プラハ 個人旅行 2015年

2015-08-18 記
トピック:チェコプラハ

ワルシャワからプラハ(Praha)に移動

飛行機でワルシャワからプラハ(Praha)に移動します。

当初は10時間バスで行くつもりでしたがVISA入手がぎりぎりになってしまったので急遽飛行機に変更。この区間は安くてバス3,500円、飛行機は7,000円前後。

Skyscnnerで検索して、どうやらTripstaが一番安いと出てくるのだがここは決済の最後の最後で約500円を足すことでそれまでの見かけの価格を安く見せるようなくせ者サイトではあるが、その500円を加味してもここが一番安く、2割ほど値段が違ったので今回はここで購入。

日本サイトで決済すると日本円で請求されるが、国を変えるとその国の通貨で請求されるので私はポーランドで決済。 文字がポーランド語だったが、翻訳サイトを使って入力して決済完了。 これで1割くらい安くなる。

前日の昼間に検索した時は6,500円くらいだったが、ブラジルVISAの入手が早くできていればバスのつもりだったので航空券を買うのがぎりぎりになってしまい、結局8,400円ほどかかってしまった。 プラハの宿の予約を変えられないので仕方がない。

ワルシャワの空港はバスで行ける。
Google Mapで経路検索するとバス番号も含めて出てきてくれる。近くだと188番で行けるようだ。 乗り場もなんとなくわかる。 他にはCENTRUMから175番に乗ってもいけるようだ。

そしてチェコ航空にチェックインして、約1時間ちょっとでプラハへ。 近いもんだ。
このチェコ航空、シートベルトのベルトが表裏だった・・・。 飛行機でこれだとは。 チェコっていい加減な国なのかな? 自分でベルトを表裏ひっくり返しできたから良かったけれども、乗っている誰も気にして元に戻さないものなのかなあ? それとも単なるいたずらか?(そんな人ほとんどいないと思うが。。。)

プラハでもGoogle Mapで調べる。
どうやら119番のバスに乗った後、トラムの26番と24番に乗れば行けるようだ。
チケットは90分のものを買う。 十分だろう。

プラハでの宿は以下。

Plus Prague
6泊44.8ユーロ(約6,200円) 食事なし
1泊あたり約1,033円だ。





クラーロヴスカー庭園(カレル庭園, Královská zahrada)

プラハ観光の1日目。 とりあえず今日はトラム12番に乗り、丘の上らしきところで降りてからクラーロヴスカー庭園(カレル庭園, Královská zahrada)にまず行き、そこを通ってプラハ城を目指す。





プラハ城(Prague Castle) - 聖ヴィート大聖堂(St. Vitus Cathedral, Katedrála svatého Víta)

プラハ城(Prague Castle)にたどり着いたが、予想以上に巨大で驚いた。
城にある教会が立派すぎ。 なんじゃこりゃ。 ハプスブルク家、凄すぎだろ。
これが神聖ローマ帝国の実力か。

これはお勧めだ。 それにしても、夏だからか、観光客多すぎてびびったよ。

いまいち内容がよく分かっていないのでとりあえずそれっぽいチケットを買って聖ヴィート大聖堂(St. Vitus Cathedral, Katedrála svatého Víta)に入ってみる。

それにしてもこの大聖堂、巨大で圧倒される。 写真だと大きさがいまいち分からないが、実際に近づいてみるとその大きさに驚かされる。 よくもこんなものを何百年も前に作ったよな・・・。

ここは、入り口のところだけならチケットなしで入れるようだが、奥まで行って近くで見るならばチケットが必要だ。 教会だけならチケットなしでも十分かもしれないが、セットになっているチケットには他にも何カ所も入れるので、やはりチケットを買って良かった思えた。 たしかAセットで350コルナ(約1,790円)だったかな。



なんとなく、ヨーロッパにいるうちに「ヨーロッパが世界の中心」という意識が感覚的に理解できるようになってきた。こういう感覚かも? ここからアジア、あるいは南米、北米、全てが手に届く感覚に襲われる。この意識に基づくと、人によってはアメリカも理解できないかもしれないなあ、違いすぎて。



プラハ城(Prague Castle) - 衛兵の交代式

プラハ城(Prague Castle)でちょうど衛兵の交代式があったので見てみた。
遠くで見たけど、これは一見の価値がある。





プラハ城(Prague Castle) - 火薬塔(The Powder Tower)

プラハ城(Prague Castle)の北側にある 火薬塔(The Powder Tower) に行ってみる。
展望台にはなっていないが、中には軍隊に関する展示があった。





