コルカタ
約1週間のインド旅行に出かけることにしました。
今回インド行きを直前になって決めたためか出発までどたばたしていた。
まず航空券。
楽天トラベルで直行便(エアーインディア)が運良く1週間前に空いているからと思って予約を入れたら、最後の決済時に満室表示。度々楽天トラブルではこのようなことがあったのだが、「またか」と思わされた。
仕方がないので他を探したが見当たらず、ブノンペン(カンボジア)であれば大韓航空(韓国経由)が7.1万かつ残り1席(4区間のうち1つ)であったのでひとまず押さえた。先がなければアンコールワット観光という手もあるからだ。
その先はエアアジアとキングフィッシャー航空を組み合わせ、最終的には以下のように組んだ。
12/23 成田(13:55発) -> (大韓航空) -> 韓国のソウル(16:35着、18:50発) -> 大韓航空 -> カンボジアのブノンペン(22:40着、市内一泊)
12/24 カンボジアのブノンペン(10:00発) -> (エアアジア航空) -> タイのバンコク(11:05着、16:05発) -> (キングフィッシャー航空) -> コルカタ(17:30着、ホテル直行)
12/25 コルカタ観光(美術館)、夜行列車 (Train No 3005/Amritsar Mail, First AC(1A)クラス, 19:10発)
12/26 バルナシ (9:12着, 乗車14時間)
(この地区の定番観光地を観光)
1/3 デリー (11:55発) -> (エアアジア航空) -> バンコク (17:25着、18:25発)-> (エアアジア航空) ブノンペン(19:40着、23:40発) -> (大韓航空) -> (翌日1/4) -> ソウル (6:40) -> (大韓航空) -> 成田(11:25着)
日程的に厳しいが何とかなるだろう。
夜行列車はIRCTC Reservation System (http://www.irctc.co.in)で何度予約してもほとんどのクレジットカードが弾かれてしまったが、代理店と思われるCleartrip(http://www.cleartrip.com)で予約したところ一発で取れた。
前者は決済方法が様々に選ぶことができ、アメックスやCityBankなど各種決済サイトを選択して手持ちのセゾンアメックス、楽天VISA、セゾンMaster、みずほVISAなど各種で試みたがことごとく弾かれたのでまさにインドらしかったのであるが。
予約が取れたと言ってもWaitList 2番目(要はキャンセル待ち)なので取れるまでは安心できない。
途中カンボジアにビザが必要で空港で取ることもできるが写真を用意したり順番待ちのことを考えるとe-Visaをプラス5ドル(計25ドル)で取ってから行くことにする。
カンボジアのe-VISAを取る時、決済後の表示ページに Failed (失敗) と書いてあったので「え?」と思ったのだが、同時に送られてきたメールには「決済完了」と出ていた。わけわからない。もう1通メールが届いたのでそちらを見ると、「現在貴方の申し込みはペンディングされており、3日以内に処理されます」と表示された。どうやら待てばよいようだ。紛らわしい表示だ・・・。確認用ページでレシートを印刷して持参する。

12月24日
インドのコルカタ(カルカッタ)到着。
空港に着いて建物の中に入るといきなり入国審査。まずビザを取らないといけないので見渡すがそれらしきものがない・・・。どこだ? 係員に聞こうと思って見渡してもいないのでとりあえず入国審査を受けてビザを取得したい旨を話した。すると大声で誰かを呼んでくれてビザ手続きが始まった。まず紙の記入をした後、60USドル相当のインドルピーが必要とのことで係員に連れられて出口近くの両替所まで連れて行かされる。そこで、おそらく悪いと思われるレートで両替をしてから約2,500ルピーを払う。写真1枚と帰りの航空券確認をした後にスタンプと手書きのビザを発行された。この簡易ビザはホテル宿泊拒否などトラブルの宝庫らしいが・・・、どうなるかな。
