フィレンツェにバスで移動
フィレンツェにバスで移動します。
電車にしようか迷ったけれども、ネットで割引き料金を買おうと思ったら変なエラーが出て買えない。
調べてみると、特別条件にマッチしていないから買えないらしい。 というか、エラーの表示からそれっが理解できないのだが・・・。 システムエラーにも見える。 割引きにもいくつかあって、買えそうな割引きもあるのだが、それほど安くないのでバスで行くことにしました。
バスも、とても先の予約であればかなり安いが、数日後だと29ユーロのものしかなく、それで予約した。
Eurolineで予約した筈が、バスは Baltour とかいうロゴのものに乗ることになった。 よくわからない。
バス乗り場はナポリ中央駅のすぐ南のターミナル。バーリからの到着場所と同じだ。
ちょっと遅い出発なのでホテルのロビーでチェックアウト後にしばらく滞在して、午後から出かけてターミナルに到着、バスに乗り込んだ。
それにしても、バスに乗る移民あるいは出稼ぎっぽい人のマナー悪いね。 割り込んでくるし態度でかいし。 こんな移民受け入れて大丈夫なのかEU... と思ったら、早速ドイツが移民に対して国境閉鎖それがEU各国に連鎖的に広がった。 そりゃそうだよな。 こんなのがわんさか入ってきたら収集つかない。
そんでもってバスはゆっくりと6時間くらいかけてナポリからフィレンツェに向かい、夜9時20分頃、フィレンツェ駅の近くに到着した。
もう遅い時間なので、歩いている現地人ぽい人たちが背後を警戒している。
私がとことこ近づいていくと、スリが近づいてきたのかと警戒して立ち止まったり道の逆側に移動したりする。
それだけここフィレンツェはスリが多いのかな? まだ9時半なのに。
ここでの宿は以下だ:
Veneto Residence Florence
ドミトリ4泊72ユーロ(63ユーロ+税金)(約9,770円) 食事なし
1泊あたり約2,450円
割と中心街に近くてそこそこの値段なので選択した。
駅から宿まで歩く間に、日本人が山ほどいる。何じゃこりゃ?
私は特に疲れるといびきが出るのだが同室のトルコ人が眠れないと言い出してトラブルに。 でも、その彼もいびきをかくので録音して「お前もじゃ!」と言って聞かせたら黙って、私が持ってた耳栓渡して使うように言ったら急に仲良くしよう、みたいなニュアンスで手にキスしてきた。 よくわからん。 耳栓はあげたわけじゃないのに勝手に持って行かれた。 これだからいい加減な人は嫌なんだよ・・・。 無料なわけないだろ。
それにしても、フィレンツェは意外とこぢんまりとした町だ。










































電車にしようか迷ったけれども、ネットで割引き料金を買おうと思ったら変なエラーが出て買えない。
調べてみると、特別条件にマッチしていないから買えないらしい。 というか、エラーの表示からそれっが理解できないのだが・・・。 システムエラーにも見える。 割引きにもいくつかあって、買えそうな割引きもあるのだが、それほど安くないのでバスで行くことにしました。
バスも、とても先の予約であればかなり安いが、数日後だと29ユーロのものしかなく、それで予約した。
Eurolineで予約した筈が、バスは Baltour とかいうロゴのものに乗ることになった。 よくわからない。
バス乗り場はナポリ中央駅のすぐ南のターミナル。バーリからの到着場所と同じだ。
ちょっと遅い出発なのでホテルのロビーでチェックアウト後にしばらく滞在して、午後から出かけてターミナルに到着、バスに乗り込んだ。
それにしても、バスに乗る移民あるいは出稼ぎっぽい人のマナー悪いね。 割り込んでくるし態度でかいし。 こんな移民受け入れて大丈夫なのかEU... と思ったら、早速ドイツが移民に対して国境閉鎖それがEU各国に連鎖的に広がった。 そりゃそうだよな。 こんなのがわんさか入ってきたら収集つかない。
そんでもってバスはゆっくりと6時間くらいかけてナポリからフィレンツェに向かい、夜9時20分頃、フィレンツェ駅の近くに到着した。
もう遅い時間なので、歩いている現地人ぽい人たちが背後を警戒している。
私がとことこ近づいていくと、スリが近づいてきたのかと警戒して立ち止まったり道の逆側に移動したりする。
それだけここフィレンツェはスリが多いのかな? まだ9時半なのに。
ここでの宿は以下だ:
Veneto Residence Florence
ドミトリ4泊72ユーロ(63ユーロ+税金)(約9,770円) 食事なし
1泊あたり約2,450円
割と中心街に近くてそこそこの値段なので選択した。
駅から宿まで歩く間に、日本人が山ほどいる。何じゃこりゃ?
