出発~ホテル到着
2009-12-26
今年の年末は仕事の関係でモロッコ行き航空券を一旦キャンセルし、パリ行きを取り直した。
今回の航空券ですが、度々お願いしているHIS新宿本店でいつものおねえさんに頼もうとしたら接客中で、他の人に話を聞いていたらそのスタッフが民度低く、こちらが聞いてもいない韓国ツアーやミステリーツアーを押し売りしてきた。航空券を買うつもりで来たがあんまりの対応なので近くにあるJTBトラベルデザイナーに移動。こちらで無事航空券ゲットした。
今回、せっかくパリに行くのでオペラを見ようと思い、ガルニエ宮のオペラ座でラモー作の「プラテー」、バスティーユでバレエの「くるみ割り人形」を見ることにしました。
ネットで予約しようとしたところ、どうやら「くるみ割り人形」が人気らしく、さっきまで予約可だった日がふと気付くと予約できなくなっていた。予約は7分で自動キャンセルされるようだったので他の人のキャンセルを待ってみたところ無事に予約できたので一気に決済までしてしまった。危なかった。その夜にはもう満席になっていて、つぎの日に見てみたら年末のほとんどの日が満席になっていた。1週間前の予約であったが、ぎりぎりだったようだ。
そして出発の日。
アエロフロートは値段の割には行きも帰りも調度良い時間だ。
朝普通に家を出て空港に到着。昼頃の便でモスクワに出発。時間も10時間なので長すぎない気がする。
そして、モスクワのシェレメーチエヴォ空港でトランジットする。
今回、私は新たにプライオリティ・パスを入手していたのでラウンジで飲み物と軽食を取る。この空港は評判悪いようで私も前回利用した時は「薄暗くて埃っぽい」とあまりよい印象がなかったが、ラウンジはきちんと清潔にされていて、このラウンジが使えるのであれば全く問題ないと思うようになった。このパスは手放せなくなるかもしれない。
そしてトランジットで約3時間後にパリへ小さな飛行機で出発。日本人はあまりいないようだ。パリへは約4時間。食事が1回付いてきた。
パリへ到着したのは22時近く。定刻である。入国を済ませて荷物をピックアップ。そしてロワシーバス(Roissybus)でオペラ座に向かう。9ユーロ10セント。このバスは23時までなので少し心配していたが、飛行機は定刻に着いたので問題なかった。遅れていたら夜は危険と噂のRERあるいは高くつくタクシーで行くしかなかったのだ。そしてオペラ座に到着し、そこでタクシーを拾ってホテルまで行ってもらう。ルーブルのすぐ横、グーグルマップのストリートビューで確認したのと全く同じところに到着。ストリートビューはこういう時にかなり便利だ。タクシーのメーターは8ユーロ弱だったが9ユーロでいいかと言われたのでそれでOKする。メーター見ていたが、ガイドブックに書いてある「大荷物+1ユーロ」が適用されたのか、或いは単にチップだったのかはよくわからないが・・・。荷物は自分で後部座席に乗せたのだが、乗せるだけで取られるのかサービスされると取られるのかよく分からないルールである。きっと前者だろうな。或いはあまり気にせずに乗せてしまい、まあ1ユーロくれよ、ということになったのか。まあ、どちらでも良いのだけれども。
そしてホテルへ入り、バスタブに浸かって体を休める。窓はドア横だけで、セキュリティの面でずっとカーテンをしようと思うので光は入ってこないし、窓から外の展望はない。この値段ならこんなもんかな。東南アジアのホテルと違ってさすがに清潔だし体を休めるには十分。ルーブルまで歩いて数分なので立地はかなり良いので全く不満なし。朝食は付いているし、無料のWi-Fiインターネットもある。
今回の航空券ですが、度々お願いしているHIS新宿本店でいつものおねえさんに頼もうとしたら接客中で、他の人に話を聞いていたらそのスタッフが民度低く、こちらが聞いてもいない韓国ツアーやミステリーツアーを押し売りしてきた。航空券を買うつもりで来たがあんまりの対応なので近くにあるJTBトラベルデザイナーに移動。こちらで無事航空券ゲットした。
今回、せっかくパリに行くのでオペラを見ようと思い、ガルニエ宮のオペラ座でラモー作の「プラテー」、バスティーユでバレエの「くるみ割り人形」を見ることにしました。
ネットで予約しようとしたところ、どうやら「くるみ割り人形」が人気らしく、さっきまで予約可だった日がふと気付くと予約できなくなっていた。予約は7分で自動キャンセルされるようだったので他の人のキャンセルを待ってみたところ無事に予約できたので一気に決済までしてしまった。危なかった。その夜にはもう満席になっていて、つぎの日に見てみたら年末のほとんどの日が満席になっていた。1週間前の予約であったが、ぎりぎりだったようだ。
そして出発の日。
アエロフロートは値段の割には行きも帰りも調度良い時間だ。
朝普通に家を出て空港に到着。昼頃の便でモスクワに出発。時間も10時間なので長すぎない気がする。
そして、モスクワのシェレメーチエヴォ空港でトランジットする。
今回、私は新たにプライオリティ・パスを入手していたのでラウンジで飲み物と軽食を取る。この空港は評判悪いようで私も前回利用した時は「薄暗くて埃っぽい」とあまりよい印象がなかったが、ラウンジはきちんと清潔にされていて、このラウンジが使えるのであれば全く問題ないと思うようになった。このパスは手放せなくなるかもしれない。
そしてトランジットで約3時間後にパリへ小さな飛行機で出発。日本人はあまりいないようだ。パリへは約4時間。食事が1回付いてきた。
パリへ到着したのは22時近く。定刻である。入国を済ませて荷物をピックアップ。そしてロワシーバス(Roissybus)でオペラ座に向かう。9ユーロ10セント。このバスは23時までなので少し心配していたが、飛行機は定刻に着いたので問題なかった。遅れていたら夜は危険と噂のRERあるいは高くつくタクシーで行くしかなかったのだ。そしてオペラ座に到着し、そこでタクシーを拾ってホテルまで行ってもらう。ルーブルのすぐ横、グーグルマップのストリートビューで確認したのと全く同じところに到着。ストリートビューはこういう時にかなり便利だ。タクシーのメーターは8ユーロ弱だったが9ユーロでいいかと言われたのでそれでOKする。メーター見ていたが、ガイドブックに書いてある「大荷物+1ユーロ」が適用されたのか、或いは単にチップだったのかはよくわからないが・・・。荷物は自分で後部座席に乗せたのだが、乗せるだけで取られるのかサービスされると取られるのかよく分からないルールである。きっと前者だろうな。或いはあまり気にせずに乗せてしまい、まあ1ユーロくれよ、ということになったのか。まあ、どちらでも良いのだけれども。
そしてホテルへ入り、バスタブに浸かって体を休める。窓はドア横だけで、セキュリティの面でずっとカーテンをしようと思うので光は入ってこないし、窓から外の展望はない。この値段ならこんなもんかな。東南アジアのホテルと違ってさすがに清潔だし体を休めるには十分。ルーブルまで歩いて数分なので立地はかなり良いので全く不満なし。朝食は付いているし、無料のWi-Fiインターネットもある。
ベルサイユ宮殿等
2009-12-27
ホテルで朝食を取り、支度をするが、かなり寒い。
一旦外に出たが、更に着込んでから再度外に出た。というのも、今日はベルサイユ宮殿を巡ろうと思っているので、外を長く歩く装備にしたからだ。上着のオーバーはかなり暖かいものを持ってきたので中は薄くてOKだが、ズボンが薄かったので中にアウトドア用ダウンのインナーを着込んだ。更に、ズボンのすその裏側に張るタイプのホッカイロをつけ、足元の寒さを少しでも防ぐ。マフラーと毛糸の帽子も装備。
