレンズ、フルサイズデジカメで50mmレンズ)が欲しいのだ。 このDSC-RX1が50mmレンズを付けていたら、もしかして買っていたかもしれないが。

■デジカメ(サブ) Sony WX300 サブ機だがムービーはこちらの方が良いか? メイン機が紛失したり調子が悪くなった時のバックアップ用なので、基本的には持ち歩かない。
■SDカード 64GB x2, 32GBx3

■ノートPC Lenovo Flex 10 50,000円 安物で十分。小さくて軽いことが重要なのでこれにしました。安ければ盗まれた時のダメージも少ない。
■外付けHDD 2T たった168gなので軽量。その分、衝撃吸収機能などなさそうなので緩衝ケースに入れて持ち運ぶ。


■マウス ないと効率悪いので必ず持参

■電源変換コネクタ 電源コネクタ変換のみ。変圧器は不要。昔買ったサスコム(?)とかいうものだけれども、最近売っているところを見かけない。
■延長電源ケーブル(日本式) 必須。コンセントがいい位置にあるとは限らない。
■USB電源コネクタ 1Aと2Aの両方が出力できるタイプ
■イヤホン 安いもので十分。長距離移動の時などに使用。スマホで音楽再生
■USBバッテリー 夜行で移動する際や長いフライトの時に必要


衣服類


■貴重品袋 袋タイプ。ずっと使っているもの
■シーツ Logos製 ( シルキーインナーシュラフ)280g

シーツは、たまにベッドが汚い時があるので持参。安いところだと布団をあまり干していなかったりするので。 シルクのものもあったが、耐久性に不安があるし、コットンのものは乾くまでに時間がかかると嫌なのでポリエステルのこれを選択。 シルクだと160gくらい、コットンだと400gくらい。これはポリエステルで280gなので、重さ的にも中間でちょうど良い。 何故かこれは他のものに比べて値段も安い(定価1980円)のでちょうど良い。 形も、頭のところが長くて前が短く、袋状になっているのでちょうど良い。 南京虫防止にもなる。

■パンツ 3枚。綿は数日経っても乾かないことがあるので、ポリエステルの乾きやすいものをチョイス。シャワーを浴びる際に洗濯&着替え、という想定。
■靴下 いくつか持参。パンツは多少生乾きでも履いてしまえば割とすぐに乾くが、靴下を生乾きで履くと靴が臭くなるのでポリエステルのアウトドア製品であっても安心できない。 それよりも、安物を中心に使って、洗濯できないようであれば思い切って捨てて買い換える運用にする。1足200円前後で売っているし。パンツは日本と同じくらいの値段するので同じような使い捨てははばかれるが、靴下はそこまで高くないし、パンツは頻繁に選択したいが、靴下は汚れや臭いの面から言っても3日くらい同じでも何とかなるので。 もちろん日本にいる時や短期旅行であれば毎日取り替えるが、旅行中はおそらくこの運用の方がよさそうと判断。

■上着  数枚。半袖1枚、長袖1枚。 どれもモンベルの速乾性素材。 モンベルであれば、1枚で対応できる気温の幅が広い。
■シャツ 3枚 昼間着る1枚、昼用換えの1枚、主に寝間着の1枚。安定のモンベルおよびノースフェイス。シャツ系はノースフェイスの質が良い気がする。

■フリースの上着 1つ  インドで買ったケシュア製(600円くらい)を持参。 ダウンジャケットよりも使いやすいので1つ持参。 ちょっとかさばるが、ダウンジャケットよりも荒い使い方を想定。
■ゴアテックスの雨具(上下) 上着はウィンドブレーカー代わりに使う(別々に持って行くほど荷物に余裕はない) かなり前に買ったので値段は忘れた。 フードがついているので軽い雨には傘なしで対応可能。

■メインのズボン 1枚 コロンビアのTITANIUMという刺繍の入ったズボン。 たしか10年以上前に買って、それから太ってしまったのでそれほど使ってはいなかったけれども、インド赴任で痩せたので引っ張り出してきました。 伸縮素材でできているので快適。 それに、意外と幅広い気温に対応できる。 上は気温30度でも快適で、下は0度くらいまで何とかいける。 5度くらいあれば割と快適。 コロンビアは割とデザイン優先で機能性がいまいちな製品が多い中、このズボンは逸品。 これだけ柔らかくて快適なズボンはそうそうない。 暑いところにも寒いところにも行く可能性のある長期旅行でこういった品は貴重。 ただし、定価が1万円前後したような記憶があります。

