マレーシア 個人旅行 2015年 クアラルンプール&タマン・ネガラ国立公園

2015-06-04 記
トピック:イスラエルエルサレム

クアラルンプール滞在

インドに1週間いた後、クアラルンプールへとやって来ました。



夏はきっと蒸し暑いのだろうけれども、3月の今はとても快適。
散歩してもさほど不快ではない。





セントラルマーケットにやって来た。

宿はこの近く。

安い割には綺麗で快適。 全然OKだ。


歩いて近くのMuseumに向かう。


まずTextile Museumに入る。


次はそのすぐ近くにあるシティ・センターで町の概要を見る。

上の階にはミニチュアと映像・音楽のショーがあった。


そして、その中でお茶をする。

入場料で5リンギット(約170円)取られるが、5リンギッド分のものを中の喫茶で注文できる。

抹茶ケーキがおいしい。
インドネシアなのに抹茶とは凄い。


そして、近くの広場を散策する。


次の日、再度近くを散策した。


まずは国立モスクへ。
さすがに巨大で、綺麗で、立派だ。


国立モスクのすぐそこにあるイスラム博物館にも立ち寄る。


その後、これまた近くにある警察博物館へ。


そこから少し歩き、国立博物館へ。


まずは博物館のカフェテリアで昼食を取り、その後中に入る。

常設展だけ見たが、思ったより大きくない。
どうやら企画展もやっているらしいがパスした。


その後、近くにあるプラネタリウム、というか宇宙博物館へ。

入場料を払おうとしたら「無料だ」と言う。
プラネタリウムを見る場合のみ12リンギッドかかるが、次の回は子供向けのようなのでやめておいた。


プラネタリウムの展望台からの眺め。


そして、この日はゲストハウスに戻る。


夜、ショーを見に行こうと思っていましたがいろいろとホームページの作業をしていたらすっかり忘れていた。 あちゃー。

翌日、近くにあるチャイナタウンを散策する。



そして、明日のタマン・ネガラ国立公園へのチケットを入手。

Webで予約していたのだが、時間もあるし、朝見つからないと困るので探しに来てみたのだ。
わかりやすい場所でよかった。


クアラルンプールにあるミュージカル"MUD"。

本当は昨晩を予約したのだけれども、ホームページ作っていたら時間忘れて上映時間を過ぎてしまい、見逃してしまったのだ。でも、ダメもとで直接劇場に来て振替できるか聞いてみたら、空きの席があるし初回の利用だから今回だけいいよ、って無料で振り替えてくれた。なかなか素晴らしい紳士的な対応だ。来るかどうか迷っていたし、見るにしても2回分払うつもりだったのだが来てみてよかった。

もらったチケットが先日のものだったので、「どこに座ればいい?」と聞いたら「その席は空いているから同じところに座ればよい」と回答があったのでそこに座っていたら、本当のチケットを持っている人がやってきた。きっと私が入場した後にチケットを買った人がいたのだろう。スタッフの仕草は紳士的ではあっても、やはりこういうハンドリングは東南アジアのいい加減さがあるようだ。座る席を指定するならば確保してくれよ。空いている席に座って欲しいならそう言ってくれればそうするのにさ。

内容はまあまあかな。
でも、心配になるくらいガラガラだった。

そして、宿に帰る。

朝は中華街定番のかゆを食べる。
そして、タマンネガラへ。




タマン・ネガラ国立公園

1億年以上前からあったとも言われる世界最古レベルのタマン・ネガラ国立公園に行ってみることにしました。
ここは、「水曜どうでしょう」でロケが行われた場所でもある。



クアラルンプールからの移動手段として、ツアー会社の往復トランスファーを利用。
途中まで3時間シャトルで行き、その後また3時間ボートで移動するようだ。
なかなかの長い行程になる。