そしてすぐ近くのルーブル美術館の地下に行き、ミュージアム・パスの6日券を購入。ルーブルもそうだがベルサイユ宮殿もチケット売り場の列ができるので、これがあれば並ばなくても済む。
ルーブルには今日は入らず、メトロとRERでベルサイユへ向かう。メトロは案内通りに行くことで行けたが、RERの駅にあまり詳しくなかったため直行でないものに乗ってしまい、2駅で降りて乗り換えようとした。しかし、乗り換えようとした列車の案内が正しくなくて、すぐ横の違う列車に追い抜かれてしまう。駅の表示板には、フランス語でどうやら「故障中」と書かれているようだ・・・。ちょうどタイミングが悪かった。駅員が逆ホームに乗るように指示していたのでそれに従うことに。私は外に出て人に聞いたからそれがわかったが、同じ車両に乗っていた日本人グループ3〜4組、計10人ほどはまだ座っていたり、或いはドアから外をきょろきょろしている・・・。おせっかいかもしれないがこっちに乗るように伝えたところ、みんな出てきた。そして違う列車が来て、ようやくベルサイユに着くことができた。
ベルサイユは、入り口からして大きかった。
入り口の横を見ると、案の定、チケット売り場に長蛇の列ができている。ミュージアム・パスを買っておいてよかった。そういえば、入り口に来る途中の旅行案内所が開くのを待っている列も見たが、おそらくはミュージアム・パスを買おうとしているのだろう。
ベルサイユに入り、まずはオーディオガイドを借り、展示物を見る。
宮殿の雰囲気はイタリアに似ている気がした。さすがに近いしね。
その後、外に出て庭を散策することに。
これがまた・・・、庭がこれまた大きくてくたびれた。
途中、売店があったのでカフェラテとチーズ&ハム入りパンを食べ、体力を少し回復。
池の周りを歩いた後、マリーアントワネットの離宮まで歩く。
これまた遠い・・・。 足が棒になるかと思うくらい。
マリーアントワネットの離宮に着いたかと思ったら、更に奥があって、これまた広い。
もうここまで来て見ないわけにはいかないので無理して歩く。
そして、くたくたになり、プチ・トリアノンおよびグラン・トリアノンを見終わる。
ガイドブックには質素と書かれてはいるが、それはベルサイユ宮殿と比べるとそうですが、これはこれでなかなかのもの。確かに寝室などは質素で、そういう嗜好だったのは確かなのか。
ベルサイユ宮殿入り口まで歩く気力はもうなかったので、プチトランという小さなバス(3ユーロ50セント)に乗って入り口まで戻る。
そしてRERの駅まで歩き、駅前にあるマックで腹ごしらえをしてからパリ中心部へ戻る。ここパリではなかなか食事がし辛い雰囲気なので、ついついマックに寄ってしまった。味は普通で、一部の国のマックのように吐き気がすることはない。最近の日本のマックと同じ感じで、昔の日本のマックにあったような食べた後の不快感がなかった。
RERに乗るときはまだ日が暮れていなかったのだが、パリに戻ると、もう日が暮れていた。オルセー美術館前で降りて、セーヌ川沿いを通ってルーブル美術館まで歩く。そしてホテルへ一旦戻る。
ホテルに戻ったところ、まだインターネットが回復していなかったので近くのスターバックスへノートを運び、2ユーロ30分の券を買って、サポートのアドレスにメールを送った。ひとまず用事をスタバで済ませてホテルに戻ったのだが、ホテルに戻るとネットは回復していた。早い。それにしても、きちんと「ここへコンタクト」とエラー画面に書いてあるのに、ホテルのスタッフは全く何もしなかったのだろうか。こんなに簡単に直るのに・・・。それとも機械に弱いのだろうか。ホテルのスタッフが言うには今日は日曜日だから無駄と言っていたが、電話が通じないのはともかく、メールも試さなかったということになるな・・・。ううむ。
その後、ホテルのスタッフに聞いて、近くの商店に飲み物などを買出しに出かける。350缶が1ユーロ、1.5Lの水が0.9ユーロ。ようやく大体の相場が分かった。
そしてホテルに戻ったが、目は充血しているし時差ボケで眠くなってきている(日本では既に深夜2時である)。
数日後のオペラとバレエが2夜連続でそれぞれあるので、それまでに時差ボケをある程度解消すべくまだ寝ずに頑張ることに。お風呂でゆっくりした後、フランスのテレビ(英語版)を見たりネットをして時間を過ごす。
ふと天気予報を見てみると、先日まで「雨」の予報だった明日の天気が曇りに変わっている。あれれ・・・。パリの天気ってそういうものなのかな、或いはたまたまかな・・・。
明日はルーブル美術館から始めて、いくつか美術館を巡ってみたいと思う。夜は凱旋門あるいはどこかに向かおうと思う。
一旦外に出たが、更に着込んでから再度外に出た。というのも、今日はベルサイユ宮殿を巡ろうと思っているので、外を長く歩く装備にしたからだ。上着のオーバーはかなり暖かいものを持ってきたので中は薄くてOKだが、ズボンが薄かったので中にアウトドア用ダウンのインナーを着込んだ。更に、ズボンのすその裏側に張るタイプのホッカイロをつけ、足元の寒さを少しでも防ぐ。マフラーと毛糸の帽子も装備。
そしてすぐ近くのルーブル美術館の地下に行き、ミュージアム・パスの6日券を購入。ルーブルもそうだがベルサイユ宮殿もチケット売り場の列ができるので、これがあれば並ばなくても済む。
ルーブルには今日は入らず、メトロとRERでベルサイユへ向かう。メトロは案内通りに行くことで行けたが、RERの駅にあまり詳しくなかったため直行でないものに乗ってしまい、2駅で降りて乗り換えようとした。しかし、乗り換えようとした列車の案内が正しくなくて、すぐ横の違う列車に追い抜かれてしまう。駅の表示板には、フランス語でどうやら「故障中」と書かれているようだ・・・。ちょうどタイミングが悪かった。駅員が逆ホームに乗るように指示していたのでそれに従うことに。私は外に出て人に聞いたからそれがわかったが、同じ車両に乗っていた日本人グループ3〜4組、計10人ほどはまだ座っていたり、或いはドアから外をきょろきょろしている・・・。おせっかいかもしれないがこっちに乗るように伝えたところ、みんな出てきた。そして違う列車が来て、ようやくベルサイユに着くことができた。
ベルサイユは、入り口からして大きかった。
入り口の横を見ると、案の定、チケット売り場に長蛇の列ができている。ミュージアム・パスを買っておいてよかった。そういえば、入り口に来る途中の旅行案内所が開くのを待っている列も見たが、おそらくはミュージアム・パスを買おうとしているのだろう。
ベルサイユに入り、まずはオーディオガイドを借り、展示物を見る。
宮殿の雰囲気はイタリアに似ている気がした。さすがに近いしね。
その後、外に出て庭を散策することに。
これがまた・・・、庭がこれまた大きくてくたびれた。
途中、売店があったのでカフェラテとチーズ&ハム入りパンを食べ、体力を少し回復。
池の周りを歩いた後、マリーアントワネットの離宮まで歩く。
これまた遠い・・・。 足が棒になるかと思うくらい。
マリーアントワネットの離宮に着いたかと思ったら、更に奥があって、これまた広い。
もうここまで来て見ないわけにはいかないので無理して歩く。
そして、くたくたになり、プチ・トリアノンおよびグラン・トリアノンを見終わる。
ガイドブックには質素と書かれてはいるが、それはベルサイユ宮殿と比べるとそうですが、これはこれでなかなかのもの。確かに寝室などは質素で、そういう嗜好だったのは確かなのか。
ベルサイユ宮殿入り口まで歩く気力はもうなかったので、プチトランという小さなバス(3ユーロ50セント)に乗って入り口まで戻る。