当初はモンベルのズボンにしようと思っていたけれども、ゴワゴワなので美術館などで動く音がするのもイマイチかな、ということで上のズボンに変えました。 本当はモンベルのズボンの方が横ポケットにチャックが付いていて防犯上良いのだけれども。

■ハーフパンツ 寝巻きおよびホテルの近場歩き用。メインのズボンを洗濯している間にも使用。

■水着 薄い水泳パンツを持参。

■ダウンのインナージャケット(上下) モンベル U.L. ダウン インナー ジャケットと、これまたモンベルのULダウンインナーパンツ(これは既に絶版?)を持参。世間ではユニクロが流行ですが、やはりモンベルが安心できる。10年くらい前に買ったものなのに今でも全然普通に使えるのでそのまま持参。

フリース上着があればいらないかもしれない、と思ったけれども、バッグの中に潜ませるには軽い方がいいし、それぞれせいぜい200gなので持参。
モンベル製品は10年くらい前のものであっても、ダウン製品の指標である「フィルパワー」が800とかある製品を出していたので今でも十分に使える。 ユニクロは640とからしいから、価格相応かな。ユニクロは640とかで「高品質」とか書いてあるけど... モンベルと比べると微妙。 モンベルの最新の製品見てみたら、フィルパワー900とか1000とかが私が買ったのと同じ値段(1万数千円)で売っている。 やはり値段相応なんだなあ。 買い換えるほどではないので10年前のものをそのまま持参する。

上記のズボンがあればダウンインナーは普段は不要だけれども、ダウンインナーはむしろ宿で使用することを想定している。 夜寒くて眠れないこともあると思われるので。

■フェイスタオル 小さいものを1つ。汚れたら現地調達だが、やはり日本製が吸収性が良いので大切に使う
■帽子 インドで買ったケシュアの帽子。1000円くらいだったか?

■靴 インドで買ったケシュア。3800円くらい? ゴアテックスではない安物だけれども、安い割には基本がしっかりしているのでこれを使う。さすが欧州の覇者ケシュア。汚いところにも行くのであまりいいものを履いていくのははばかられるし、ちょっとはトレッキングもしようと思っているのでこれがちょうど良い。

■ビーチサンダル 主に、ホテル/ゲストハウスの中で使用。 暖かいところばかり旅行するのであれば素足でも何とかなるが、ある程度涼しい地方を旅行する際は部屋の中や廊下を歩く時にサンダルがないと凍えそうになる。 足下が冷えると意外とすぐに体調を悪くするのでサンダルは必要。 軽いものを最初の目的地の上海で入手。緑色で20元(約390円)。 その後、北京から大同への移動中に落としてしまったようなので洛陽で再度購入。白黒縞模様で10元(195円)。 軽くていい。

その他


■スタッフバッグ 荷物をある程度まとめておける。 荷物の小分けに使用。普通の袋だとごそごそして音が出るのでドミトリだと他の人に迷惑をかけるが、アウトドア製品は山小屋での使用も想定しているので音が出ない。
■サングラス 安いものを持参。壊れたら現地調達。 日差しが強い所ではサングラスがないと目をやられる。 昔フィリピンで1,000円くらいで買ったサングラスが意外と調子良いのでそれを持参。
■紐 あまり使わないが一応、短いものを持参。 → (2015/05/11追記) ...と思っていたら、2段ベッドの上段に紐をかけてその下にハンガーを吊すと長さ的にちょうど良いので意外と使っている。
■洗濯はさみ 100円ショップで入手した紐付きのもの。 5つくらい。 ぶら下げて洗濯物を干すため。
■洗濯用洗剤 小パックをいくつか持参。海外では小パックはあまり売っていないのであとは石けん、或いは小さい箱の洗濯用石けんを見つけたらビニールに小分け、か。 やはり洗濯用洗剤は汚れの落ちが違う。
■筆記用具 最小限でOK
■薬 風邪薬のみ
■ポケットティッシュ 最小限で十分。あとは現地調達
■ウェットティッシュ 最小限で十分。最初だけで次第に使わなくなる。手洗いで水で洗えば十分。基本的に不要だが、余っているので少し持参。
■ドア警報機 深夜の防犯用。あまり使わないが、たまに心配な時がある。軽いので持参
■三脚 軽い小さいものを1つ。
■絆創膏 少量
■折り畳み傘 フード付きのジャケットで大抵は足りるが、土砂降りの時用にザックカバーを持って行くことを考えれば軽量の折りたたみ傘を持った方が良いと考えた。以前から愛用している軽量133gの折りたたみ傘「スノーピーク アンブレラUL」を持参。丈夫で壊れないし軽いし、言うことなし。
■ハンガー ドミトリだとハンガーがないことがあるので2つほど持参。 100円ショップで入手した薄くて軽いハンガーを選択。 折れたら現地調達。 折りたたみ式ハンガー(約500円)も買ってみたものの駆動部がもろくてすぐに壊れそうだし、100円ショップのものより微妙に重いので、結局は安い100円ショップのものを選択。
■スキミング防止カード クレジットカードと重ね合わせて保持することでスキミングを防止するカード。元々1つ持っていて海外旅行には財布の中に常備していたが、今回、予備のクレジットカードを貴重品袋に入れて保管するため、そのクレジットカード用に1つ買い足した。

