ペリート・モレノ(Perito Moreno)のバイク用品店

2015-12-22 記載
トピック:アルゼンチンペリート・モレノ

この町で小さなバイク&車の部品屋があったのでチェーン購入し、同じ町の車工場でチェーンを付けてもらった。



チェーンはチリで買ったものの2倍くらいの値段で、品物の良さなのか或いは単にアルゼンチン物価のためなのかよく分からない。箱には日本語のひらがなで「にほんひんしつ」と書いてあるが中国製。また中国製か・・・と思ったが先日のものとは物が違うようなので、どちらにせよ今使っているのは今後も伸び続けることが予想されるので高い気もしたが安心料としてチェーン購入した。その部品屋では交換はしていないようなので別のところで作業してもらったが、工賃は別途かかったので、合計を考えるとかなり高くついた。パタゴニアは部品も工賃も高い気がするが、周囲は何もないような小さな町なので仕方がない面もある。



この部品屋はおじいさんとおばあさんが運営していますが、壁にはバイクに乗ったおじいさんとおばあさんらしき写真が飾ってあるので、昔は周囲をバイクで乗り回していたのだろう。おじいさんだけでなくおばあさんもバイク部品の型番とかを手際よくチェックしていた。
今はこの町にこのお店しかバイク用品店がないが、おじいさんとおばあさんの年を考えるとあと10年続くかどうか分からないので、その後はこのPerito Merenoはバイク部品も手に入らない町になってしまうのかもしれない。
10時開店なのに10時20分まで開かなかったりするような田舎時間の運営だが、何故か客が沢山来るので需要はあるのだろう。もしかしたらこのお店がなくなれば誰かがお店を引き継ぐか新しくお店を作っても不思議ではないが、需要があるのは車の方だろうからバイクの方はどうなるかわからないが。おじいさんとおばあさんの趣味が高じてバイクも扱っているような雰囲気がしたからだ。バイクで儲かっているようには見えなかった。
ついでに後輪タイヤがあれば交換しても良かったのだが在庫はないようだ。ふむ。

そんなわけで、たった1500kmしか使わなかった中国製チェーンを新しい「にほんひんしつ」と書かれた中国製チェーンに取り替えて、いざ出発。さすがに最初は調子が良い。問題は1000~2000km走った後の調子だな。