そしてRERの駅まで歩き、駅前にあるマックで腹ごしらえをしてからパリ中心部へ戻る。ここパリではなかなか食事がし辛い雰囲気なので、ついついマックに寄ってしまった。味は普通で、一部の国のマックのように吐き気がすることはない。最近の日本のマックと同じ感じで、昔の日本のマックにあったような食べた後の不快感がなかった。
RERに乗るときはまだ日が暮れていなかったのだが、パリに戻ると、もう日が暮れていた。オルセー美術館前で降りて、セーヌ川沿いを通ってルーブル美術館まで歩く。そしてホテルへ一旦戻る。
ホテルに戻ったところ、まだインターネットが回復していなかったので近くのスターバックスへノートを運び、2ユーロ30分の券を買って、サポートのアドレスにメールを送った。ひとまず用事をスタバで済ませてホテルに戻ったのだが、ホテルに戻るとネットは回復していた。早い。それにしても、きちんと「ここへコンタクト」とエラー画面に書いてあるのに、ホテルのスタッフは全く何もしなかったのだろうか。こんなに簡単に直るのに・・・。それとも機械に弱いのだろうか。ホテルのスタッフが言うには今日は日曜日だから無駄と言っていたが、電話が通じないのはともかく、メールも試さなかったということになるな・・・。ううむ。
その後、ホテルのスタッフに聞いて、近くの商店に飲み物などを買出しに出かける。350缶が1ユーロ、1.5Lの水が0.9ユーロ。ようやく大体の相場が分かった。
そしてホテルに戻ったが、目は充血しているし時差ボケで眠くなってきている(日本では既に深夜2時である)。
数日後のオペラとバレエが2夜連続でそれぞれあるので、それまでに時差ボケをある程度解消すべくまだ寝ずに頑張ることに。お風呂でゆっくりした後、フランスのテレビ(英語版)を見たりネットをして時間を過ごす。
ふと天気予報を見てみると、先日まで「雨」の予報だった明日の天気が曇りに変わっている。あれれ・・・。パリの天気ってそういうものなのかな、或いはたまたまかな・・・。
明日はルーブル美術館から始めて、いくつか美術館を巡ってみたいと思う。夜は凱旋門あるいはどこかに向かおうと思う。
ルーヴル美術館
2009-12-28
今日はルーブル美術館を見る。先日より少し遅く起き、お風呂に浸かってから朝食を取る。9時が開館なのでちょうどくらいに出発。数分で美術館到着するので入場の列に加わることに。券は既にミュージアム・パスを購入してあるので券を買う列に並ぶ必要はない。入場時間すぐだから空いているかと思ったが、入り口はかなり混雑している・・・。切符を買う人の長い列が既にできていた。やはりミュージアム・パスを買って正解だったようだ。
中は予想以上に広く、しっかり見ていたら1日じゃとても足りないと思われるほど。でも、私は気に入った作品以外をスルーするタイプなので歩きながら左右をきょろきょろして気に入ったところでちょっと立ち止まる、を繰り返した。そのように端折りながら見たとしてもかなり時間かかる。
ふと、日本の漫画に出てきそうなかわいい作品を発見。Sir Thomas LAWRENCE および Sir Henry RAEBURN の作品。
どれも見応えがある。
エジプトも、ものによってはエジプトで見たものより立派だったりする。
正午頃になり、ちょっと疲れてきたので外に出て食事を取る。その後、戻ろうと思ったら入り口の列が凄いことに・・・。 見ていないのはおそらく半地下の片側だけで、そこもおそらく上の階の窓から見たはず、と自分を納得させ、戻るのを止めてモンマントルへ行く事に。
モンマントルまではメトロで移動。黒人もそれなりの割合いるが、この時間だからか、特に危険ということもない。2回乗り換え、ANVERS駅に降りた。
そこからサクレ・クール聖堂まで歩く。聖堂の前で、ガイドブックにも載っていたミサンガ(刺繍のブレス)の押し売り黒人がかなり多くいた。私が横を抜けようとすると私の手元にすうーっと手を伸ばしてきた。上着が厚いタイプなのでそう簡単に手首に届かないことも幸いしてか、特に危険はなかったのだが、一旦手首を捕まれたらかなり強引であるように思えた。この周辺は引ったくりや強盗も多いとか・・・。何か分かる気もする。
階段を上り、聖堂へ。
中はしっかりとした教会になっており、壁画やステンドガラスも立派。(さすがにローマやバチカンにはかなわないが・・・)
そして聖堂を出た後、周辺を散策することに。
近くにあるテルトル広場に行ってみると、絵描きさんが沢山・・・。子供や嫁さんを書いてもらっている人がかなり大勢いた。絵もうまく、いい思い出になるだろう。
周辺を散策した後、再度メトロに乗ってホテル近くのショッピングセンター、フォーロム・デ・アールに立ち寄ることに。メトロの LES HALLES駅で降りるとそこはショッピングセンターの真ん中。南に行こうとして警察の人に北を聞き、南に行ったはずがなぜか北に出てしまった・・・。おかしいな。結果として大回りとなり、散策も兼ねることとなったが一旦ホテルまで戻ることができた。
ホテルでお風呂に入って疲れを取り、再度外へ。道を覚えることも兼ねて違うルートで同じショッピングセンターに向かう。地下にあるせいか、一旦通り過ぎてしまって奥の入り口から入ることに・・・。ううむ。でも、少しずつ分かってきた。
ショッピングセンターの中は人が多く、黒人もかなりいる。スリに注意すべきところですが、今は厚いコートを着ているので薄着よりは安心だ。夏は危険かもしれない。
次第に暗くなり、まだ6時前なのにすっかり夜になる。さすがは冬だ。
今日は特に目当てもないので、お店に立ち寄りながらホテルに戻ることに。お店でふと鏡を覗き込んだら目が充血している。うーむ。疲れが溜まっているみたいだ・・・。今日は無理しないでおこう・・・。
明日はオルセー美術館に行くことと、夜はパレ・ガルニエでラモー作オペラの「プラテー」を見る予定だ。
オペラの上演時間帯は日本で言うところの午前3時〜午前6時。寝てしまわないかが心配だ・・・。それと、目の充血があると恥ずかしいので明日は無理せずにしておきたい。せっかくの一等席で、スーツと革靴まで用意して気合入れて行くつもりなので。
中は予想以上に広く、しっかり見ていたら1日じゃとても足りないと思われるほど。でも、私は気に入った作品以外をスルーするタイプなので歩きながら左右をきょろきょろして気に入ったところでちょっと立ち止まる、を繰り返した。そのように端折りながら見たとしてもかなり時間かかる。
ふと、日本の漫画に出てきそうなかわいい作品を発見。Sir Thomas LAWRENCE および Sir Henry RAEBURN の作品。
どれも見応えがある。
エジプトも、ものによってはエジプトで見たものより立派だったりする。
正午頃になり、ちょっと疲れてきたので外に出て食事を取る。その後、戻ろうと思ったら入り口の列が凄いことに・・・。 見ていないのはおそらく半地下の片側だけで、そこもおそらく上の階の窓から見たはず、と自分を納得させ、戻るのを止めてモンマントルへ行く事に。
モンマントルまではメトロで移動。黒人もそれなりの割合いるが、この時間だからか、特に危険ということもない。2回乗り換え、ANVERS駅に降りた。
そこからサクレ・クール聖堂まで歩く。聖堂の前で、ガイドブックにも載っていたミサンガ(刺繍のブレス)の押し売り黒人がかなり多くいた。私が横を抜けようとすると私の手元にすうーっと手を伸ばしてきた。上着が厚いタイプなのでそう簡単に手首に届かないことも幸いしてか、特に危険はなかったのだが、一旦手首を捕まれたらかなり強引であるように思えた。この周辺は引ったくりや強盗も多いとか・・・。何か分かる気もする。