持って行かないもの


■寝袋 モンベルの軽いダウンシュラフ(約700g)。悩んだが、今回はダウンのインナージャケットとダウンのインナーパンツ(上記)を両方とも持って行くのでそれで何とかする。 トレッキング時に使用するかとも思ったが、ツアーであれば割とレンタルがあるし、本格的なテントのトレッキングをするにはそもそもテントをどうにかしないといけないので、ここは割り切って寝袋も持参しないことにしました。 トレッキングを除けば、上に書いたようにダウンのインナージャケットとダウンのインナーパンツで何とかなる筈なので。
■マイレージカード "番号さえわかればその場でつけてもらえるのでスマホにメモしておくだけで十分。ワンワールドはJAL(クレカ付属)、スターアライアンスはANA、スカイチームは大韓航空"
■マネークリップ 昔は使っていたが、最近はあまり使わない
■ダミー財布 あまり必要を感じないので持って行かない。 必要ならば現地調達
■LANケーブル 不要。大抵Wifiがあるし、Wifiしかないことがほとんど。
■Wifiルータ LANケーブルに繋げてWifiに変換する小型のモバイル・Wifiルータ。海外ではそもそもLANコネクタがなくてWifiばかりなので持参しない。今は、PCよりはスマホ時代だし。
■Bluetoothキーボード PC持参するので今回は不要だが短期旅行の時は割と持参することが多い。スマホで文字入力が容易になる。
■カメラ防水ケース 案外いらない。あまり透明度が高くないし、そこまでして写真を撮る必要性を感じない。必要ならばビニールで覆う。
■スリッパ 短期であれば使い捨てを持って行けば良いが、必須ではない。ビーチサンダルをどこかで入手予定。
■Bluetoothスピーカー 本質的には不要だが趣味として持っていくかも
■ヘッドライト スマホにアプリ入れれば十分
■シャンプー 石けんで代用。ちょっといい石けんならば問題なく多用途に使える
■トリートメント 石けんで代用。ばさばさになるが、ネピアの青缶で後付けトリートメント代わりにする




↓ 荷物を入れてみたところ(ノートPC以外)。 意外と軽いのでいける気がしてきた。



■追記 (4/9)
家の片付けをしていて、古くなったシャツや下着を出発前に丸ごと捨てようかとも思ったのですが、まだちょっとは使えそうなので、古くて使っていないキャリーバッグに詰めて、最初のうちは洗濯しなくていいように、使ってから少しずつ捨てることにしました。 最初リズムに慣れるまで洗濯は面倒だろうし。 キャリーバッグも古くてしょぼくて、もはやほとんど使っていないので、中身を全部使い果たしたらキャリーバッグそのものも捨てる予定。 最初の1ヶ月前後はこの在庫でいけるかな、と。 キャリーバッグがあるので、コスメ品も家の在庫を一応持って、使い切ってから捨てる予定。 最初の国は中国だし、ゲストハウスも街の中心が多いのでキャリーを持って行くことに問題はないはず。 場所があるし、旅行に出ていると栄養が偏るので、使いかけのサプリ(マルチビタミン)もこれに入れてゆく。

■お土産について
お土産は基本的に買わない。荷物になるので。



国際フェリー予約: 蘇州號 (大阪→上海)

元々北京に飛行機で行こうと思っていましたが、飛行機はすぐに着いてしまって面白くないので上海にフェリーに行く方向で計画中。 だたし、いろいろと書類の準備が間に合わない時は予定通り北京にするつもり。