プラハ城(Prague Castle) - 聖イジー教会(St. George's Basilica)

プラハ城(Prague Castle)にある聖イジー教会(St. George's Basilica)に行く。
小さい教会だ。





プラハ城(Prague Castle) - 黄金の小道(Golden Lane)

プラハ城(Prague Castle)にある、黄金の小道(Golden Lane)と呼ばれているところに行く。
カフカを含む著名な芸術家などがここに住んでいたようだ。





プラハ城(Prague Castle) - ダリボルカ塔(Daliborka Tower)

プラハ城(Prague Castle)にて、黄金の小道(Golden Lane)の奥にあるダリボルカ塔(Daliborka Tower)に行ってみる。 ここは昔の牢獄&拷問場だったようだ。
投獄&拷問の道具が飾ってあって、なかなかどろどろしたところだ。 今は人が大勢いるのでそうでもないけど、夜にここに来たら凄そうだ。





プラハ城(Prague Castle) - 王宮美術館(Picture Gallery)

プラハ城(Prague Castle)の王宮美術館(Picture Gallery)に行ってみました。
数こそ多くはないがレベルの高い絵が展示されている。これは一見の価値がある。 中は撮影禁止。





プラハ城(Prague Castle) - 聖ヴィート大聖堂宝飾展

プラハ城(Prague Castle)の聖ヴィート大聖堂宝飾展(Exhibition of The Treasure of St. Vitus)に行ってみる。
ここはオーディオガイド(料金込、英語のみ)が付いているのでそれを聞きながら見学。
キリスト教関係のレベルの高い装飾品が数多く納められていて、一見の価値がある。 中は撮影禁止。





Parnas Ensemble コンサート(in Lichtenstein Palace)

Parnas Ensemble という5人グループのクラシックコンサートをLichtenstein Palaceで聞いてきました。

Parnas Ensemble (http://www.concerts-in-prague.com)
Youtubeチャンネル: Parnas Ensemble (https://www.youtube.com/user/ParnasEnsemble)

5人なのに凄いクオリティ。
最前列がちょうど空いていて演奏者から3mで聴いたけど良かったよ。やっぱり生はいいね。
定番のモルダウも良かったけど、弦楽器だけのボレロもいいなあ。

プラハのように歴史のある町はコンサートが多いしレベルも高い気がする。それでいて安い。
後列なら約2,600円、私は最前列だったけどそれでも約4,600円くらいだったよ。





プラハ動物園(Zoo Praha)

今日はプラハの動物園(Zoo Praha)へ。明日から3日間は天気が悪いので外に出る場所は今日中に見ておく予定だ。

周囲の町も同様に天気が悪いので逃げられない状態。なので、明日からは博物館/美術館で過ごすつもり。

それにしてもこの動物園、クオリティが高い。動物たちがのびのびとしているよ。クアラルンプールの動物園もこんな感じだったけどこっちの方が客層が良いから動物に近づいても動物、特に鳥が逃げて行かない。 この動物園は私が行ったことのある動物園の中でもトップクラスだね。





トロヤ城(Troja Castle, Trojský zámek)

動物園に行ったついでに、そのすぐ横にあるトロヤ城(Troja Castle, Trojský zámek)を見学した。
意外に立派で面白いが、わざわざこれだけのために来るほどではないかなぁ。





バロックオペラ・コンサート「Opera Barocca '15」

あまり親しみはなかったけどせっかくなのでバロックオペラを聞いてみた。
ずっと歌うのかと思ったら、数曲ごとに歌うっぽい。
バロックのクラシックってこんな感じなのかと勉強になったよ。縦笛が特徴的だった。
オペラの歌声は素晴らしいけど歌詞を勉強しないと面白さが半減かも。イタリア語かな? 予想通り、響きが凄いけど響きよりも表現に力が入っている印象だ。
建物が築300年のハプスブルク家が建てたもので内装や天井画、そしてシャンデリアが素晴らしい。
ピアノも最近のグランドピアノじゃなくて骨董品みたいなのを使っていた。よくわからないが凄そうな。
小さな部屋で、これまた演奏者まで4~5mの距離の生演奏。感無量だね。
それええ3,000円くらい。
プログラムはモンテヴェルディ(ヴェネツィア派)、フレスコバルディ(ローマ、メディチ家時代のフィレンツェ) 、カッチーニ(メディチ家時代のフィレンツェ)、 レオポルト1世 (ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝自身)などなど。コンサートのタイトルは「II dolce tormento」
http://www.operabarocca.cz/en/programme/dolce-tormento-en.html






