今回は台湾に行くことにしました。
使用した航空会社はエバー航空。
今まで何度も名前だけは聞いたことがあったものの、なかなか使用するには至らなかった会社。 というのも、エバー航空で東南アジアに行くとなると高い確率で往復どちらか台北で一泊が必要になるからだ。
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| エバー航空 |
今回は台北往復であるのでその敷居も下がり、年末年始にしては安い値段でチケットを取ることができた。サーチャージや諸経費込みでほぼ6万。閑散期は3万であることを考えるとそれでもまだ高いが。
このエバー航空、安くても安全性は高いとの評判だ。実際、機内サービスも親切で、十分すぎるほど十分だ。
前から台湾に行こうとしていたが、近いからいつでも行けるという思いが強く、なかなか決め手にかけていた。
今回は、現在私が貯金モードに入っていて節約中であることと、原油価格の高騰によりサーチャージの額がばかにならないため、近場の中で選んだ結果、こうなった。
それに、北京オリンピック以降は台中戦争という可能性もゼロではない。 北京オリンピックまでは世界の目を気にして中国も迂闊な行動を取らないが、それ以降は、台湾独立宣言をトリガーとした台中戦争があるかもしれない。 平和で安全な今のうち、行けるうちに行っておきたいと思ったのだ。
なにを今更この平和な時代にと思うかもしれないが、中国はチベット侵攻やベトナム戦争と、第二次世界大戦以降も周辺各国に侵攻を続けている。 台湾海峡が平和なのはアメリカ軍のおかげである。 本来、日本が守るべきアジアの平和なのに。
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そんなこんなで、あっと言う間に台湾に到着する。4時間。快適な空の旅だ。
台北の台湾桃園国際空港に降り立ち、入国審査を済ませる。 空港で両替も済ませる。 台湾は新紙幣に切り替わったとのことなのでそこで前回残りの紙幣を新紙幣に変えようと思ったところ、どうやら私の勘違いで、前回余ったそれは新紙幣でそのまま使えるらしい。ふむ。
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| 空港で乗ったバスからの眺め |
宿は台北駅(火車站)の近くを取ってあるので、そこまでバスに乗ることに。バスは何便も出ているが、大有巴士というところの西線90元のチケットを買った。この路線、ガイドブックには110元と書いてあるがこの値段だった。違いは謎である。 乗り場では予定時刻より十数分遅れて出発し、到着も合わせて30分以上遅れた。 夕方の台北周辺はさすがに混雑するようだ。
さすがに2回目なので、なんとなく位置関係もわかり、ガイドブックを見ながらバスの位置を逐次確認する。 乗り場の路線地図に書いてあった終点位置まで行くのかな・・・ と思いきや、少し手前で終点と言われた。 ふむ。
バスを降りてから、まずはホテルに向かう。台北駅(火車站)から歩いて10分といったところか。 このホテルは、偶然にも数年前に台北に来たときに使用したホテルだ。駅前でのリーズナブルなホテルは限られるということか? 好みが変わっていないのか?
さすがに夜なのでお腹が空いており、早速、夜市に繰り出して食事を取ることにしました。
近くの夜市をと探したところ、少し北に寧夏路夜市があるようなので、タクシーを拾ってそこに向かう。90元(315円。初乗り70元で300mごとに5元プラス)だった。
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寧夏路夜市は食べ物を中心とした夜市だそうだ。とても賑やか。
前回は臭豆腐(チョウトウフ)の臭いが鼻について、どれもこれもことごとく美味しく食べられなかったが、今度こそリベンジだ。
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散策し、まず見つけたのが虫可仔煎(オーアーチェン)だ。これは、タイ中部に行ったときに屋台で見つけたもので、オムレツのような中にカキが入っていて、とてもジューシーで忘れがたい味だったのだ。 それをガイドブックでまず見つけ、その屋台が目の前にあるのだからもう食べるしかない。
食べたが・・・。 うーん。 おいしいにはおいしいが、それほどでもない。 何かあの時の味とは違うのは仕方がないといえば仕方がないが。 やはり、タイ中部に行きたくなってきたぞ。
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その後、煮込み肉のようなものを食べたりした。
夜市の帰りは、タクシーに乗ろうかとも思ったが、さほど遠くなさそうなので歩いて帰ることに。
・・・だが、これが大失敗。 思いのほか時間がかかり、とても疲れてしまった。 次からはためらわずタクシーを使おうと心に決める。
明日は町中を探索しようと思う。
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龍山寺(ロンサンスー)、国立台湾民主記念館(旧・中正記念堂) 、国立歴史博物館、国立台湾博物館と台北二二八記念館、台湾の環島週遊票
龍山寺(ロンサンスー)
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朝、日本でいつも起きている時間に一度起きてしまった。まだ朝5時。 再度寝て6時半に起き直す。
7時から朝食をホテルに付いている1Fの食堂で食べた後、朝早くから開いている龍山寺(ロンサンスー)に向かうことにしました。
ここは台湾最古のお寺で、台北駅(火車站)からもそれほど遠くない。
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大通りに出てからタクシーで向かったところ、これまた90元。
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ここが、なかなか雰囲気のあるお寺だった。
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水撒きをしている人。
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飾り物がいろいろある。
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太陽と鯉、か?