4月8日: 中国ビザ取得完了&パスポートが自宅に到着
4月10日: 大阪発
4月12日: 上海着



蘇州號 (そしゅうごう、或いは中国読みでSūzhōu mǎ スーチョウマー)
https://www.shanghai-ferry.co.jp/

元々、新鑑真(しんがんじん)というもう1つある上海行きフェリーに乗るつもりだったけれども、日付が合わないので蘇州号にしました。

家は東京で大阪12時発、10時半までにはチェックインが必要なの大阪に前泊しても良かったのですが、これから過酷なバスにも乗るであろうと思われるので、快適な日本の夜行バスで行くことにしました。 3列シートを選んだので、そこまで過酷でないと思われる。 どちらにせよフェリーの中で暇でずっと休めるので前夜にちょっと疲れても問題ない。

イーグルバス 新宿→大阪 5600円
http://www.new-wing.co.jp/



中国からFacebook等が使えない(らしい)ので回避方法(VPN)を用意

最近は有名になってきた中国のインターネット事情。
15年くらい前に中国のインターネット検閲の話をすると「本当?」とか言う話になったが、今では当然のようにニュースになる今日この頃。

以前は、Webを見ていると突然切断される、という感じだった。
おそらくはキーワードでサイト内にNGワードが入ると切断されていたように思われる。

今ではもっと巧妙になっているのかもしれないが、Webを遮断するということはどうやら続いているらしい。

その中にFacebookも含まれているので、本当に使えるかどうかは分らないが、いくつか回避方法を準備してゆくことにしました。

■VPNを用意
VPNとは、VIrtual Private Networkのことで自分のパソコンと特定サーバとの間に安全なネットワーク経路を作ることを意味する。


図ではわかりやすさのためにWebアクセスの説明だが、原理的にはVPN経由でどんな通信も可能になる。

検索するといろいろ出てくるのでそういった既存サービ試してみようと思っているが、自分でも作れるようなので、ちょうど5月末で解約予定のサーバ(さくらのVPS)に設定してみた。

■サーバスペック
さくらのVPS
Linux (CentOS)
OpenVPN

■クライアント
標準のOpen VPNクライアント http://www.openvpn.jp/document/openvpn-gui-for-windows/ では何かがうまくいかなかったので Vpnux http://www.vpnux.jp/ を利用。



■サーバ設定メモ
インストール
yum install openvpn

起動
/etc/init.d/openvpn start

Linuxブート時に自動起動
chkconfig openvpn on

最初は以下フォルダは空
ls /etc/openvpn/

サンプル設定をコピーしてひな形にする
cp /usr/share/doc/openvpn-2.3.6/sample/sample-config-files/server.conf /etc/openvpn/

OpenVPNサーバ証明書の作成

yum install easy-rsa

cd /usr/share/easy-rsa/2.0
source ./vars
./clean-all
./build-ca
→証明書の情報を入力。重要なのはコモンネームくらいで後は適当に入力
./build-key-server server
→証明書の情報を入力。重要なのはコモンネームくらいで後は適当に入力

接続ユーザ用の証明書作成
./build-key username

./build-dh

シンボリックリンクを張る
cd /usr/share/easy-rsa/2.0
ln -s /usr/share/easy-rsa/2.0/keys/ca.crt .
ln -s /usr/share/easy-rsa/2.0/keys/server.crt .
ln -s /usr/share/easy-rsa/2.0/keys/server.key .
ln -s /usr/share/easy-rsa/2.0/keys/dh2048.pem .

設定
vi /etc/openvpn/server.conf

以下に設定
ca /usr/share/easy-rsa/2.0/ca.crt
cert /usr/share/easy-rsa/2.0/server.crt
key /usr/share/easy-rsa/2.0/server.key
dh /usr/share/easy-rsa/2.0/dh2048.pem

portがデフォルトだと中国から繋がらない(らしい)ので、一旦接続テスト完了後に変更

OpenVPN再起動
/etc/init.d/openvpn restart

VPNのためのIP Forwardingを設定
vi /etc/sysctl.conf

ip_forwardを1にする
net.ipv4.ip_forward = 1

設定再読込
sysctl -p

クライアント用秘密鍵をクライアント端末(PC, Android)にコピー
/usr/share/easy-rsa/2.0/keysにある以下ファイルが対象
ca.crt
username.crt
username.key
このusername.keyは重要なので、転送する時それを覗き見られると危険なので注意する。

