中国ではFacebookが使えない。
Googleも使えない。
Facebookページ自体にアクセスするだけであればVPNを使えばできる。
しかし、ホームページにFacebookプラグインを埋め込んである場合、おかしな挙動をするようだ。
私が入国したのが4月12日。
当初の挙動としては、単にTimeoutになる、というだけだった。
ホームページの中にGoogle或いはFacebookのPlugin(ボタン等)が埋め込まれていると、そのロードがうまくできず、数分待たされてTimeoutになってようやくページが表示される状況だった。
最初は、単に上記のように接続できずに遅いだけなので、不便だがそのまま放置していた。
しかし、4月27日になって、ホームページ中にFacebookが使われていると変なページに転送されるようになった(苦笑)
http://wpkg.org/
とかいう不思議なページに飛ばされる。
遅いだけならともかく、変なページに飛ばされるのは困るので、即座にFacebookのプラグインを取り外した。
ついでにGoogleも取り外した。
いやはや、中国も不思議なものです。
これはどうやら中国全てではなく Unicom というプロバイダを使っていると影響を受ける模様。 今はそれだけかもしれないが、他のプロバイダまで影響が広がるかもしれないし、飛ばされるページも上記のみでなく他のページにも飛ばされる、という情報も出てきている。
中国政府がやったのか、或いは、単にUnicomのDNS(ホスト名の解釈をする機能)がハッキングされてやられてしまっているだけなのか・・・。
検索してみると、私のいる洛陽のみならず、上海やらその他中国各地で同様の事態になっているとのこと。
対処としては自分のPCの設定を見直すか、或いは、不特定多数の相手に見てもらいたいのであればFacebook/Googleを使わない、という対策くらいしかない。
中国相手のビジネスは大変ですね・・・。 特にネットワーク周りは。 何があるか分らない。