ところでビザを取るときに荷物を入国審査横に置いておくように指示されたのでその通りにしたのだが、その荷物が行方不明になりかけた。どういうことかというと、両替をしている間に係員なのか或いは乗客なのかよく分からない人が私の荷物を持って行こうとしていたのだ。順を追って言うと、両替を済ませて入国審査に戻るときにすれ違いに見知らぬ人が見慣れたバッグを持っていて、「あれっ」と思って遠くを見ると置いてあった場所にバッグがなく、少し開けてみると自分のバッグだったのですが、もしかしたらそのまま誰かが持っていって盗まれる或いは行方不明の可能性があった。その人と係員が片手で挨拶していたので係員だった可能性が高いが、もしもそうでなければ盗難であるし、係員であってもこんな管理ではどこかに置かれて紛失、となる可能性もあった。ビザ発給の手続きが仕組みとしてうまくいっていないというのがよく分かる出来事。危ない危ない・・・。
ビザ発給は、行き先や帰りの便などの簡単な質問をされた後にすぐ発行された。
そして外に出て、数千円分をルピーに換金してからプリペイドタクシーを手配した。約240ペソ(約480円)。本当は1ペソ単位もついているのだが、空港のような正式っぽい場所なのに細かなお釣りをくれないらしい。ふむ。
プリペイドタクシーの場所は外に出てから30mくらい離れた場所だが暗かったので最初はよくわからず、タクシーが並んでいるところをよく見てみるとプリペイドと書かれていたのでそこから乗った。
噂では、プリペイドに行く途中に「プリペイドタクシーはこっちだ」と横に連れて行こうとするタクシー運転手がいるとのことだったが、「タクシーか?」と聞く運転手は沢山いたが「こっちがプリペイドだ」とは言われなかったので普通の客引きだった。意外に良心的(?)かもしれない。インドは悪質極まりないと聞いていたが、その一方で「コルカタは田舎なので割と素朴」との話もあったので後者が正解かもしれない。きっとインド入門者にとってはコルカタのような田舎で慣れるくらいがちょうど良いのだろう・・・。
タクシーは見た目おんぼろで、でも走りは割と普通できびきび走った。道路が舗装されていないので埃が凄い。空港からは割と距離があったし田舎道を突っ走るので不安になったが、最近入手したXperiaのMapDroydというソフトを使ってGPSの現在地+地図を見ながら乗っていたので目的地に向かっていることが確認できて不安がかなり少なかった。ただ、私が山やバイクで使っているガーミンに比べるとGPS機能が弱いようで、窓に寄せないとなかなか場所を特定してくれなかったりしたが、目的地に向かっていることがたまに確認できただけでも十分だった。
Xperiaも素晴らしいが、MapDroydはGoogle Mapのようにネットワークに繋がなくてもオフラインで概略地図(無料)でナビができるのでとても素晴らしい。
ホテルにいよいよ到着するが、噂のサダルストリートは埃っぽい小さな通りだった。ここが何故有名なのが理解できないが、何かがあるのだろう。そして、そこにある Bawa Walson Spa 'O' tel というホテルに一泊する。日本から予約しておいたのだが、7,000円近くしたのでインド基準からするととても高いホテルである。値段にたがわず、中は落ち着いた雰囲気。
ところで、他の国ではタクシー運転手は大抵、客を降ろしたらそのまま行ってしまうことがほとんどであるように思うが、なぜか今回、タクシー運転手がチェックイン終了までずっとフロントで待っていた。私はあえて無視していたので何もなかったが、もしかしたらチップを待っていた? 或いはホテルからのインセンティブを待っていたのか? よく分からない行動だった・・・。
そしてチェックインですが、従業員にいきなり「このタイプのビザは初めてだ」と言われてしまう。先が思いやられるな・・・。従業員に部屋を案内してもらい、荷物を置いた後に「インターネットある?」と聞いたら「1時間175ルピーだ」と言われたので断った。しかし、ものは試しとケーブルを繋げてみると何もしなくても普通に使えた。なんだったんだ・・・。従業員のお小遣い稼ぎか? それとも計測されていて後で請求されるのか? でも、後でフロントに聞いたら同じことを言われた。ふむ。