Firewall設定
他の設定に加え、次を設定
iptables -A INPUT -p udp --dport 1194 -j ACCEPT
もちろん、実運用時は1194では中国から繋がらない(らしい)ので適当に変える

iptables -A INPUT -i tun+ -j ACCEPT
iptables -A INPUT -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT
iptables -A FORWARD -i tun+ -j ACCEPT
iptables -A FORWARD -m state --state NEW -o eth0 -j ACCEPT
iptables -A FORWARD -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT
iptables -A OUTPUT -m state --state NEW -o eth0 -j ACCEPT
iptables -t nat -A POSTROUTING -s 10.8.0.0/24 -o eth0 -j MASQUERADE


このあたりは、繋がらなければ後ほど調整するのでとりあえずこんな感じで。



保険・年金・住民票の手続き

検索すればいろいろ出てくるので詳しくは書かないが、私のした手続きは以下。

・住民票は抜く
 役所で、「最初に行く国に転出」、という形で届け出る。

・国民健康保険は入らない。
 住民票がないと加入不可。
 私の場合、3月末で退職なので出発(4月上旬)まで短い間は保険未加入にしました。
 海外にいる間は、海外旅行保険でカバーする。 一時帰国中も、特約を付ければ海外旅行保険でカバーできるようだ。
 国民健康保険は近年制度が変わり、任意継続して海外利用分も精算できる仕組みができたようで歯の治療などは便利に使えるようだが、ほとんどは海外旅行保険でカバーできるので国民健康保険は入らない。両方入るとなると意外と高いし。

・年金は海外にいる間払わない。
 金額は上乗せされないが、月数はカウントされる。
 住民票がないので支払い義務がない。
 役所で聞いたところ、1ヶ月払わないと、概算で月額1000円の減額と思えば良いらしい。
 私は勘違いしていたが、年金の支給額というのは下がることはなく、払っただけ金額が増えてゆくらしい。
 なので、年金便でいま「6~7万支給」となっているが、これから更にずっと払えばもっと支給額が増える、ということのようだ? このあたり、役所の説明がそうだったのでこのように理解したが、もしかして勘違いをしているかもしれない。
 どちらにせよ、事業を立ち上げればそれが年金に変わると思っているので年金の心配はあまりしないことにする。
 せっかく15年以上年金を払ったのだから、月数カウントさえしてもらえればとりあえず十分だ。

 年金は、どうやら標準受給額は年間78万円らしい。
 んで、払わない年があるとその分マイナスになる。

 私が学生時代にサラリーマンになることを選んだときは年金月額20万のつもりでいたが、そうではないらしい。
 国民年金と同じ金額しかもらえないのは、いつの間にか制度が変わったのか、それとも私が独身だからか。
 或いは、バブル時代と比べて私の給料が酷すぎるせいか。

 どちらにせよ、サラリーマンで生涯働けば年金がそこそこ出た親の時代とは違うらしい。
 両親の話を真に受けると後で苦労する。
 定年まで働けば年金で十分に暮らせる、なんてのは過去の話のようだ。
 このまま行くと、月6~7万の支給しかない。 こんなんじゃ餓死してしまう。

 そんな状況を改善するためにもやはり起業が必要だが、その話はまた改めて。 



資金管理

予算:
期間は1年前後なので、ざっくり見積もって250万+予備資金

以下、概算

■航空券/国際フェリー 約40万
 日本→中国 3万円  フェリー + 国内移動分
 インド→トルコ 4万円  航空券
 ヨーロッパ→南米 10万円  航空券
 イースター島往復 6万円  航空券
 南米→中米 6万円  航空券
 北米→日本 5万円  航空券

■陸上移動費 20万?
 よく分らないので適当

■宿泊費 70万?
 国によって上下するだろうが、概ね以下を基準にする
 発展途上国:1泊ドミトリー 1,000円前後
 先進国:1泊ドミトリー 3,000円以下 (2,000円台)

 ドミトリー(相部屋)に宿泊するのは学生以来ほとんど機会がなかったが、今回は基本ドミトリーにする。
 さすがに、シングルルームに1泊8,000円くらいかけるのはもったいない。8,000円かけると1年でそれだけで300万になってしまう。 短期ならともかく、長期だと宿泊費が懐に響く。