朝8時に集合し、シャトルで出発する。

クアラルンプール市内は綺麗だが、それに劣らず高速道路も綺麗。
高速道路のパーキングエリアも相当に綺麗だ。

そして3時間。

川に到着。

国立公園に入る手続き(国立公園に入るための入場料およびカメラ代金が必要だ)を済ませ、食事も済ませてからボートに乗り込む。

川は、あまり波が立っておらず、かなり平坦だ。

そのせいか、ボートもかなり小型で水までかなり近い。手を伸ばせばすぐに届いてしまうくらい。

「水曜どうでしょう」で見たイメージでは、もっとしょぼいボートかと思っていましたが、案外普通。

そしてようやくタマン・ネガラに到着。

船着き場で降り、ホテルへと向かう。

心配していた携帯電話の電波も通じる。
私が購入した Digi と、もう1つどこかの電波が届いていた。
3G通信にも問題ない。

後日、時々不通になることもあったが、遊歩道でもそこそこ通じるので通常使用には問題がなかった。
ジャングル奥に行くツアーには参加していないのでわからない。


さて、
ここでは大きなホテルは2つあり、他はゲストハウスだ。

ムティアラ(Mutiara)というのが一番大きくて、普通はここに泊まればいいだろう。
恋人同士や、家族連れであればMustだろう。

私はとりあえず泊まれればいいので、その半額の Xcape Resortというところにしました。
Resortと名前はついているが、サービスや部屋は値段相応。
いろいろと気になることはあるけれども、値段を考えれば「まあ、こんなものか」という感じ。

であれば、普通はムティアラ(Mutiara)の1択だろう。

私が調べた時は、ムティアラは1泊1万ちょっと。
Xcape Resortは1泊5000円くらいだった。

自然公園の中にあるのはムティアラ(Mutiara)だけだ。
Xcape Resortは自然公園を隔てた川の逆側、いわゆる「村の中」にあるので、立地面でもムティアラ(Mutiara)の圧勝だ。

そして翌日、ハイキングに出かけた。

このタマン・ネガラの1つの目玉が、このキャノピーウォーク。

木と木を結んで繋げられた橋を渡ってゆくのだ。

意外と揺れる。

楽しいし、かなり長かった。

これは満足。


ふとカメレオン(かな?)発見。

鳥もよく見る。

上に伸びている木々の上を、猿が移動してきて、その移動に従って葉っぱが落ちてくるものだから「わさわさわさわ」音が移動してきて、まるで森が近づいてくるかのような錯覚を覚えた。

これは新鮮だ。


そして翌日再度散歩に出かける。


今回のルートは先日よりもマイナールートらしく、道にたくさん葉っぱが落ちている。

川では、現地の子供たちが泳いで遊んでいた。


しばらく道なりを進んでいき、整備された道が終わったところで引き返してきた。

こんな感じで道が途切れていた。

この先には、なんとなく道らしきものがあるようだが、ちょっと間違ったら本気で迷ってしまうかもしれないので1人で行くのはやめておいた。


そして、2日目のハイキング終了した。


3日目もハイキングに出かけた。

天気を心配していたが、運がいいだけなのか、私が来ている間は天気に問題はない。
だいたい、朝はちょっと曇っていて涼しいくらいで、昼になったら晴れて暑くなる、という繰り返しだ。

初日にも見かけたが、この鳥が多くいる。

それとも、遊歩道のすぐそこが巣になっているのだろうか。

今日は、2度目のキャノピーウォークへ。

初日はわくわく感だけで切り抜けたが、冷静になってみると結構どきどきする。

初日は前に人がいたが今回前後に誰もいなくて一人だ。

足下が揺れるのだが、一人だけのリズムによってテンポが決まるため、一定のリズムで歩いてしまうと
振幅が拡大されてしまい、そうなると揺れが大きくなってしまってかなり怖かった。

何人も乗っていればリズムがそれぞれ違うから、ここまで横揺れが大きくならないと予想され、そうであれば、ここまで怖くはないかもしれない。 きっと初日はそんな感じだったのだろう。