J.A. Komensky Pedagogical Museum (Pedagogické muzeum J. A. Komenského v Praze)

今日、まずは J.A. Komensky Pedagogical Museum (Pedagogické muzeum J. A. Komenského v Praze) という教育関係の博物館に入ってみる。

ヨーロッパの教育の黎明期にプラハが活躍したことを示す展示になっていた。





元老院(The Czech Senate)

ふと歩いていたら、元老院(The Czech Senate)が無料で公開されていたので入ってみる。
いつも無料なのか特別に無料なのかはよくわからないが。





St. Nicholas Church(Kostel sv. Mikuláše na Malé Straně)

通りがかった St. Nicholas Church(Kostel sv. Mikuláše na Malé Straně) に入ってみる。
だいたいの教会は入場無料だが、ここは入場料をしっかり取るところだ。 ちゃっかりしているというかなんと言うか。 現地の人が祈りる用途としては大体無料なので、その入り口はまた別にあるのかもしれない。





プラハ市内

プラハ市内を散策する。
どこを見ても絵になる町だ。





プラハ国立美術館(ナショナルギャラリー, National Gallery in Prague) - Salm Palace

高台にある幾つかのプラハ国立美術館(ナショナルギャラリー, National Gallery in Prague) のうち、Salm Palace を見学する。
ここにも、これまたレベルの高い絵画が揃っている。

チケットはこの近くの3カ所入って300コルナ(約1,540円)なので1カ所約500円だ。 1カ所だけだともう少し高くなる。





プラハ国立美術館(ナショナルギャラリー, National Gallery in Prague) - Schwarzenberg Palace(Schwarzenberský palác v Praze)

プラハ国立美術館(ナショナルギャラリー, National Gallery in Prague) のSchwarzenberg Palace(Schwarzenberský palác v Praze) を見学する。

これまた数が多くてレベルも高い美術品が揃っている。 かなり満足だ。





クラシックコンサート(パイプオルガン+弦楽器 Cathedral of St. Clement Clementinum)

今日は教会のパイプオルガンと写真のおばさん4人によるクラシックコンサートを聞いてきた。

聞き慣れない曲が半分くらいだったけど、定番の四季のうち春と夏、それに定番のモルダウをアレンジバージョンだった。オルガンはソロで間に挟む形だった。こういうのもいいね。
自由席だったけれども早くから並んだので3列目、演奏者から4~5mの距離で聞けました。これで約2,500円、演奏時間1時間。 満足だ。





プラハ旧市街のウエスタンユニオン(Western Union)で両替詐欺

プラハ旧市街の ウエスタンユニオン(Western Union) で両替詐欺にあった。



Western Unionってしっかりしているイメージがあったけど、そうでもないんだな。
こんな詐欺を堂々とされたからには優先度を下げよう。

詐欺は2点
1)手数料28%チャージされそうになった → これは3%にまけさせたのでセーフ。 明細に明記されていたのでグレーゾーン。 法外な手数料だけれども、「チェックしない方が悪い」「騙される方が悪い」という領域だ。 最終的に手数料3%になったことでレートがまあまあなのでそれと相殺
2)ハンガリー通貨29,500がいつの間にか27,500で決算された。 してやられた。 油断したよ。 レートに気を取られていて、金額減らされていることに気がつかなかった。 以下に書くように2段階で減らされたので確信犯100%だよ。

最初29,500渡して最初の明細が28,500かつ手数料が28%だった。
この時点ではまだ27,500ではなくその一段階前の28,500に減らされたところ。

この時点ではまだ手数料28%に気を取られていた。
手数料28%はあり得んからキャンセルだと言ったら、「じゃあ、この金額はどうだ」と言って、ちょっと上乗せした金額を見せてきた。 具体的な手数料を言わないが、概算だとそれでも手数料10%くらい乗っていそうだからやっぱりキャンセルだと言ったら「いくらならいいんだ」というので、表示されているレートで手数料なしにしろと言ったら、手数料3%ならどうだと言ってきたのでレートが良いので相殺だと思い、OKした。

しかし、罠は手数料だけじゃなかったわけだ。

最初の明細を見せられた時点でハンガリー通貨29,500が28,500に減らされていたから、最初は私の数え間違いか勘違いと思った。 指摘しようと思っていましたが、レートの交渉に気を取られていてうっかりしてしまった。
そして、店から出て、はっ、と気がついて2回目の(最後の)明細を確認してみたら27,500になっていた。 何じゃこりゃ、という感じ。 心の中は29,500なのか28,500なのかどちらが正しかったのだろう・・・ と、もやもやとしていたのに、明細だと27,500になっているのだから。
ずっと心に残ってもやもやとしていましたので、この金額を間違う筈がない。