階段を上り、聖堂へ。
中はしっかりとした教会になっており、壁画やステンドガラスも立派。(さすがにローマやバチカンにはかなわないが・・・)
そして聖堂を出た後、周辺を散策することに。
近くにあるテルトル広場に行ってみると、絵描きさんが沢山・・・。子供や嫁さんを書いてもらっている人がかなり大勢いた。絵もうまく、いい思い出になるだろう。
周辺を散策した後、再度メトロに乗ってホテル近くのショッピングセンター、フォーロム・デ・アールに立ち寄ることに。メトロの LES HALLES駅で降りるとそこはショッピングセンターの真ん中。南に行こうとして警察の人に北を聞き、南に行ったはずがなぜか北に出てしまった・・・。おかしいな。結果として大回りとなり、散策も兼ねることとなったが一旦ホテルまで戻ることができた。
ホテルでお風呂に入って疲れを取り、再度外へ。道を覚えることも兼ねて違うルートで同じショッピングセンターに向かう。地下にあるせいか、一旦通り過ぎてしまって奥の入り口から入ることに・・・。ううむ。でも、少しずつ分かってきた。
ショッピングセンターの中は人が多く、黒人もかなりいる。スリに注意すべきところですが、今は厚いコートを着ているので薄着よりは安心だ。夏は危険かもしれない。
次第に暗くなり、まだ6時前なのにすっかり夜になる。さすがは冬だ。
今日は特に目当てもないので、お店に立ち寄りながらホテルに戻ることに。お店でふと鏡を覗き込んだら目が充血している。うーむ。疲れが溜まっているみたいだ・・・。今日は無理しないでおこう・・・。
明日はオルセー美術館に行くことと、夜はパレ・ガルニエでラモー作オペラの「プラテー」を見る予定だ。
オペラの上演時間帯は日本で言うところの午前3時〜午前6時。寝てしまわないかが心配だ・・・。それと、目の充血があると恥ずかしいので明日は無理せずにしておきたい。せっかくの一等席で、スーツと革靴まで用意して気合入れて行くつもりなので。
オルセー美術館、ガルニエ
2009-12-29
少し遅く起きてオルセー美術館へ行く。
少し雨が降っているが、パリの住民は傘を差さないと聞いていたので本当に傘がなくて平気かどうか試してみようと思った。
開館まで30分を切っていたので近くではあるがルーブル美術館前からタクシーに乗る。
と・・・、多少の遠回りはわかっていたが、橋を渡ってから右折したぞ? あれれ? 左だと思うが・・・ と思っていたら、運転手が”ひょっとして後ろか?”みたいな仕草をしてきたのでYesという。運転手いわく、「すまん、オルセーは2つあるんだ」と言ったが、本当か? 聞いたことないが・・・。グーグルに聞いてみてもそれらしきものはないような・・・。発音の違いか、或いは誤魔化されたか。 私がミラーごしに運転手の表情を確かめているのを見抜いたのかな? ともかく、Uターンして引き返し、メーターとは関係なく6ユーロ払って降りた。運転手は7ユーロでいいかと言ったのだが私が6ユーロと言ってそれで通った。 これが噂に聞く「遠回り」かな・・・?
オルセー美術館の前は、ほぼ開館時間だというのにかなりの行列。
2つ列があるのでどちらかわからなかったが、私はミュージアム・パスを既に持っているので短い方に並ぶ。それでもかなりある・・・。
雨が降っている中、私は傘がなくフードだけでしのぐ。周囲を見ると同様にフードだけの人がそれなりにいるので、噂は本当なのだろう。しばらく待った後、中に入って上着をクロークに預け、作品を鑑賞した。
オルセー美術館を出たら、雨が上がっていた。この、天気の変わりやすさがパリ住民が傘を差さない理由かな? と想像する。 空気も乾いていてジメジメしていないので不快感はさほどではないし、しばらくすれば服も乾きそうだ。
あまり予定をきちんと決めていなかったが、とりあえずコンコルド広場の方に歩く。オランジュリー美術館が途中にあるが、今日は休館日のようだ。コンコルド広場周辺で、再度雨が降ってきた。とりあえずマドレーヌ教会方面へ足を進め、その周辺を散策する。まだ雨はフードでしのげているが、ちょっときつくなってきた。マドレーヌ教会からオペラ座のパレ・ガルニエまで歩き、更に歩いてよく分からない路地を進んでいく。途中にブックオフや日本料理屋を多数発見。特にブックオフはかなりの品揃えで、本当に買う人がいるのだろうかと思うような日本国内のガイドブックまで充実していた。きっと、こちらに住んでいる日本人には貴重な本屋なのだろう。
そしてふとしたところでメトロの駅を発見したのでシテ島近くのCHATELET駅まで移動、軽食を食べてからシテ島のコンシェルジュリーへ。ここはマリー・アントワネットが幽閉されていたという場所。
コンシェルジュリーへの入場で思いのほか時間を取られてしまったのでその横にあるサント・シャペルに入る気力はなく、更にはノートルダム大聖堂に入る気力もなく、そのまま橋を更に渡って南下し、たまたまその周辺が下町風だったのでふらっと入ったお店でカキを食べてみた。 これまた美味・・・。 6個で9ユーロ。
そして、オペラの鑑賞に備えて早めにホテルに帰る。
お風呂でゆっくりしてからスーツでパレ・ガルニエに出発。
入場してみると、私の席は1階の、しかも真ん中の通路のすぐ横で前後方向にも真ん中より少し前というかなりの好ポジション。まだ時間があったので4階にも行ってみたが、床が木でできているせいか、それとも少し滑りやすいせいか、4階の席の前を通るだけでかなり怖い。 ちょっと滑ったらそのまま下にまっさかさまだな・・・。 安い席にしなくて本当によかった。 「オペラ座の怪人」のストーリーは覚えていないが、こういう滑りやすいところで足を踏み外して落ちるのは十分にあり得ると思った。おっかない・・・。私ですらこうなのだから、年寄りに4階席は非常に危険だな。
周囲の席はスーツの比率がかなり高く、やはりスーツを持ってきて良かったと思う。
そして開演。
目の前でのオペラは、まるで夢を見ているよう。
言葉は全く分からないが、あらかじめストーリーは印刷しておいたのでなんとなく掴みながら見てゆく。それにしても、細かな演技がとてもユーモラスで堅苦しさがない。動きだけでもかなり楽しめる。
途中の幕間で再度ストーリーを確かめ、日本時間で既に早朝4時を過ぎているのでちょっと眠くなってきているのを我慢しつつ、最後まで楽しんで見ることができた。
次にオペラを見るとしたら英語圏で英語のオペラを見てみたいものだ。それ以前に、近所の初台に新国立劇場があるのだからそこに行くのが先だな・・・。
少し雨が降っているが、パリの住民は傘を差さないと聞いていたので本当に傘がなくて平気かどうか試してみようと思った。
開館まで30分を切っていたので近くではあるがルーブル美術館前からタクシーに乗る。
と・・・、多少の遠回りはわかっていたが、橋を渡ってから右折したぞ? あれれ? 左だと思うが・・・ と思っていたら、運転手が”ひょっとして後ろか?”みたいな仕草をしてきたのでYesという。運転手いわく、「すまん、オルセーは2つあるんだ」と言ったが、本当か? 聞いたことないが・・・。グーグルに聞いてみてもそれらしきものはないような・・・。発音の違いか、或いは誤魔化されたか。 私がミラーごしに運転手の表情を確かめているのを見抜いたのかな? ともかく、Uターンして引き返し、メーターとは関係なく6ユーロ払って降りた。運転手は7ユーロでいいかと言ったのだが私が6ユーロと言ってそれで通った。 これが噂に聞く「遠回り」かな・・・?
