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最終走行距離

2016-06-20 記載
トピック:コロンビア2回目 ボゴタ

最終目的地そして南米出発点でもあるボゴタに到着です。明日バイク屋まで走れば終了です。

最終的な南米ツーリングの走行距離は38,000kmでした。端数70kmとここからバイク屋に走る距離12kmはメーター誤差の範疇でしょう。



燃費等の集計が出ました。
■走行距離 38070.2km
■ガソリン 1024.5L
■ガソリン代 104,765円
■燃費 37.2km/L
さすが小型バイク(180cc)、燃費良いですね。
90~100km巡航がMaxですが、南米であればこれで何とかなります。むしろこれ以上飛ばすと道に突然現れる穴ぼこに突っ込んでしまって危ないからちょうど良いです。

燃料タンクは16Lで、1回の給油での最高走行距離は671kmでした。ただ、それはペルーの標高数千メートルから降りてくる時の特殊ケースではありましたが、まだまだ走りそうな感じでした。
普通の走行での最高走行距離は600kmでした。ガス欠まで走ったことはなくて、リザーブには度々入っていました。
あまり飛ばさずに80~90km巡航であれば500kmは普通に走ります。
100km近い巡航になると急に燃費が落ちて一番悪い時で380kmくらい、95km前後だと400~450kmが最高でしょうか。
買う時にホンダやヤマハを見たのですがどれもタンクが小さくて南米走るには不安があったので、タンクの大きいこれにして正解でした。
ホンダやヤマハの同クラスはキャリアが小さいのでキャリアが大きいこれにしたことも利点です。

そして、バイクの売買が成立。

約23万円で8ヶ月前に買って、今日800USドルで売れました。

バイク本体は差引15万円で8ヶ月も走ってくれたのでコストパフォーマンス最高です。
コロンビアペソでもらっても困るなあ... と思って相談していたらUSDで用意してくれることになったのも良かったです。
購入したショップの人が口を聞いてくれて個人売買を仲介してくれたので到着時には買い主候補が決まっていて、到着2日目の今日に売却が決まりました。
スムーズで良かったです。
→そして無事に800ドル入手完了。ミッション終了です。

満足です。


■ボゴタの印象
8ヶ月前(南米回る前):暗くて怖い町。治安悪そう。
今(南米回った後):普通の都市。治安も悪くない

随時と印象が変わるものです。


思いのほか早くバイク売却できたので、次に行くイースター島(27日)の前にどこか行こうと思いました。
候補はいろいろあるのですが、

■メデジン(コロンビア)
第一候補。まだ行っていないしボゴタ現地人のお勧め。
日本人からしたら危険そうなイメージですが、ボゴタ現地人としては全然危険じゃない、とのこと。

■コロンビア北部、パナマ近くの島
ボゴタ現地人いわく、リゾートっぽくてお勧めとのこと。日数的に、ちょっと遠いかな。

■キューバ
わざわざ行くには日数が短いかな?

■ブラジル
北部の砂漠にある、雨期にのみ出現する湖に興味があるが、行くにはちょっと日数が足りないかな?

■ベネズエラ
CNNを見ていると時々ベネズエラのニュースが流れて、酷い内容ばかり。今行く時ではないと判断。こちらボゴタ在住の現地人に聞いてもベネズエラは現在政治的に混乱しているので行かない方が良い、とまで言われてしまいました。
・オイル輸出が2004年の数分の一
・年間インフレ480%
・食料の不足
・暴動の勃発。死人も出ている
・政治的不安。大統領に対するデモ
・病院には麻酔もなくて、病人は麻酔なしで切り刻んだり糸を繋がれたりしている。抗生物質も不足している。http://www.bbc.com/news/world-latin-america-36228104
 →こんな状況のベネズエラで事故に巻き込まれたらアウトです。死ぬより辛い麻酔なしの手術、しかも清潔でない可能性が高く、感染症にかかる可能性が高まる。

ということで、22日からメデジンに行くことにしました。


さっき黄金博物館の前で私が横にかけていたショルダーバッグにすれ違いざまに手を伸ばしてきたおばさんというかお婆さん。
80%以上の確率でスリなのだが、私が気付いて振り返ったらジェスチャーで『バッグは前に持たなきゃダメでしょ』と仕草をした。
これはインドのデリーでもスリ失敗時にスリが同じようなニュアンスをしたので、スリが失敗したときにスリが行う世界的な社交辞令かもしれないな。
気を付けなさいよ、というのは『よく気が付いたね』とか『次は逃さないわよ』みたいな挨拶ですね。
指摘するなら正面で素直に指摘する筈。そういう人もいるので、それは親切な人。
タッチしてから指摘するのはスリですね。



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