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龍山寺(ロンサンスー)
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見学しようとしたところ、何やら人が大勢詰めかけていた・・・。
どうやら朝の祈りを捧げているようだ。このような人の邪魔をしてはいけないので、ゆっくりと見学コースを歩く私。
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ぐるりと回って、さて帰ろうかと思ったら、ふと、周囲の人たちが一斉にスートラ(?)を唱えだした・・・・。
実際、それは唱えるというより、まるで歌を歌っているかのようなものだった。
私は、つい聞き入ってしまった。 言葉の意味はわからないが、どこか知らない土地で聞く現地の音楽芸術のような趣がある。
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皆が持っている本を見るに、どうやら仏教の教典らしい。 さすがに龍山寺とお寺を名乗っているだけあって、それはそうであるようだ。
日本のお経と違って、どこか深刻さはなく、そのあたりにいるおばさんたちがちょっと集まってきて唱えている、といった印象を受ける。
生活にとけ込んでいる宗教。
ここでも、宗教が息づいていて人々を動かしていることを思った。
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日本にいると「宗教=怪しい」となるが、世界的にはそのような認識はほとんどなく、むしろ無神論者として過激派分子と見られるのが一般常識である。 よって、外国に行った際に宗教は何かと聞かれたら、間違っても「無宗教(アナーキー)」などと答えてはいけない。一歩間違えば入国拒否だってあり得る。
ここで見られるような土着の宗教はコミュニティ形成にも役立っていることが、集まっている人たちのお互いの気遣い合いから感じ取れる。 経典をお互いに見せ合ったり、挨拶したりしている姿がそこかしこで見受けられる。
しばらく、数十分だろうか、スートラに聞き入っていた。
そして、そこを離れる。
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国立台湾民主記念館(旧・中正記念堂)
次に訪れたのは、国立台湾民主記念館(旧・中正記念堂)である。
龍山寺からここまでタクシーで100元。
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ここは広い敷地があり、更には、国立台湾民主記念館(旧・中正記念堂)は高さ70mもある建物である。 元々は蒋介石を記念して建てられたメモリアルホールだったとのことで、実際、名前が変わった現在でさえも蒋介石を誉め称える展示が多く残されていた。
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近づいてみると、その大きさがわかる。
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とてつもない大きさ。
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遥か向こうまで広場が続いている。
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階段の左右には獅子舞がいる。これまた面白い顔だ・・・。
左が母親と子供、右が父親らしい。
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これだけかと思って横の道から帰ろうとしたら、ふと振り向きざまに、下になにやら入れる道があることに気がついた。 どうやら左右から記念館に入れるようになっていたようだ。
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中は、かなりの部分が蒋介石の展示で、スタッフもどこか誇りに溢れている気がした。
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蒋介石の乗っていたキャデラックらしい。
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敷地の模型。
上から見るとその広さがわかる。
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国立歴史博物館
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国立台湾民主記念館(旧・中正記念堂)を見た後、近くにある国立歴史博物館まで歩く。
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ここは1955年に制作され、6万点を収蔵しているとのことだ。
中はさほど広くないが、水墨画などレベルの高い作品が多くあることが印象的だった。
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最上階ではお茶を頼み、しばし休憩を。
裏手にある植物園が下に見える。
池を、蓮が埋め尽くしている。
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お茶とお菓子をつまみながら一休みする・・・。
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ふと見ると、カメラマンと共にウェディングドレスと新婦が芝生の上に・・・。
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この博物館ではおみやげ物として水墨画などを買って日本に郵送した。少し高い気もしたが、たまにはいいだろう。
この博物館の中で特別展示があったのだが、その人が信心深く、台湾の仏教に関する信心深さを英語でとうとうと語ってもらった。 台湾は仏教徒がほとんどを占めているとのことで、転生輪廻(レインカーネーション)やカルマの法則についてなどを説明された。 宗教家はどの国でも喋り出すと止まらないのは共通であると思った。
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国立台湾博物館と台北二二八記念館