オルセー美術館の前は、ほぼ開館時間だというのにかなりの行列。
2つ列があるのでどちらかわからなかったが、私はミュージアム・パスを既に持っているので短い方に並ぶ。それでもかなりある・・・。
雨が降っている中、私は傘がなくフードだけでしのぐ。周囲を見ると同様にフードだけの人がそれなりにいるので、噂は本当なのだろう。しばらく待った後、中に入って上着をクロークに預け、作品を鑑賞した。
オルセー美術館を出たら、雨が上がっていた。この、天気の変わりやすさがパリ住民が傘を差さない理由かな? と想像する。 空気も乾いていてジメジメしていないので不快感はさほどではないし、しばらくすれば服も乾きそうだ。
あまり予定をきちんと決めていなかったが、とりあえずコンコルド広場の方に歩く。オランジュリー美術館が途中にあるが、今日は休館日のようだ。コンコルド広場周辺で、再度雨が降ってきた。とりあえずマドレーヌ教会方面へ足を進め、その周辺を散策する。まだ雨はフードでしのげているが、ちょっときつくなってきた。マドレーヌ教会からオペラ座のパレ・ガルニエまで歩き、更に歩いてよく分からない路地を進んでいく。途中にブックオフや日本料理屋を多数発見。特にブックオフはかなりの品揃えで、本当に買う人がいるのだろうかと思うような日本国内のガイドブックまで充実していた。きっと、こちらに住んでいる日本人には貴重な本屋なのだろう。
そしてふとしたところでメトロの駅を発見したのでシテ島近くのCHATELET駅まで移動、軽食を食べてからシテ島のコンシェルジュリーへ。ここはマリー・アントワネットが幽閉されていたという場所。
コンシェルジュリーへの入場で思いのほか時間を取られてしまったのでその横にあるサント・シャペルに入る気力はなく、更にはノートルダム大聖堂に入る気力もなく、そのまま橋を更に渡って南下し、たまたまその周辺が下町風だったのでふらっと入ったお店でカキを食べてみた。 これまた美味・・・。 6個で9ユーロ。
そして、オペラの鑑賞に備えて早めにホテルに帰る。
お風呂でゆっくりしてからスーツでパレ・ガルニエに出発。
入場してみると、私の席は1階の、しかも真ん中の通路のすぐ横で前後方向にも真ん中より少し前というかなりの好ポジション。まだ時間があったので4階にも行ってみたが、床が木でできているせいか、それとも少し滑りやすいせいか、4階の席の前を通るだけでかなり怖い。 ちょっと滑ったらそのまま下にまっさかさまだな・・・。 安い席にしなくて本当によかった。 「オペラ座の怪人」のストーリーは覚えていないが、こういう滑りやすいところで足を踏み外して落ちるのは十分にあり得ると思った。おっかない・・・。私ですらこうなのだから、年寄りに4階席は非常に危険だな。
周囲の席はスーツの比率がかなり高く、やはりスーツを持ってきて良かったと思う。
そして開演。
目の前でのオペラは、まるで夢を見ているよう。
言葉は全く分からないが、あらかじめストーリーは印刷しておいたのでなんとなく掴みながら見てゆく。それにしても、細かな演技がとてもユーモラスで堅苦しさがない。動きだけでもかなり楽しめる。
途中の幕間で再度ストーリーを確かめ、日本時間で既に早朝4時を過ぎているのでちょっと眠くなってきているのを我慢しつつ、最後まで楽しんで見ることができた。
次にオペラを見るとしたら英語圏で英語のオペラを見てみたいものだ。それ以前に、近所の初台に新国立劇場があるのだからそこに行くのが先だな・・・。
ノートルダム大聖堂、パンテオン、凱旋門
2009-12-30
今日はノートルダム大聖堂へ向かう。
ここはかなり混むとのことなので開館時間前に着くように出発。着いてみると、既に長蛇の列が・・・。中に入るだけであれば列はないのだが、上に登るための列が既に凄いことになっている。仕方がないのでそれに並び、開館時間ちょうどくらいに並んだのだが、約1時間待たされてようやく入場。
なぜにこれほど遅いのだろう・・・ と思ったら、どうやら螺旋階段が狭いことと、最後の階段が上り下り両方に用いられているのでスムーズに人を誘導できないようだ。
それはともかく、待ったかいあってかなりいい景色。
ノートルダム大聖堂の後、その周辺を少し散策。南下して何かないか目的なく散歩する。
途中、小さなバーのカウンターでサンドイッチとりんごジュース、それにパナシェ(Panache)というビールのレモネード割りを飲んだところ、これまた好みにあった味ですっかり気に入った。日本でビール飲んでも不味いと思う方だが、なぜかこうして遠くで飲むビールはとても美味しい。ものの違いか、或いは雰囲気がそうさせるのかは分からないが、前にローマかどこかで飲んだビールもかなり美味しかったように記憶している。サンドイッチとりんごジュースとパナシェで10ユーロ10セント。これは安い気がする。
そしてそのバーのすぐそこにあるパンテオンへ。この系統のローマ系建造物は私の好みだ。
パンテオンを見た後、更に少し散歩してからコンコルド広場までメトロで移動。
シャンゼリゼ通りを凱旋門まで歩くことに。
ロン・ポワン・デ・シャンゼリゼというコンコルド広場と凱旋門のほぼ中間地点までは少し足場が悪かったが、その先はお店も歩道も綺麗に整備されている。
シャンゼリゼを歩いた後は、凱旋門の上に登る。長蛇の列ができていたらパスしようかとも思っていましたが、列があったのはチケットの列だけで、登る方はすんなりと入れた。
最初は、凱旋門に登っても大した景色は見れないだろうと想像していたが、案外、かなり遠くまで見渡すことができた。
空が曇ってはいるものの、なかなかの景色。
そして凱旋門からメトロに乗って帰ろうとしたが、駅が見つからない。よく分からなかったのでぐるぐるとしてしまい、一旦凱旋門を向こう側に超えてから少し先にあるメトロの駅からホテルに帰宅。
ホテルの横のバーのカウンターで再度先ほどのパナシェを飲む。先ほどのよりちょっと薄いが、この味、やはりイケる。この値段が2ユーロ10セント。安い気がする・・。これなら度々飲んでもいい。あまり酔わないので飲んだ後も歩くことができるし、ちょっとした休憩にちょうど良い。
そしてホテルで支度をし、先日同様にスーツをまとい、オペラ・バスティーユへと向かう。パレ・ガルニエが1875年完成で、こちらが1990年開演というからかなりの時間の違いがある。確かに設備的には十分過ぎるほどだが、パレ・ガルニエにあったような緊張感がほとんどない。クールな市民ホールといった趣だ。
演目はチャイコフスキーの「くるみ割り人形(THE NUTCRACKER)」こちらはストーリの予習はなし。確か、人形が勝手に動き出して王様や悪者が出てくる話だった気がするが、バレエなので見ていなくても楽しめるはず。