私は特に疲れるといびきが出るのだが同室のトルコ人が眠れないと言い出してトラブルに。 でも、その彼もいびきをかくので録音して「お前もじゃ!」と言って聞かせたら黙って、私が持ってた耳栓渡して使うように言ったら急に仲良くしよう、みたいなニュアンスで手にキスしてきた。 よくわからん。 耳栓はあげたわけじゃないのに勝手に持って行かれた。 これだからいい加減な人は嫌なんだよ・・・。 無料なわけないだろ。
それにしても、フィレンツェは意外とこぢんまりとした町だ。
ピッティ宮殿(Pitti Palace)
ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)
アカデミア美術館(Accademia Gallery in Florence)
フィレンツェ国立考古学博物館(National Archaeological Museum, Florence)
ウフィツィ美術館(Uffizi Gallery, Galleria degli Uffizi)
メディチ・リッカルディ宮殿(Palazzo Medici Riccardi)とマージの礼拝堂(The Chapel of the Magi, Cappella Magi)
ダンテの家(生家, Dante House, Museo Casa di Dante)
世界の民族と伝統習慣博物館(Museo di Storia Naturale, Sezione di Antropologia ed Etnologia)
バルジェッロ国立美術館(Bargello National Museum, Museo Nazionale del Bargello)
ガリレオ博物館(Museo Galileo, Institute and Museum of the History of Science)
サンタ・クローチェ聖堂/教会(Basilica of Santa Croce in Florence, Basilica di Santa Croce)
サンマルコ教会(San Marco Church, Basilica di San Marco in Florence)
サンマルコ美術館(Museum of San Marco, Museo di San Marco)
スティッベルト博物館(Stibbert Museum, Museo Stibbert)
駅のちょっと北側にあるスティッベルト博物館(Stibbert Museum, Museo Stibbert)に行ってみる。
ここはプライベートなコレクションだが、かなり充実していて楽しめる。
もっと有名になってもいいくらいだと思う。
Google mapで調べるとバスに乗っていけるようなので割と簡単に着くことができた。 昔はバスに乗るのなんて一苦労だったのに便利な世の中になったものです。
そして到着すると、開館時間まであと5分ほどの丁度良い時間に着くことが出来たので1番目のツアーに参加することができた。 ガイドはないので正確にはツアーではないのだが、カギの係の人が順番に部屋を開けてくれるようになっている。
最初は私一人、後からやって来て途中から参加したもう2人、合わせて3人で鑑賞することができた。
























































































































































































































































































































ここはプライベートなコレクションだが、かなり充実していて楽しめる。
もっと有名になってもいいくらいだと思う。
Google mapで調べるとバスに乗っていけるようなので割と簡単に着くことができた。 昔はバスに乗るのなんて一苦労だったのに便利な世の中になったものです。
そして到着すると、開館時間まであと5分ほどの丁度良い時間に着くことが出来たので1番目のツアーに参加することができた。 ガイドはないので正確にはツアーではないのだが、カギの係の人が順番に部屋を開けてくれるようになっている。
最初は私一人、後からやって来て途中から参加したもう2人、合わせて3人で鑑賞することができた。
メディチ家礼拝堂(Museum of Medici Chapels)