こんな手口で金額減らしてきたのだがら、これ、やっぱり最初渡したの29,500だっただろ。29,500→28,500、そして28,500→27,500と2回も金額変えたということは確信犯100%だろ。
少なくとも後者の28,500→27,500の部分は私が記憶100%確信を持って減らされたと断言できる。

キャッシュのやりとりだから証拠が残らないからこの程度はいい、と思っているのが見え見えだ。
これだから両替商は油断できないんだよ。

今から思えば、2回目のレシートを向こうが出してきたときに1回目のキャンセル済の明細と比べようと思ってそっちのレシート見せろと言ったら渋って「キャンセル済だ」「なんだ、もっとはっきり言ってくれ。何のことだ」とか言って1回目のレシートを渡さないようにごまかしていたのはこれが原因だったのですね。 レシート見比べられてしまうと、金額減らしたのが明らかだから。 それでも堂々としているのだから、場数を踏んだ詐欺師だな。 観光地だからカモがたくさん来るのだろう。

Western Unionはもっとしっかりしていると思っていたので油断したよ。 もう信用しない。

ワルシャワのWestern Unionはしっかりしてたんだけどな。 やっぱり観光地は大手でもこの程度かもしれないな。 プラハの詐欺の噂はあまり聞いていなかったので油断していたよ。

ハンガリー通貨と同時にポーランド通貨もちょっとだけ両替したのですが、そっちは金額が少ないこともあってノーマークだったが、そっちもやられていたかもしれないな。狙う方からすれば大きな方を狙うだろうけど詐欺師ならそこまでしても不思議ではない。

はああ。 ため息。

とは言っても被害にあったハンガリー通貨2000てのは890円くらいなので大した被害ではない。それで面白いネタが1つ入ったと思うしかないな。

基本的には現地通貨をATMでキャッシングなので両替所を使う機会がそもそも少ないためこういった被害に会うことはまれですが、実際に自分が被害に合うとショックだな。



プラハ国立美術館(ナショナルギャラリー, National Gallery in Prague) - Sternberg Palace(Šternberský palác)

プラハ国立美術館(ナショナルギャラリー, National Gallery in Prague) の Sternberg Palace(Šternberský palác) を見学する。

これまた数が多くてレベルの高い美術品が揃っていて、楽しめる。




フランツ・カフカ博物館(Franz Kafka Museum)

川沿いにあるフランツ・カフカ博物館(Franz Kafka Museum)に行ってみました。

かなり昔にカフカが有名だったような気がしていて、最近はあまり聞かないし内容も忘れかけていたので、興味本位に行ってみたのだ。
ちょっと不思議なストーリーの本を展開しているような気がしていたが、その背景は他民族のプラハに生まれたユダヤ人に生まれたという背景があったんだな。 だから、ああいうストーリーの描写になったのか、と、なんとなく背景が理解できたようなできないような。 そんなよく分からない作品を出しているカフカだから謎めいていて今でも人気があるのかもしれないな。



中は撮影禁止



プラハ国立博物館(National Museum) 新館

プラハ国立博物館(National Museum)の本館はまだ改装中で閉館しているが、新館はオープンしているようなので見学した。
だが、内容はあまりめぼしいところがなくて、ちょっと微妙。 やはり目玉は本館にあるのかな。





カンパ博物館(Museum Kampa)

川沿いにあるカンパ博物館(Museum Kampa)に入ってみる。
あまり期待していなかったが、なかなか興味深い作風で楽しめた。 



中は撮影禁止



チェコ音楽博物館(The Czech Museum of Music)

チェコ音楽博物館(The Czech Museum of Music)を見学する。
音楽で博物館は、東京にはあったような気がするが、そういえば通ってきた他の都市ではあまり見かけなかったな。 それだけここチェコが音楽と密接な関係があるということか。 そこら中でクラシックコンサートが連日行われているしな。

中の展示は、企画展は「音楽と死」に関する、興味深いテーマ。
常設展は古い音楽器具の展示やそれを使ったオーディオをその場で(ヘッドフォンで)聞くことができた。





プラハ市博物館(Prague City Museum)

プラハ市博物館(Prague City Museum)を見学する。
小さいがそれなりに充実していて満足。 バスに乗る前の空いた時間を有効活用できた。





トピック:チェコプラハ