12月25日
夜に少し寒くなってきたのでフリースを着たのだが、朝の目覚めは悪くない。シャワーを浴びてから朝食を取る。朝食は半分インド風で半分コンチネンタル風なビュッフェ形式だった。
チェックアウトをしてから荷物をフロントに預け、町の散策に向かう。


最初に向かったのはマザーテレサ・ハウスである。ハウスに向かう途中に小さな道を通るのだが、インドらしい風景を見ることができた。
道で体を洗う人がいたりするが、まったく自然に振舞っており、この場所でそれを行うことが当然、という感じが伝わって来る。おそらく子供の頃から今までずっと道で体を洗っており、道で体を洗うことが普通なのだろう。
途中、人にマザーテレサ・ハウスを聞くとすかさず教えてくれたのでスムーズに辿り着くことができた。



マザーテレサ・ハウスは意外とこぢんまりとしていた。大きな看板を見つけることができず、人に聞いてようやく場所がわかった。聞くと、中には自由に入ってよいらしく、マザーテレサのtomb(墓)が中にあった。体全てがそこにあるかどうかは知らないが、そこには多くの花がかけてあった。
墓自体は静けさの中に置かれていたが、それより感銘を受けたのがその墓に対して激しくも静かな祈りを捧げる人々だった。テレサの墓自体から漂ってくるのは遥かなる静けさであり、それに祈りを捧げる人々の情熱がこの活動を支えていると感じた。情熱といっても、遥かなる静けさを伴った、黙々とした情熱であり、いわば「根」がテレサにあって人々の活動が存在しているかのようだった。





マザーテレサ・ハウスを出た後、横の路地からリクシャーに乗った。このおじいさんは英語が話せないらしく、近くの売店の人に伝達をお願いした。ビクトリアまで50ルピーということで案外良心的だな・・・と思っていた。
しかし、途中でいきなり方向が変わり、おじいさんを呼び止めて話すと、経由してゆく、というようなニュアンスを言ってきた。
しかし、止まったのはニューマーケット前。どういうことか? と問い質すと、わからない振りをしている。横にいる人が助けに入ってくれて、聞くと「ビクトリアにはリクシャーではいけない」と言うのでメトロに通じる大通り近くまで走ってもらう。
仕方がないのでそこで大人しく降り、50ルピー払おうとすると「100ルピーくれ」と言い出した。出ました! こんな良心的に見えるおじいさんであってもこれとは。
しょうがないかなと思って10ルピー上乗せで終わろうとすると、「No,No、100ルピー」としつこいので、10ルピーを取り上げてからそのまま立ち去ろうとするが腕を強く掴まれた。骨の形が見えるようなギスギスのおじいさんなのに、リクシャー引いているからか、とても力がある。仕方がないので、「おい! ビクトリアと言ったじゃないか。 ここはまだ途中じゃないか!」と言ったら引き下がった。英語が実は通じるのか、或いは感情を読み取ったのか? よくわからない。




仕方がないのでそこから地下鉄方面に歩くが、ふと気がつくとそこはインド博物館の目の前。ふと思い立ち、今は朝だから多少は空いているだろうし戻ってくるのも大変だから今入ってしまおう、と決める。これが大正解。後ほどインドの人の多さを体験することになる。
入場券(150ルピー)を買った後に入り口横のクロークに荷物を預けたが、どうやら外国人枠があるらしく特別に取ってある棚に荷物を置いた。そして中に入るが、写真を撮るにはどうやら別券が必要のようなのでお土産物ショップで50ルピーを払って札をカメラにつけた。





















インド博物館を見た後、ビクトリア方面に歩く。地下鉄に乗ろうかとも思ったが、街中を見たいという気持ちもあるので暫く歩き、途中の公園に寄ったりもした。