■食事およびその他雑費(入場料など)
 1日3000円 x 365日 = 100万

よって、1ヶ月20万を目安にして行動する。


実感として、
・海外の物価がインフレで高くなってきている
・日本の円の価値が下がっている
ということもあり、

ざっくり言って
・10年以上前に比べて、日本円の価値は半分

と感じているので、きっとバブル期に旅行していれば同じレベルの旅行を半額で行けたかもしれない。

航空券はバブル期よりも安くなっているが、長期旅行で一番かかるのは宿泊費および食事やその他生活費なので、実質的な旅行費用は高くなっている、というのが実感。

インドに海外赴任している時にもインド物価が年々上がっていることを実感した。

もしかしたら10年後、20年後には同レベルの旅行は同金額で不可能になっている可能性も十分にある。であれば、行ける時に行っておいた方が良い。 将来のことは完全にはわからないが、目の前にあるものがいつまでもそこにあるとは思わずに、手に入る時にしっかり手に入れておく方が良い、というのは最近思うことだ。


■現金管理
あまり現金を持ち歩きたくないので、財布に入れる現金は最小限にする。
クレジットカードのキャッシングで現地通貨を引き出す。

■クレジットカードの管理
国によってはクレジットカードで決済する。
財布を盗られた時用に、予備のクレジットカードは財布とは別で保管。

クレジットカードは、会社も別にする。
会社が同じだと、1つ止めようとすると全て止められてしまう場合があるため。
また、不正利用があった時に、会社によっては全てのカードを止める対応をすることがあるので。
会社にもよるのかもしれないが不正利用の時はカードが無効になり、再発行になるため、そのカードはもう使えなくなる。 よって、複数枚のカードを持つのは重要。

・楽天プレミアムカード(VISA) メインで使用。 年会費1万円だが、ラウンジが使える「プライオリティ・パス」がもらえます。 海外ラウンジは食事が無料だったりするので持っていると便利。 元々楽天ファンでダイヤモンド会員。 何度か不正利用がありカード再発行になったので、しっかり見ているのだと思われる。 インド赴任中に不正利用があったときは前のカードは無効になり、一時帰国して新しいカードを回収するまでカードが使えなかったことがある。
・JALカード(Master) サブとして持参
・セゾンのアメックス 海外発行のVISA/Masterを受け付けない場合があるが、その時に役立つ。通常アメックスは年会費1万円するが、セゾンのアメックスは3,000円なので保険として持つカードとしては良い。
・UCカード(VISA)   予備用のカードとして財布とは切り離して保管。UCはセゾンに買収されたが、とりあえず管理は別の模様?

■日本の銀行カード
日本の銀行のカードは持参しない。 どちらにせよ使えないので。

■トラベラーズチェック
トラベラーズチェックは、今まで短期旅行をするにあたって使ったことがなく、クレジットカードでキャッシングすれば事足りたので今回もそうする。 心配なのが、「南米ではATMが概ね危険でスキニングされる」という情報だが、そういう情報は10年以上前のものが多く、そもそも、スキミングが危険なのは南米に限ったことではないため、クレジットカードでいいと思われる。 今まで何回も不正使用されてきたので、今更心配してもしょうがない。 幸い、今までの不正利用はクレジット会社が突き止めてくれたので実際に請求されたことはないが。

とか検討していたら、肝心のアメックスがトラベラーチェックの取り扱いを昨年の2014年3月31日で既に取りやめていたらしい。 トラベラーズチェックは、既に過去の遺物のようだ・・・。

■国際キャッシュカード
持参しない。
クレジットカードのキャッシングで十分。


■追記 (2015/04/24)
予想以上に日本円の価値が下がっている。
このまま日本円の価値が下がったら、数十年後には世界一周に1千万かかる時代が来てもおかしくはない。その時に日本人の給与がそれ相応に増えていなければ日本人が世界一周するなんて金持ちの道楽になる可能性すらある。 昔は貧乏旅行が当たり前だったのに。

と、いうことで、100万円や200万円で世界一周 1年間できたのは過去のことで、上記の見積もりは安すぎるような気がしてきた。  数ヶ月経った後に、資金は再度調整したいと思う。

私の両親は呑気なもので「定年後にすればいいじゃない」とか言うが、定年後というと30年以上先ですが、その時には世界の物価が上がりすぎていて世界一周なんて夢物語になっている可能性がある。 今なら何とか資金的に間にあるので、今できるうちにやっておくことにする。