ブランコに乗っていて、揺れを大きくするためにリズムを取るようなことを無意識にしてしまっていたようだ。 数十メートルの木の上で横にブラブラ揺れたらさすがに怖い。

最初はそんな感じで揺れが大きくなってしまってびっくりしたが、最期には慣れてきて、揺れを大きくしないようなリズムで進むことができた。


そして、その後、先日は行かなかったTERESEK HILLに向かう。

スタート地点が左下、キャノピーウォークが右下、目的地が右上だ。
よって半時計回りでスタート地点に戻ってくるつもりだ。


少し進むと、整備された道が終わったので迷うと困るなあ、と思ってどうしようか考えていたら、白人の軽装な人たちが次々に先に進んでゆくので、私もそれに続いた。


最初はちょっとした登りで、上からは展望がある。



ここからは普通の登山道。

とは言っても、よく整備されている。

人も多く通るのだろう。
足下も踏み固められている。


そして少し進むとHILLに到着。

でも、看板にはBUKIT TERISEKと書かれてある。

表記名は統一した方がいいと思うんだけどなあ。


そして急な道を下る。


所々整備された登山道もあったが、ちょっと古びていて、足下が抜けそうなところもあった。

私は危険な目に遭わなかったが、ちょっと危ない。


通り道が寸断されていたと思ったら、大きな大きな木が倒れていたので迂回。

屋久杉クラスの木がうじゃうじゃしている。

さすがは古いジャングルだ。


そしてホテルに帰る。

最期の最期、遊歩道が見えた瞬間に足下油断して足をちょっとひねった。
帰るまでは平気で、ホテルで靴を脱いだら痛んできた。

でも、その後夜になった頃に回復してきた。 危ない危ない。



クアラルンプール滞在 その2

タマン・ネガラ国立公園からクアラルンプールに戻ってきた。


翌日、Telekom Museum にまず向かった。
ここには、主に電話通信の歴史に関する展示がある。


そして、その近くにあるKLタワー(クアラ・ルンプール・タワー、Kuala Lumpur Tower)へ。
421mなので、ずば抜けて高いわけでもないが、ここクアラルンプールではそれなりに高い建物になる。


元々49RM(約1600円)と思っていたのだが、それはガラス窓で覆われた展望台の価格。
その上にオープンデッキがあって、そこにはガラスがないようだ。入場料は倍の99RM(3200円). 私は10%割引券を持っていたので90RM(2930円)を払うことに。 1600円でも高いと思っていたのに更にその倍かかるなんて、なんだか微妙。