公園でベンチに座り落ち着いていると、子供3人組が現れてサンタの帽子を買ってくれとせがまれた。「お腹が空いているの。何か食べたいの」と言っているが、付き合っていたらきりがないので「私は仏教徒だ。クリスチャンじゃないよ」と言ったら、「サンタの帽子はいらないのね。じゃ、帽子はいいから、とにかくお金ちょうだい」と言い出した。訳がわからないが、ようはお金をせびっているのだろう。「おなかがすいたよお。食べたいよお」と言うが、本当にお腹が空いているのであればもっと表情がくたくたの筈だが、どう見ても元気な3人組である(苦笑)。 もう面倒くさくなったので目を合わせず遠くを見ていたら2人は立ち去り、残る1人が「お金ちょうだい」と腕を引っ張ったが、その1人もしばらくしたらいなくなった。 どうやら他の人に金せびりに行ったようだ。ふむ。
しばらく落ち着いた後、近くのマーケットに向かう。地図ではマーケットとのことだが、ぼろぼろのビルで本当にやっているか分からない・・・ と思ったが中に入ってみると確かにやっていた。ふむ・・・。不思議なビルだ。 ここではTシャツ(バングラディッシュ製、150ルピー)とYシャツ(バングラディッシュ製、400ルピー)、それに虫除けパッチ(タイガーバーム製、400ルピー)とフェイスオイル(Body Shop製、300ルピー)を買った。これでしばらく安心だ。
そしてビクトリアに向かうが、途中から、長い長い列が出来ていて何かと思えば入場券を買う列と入場を待つ列とのことだった。外から建物は見ることができたので、この長い列に並ぶのも大変ということで外から見るだけで済ませた。


そして大きな公園を通ってサダルストリート方面に戻るが、途中、マクドナルドとケンタッキーを見つけたので試しに入ってみた。どちらも味付けがインド風に多少ながら変更されており、特にマクドナルドのチキンはインドでしか食べられない味だと思った。ケンタッキーは基本的にグローバルな味付けだが、少しだけインド風の味がした、というくらいだった。
インド料理を食べる気にはなれないのでマクドナルドとケンタッキーにはこの旅の間、いざとなった時にお世話になることを期待している。
そして、まだ電車の発射時刻まで時間があるのでニューマーケットに行ってみる。特に買うものもないが、中に入ると後ろから白い服を着た誰かがしつこく着いてきた。私の先に回りこんで、「何か買いたいのか? ズボンか? 花束か?」と聞いてくるので無視したり、急に方向転換してかわそうとするが、すぐに追いついてきて私の前に回りこみ、再度「何が欲しいんだ? 花束か?」としつこいので「ついてくるな」と言うと「お前が私の行く方向に来ているだけだ」とふてぶてしいことを言う。仕方がないのでとりあえず外に出て、警備員のいる地下入り口に回りこむとそこでその男は引き下がった。 ふむ。 そして地下を散策し、違う入り口から1階に戻って再度散策しようとするが、どうやら先ほどの男が私を見つけたらしく、遠くから近づいてくるのが見えた。私はとっさにそこにある本屋に入り、見るふりをしてその男の様子を見たところ道の影に隠れたので、その瞬間を見てすかさず本屋を出て、隣の本屋に再度身を隠した。そしてその本屋の違う出口から逆方向に抜けると、どうやらその男の追跡をかわすことができたようだ。ふう。
そんなこんなで安心したのもつかの間、今度は違う男が「紅茶はいらないか? 俺の店は地下にある」と付きまとってきた。 きっとこれでもインドにしてみればしつこくない方なのだろうが、後ろに付かれているとスられるのが心配なので交わそうと努力するがビルの上から下までずっと着いてくる。ちょっと怖いので階段の下りを少し加速して降り、曲がり角を曲がった瞬間にダッシュして外に出てかわした。ふう・・・。






そしてニューマーケットの外をまわってサダルストリートに戻り、ネットカフェで時間をつぶした後、ホテルの荷物をピックアップする。どうやら荷物は失われずに済んだ様で、鍵をかけておいたので開けられてもいなかった模様。
そしてハウラー駅に向かうことにするが、最初は歩いて向かえる距離かなと思っていましたが、とにかく人が多く、警備員に聞くと、すぐそこの交差点からタクシーで80ルピーとのことだったのでそうしようとするが、近づいてみると長距離用と思われるバスターミナルがあったのでまずそこでバスを探す。どうやらそこからは出ておらず、道を走っているローカルバスで行けるようなので道に戻ってバスを見るが、英語で書かれていないので全くわからない。