席は1等なのでそれなりに良い席。周囲はかなりスーツおよびオシャレな人が多いが、たまたま左隣の人が民度が低く、ジーンズの上に、まったく止めるそぶりをせずに上演中に咳を何度も何度も出していた。すぐ隣だからうるさいのなんのって・・・。おまけに、それに呼応するようにいろいろなところから咳が聞こえてきた。 後で思えば「うるさいよ」って気づかせるための咳だったかもしれないとも思うが・・・。実際のところはわからん。 先日のパレ・ガルニエでは物音が一切せず、静かで皆が上演に集中していたのと比べるとかなりの差だ。 客層が違うのかな? それとも、たまたま空調が寒いのか・・・。 咳はなるべく音を小さくするようにするのがマナーだと思うが、そういうそぶりが全くない。なんだこの人は・・・。せっかくのクラシック生演奏も、度々の咳の雑音でかき乱される。まったく・・・。 休憩時間に一言言ってやろうと思ったら、休憩時間始まるとするにその横に座っている、彼女と思われる女性が激しく怒り出し、男はシュンとしていた・・・。まあ、なんだかフランス語で話してるみたいだし、私の中途半端な英語で更に言うこともないか・・・ と、横の彼女に任せることに。 何が言うと、言ったこっちも不快になるのでできれば何も言わずに済ませたい。基本的に、ああいうのと関わりあいたくない。
第2幕が始まり、しばらく咳がなかったが何度かまた咳を・・・。 ついには肘でもついてやろうかと思って顔をじろりじろりと見ていたら、それに気づいたのか咳はなくなった。ついに分かったか・・・。横の彼女も甘いな・・・。そこの咳が収まったら、周囲の咳もほぼなくなった。不思議なものだ。
ようやくゆっくりと見始めたころ、物語はクライマックスへ。
バレエは始めて生を見るが、実物の動きはかなり凄く、とても楽しむことができた。
東京でも近所の新国立劇場に行ってみようかなと思う。
そしてホテルに戻るが、ホテル横のもう1件のバーのカウンターで再度パナシェを飲む。やはりうまい。すっかり気に入ってしまった。
ここはかなり混むとのことなので開館時間前に着くように出発。着いてみると、既に長蛇の列が・・・。中に入るだけであれば列はないのだが、上に登るための列が既に凄いことになっている。仕方がないのでそれに並び、開館時間ちょうどくらいに並んだのだが、約1時間待たされてようやく入場。
なぜにこれほど遅いのだろう・・・ と思ったら、どうやら螺旋階段が狭いことと、最後の階段が上り下り両方に用いられているのでスムーズに人を誘導できないようだ。
それはともかく、待ったかいあってかなりいい景色。
ノートルダム大聖堂の後、その周辺を少し散策。南下して何かないか目的なく散歩する。
途中、小さなバーのカウンターでサンドイッチとりんごジュース、それにパナシェ(Panache)というビールのレモネード割りを飲んだところ、これまた好みにあった味ですっかり気に入った。日本でビール飲んでも不味いと思う方だが、なぜかこうして遠くで飲むビールはとても美味しい。ものの違いか、或いは雰囲気がそうさせるのかは分からないが、前にローマかどこかで飲んだビールもかなり美味しかったように記憶している。サンドイッチとりんごジュースとパナシェで10ユーロ10セント。これは安い気がする。
そしてそのバーのすぐそこにあるパンテオンへ。この系統のローマ系建造物は私の好みだ。
パンテオンを見た後、更に少し散歩してからコンコルド広場までメトロで移動。
シャンゼリゼ通りを凱旋門まで歩くことに。
ロン・ポワン・デ・シャンゼリゼというコンコルド広場と凱旋門のほぼ中間地点までは少し足場が悪かったが、その先はお店も歩道も綺麗に整備されている。
シャンゼリゼを歩いた後は、凱旋門の上に登る。長蛇の列ができていたらパスしようかとも思っていましたが、列があったのはチケットの列だけで、登る方はすんなりと入れた。
最初は、凱旋門に登っても大した景色は見れないだろうと想像していたが、案外、かなり遠くまで見渡すことができた。
空が曇ってはいるものの、なかなかの景色。
そして凱旋門からメトロに乗って帰ろうとしたが、駅が見つからない。よく分からなかったのでぐるぐるとしてしまい、一旦凱旋門を向こう側に超えてから少し先にあるメトロの駅からホテルに帰宅。
ホテルの横のバーのカウンターで再度先ほどのパナシェを飲む。先ほどのよりちょっと薄いが、この味、やはりイケる。この値段が2ユーロ10セント。安い気がする・・。これなら度々飲んでもいい。あまり酔わないので飲んだ後も歩くことができるし、ちょっとした休憩にちょうど良い。
そしてホテルで支度をし、先日同様にスーツをまとい、オペラ・バスティーユへと向かう。パレ・ガルニエが1875年完成で、こちらが1990年開演というからかなりの時間の違いがある。確かに設備的には十分過ぎるほどだが、パレ・ガルニエにあったような緊張感がほとんどない。クールな市民ホールといった趣だ。
演目はチャイコフスキーの「くるみ割り人形(THE NUTCRACKER)」こちらはストーリの予習はなし。確か、人形が勝手に動き出して王様や悪者が出てくる話だった気がするが、バレエなので見ていなくても楽しめるはず。
席は1等なのでそれなりに良い席。周囲はかなりスーツおよびオシャレな人が多いが、たまたま左隣の人が民度が低く、ジーンズの上に、まったく止めるそぶりをせずに上演中に咳を何度も何度も出していた。すぐ隣だからうるさいのなんのって・・・。おまけに、それに呼応するようにいろいろなところから咳が聞こえてきた。 後で思えば「うるさいよ」って気づかせるための咳だったかもしれないとも思うが・・・。実際のところはわからん。 先日のパレ・ガルニエでは物音が一切せず、静かで皆が上演に集中していたのと比べるとかなりの差だ。 客層が違うのかな? それとも、たまたま空調が寒いのか・・・。 咳はなるべく音を小さくするようにするのがマナーだと思うが、そういうそぶりが全くない。なんだこの人は・・・。せっかくのクラシック生演奏も、度々の咳の雑音でかき乱される。まったく・・・。 休憩時間に一言言ってやろうと思ったら、休憩時間始まるとするにその横に座っている、彼女と思われる女性が激しく怒り出し、男はシュンとしていた・・・。まあ、なんだかフランス語で話してるみたいだし、私の中途半端な英語で更に言うこともないか・・・ と、横の彼女に任せることに。 何が言うと、言ったこっちも不快になるのでできれば何も言わずに済ませたい。基本的に、ああいうのと関わりあいたくない。