エレベータでオープンデッキへ。


まあ、それなりにいい景色。



ちょっと逆光気味かなあ。


まあ、そこそこ楽しめた。

その後、ツインタワーまで行ってショッピングセンターを散策。
そしてホテルに帰ってきました。


夜は屋台でラーメンっぽいものを食べる。



翌日、クアラルンプール北部にあるBATU CAVEに出かける。

洞窟にあるヒンドゥー寺院のようだ。


到着。

ヒンドゥー寺院なので、どこかインドの「におい」がする。
この不潔なにおいがするのは、どこにいようともインド人だから仕方がないのか・・・。

こんな綺麗なマレーシアなのに、ここだけ汚いってどういうこと。

やはり、「人」が全てだねえ。

まあ、さすがにマレーシアだけあって北インドによくいるような 「付きまとってくる、胡散臭くてしつこい客引き」 とかはいなかったけど。



階段を上ってから洞窟へ入る。


猿が多い。


洞窟の中は、以外と広い。



そして、下ってきた後にそこにあったちょっとしたアートギャラリー(?)に15Rs(490円)で入る。

展示は微妙かな・・・。


ちょっとした踊りのショーがあったが、2曲だけだったのでちょっと短かった。

真ん中の男の人は一応は訓練したっぽい動きだったけれども、周囲の2人は同好会レベルだった。
まあ、こんなもんか。


この寺院は、年に1回、体に針を刺した人が集まる祭りをするらしい。

ちょっとグロい。


そして帰ってきた後、くたびれていた私のショルダーバッグの代わりを30RM(970円)で買いました。

元々使っていたショルダーバッグは肩紐が細くて肩に食い込むのが悩みなのと、日に当たると色落ちが激しい(片面だけ色落ちしている)ので変わりを探していたのだ。

お手軽に入手できて満足。

ちょっとアジアンチックな色合いだけれども、まあ、たまにはこういうのもいいでしょう。
いつもベージュとかだとつまらない。


翌日、朝食をいつものようにおかゆを食べた後、クアラルンプールの 動物園 (Zoo Negara) に向かった。


動物園はちょっと離れたところにあるので、電車でちょっと行ってからタクシーで向かった。

メータは使えないと運転手に言われて片道RM10の言い値だったが、返りはメーターでRM7.5だった。ふむ。


入場料がRM80(約2600円)もする。
パンダ見ないならばRM50(1600円)だが、それは中途半端だ。

いくら円安が進んでいるとは言え、ドル換算を考えたとしても、私が外国で回った動物園の中でも、一番高いんじゃないかと思う。

比べるのも何だが、上野動物園の入場料は600円だ(苦笑)
旭川動物園は820円。ふむ。

入園時間は10時半頃。


それにしても、この動物園、動物たちが元気だ。

他の多くの動物園の「やる気なさそうにしている動物たち」と比べるとその差は歴然(苦笑)


めちゃ動き回っている。


この鳥も、ばたばた動いている。


そして定番のショー。 11時と3時にあるようだ。午前中のショーに間に合って良かった。

アザラシが中心で、さすがにイルカはいないようだ。


ジャンプ成功。


輪っかをキャッチ成功。


クロコダイルを首に巻き付けられる観客。


インコかな? 客席まで飛ばすパフォーマンス。


再度アザラシのショー。


バスケットボールをうまく操るアザラシ。


馬(?)やインコと記念撮影ができるらしい。

後ろではまだまだアザラシが待機している。


そしてショーは終了。


園内を回る。

最初は海や川の生き物。


食事をした後、更に散策。

標準見学時間が2時間とあったが、とても2時間では回りきれない。

そもそも、ショーだけで30分以上必要だし、食事もしたら更に30分。
園内も広いし、パンダ館もある。


園内を回り、パンダ館にたどり着いたのは既に2時近く。

活発に動き回るパンダ。

やはり、他の動物園よりも概ね動物たちの元気が良い。
暖かい気候のおかげか? 広々としたところで元気よく暮らしているからか?


パンダがかわいい。


そしてパンダ館を離れる。


ここの虎は今まで見た虎の中で一番かっこ良いかも。


ライオンは日陰でうとうとしていた・・・。


鹿はたくさんいる。


そして鳥の区域へ。


キリン。


最期に蝶のエリアへ。


結局出たのは4時頃。 6時間も動物園で過ごしてしまった。

帰る時間に、ちょうどパフォーマンスと居合わせた。
出入り口のところでスタッフたちがパフォーマンスをしていた。


動物園を出て大通りまで歩いて、方向的に逆なので歩道橋を渡って逆に行ってからタクシーを拾った。
バス停がちょうどそこにあったが、時刻表もないのでタクシーで朝来た最寄りの鉄道駅に向かったが、RM7.5(240円)だった。

そして電車に乗り、ホテルに帰る。


帰国前日。

朝食は安定のおかゆ。


そして繁華街のブヒゥビンタンに行ってみるが、古い繁華街と新しいモールの組み合わさった場所だった。
古い繁華街は中華街とどっこいどっこいかな・・・。 写真撮るの忘れた。

モールは、国際ブランドが多く入っていた。

綺麗ですが、「まあ、そうか」、という感じ。


クアラルンプールらしい目新しいものもさほど見つけられず、ちょうど上映していた「シンデレラ」を見てしまった。

が、これが予想以上によかった。宮殿が豪華すぎてしびれる。
ストーリーはお馴染みだけど泣ける。 中世ヨーロッパ建築好きな人にもお勧め。

そしてチャイナタウンに戻り、ちょっとしたお寺(?)を見てからホテルに戻る。


そして、翌日に帰国しました。