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(聖堂, Church of Santa Maria Novella, Opera per Santa Maria Novella)
サン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ, 花の聖母大聖堂, フィレンツェ大聖堂)
聖レパタータの地下聖堂(Cripta di Santa Reparata)
大聖堂のクーポラ(円屋根, Cupola)
ジョットの鐘楼(Giotto's Bell Tower, Campanile di Giotto)
続いて、ジョットの鐘楼(Giotto's Bell Tower, Campanile di Giotto)に登る。
クーポラ(円屋根, Cupola)と似た風景ではあるが、ここからクーポラが目の前に見えるので独特の風景が見れて、こちらの方がフィレンツェっぽいかもしれない。






























フィレンツェは今はオシャレなイメージで売っているけれども街は小さいし目玉の建物も少ししかないしこの種の都市にしては美術館の数は普通で取り立てて多い訳ではない。中世時代のフィレンツェの都市国家としての勢力は低くて周辺国家に翻弄されていたというのもよくわかる。その程度の規模の都市だ。やはりマキャベリのような思想家がそれでもフィレンツェを継続させ、政治に巧みな治政者が今の時代にフィレンツェを高値で観光客に売りつけている構図がよく見える。都市の魅力としてはプラハの方が3倍くらい上だし。この程度の都市にしてはフィレンツェはよくやっているよ。商売上手だ。観光客を呼び寄せてしまえば後は搾り取るだけだしな。それでいてあまり反感を買われないやり方をして顧客に満足してもらっている。こういう商売上手なところから学ばないとな。
クーポラ(円屋根, Cupola)と似た風景ではあるが、ここからクーポラが目の前に見えるので独特の風景が見れて、こちらの方がフィレンツェっぽいかもしれない。
フィレンツェは今はオシャレなイメージで売っているけれども街は小さいし目玉の建物も少ししかないしこの種の都市にしては美術館の数は普通で取り立てて多い訳ではない。中世時代のフィレンツェの都市国家としての勢力は低くて周辺国家に翻弄されていたというのもよくわかる。その程度の規模の都市だ。やはりマキャベリのような思想家がそれでもフィレンツェを継続させ、政治に巧みな治政者が今の時代にフィレンツェを高値で観光客に売りつけている構図がよく見える。都市の魅力としてはプラハの方が3倍くらい上だし。この程度の都市にしてはフィレンツェはよくやっているよ。商売上手だ。観光客を呼び寄せてしまえば後は搾り取るだけだしな。それでいてあまり反感を買われないやり方をして顧客に満足してもらっている。こういう商売上手なところから学ばないとな。
サン・ロレンツォ聖堂(Basilica di San Lorenzo)
メディチ家礼拝堂のすぐ横にあるサン・ロレンツォ聖堂(Basilica di San Lorenzo)に行ってみる。
これもまた大きくて見応えのある教会だ。













































































キリスト教の絵を山ほど鑑賞しているうちに、これって日本の神話にもある「能力を奪われる物語」のような気がしてきた。古事記とかで神様が能力を奪われる構図と、キリストが殺されて血と肉を奪われる=能力を奪われるという構図だな。キリスト教徒に言ったら怒られる解釈だろうけど、もともとキリストは異端者で嫌われていたのに後から神格化されたと言うことは、彼を恐れていたから殺して能力を奪ったというストーリーがすっきりする。キリストが人間の業を背負って死んだとかいう定番の解釈はしっくり来なくて、キリストは他人の業で殺された被害者、と考えた方がすっきりする。こんなことキリスト教の国家で言ったら迫害か追放かもしれないな。日本人でよかった。
これもまた大きくて見応えのある教会だ。
キリスト教の絵を山ほど鑑賞しているうちに、これって日本の神話にもある「能力を奪われる物語」のような気がしてきた。古事記とかで神様が能力を奪われる構図と、キリストが殺されて血と肉を奪われる=能力を奪われるという構図だな。キリスト教徒に言ったら怒られる解釈だろうけど、もともとキリストは異端者で嫌われていたのに後から神格化されたと言うことは、彼を恐れていたから殺して能力を奪ったというストーリーがすっきりする。キリストが人間の業を背負って死んだとかいう定番の解釈はしっくり来なくて、キリストは他人の業で殺された被害者、と考えた方がすっきりする。こんなことキリスト教の国家で言ったら迫害か追放かもしれないな。日本人でよかった。