訪問する時間が少し遅かったせいか、意外に空いていました。4つある諏訪大社の中で、上社の本宮とここ下社の秋宮が同じような雰囲気ではありますが個人的には秋宮の方がしっとりとした感じで気に入りましたね。この辺りは好みかもしれません。
上社の本宮はもっとあっさりとした感じで、どうやら上社は男の神様で下社は女の神様とのことで、そう言われてみると下社の特に秋宮がしっとりとした感じなのは、そういうことなのかもしれません。上社があっさりとしているのも男の神様と言われると、腑に落ちます。冬には上社の男の神様が凍った諏訪湖を渡って下社の女の神様に会いに行く時に氷に割れ目を作る現象が見られるとのことですけど、最近は暖冬であまり見られない、とのことでした。10cmくらいは凍らないと見られないのだとか。
上社と下社とでは紋に少しの違いがあって、根の部分が上社は四本、下社は五本とのこと。由来も聞いたのですけど、なぜか思い出せません。
この辺りの男は祭りとなると血が騒ぐらしく、映像を見ると山の男、という感じでした。ですので、この辺りは男の街なのかなあと思って地元の人に話を聞くとこの辺りは昔から女性の方が職業にしろ何にせよ強くて、富岡製糸場にしても女性の方が器用で重宝されて、今でもこの辺りにはエプソンなど工場が沢山あるので昔から女性は就職に困らない、とのこと。だから、この辺りは女性の街です、と資料館のおじいさんが言っていました。そうなのですね。
BGM:Copyright(C) Music Palette