ノートPCの中身をTrueCryptで暗号化

ノートPCが盗難される可能性があるため、中身を暗号化した。

使用したのは TrueCrypt というソフト。
ドライブを丸ごと暗号化する。

本家ページは開発を中止しているが、有志が継続しているのでそちらを利用。

http://truecrypt.sourceforge.net/  開発停止している本家ページ
https://truecrypt.ch/ こちらを利用

残念ながら私の環境では起動ドライブを暗号化できなかったが、重要なデータは仮想ドライブを作ってその中身を暗号化した。
更には、外付けHDDを丸ごと暗号化した。

これで、盗難があってもデータ流出の心配は少ない。


■メモ
暗号化USBドライブを差すと毎回「フォーマットしますか」というダイアログが出てくるので以下を対処。
管理者でコマンドプロンプト起動して以下実行
C:\> diskpart
DISKPART> list disk
DISKPART> select disk 1 (この番号は上記リストから適切に選択)
DISKPART> list partition
DISKPART> select partition 1 (この番号は上記リストから適切に選択)
DISKPART> set id=64 (IDを64に設定。64は暗号化ドライブ、の意味)
DISKPART> exit


他にも、ドライブレターを割り付けない、という方法もあるようだが、これはPCごとに設定しなくてはならないようなので試していない。

補足:
将来的に暗号化解除する際は同様にIDを1に戻す必要があるかもしれない。或いはフォーマットすれば元に戻るのかもしれないが。 (うまく認識しない時に試せば良いだけなので特段問題ではない)



世界一周ルート



今回は、会社勤めでは行き辛い地域を中心に選択した。
 ・南米
 ・チベット → 代わりにカラコルム・ハイウェイ?

休暇で行けなくもないが、時間があるとより楽しめるところ
 ・シルクロードの遺跡群

治安的に不安のある地域は除外。
 ・中東

興味の薄い地域は除外。
 ・アフリカ

将来いつかまた行けそうな地域は無理をせず、通り道に近いところを見る。
 ・ヨーロッパ各地
 ・アメリカ
 ・カナダ (行かないかも)


■主なルート
・日本
 ↓ 大阪から上海へフェリー
・中国
・ネパール (或いはパキスタン)
・インド
 ↓ 飛行機
・トルコ
・ギリシャ
・イタリア
・フランス
・スペイン
・モロッコ
 ↓ 飛行機
・ブラジル
・パラグアイ
・アルゼンチン
・チリ
・ボリビア
・ペルー
・コロンビア(?) スキップするかも
 ↓飛行機
・パナマ(?) スキップするかも
・コスタリカ(?) スキップするかも
・グアマテラ
・メキシコ
・アメリカ
・カナダ(?) スキップするかも

18~22カ国。 国数としては意外と少ないけれども十分だ。

興味の薄い国に行っても仕方がないし、今後、興味が出てきたら追加する可能性あり。
その他の地域は、将来また旅行する可能性も大いにある。 興味が出たら行けばいい。
今のところ、これで十分に思える。


■追記 (4/9)
チベットは、今は個人旅行ができなくてツアーでしか行けないのでぼったくり価格になっていることが判明。ラサin/カトマンズoutの場合は1週間で1,000USドル前後で、更にシングル追加200ドルくらい。これに加えてゴルムドからの鉄道が片道2万円。更にはチベット入境許可証とかいろいろ手続きが面倒。オフシーズンであれば日本から20万(+サーチャージ)で行けるツアー(ラサ周辺のみ観光)もあるし、こんな払ってまでチベット行く必要ない気がしてきた。ツアーの内容も微妙。毎日ガイドが付くツアーだし、せっかく行ってもどちらにせよダライラマいない空っぽの宮殿だし。日本から遠くないし、ポタラ宮は観光のために保存されるだろうから将来的に自由旅行ができるようになるのを待ってもいい気がしてきた。ラサからカトマンズまでの鉄道が建設中で、それが出来てしまえばもっと手軽に行ける筈なので。

チベット行きは取りやめて、敦煌の後はトルファン/ウルムチ/クチャ/カシュガルを経由してパキスタンに抜けるかも。いわゆる「カラコルム・ハイウェイ」で、有名な絶景ルートの1つ。 こちらの方が興味深くなってきた。 エベレストはネパール側からも行けるし。 心配なのはパキスタンの治安だ。 或いは、中国からLehに抜けられればそっちの方が良いが...