もうタクシーでいいかな・・・ と思っていると、バスから「ハウラー、ハウラー、ハウラー」と叫ぶ声が聞こえてくるので「ハウラー駅か?」と聞くと「そうだ」と言うのでそれに乗る。 6ルピーである。
途中、どこにいるかよく分からなかったので不安にもなったが前にいる人に聞くと「まだだ」とのことだったのと、大きな橋を渡った時点で自分でもすぐそこだと気づくことができたし、車掌も教えてくれたので無事ハウラー駅に辿り着くことができた。
ハウラー駅は人が多く、まさにカオスではあるが、自分に危害が加わるような雰囲気ではなかったので安心できた。






何番線か分からなかったので案内板を見に行って番線を確かめ、水を買ったりして出発に備えた。番線の入り口に自分の車両の情報が貼られるのでそれを確かめた後、中に乗り込んだ。
クラスは1等であったが、日本で言うところのエコノミークラスかな、という気がした。同じ部屋に一緒になったのは日本人1名とインド人3名。4つしかベッドがないのに5人いるが、どうやら予約システムの異常らしく車掌が部屋の確保を一生懸命していた。
食事は簡素ですが、辛すぎることもないのでとりあえずは腹を満たせた。

今回インド行きを直前になって決めたためか出発までどたばたしていた。
まず航空券。
楽天トラベルで直行便(エアーインディア)が運良く1週間前に空いているからと思って予約を入れたら、最後の決済時に満室表示。度々楽天トラブルではこのようなことがあったのだが、「またか」と思わされた。
仕方がないので他を探したが見当たらず、ブノンペン(カンボジア)であれば大韓航空(韓国経由)が7.1万かつ残り1席(4区間のうち1つ)であったのでひとまず押さえた。先がなければアンコールワット観光という手もあるからだ。
その先はエアアジアとキングフィッシャー航空を組み合わせ、最終的には以下のように組んだ。
12/23 成田(13:55発) -> (大韓航空) -> 韓国のソウル(16:35着、18:50発) -> 大韓航空 -> カンボジアのブノンペン(22:40着、市内一泊)
12/24 カンボジアのブノンペン(10:00発) -> (エアアジア航空) -> タイのバンコク(11:05着、16:05発) -> (キングフィッシャー航空) -> コルカタ(17:30着、ホテル直行)
12/25 コルカタ観光(美術館)、夜行列車 (Train No 3005/Amritsar Mail, First AC(1A)クラス, 19:10発)
12/26 バルナシ (9:12着, 乗車14時間)
(この地区の定番観光地を観光)
1/3 デリー (11:55発) -> (エアアジア航空) -> バンコク (17:25着、18:25発)-> (エアアジア航空) ブノンペン(19:40着、23:40発) -> (大韓航空) -> (翌日1/4) -> ソウル (6:40) -> (大韓航空) -> 成田(11:25着)
日程的に厳しいが何とかなるだろう。
夜行列車はIRCTC Reservation System (http://www.irctc.co.in)で何度予約してもほとんどのクレジットカードが弾かれてしまったが、代理店と思われるCleartrip(http://www.cleartrip.com)で予約したところ一発で取れた。
前者は決済方法が様々に選ぶことができ、アメックスやCityBankなど各種決済サイトを選択して手持ちのセゾンアメックス、楽天VISA、セゾンMaster、みずほVISAなど各種で試みたがことごとく弾かれたのでまさにインドらしかったのであるが。
予約が取れたと言ってもWaitList 2番目(要はキャンセル待ち)なので取れるまでは安心できない。
途中カンボジアにビザが必要で空港で取ることもできるが写真を用意したり順番待ちのことを考えるとe-Visaをプラス5ドル(計25ドル)で取ってから行くことにする。
