滞在しているゲストハウス近くに動物園があるようなので行ってみました。
ガイドブックにも紹介されていないし、入場料が今時10元(約195円)という破格の値段なのでしょぼいと思われるが・・・。
ちょっと検索してみると、ここは「やせ細った可哀想なパンダ」で有名らしい(苦笑)
ひとまず行ってみることに。
とは言いつつ、腹が減っては動けないので先日と同じお店「有徳牛肉麺」で腹ごしらえ。
宿の人にお勧めを聞いたらここを教えてもらったので、どうやら夕べは偶然にもお勧めのお店で食べていたようだ。
ラーメン(6元)の他にチャーシューっぽいもの(7元)も注文する。
昨日と同じく、麺がもちもちして旨い。
その場で伸ばしてくれる麺がこんなに美味しいとは。
そして、白塔山公園の中にある蘭州動物園へ。 どうやら市営のようだ。
らくだに10元で乗れるらしい。(乗らなかったが・・・)
熊。
日本のツキノワグマに似ているが?
何やら、遊んでいるのかもしれないが、ビニールを加えてびりびりに破いていた。
腹が減ってるようにも見えないのでビニールを食べようとしている訳ではないと思うけれども、胃に入ると危ないので係員は何とかしないのかな。
ビニールを破くなんて、他の動物園ではあまり見ない光景。
管理が行き届いていない感じを受ける。
眠そうなホワイトタイガー
何だか、動物のうちおおよそ半数は毛並みが良くない気がする。
小さな檻のせいかな? それとも、生え替わりの時期?
かなりの動物が同時期に生え替わりということはさすがにないと思うけれども・・・。
毛のないところに血のような色が見えたりもしたので、生え替わりのような自然な形というよりは、環境が良くないのだと推測する。
それに、あまり元気がない動物が目立つ。
中国の他の動物園にいた動物はどれもかなり元気だったと思うが。
ここ蘭州の気候が、私が今まで見てきたところより寒いせいもあるのかも?
鳥は割と元気。
いよいよパンダ・・・ と思ったら、檻がちっちゃい。
しかも、外にいなくて、奥の方にいるのがかすかに見えるだけ。
うーん。
このパンダが「やせ細っていて可哀想なパンダ」なのかな?
遠いし、暗いところにいるのでよく確認できない。
レッサーパンダ(小熊猫)の方は元気。
大熊猫がパンダで、
小熊猫がレッサーパンダなんだね。
日本語だと別物だけれども、言われてみれば似ていなくもない。
毛が生え替わる時期なのか、或いはストレスなのか、毛並みがよくない動物が多くて可哀想な印象を受けた。
やはり、噂だった「可哀想なパンダ」はここならばあり得るという印象。