エルカルナシオン 個人観光 2016年

2016-01-17 記
トピック:パラグアイエルカルナシオン


エルカルナシオン(Encarnación)に移動

エルカルナシオンに到着です。明日はブラジルビザを取得します。



ここでの宿は以下。

Casa de la Y
ドミトリ 70,000グアラニー(約1,400円) 朝食付

ガソリンの値段は変わらないけど、アルゼンチンでは売られていないグレードの低いガソリン(オクタン85)を安く売っている。
食べ物がアルゼンチンより遥かに安くてペルー並の価格のような気がする。

この宿だけかもしれないけど朝食がアルゼンチンの「コーヒーとパン2つ(たまにジュース付く)」より少し増えて「コーヒーとジュース、パン沢山、果物付き」になった。エッグとベーコンは別料金らしいが、メニューにあるだけ素晴らしい。


国境 Puente Internacional San Roque González (アルゼンチン→パラグアイ・エルカルナシオン)

■アルゼンチン出国
橋の手前に施設がある。
料金所のようなところで出国スタンプをもらう。
そのすぐ先にある料金所のようなところでペルミソ返却して終了。

■パラグアイ入国
橋を渡った先に料金所のようなところがあるが、料金所のようなところには人がいないのでバイクを止めて建物の方で入国スタンプをもらう。
建物の別の部屋でペルミソ発行してもらう。


ブラジルビザ入手

無事、ブラジルビザ入手。噂通り簡単でした。私は昨年8月頃にワルシャワで1回ビザ入手しているので銀行の残高証明も準備済でしたがここはクレジットカードだけでいけるようです。一応両方提出しましたが残高証明は去年の4月のものだったので無効だったかも。どちらにせよ2時間ほどですぐビザが出ました。予定通り。



■手順
1.ホームページで必要情報入力。受付番号を控える
  https://formulario-mre.serpro.gov.br/sci/pages/web/pacomPasesWebInicial.jsf 英語モードで入力
2.以下を用意
  写真用意
  手数料
  残高証明書(エルカルナシオンはクレジットカードでも代用可能)
3.窓口で申請
4.2時間後に受け取り


バイク用品入手

シールド留めが壊れて使い辛かったヘルメットを買い替え。
ミラーにかけたままダートでチェーン調整していたら倒してしまった時に下敷きになって以来、ずっと調子が悪かったのだ。
この新しいのは安っぽいけどスモークシールド付きの2重シールドになっているので暑いこのあたりでは重宝する。
前のも2重シールドだったけれども、前の方がスモークシールドの性能が良かったな。この新しいのはちょっと歪んでて目が疲れる。安物はこんなものか。
でも、ここだといいの売ってないんだよね。220000グラーニ(約4300円)
アルゼンチンで買おうとすると非常に高くて日本の倍の値段なので、このくらいが安全面と価格バランスのいい線だ。




ジャケットを新調しました。
前のはコロンビアで買った約7000円の冬物で、まだ使えるけど暑くてかさばるので冬物は一旦捨てます。違いはフリース1枚くらいなので中にフリース着ればさほど違いがなさそう。コロンビアは高地なので冬物ラインナップが豊富だったので夏物は少なかったけれども、最初からこれでも良かったな。
まあ、虫が激突して汚れていたのでちょうど良い換え時だったかも。洗えば取れるレベルといえばそうですが、なんとなく汚れは残るし、新しいのは気持ちが良い。
夏ジャケットは290000グラーニ(約5700円), 一応中側に綿入り1枚をチャックで取り外せるようになっているので秋くらいにも対応できそうです。このくらいの値段だと買い替えにも躊躇しなくていい。前の散々使ったしね。
日本で買うような数万円レベルだと躊躇するけど。




ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナのイエズス会伝道所(Santísima Trinidad del Paraná)

この周辺には理想郷を作ろうとしたイエズス会が作った廃墟が点々としている。ここもその1つ。
遺跡に立ち入ると、「争いのない平和な世界」というイメージが強く感じられる。そういう理想郷を作ろうとした人たちが集まった場所なのだろう。興味深い。
その後、権力者や現地人に理解されずに襲撃を受けて廃墟になったのは皮肉な話だ。
教会の地下にあるCrypt(墓地)には、未だ理想郷を作ろうと願っている魂がいるかのような感覚に襲われたよ。イメージとしては、夢の途中で崩壊してしまった理想郷を再度作るための中心人物になれる人が現れるのを待っているかのような。その「選ばれし者」はいつかここを訪れるのかもしれない。(少なくとも私ではないようだ)
その「選ばれし者」が表れたら指導者になって理想郷を作ろうとするのだろう。魂の手助けによって。
そんな想像をかき立てられる場所です。ここは。



南米におけるイエズス会の歴史。興味深い。
「私たちの40年!! あるぜんちな丸同船者寄稿集」
http://40anos.nikkeybrasil.com.br/jp/biografia.php?cod=1006



初パンク修理

初パンク。
パラグアイの道にはいろいろなものが落ちていて、割れたガラス瓶のかけらがそこら中にあって何度も踏んだし、明らかに釘っぽいのがいくつも目視可能なくらい落ちている。
それだけに慎重になってタイヤチェックを念入りにしたらあっという間にパンク発見。釘っぽいのが刺さっているが空気は抜けていないようだ。いつから刺さっていたんだろう?ここしばらくは止まっている時点で上になっている方をチェックするくらいだったので見逃していたのかもしれないし、刺さったばかりなのかもしれない。
20kmほどエンカルナシオンに戻って街道沿いのバイク屋に見せたら、掘っ建て小屋を指差して「あそこ行け」と言う。そこに行ったら、ちょちょいのちょいで直してしまった。ついでにチェーン位置調整もしてもらって合計10,000グラーニ(約200円) 。やっす・・・。
写真をよく見ると路面側が削れているのでしばらく刺さったままだったかもしれないな。修理屋が鉄を抜いた時にすぐ空気が抜けなかったので貫通しておらず、しばらく刺さったままだった可能性も大いにある。
それにしてもチューブレスのパンク修理はYoutubeで見ただけで間近で見たことなかったので勉強になった。
いやはや、これがパタゴニアでなくて良かったです。




ヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所(Jesús de Tavarangüe, Jesuit Mission of Jesús de Tavarangüe)

ここも平和なところ。
イエスズ会の平和の理念のイメージを強く感じる。
そんな想像が浮かんでくる場所です。




オイル交換

パラグアイでオイル交換しました。
オイルは持参していたので交換工賃だけで5000グラーニ(約100円)。安い・・・。アルゼンチンなら100ペソ(約900円)は普通に取られるところ。
パタゴニアでレッドゾーン手前の8000回転まで上げて巡航していたらオイルの減りが早い感じだったので念のためオイルを1L持ち歩いていたのですが、結局使わずにパタゴニア脱出したのでそのストックをここで使ったのです。
アルゼンチンでやってもらっても良かったのですがアルゼンチンのような工賃が高いところでオイル持参はちょっと気が引けたのでパラグアイにしました。
予想通り、文句もなく普通にてきぱき作業してくれました。
パラグアイはバイクが多く走っているし古いバイクも多いので、こういったバイク用の修理場が街道沿いにたくさんあります。