カンボジアのe-VISAを取る時、決済後の表示ページに Failed (失敗) と書いてあったので「え?」と思ったのだが、同時に送られてきたメールには「決済完了」と出ていた。わけわからない。もう1通メールが届いたのでそちらを見ると、「現在貴方の申し込みはペンディングされており、3日以内に処理されます」と表示された。どうやら待てばよいようだ。紛らわしい表示だ・・・。確認用ページでレシートを印刷して持参する。
12月24日
インドのコルカタ(カルカッタ)到着。
空港に着いて建物の中に入るといきなり入国審査。まずビザを取らないといけないので見渡すがそれらしきものがない・・・。どこだ? 係員に聞こうと思って見渡してもいないのでとりあえず入国審査を受けてビザを取得したい旨を話した。すると大声で誰かを呼んでくれてビザ手続きが始まった。まず紙の記入をした後、60USドル相当のインドルピーが必要とのことで係員に連れられて出口近くの両替所まで連れて行かされる。そこで、おそらく悪いと思われるレートで両替をしてから約2,500ルピーを払う。写真1枚と帰りの航空券確認をした後にスタンプと手書きのビザを発行された。この簡易ビザはホテル宿泊拒否などトラブルの宝庫らしいが・・・、どうなるかな。
ところでビザを取るときに荷物を入国審査横に置いておくように指示されたのでその通りにしたのだが、その荷物が行方不明になりかけた。どういうことかというと、両替をしている間に係員なのか或いは乗客なのかよく分からない人が私の荷物を持って行こうとしていたのだ。順を追って言うと、両替を済ませて入国審査に戻るときにすれ違いに見知らぬ人が見慣れたバッグを持っていて、「あれっ」と思って遠くを見ると置いてあった場所にバッグがなく、少し開けてみると自分のバッグだったのですが、もしかしたらそのまま誰かが持っていって盗まれる或いは行方不明の可能性があった。その人と係員が片手で挨拶していたので係員だった可能性が高いが、もしもそうでなければ盗難であるし、係員であってもこんな管理ではどこかに置かれて紛失、となる可能性もあった。ビザ発給の手続きが仕組みとしてうまくいっていないというのがよく分かる出来事。危ない危ない・・・。
ビザ発給は、行き先や帰りの便などの簡単な質問をされた後にすぐ発行された。
そして外に出て、数千円分をルピーに換金してからプリペイドタクシーを手配した。約240ペソ(約480円)。本当は1ペソ単位もついているのだが、空港のような正式っぽい場所なのに細かなお釣りをくれないらしい。ふむ。
プリペイドタクシーの場所は外に出てから30mくらい離れた場所だが暗かったので最初はよくわからず、タクシーが並んでいるところをよく見てみるとプリペイドと書かれていたのでそこから乗った。
噂では、プリペイドに行く途中に「プリペイドタクシーはこっちだ」と横に連れて行こうとするタクシー運転手がいるとのことだったが、「タクシーか?」と聞く運転手は沢山いたが「こっちがプリペイドだ」とは言われなかったので普通の客引きだった。意外に良心的(?)かもしれない。インドは悪質極まりないと聞いていたが、その一方で「コルカタは田舎なので割と素朴」との話もあったので後者が正解かもしれない。きっとインド入門者にとってはコルカタのような田舎で慣れるくらいがちょうど良いのだろう・・・。
タクシーは見た目おんぼろで、でも走りは割と普通できびきび走った。道路が舗装されていないので埃が凄い。空港からは割と距離があったし田舎道を突っ走るので不安になったが、最近入手したXperiaのMapDroydというソフトを使ってGPSの現在地+地図を見ながら乗っていたので目的地に向かっていることが確認できて不安がかなり少なかった。ただ、私が山やバイクで使っているガーミンに比べるとGPS機能が弱いようで、窓に寄せないとなかなか場所を特定してくれなかったりしたが、目的地に向かっていることがたまに確認できただけでも十分だった。
Xperiaも素晴らしいが、MapDroydはGoogle Mapのようにネットワークに繋がなくてもオフラインで概略地図(無料)でナビができるのでとても素晴らしい。