第2幕が始まり、しばらく咳がなかったが何度かまた咳を・・・。 ついには肘でもついてやろうかと思って顔をじろりじろりと見ていたら、それに気づいたのか咳はなくなった。ついに分かったか・・・。横の彼女も甘いな・・・。そこの咳が収まったら、周囲の咳もほぼなくなった。不思議なものだ。
ようやくゆっくりと見始めたころ、物語はクライマックスへ。
バレエは始めて生を見るが、実物の動きはかなり凄く、とても楽しむことができた。
東京でも近所の新国立劇場に行ってみようかなと思う。
そしてホテルに戻るが、ホテル横のもう1件のバーのカウンターで再度パナシェを飲む。やはりうまい。すっかり気に入ってしまった。
私立近代美術館、海洋博物館、エッフェル塔のカウントダウン
2009-12-31
今日はカウントダウンの日だ。カウントダウンはエッフェル塔周辺で迎えることとして、昼間は見残したところを回ることにする。
目ぼしいところで残るはエッフェル塔、凱旋門、近代美術館ですが、ひとまずその前にピカソ美術館に行く。
メトロにもすっかり慣れ、黒人が多い気はするが安全な地下鉄で近くの駅へ。駅から降りて歩くが、今日はかなり寒い。
そしてピカソ美術館へたどり着いたが・・・、なにやら張り紙が張ってあり、どうやら閉館中の模様。2012年まで閉館と書いてある。ガイドブックにも2008年から大規模改装中と書いてあったが、まさか閉館しているとは。 周囲には、同様にたどり着いた何人かの旅行者の姿も・・・。
変わりに近くにあったフランス国立中央文書館に入る(確か)
続いて、確かパリ市立史料館。(急に選んだので記憶が曖昧)
メトロに乗る前に駅近くにあるカフェでサンドイッチとコーヒーで軽く昼食を取り、喉が渇いていたのですぐ近くにあったバーのカウンターでパナシェも飲む。いい感じだ。
そして次の美術館へ。パリ市近代美術館/パレ・ドゥ・トーキョーだった筈。
ここは今まで見てきた古典的な作品とは違い、近代風のモダンな作品が多い。
ここからはエッフェル塔もすぐそこだ。
そしてエッフェル塔を眺めるのに良い場所の下見へ。
早めに来てみたが、確かにいい場所だと思う。今夜はここで決まりだな。
そしてその近くのパリ海洋博物館に入る。
船にこのような装飾が付いているのですが、実物を目の前にするのは画像や物語で見るよりかなり趣がある。やはり実物は違う。
そしてその横の建物へ。
ここは建物についていた装飾品が飾られているようだ。
特に教会についていたものが多い感じがします。
そして博物館を出て、すぐそこにあるメトロ周辺にあるバーのカウンターで再度パナシェを飲む。パナシェと言ったら「おう、そりゃいいな」と言われた。ちょっと粋な飲み物なのかな???
そしてメトロに乗り、今日の朝に降りたメトロ駅へ再度行く。今度はポンピドゥーセンター国立近代美術館が目的だ。ここは夜まで開いているので、昼間しか空いていないところへ先に行き、夜にここに来るようにしたのだ。
それにしても寒い。
モダンで奇抜な建物に入り、そこでも美術品を見る。
それにしてもシュールな作品が多いこと・・・。なんだこれは・・・。
そして美術館を出てから一度ホテルに戻ることに。何やらスケートリンクを見かけました・・・。こんな街中で。さすが寒い土地ですね。
ホテルでお風呂に入り、カウントダウンに備えて1〜2時間の仮眠を取ります。
そしてカウントダウンに出発。ここパリでは今現在、大晦日の夜はメトロが無料になるというのでメトロで凱旋門近くの駅まで移動します。
凱旋門は、カウントダウンまで1時間というのにかなりの人だかり。
寒いせいか、国柄か、騒ぎ立てる人は移民風あるいはラテン風の人ばかりで、品の良い人は静かに道を歩いていたように思う。警察もそこかしこにいるので危険ということはなさそう。
凱旋門は人が確かに多いが、カウントダウンまで1時間しかないというのに詰め込まれて動けないということはなく、それなりのスペースがありました。
私はここから更にエッフェル塔まで歩く。
少しは土地勘が出来てきたので、エッフェル塔の北にある、まっすぐ繋がっている道を選んで凱旋門から先ほどの場所に近づいてゆく。
この道はズバリ正解。昼間にメトロに乗ったロータリーに一発で着くことができた。
ここから見るエッフェル塔はさぞかし素晴らしい筈、と思ったら、さすがにここは人がぎゅうぎゅうに詰め掛けていて凄いことになっている。
どうやらここが人々が目指すところのようだ。
階段に張り付いている人だかりがまるで壁のように行く手を遮っていたが、降りてくる人と入れ替わりになんとか階段を登ってエッフェル塔の大部分が見えるようになった。
ここであと約30分、カウントダウンを待つことにする。
エッフェル塔のライトアップが様々なパターンで点滅して目を楽しませてくれた。
そして、いよいよカウントダウン。梯子のように横線が上下にできて、上から一段づつ消えて行く。どうやらこれがカウントダウンで全部消えたら2010年ということのようだ・・・ と、ライトが全部消えた瞬間、周囲でいくつものシャンパンを抜く音が! 手にカメラを持っていたのだが、思いっきりしぶきを浴びてしまう・・・。うわ・・・。
パリのカウントダウンは静かとは聞いていたが、確かに噂通りだ。大きな花火が打ちあがるわけでもない。小さな花火が度々打ち上がるが、ニュースによるとどうやらそれは違法らしい。エッフェル塔の周囲や私がいた場所から違法の花火が何度となく打ち上がる。
どうやらこれでカウントダウンは終わりのようだ。ちょっと盛り上がりに欠ける気もするが、パリのカウントダウンはこうして静かに迎えるものなのだろう。
10分くらいそこにいた後、ホテルに戻る。
メトロは使い物にならないと思われるので、ちょっと遠いが歩くことにする。川沿いをずっと進んでいけばルーブルなので迷うことはないだろう。
途中でフランスパンにハンバーグとポテト等が挟まっているサンドイッチを買って食べたりしながら1時間ほどかけてルーブル近くまで辿り着くことができた。
そして次の日はオペラ座の近くからロワシーバスで空港へ。メトロは無料で、しかもこのロワシーバスも元旦は無料だという。
空港では早めのチェックイン、そして出国。せっかく入手したプライオリティ・パスはここ2Eターミナルのラウンジでは使えなかったのでちょっとがっかり。モスクワの空港では使えるので必ずしも駄目ではないが、ラウンジで使えるかどうかはあらかじめ調べておいた方が良さそうだ。
今回は急に決まった旅行であったが、予想以上に楽しめた。
個人的感想としては、パリは東京と似ていて、何をするにも不自由のない町。住むにしても快適であるであろうと感じる。
パリの人々が冷たいという噂をたまに聞くが、私が接した限り、そんなことはなかった。都会なので向こうから誰しもが気軽に接してくることはないが、人々は品があって、特にオペラ座で見た人々はパリのよさを表現していた。