予防接種

数ヶ月前まで行っていたインド赴任のために基本的な予防注射は既に済んでいるので追加の接種はなし。

11年前に黄熱病の予防接種をしていて、有効期限が10年だと思っていたので南米に行くまでにどこかで黄熱病の予防接種を追加で受けるつもりだったが、来年から有効期限が10年から「一生」(!)に変わるらしいので、追加の接種が必要ないかもしれない。 少し調べたところ、新種の黄熱病予防接種というわけではなく従来の予防接種が実は一生効果があった、という変更らしい? 南米が近づいてきたら再度調べてみる予定。 なので、手元にあるイエローカードも持参する。
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2014/06131316.html

とは言っても、今は南米のどの国も入国に際してイエローカードを要求しないので、一応持って行く、というくらいだ。

■破傷風
11年前に追加接種し、数年前にも追加接種済。よって、あと8年くらいは大丈夫。
長期旅行で一番心配なのが破傷風のような気がする。

■A型肝炎
あと数年効果あり

■日本脳炎
インド赴任前に追加接種済なので十分効果が残っている筈

■狂犬病
効果を持続させるための接種回数が多すぎて最近受けていない。
かと言って、受けたところで症状を軽くするだけなので微妙。
日本では高いので受けないが、安く受けられる場所があれば追加で受けるかも。

■ポリオ
10年ほど前に追加接種済。
そろそろ次の追加接種の時期なので安く受けられる場所があれば追加で接種する。



ビザ入手

ひとまず、近隣諸国の以下のビザを入手した。

■中国
今は観光では30日しか取れないので、とりあえず入手しておいて敦煌で30日延長の予定。
昔はノービザからの延長もできたが、今はノービザで入ると延長が難しい(不可能?)という情報があるのであらかじめ入手することにしました。
日中関係が悪化する前は観光で60日ビザも発行していたらしいが、今は30日のみらしい。

中国大使館で直接申請はできず、旅行代理店にお願いする必要がある。
私はワールドツアーズ http://www.worldtours.co.jp/ にお願いした。
申請4,500円で、宅急便代でプラス600円、、合計5,100円。

書類が旅行代理店に届いたら翌日申請して4営業日、ビザ発行してから宅急便で翌日に自宅に届くので、実質1週間くらい要する。 特に私の場合は大使館の休日と重なったということもあるので、きっちり1週間かかった。

■インドビザ
インド大使館で申請。
マルチプル(複数回入国可能)が2,156円で取れる。

■パキスタンビザ
東京・広尾にあるパキスタン大使館で申請すれば翌日に出来上がる。
申請料は100円
昔はカラコルム・ハイウェイの国境でビザ(アライバル・ビザ)が取れたらしいが今は難しいようなので東京で入手することにしました。

ホームページの情報がいろいろと間違っていて、ビザ受付時間もホームページ記載よりちょっと短いし、受け取り時間も違う。
ホームページだと1時まで受け付け、実際には12時半まで受け付け。
ホームページだと4時~5時に受け取りとあるが、実際には3時から4時の間に受け取り。

裏門から入らないといけない上、門が閉まっていたので最初は「本当にここ?」と思ってしまった。
中はガラガラ。
インド大使館とは大違い。
どうやら、パキスタンに行こうという人は少ないようだ・・・。

パキスタンビザを受け取ったら、"Purpose of Visit(訪問の目的)"のところに "Visit"(訪問) って書いてあるのがとても気になる・・・。 訪問の目的が訪問、って何よ(苦笑) このことを質問したら、申請用紙のままではなく、大抵そう書かれるとのこと。 観光ならそれで問題ないのだとか。 ふーむ。 腑に落ちないが、まあ、いいか。


■トルコビザ
90日まで不要。さすがは親日国。

■ヨーロッパ各国
シュンゲン協定があるのでビザ不要

■モロッコビザ
90日まで不要。さすがは観光立国。

■ブラジルビザ
ブラジルビザは取得後90日以内に入国しないといけないので、日本に一時帰国する機会があるのであればその時取るし、ヨーロッパからそのまま渡る場合はヨーロッパで入手。
リスボン(ポルトガル)が取りやすいらしい?
或いはブラジル以外の隣国に入国してから隣国でブラジルビザ入手する。
と言いつつ、ブラジルをスキップする可能性もあるが・・・。 おいおい考える。

■ブラジル以外の南米各国
ブラジル以外はビザ不要(らしい)。
間近になったら再度、最新情報を調べる



イスラムの原理原則(次の記事)