移民は多そうだが街に溶け込んでいて、黒人だからといって怖いこともない。
個人的な感覚として、私が土日に東京を散歩するのと今回パリを散歩したのと感覚がとても似ていた。 パリはまた機会があったら来て、気軽にいろいろなところに行ってもう少し違った面を見るのも良さそうだと思った。
目ぼしいところで残るはエッフェル塔、凱旋門、近代美術館ですが、ひとまずその前にピカソ美術館に行く。
メトロにもすっかり慣れ、黒人が多い気はするが安全な地下鉄で近くの駅へ。駅から降りて歩くが、今日はかなり寒い。
そしてピカソ美術館へたどり着いたが・・・、なにやら張り紙が張ってあり、どうやら閉館中の模様。2012年まで閉館と書いてある。ガイドブックにも2008年から大規模改装中と書いてあったが、まさか閉館しているとは。 周囲には、同様にたどり着いた何人かの旅行者の姿も・・・。
変わりに近くにあったフランス国立中央文書館に入る(確か)
続いて、確かパリ市立史料館。(急に選んだので記憶が曖昧)
メトロに乗る前に駅近くにあるカフェでサンドイッチとコーヒーで軽く昼食を取り、喉が渇いていたのですぐ近くにあったバーのカウンターでパナシェも飲む。いい感じだ。
そして次の美術館へ。パリ市近代美術館/パレ・ドゥ・トーキョーだった筈。
ここは今まで見てきた古典的な作品とは違い、近代風のモダンな作品が多い。
ここからはエッフェル塔もすぐそこだ。
そしてエッフェル塔を眺めるのに良い場所の下見へ。
早めに来てみたが、確かにいい場所だと思う。今夜はここで決まりだな。
そしてその近くのパリ海洋博物館に入る。
船にこのような装飾が付いているのですが、実物を目の前にするのは画像や物語で見るよりかなり趣がある。やはり実物は違う。
そしてその横の建物へ。
ここは建物についていた装飾品が飾られているようだ。
特に教会についていたものが多い感じがします。
そして博物館を出て、すぐそこにあるメトロ周辺にあるバーのカウンターで再度パナシェを飲む。パナシェと言ったら「おう、そりゃいいな」と言われた。ちょっと粋な飲み物なのかな???
そしてメトロに乗り、今日の朝に降りたメトロ駅へ再度行く。今度はポンピドゥーセンター国立近代美術館が目的だ。ここは夜まで開いているので、昼間しか空いていないところへ先に行き、夜にここに来るようにしたのだ。
それにしても寒い。
モダンで奇抜な建物に入り、そこでも美術品を見る。
それにしてもシュールな作品が多いこと・・・。なんだこれは・・・。
そして美術館を出てから一度ホテルに戻ることに。何やらスケートリンクを見かけました・・・。こんな街中で。さすが寒い土地ですね。
ホテルでお風呂に入り、カウントダウンに備えて1〜2時間の仮眠を取ります。
そしてカウントダウンに出発。ここパリでは今現在、大晦日の夜はメトロが無料になるというのでメトロで凱旋門近くの駅まで移動します。
凱旋門は、カウントダウンまで1時間というのにかなりの人だかり。
寒いせいか、国柄か、騒ぎ立てる人は移民風あるいはラテン風の人ばかりで、品の良い人は静かに道を歩いていたように思う。警察もそこかしこにいるので危険ということはなさそう。
凱旋門は人が確かに多いが、カウントダウンまで1時間しかないというのに詰め込まれて動けないということはなく、それなりのスペースがありました。
私はここから更にエッフェル塔まで歩く。
少しは土地勘が出来てきたので、エッフェル塔の北にある、まっすぐ繋がっている道を選んで凱旋門から先ほどの場所に近づいてゆく。
この道はズバリ正解。昼間にメトロに乗ったロータリーに一発で着くことができた。
ここから見るエッフェル塔はさぞかし素晴らしい筈、と思ったら、さすがにここは人がぎゅうぎゅうに詰め掛けていて凄いことになっている。
どうやらここが人々が目指すところのようだ。
階段に張り付いている人だかりがまるで壁のように行く手を遮っていたが、降りてくる人と入れ替わりになんとか階段を登ってエッフェル塔の大部分が見えるようになった。
ここであと約30分、カウントダウンを待つことにする。
エッフェル塔のライトアップが様々なパターンで点滅して目を楽しませてくれた。
そして、いよいよカウントダウン。梯子のように横線が上下にできて、上から一段づつ消えて行く。どうやらこれがカウントダウンで全部消えたら2010年ということのようだ・・・ と、ライトが全部消えた瞬間、周囲でいくつものシャンパンを抜く音が! 手にカメラを持っていたのだが、思いっきりしぶきを浴びてしまう・・・。うわ・・・。
パリのカウントダウンは静かとは聞いていたが、確かに噂通りだ。大きな花火が打ちあがるわけでもない。小さな花火が度々打ち上がるが、ニュースによるとどうやらそれは違法らしい。エッフェル塔の周囲や私がいた場所から違法の花火が何度となく打ち上がる。
どうやらこれでカウントダウンは終わりのようだ。ちょっと盛り上がりに欠ける気もするが、パリのカウントダウンはこうして静かに迎えるものなのだろう。
10分くらいそこにいた後、ホテルに戻る。
メトロは使い物にならないと思われるので、ちょっと遠いが歩くことにする。川沿いをずっと進んでいけばルーブルなので迷うことはないだろう。
途中でフランスパンにハンバーグとポテト等が挟まっているサンドイッチを買って食べたりしながら1時間ほどかけてルーブル近くまで辿り着くことができた。
そして次の日はオペラ座の近くからロワシーバスで空港へ。メトロは無料で、しかもこのロワシーバスも元旦は無料だという。
空港では早めのチェックイン、そして出国。せっかく入手したプライオリティ・パスはここ2Eターミナルのラウンジでは使えなかったのでちょっとがっかり。モスクワの空港では使えるので必ずしも駄目ではないが、ラウンジで使えるかどうかはあらかじめ調べておいた方が良さそうだ。
今回は急に決まった旅行であったが、予想以上に楽しめた。
個人的感想としては、パリは東京と似ていて、何をするにも不自由のない町。住むにしても快適であるであろうと感じる。
パリの人々が冷たいという噂をたまに聞くが、私が接した限り、そんなことはなかった。都会なので向こうから誰しもが気軽に接してくることはないが、人々は品があって、特にオペラ座で見た人々はパリのよさを表現していた。
移民は多そうだが街に溶け込んでいて、黒人だからといって怖いこともない。
個人的な感覚として、私が土日に東京を散歩するのと今回パリを散歩したのと感覚がとても似ていた。 パリはまた機会があったら来て、気軽にいろいろなところに行ってもう少し違った面を見るのも良さそうだと思った。