ホテルにいよいよ到着するが、噂のサダルストリートは埃っぽい小さな通りだった。ここが何故有名なのが理解できないが、何かがあるのだろう。そして、そこにある Bawa Walson Spa 'O' tel というホテルに一泊する。日本から予約しておいたのだが、7,000円近くしたのでインド基準からするととても高いホテルである。値段にたがわず、中は落ち着いた雰囲気。
ところで、他の国ではタクシー運転手は大抵、客を降ろしたらそのまま行ってしまうことがほとんどであるように思うが、なぜか今回、タクシー運転手がチェックイン終了までずっとフロントで待っていた。私はあえて無視していたので何もなかったが、もしかしたらチップを待っていた? 或いはホテルからのインセンティブを待っていたのか? よく分からない行動だった・・・。
そしてチェックインですが、従業員にいきなり「このタイプのビザは初めてだ」と言われてしまう。先が思いやられるな・・・。従業員に部屋を案内してもらい、荷物を置いた後に「インターネットある?」と聞いたら「1時間175ルピーだ」と言われたので断った。しかし、ものは試しとケーブルを繋げてみると何もしなくても普通に使えた。なんだったんだ・・・。従業員のお小遣い稼ぎか? それとも計測されていて後で請求されるのか? でも、後でフロントに聞いたら同じことを言われた。ふむ。
12月25日
夜に少し寒くなってきたのでフリースを着たのだが、朝の目覚めは悪くない。シャワーを浴びてから朝食を取る。朝食は半分インド風で半分コンチネンタル風なビュッフェ形式だった。
チェックアウトをしてから荷物をフロントに預け、町の散策に向かう。
最初に向かったのはマザーテレサ・ハウスである。ハウスに向かう途中に小さな道を通るのだが、インドらしい風景を見ることができた。
道で体を洗う人がいたりするが、まったく自然に振舞っており、この場所でそれを行うことが当然、という感じが伝わって来る。おそらく子供の頃から今までずっと道で体を洗っており、道で体を洗うことが普通なのだろう。
途中、人にマザーテレサ・ハウスを聞くとすかさず教えてくれたのでスムーズに辿り着くことができた。
マザーテレサ・ハウスは意外とこぢんまりとしていた。大きな看板を見つけることができず、人に聞いてようやく場所がわかった。聞くと、中には自由に入ってよいらしく、マザーテレサのtomb(墓)が中にあった。体全てがそこにあるかどうかは知らないが、そこには多くの花がかけてあった。
墓自体は静けさの中に置かれていたが、それより感銘を受けたのがその墓に対して激しくも静かな祈りを捧げる人々だった。テレサの墓自体から漂ってくるのは遥かなる静けさであり、それに祈りを捧げる人々の情熱がこの活動を支えていると感じた。情熱といっても、遥かなる静けさを伴った、黙々とした情熱であり、いわば「根」がテレサにあって人々の活動が存在しているかのようだった。
マザーテレサ・ハウスを出た後、横の路地からリクシャーに乗った。このおじいさんは英語が話せないらしく、近くの売店の人に伝達をお願いした。ビクトリアまで50ルピーということで案外良心的だな・・・と思っていた。
しかし、途中でいきなり方向が変わり、おじいさんを呼び止めて話すと、経由してゆく、というようなニュアンスを言ってきた。
しかし、止まったのはニューマーケット前。どういうことか? と問い質すと、わからない振りをしている。横にいる人が助けに入ってくれて、聞くと「ビクトリアにはリクシャーではいけない」と言うのでメトロに通じる大通り近くまで走ってもらう。
仕方がないのでそこで大人しく降り、50ルピー払おうとすると「100ルピーくれ」と言い出した。出ました! こんな良心的に見えるおじいさんであってもこれとは。
しょうがないかなと思って10ルピー上乗せで終わろうとすると、「No,No、100ルピー」としつこいので、10ルピーを取り上げてからそのまま立ち去ろうとするが腕を強く掴まれた。骨の形が見えるようなギスギスのおじいさんなのに、リクシャー引いているからか、とても力がある。仕方がないので、「おい! ビクトリアと言ったじゃないか。 ここはまだ途中じゃないか!」と言ったら引き下がった。英語が実は通じるのか、或いは感情を読み取ったのか? よくわからない。
仕方がないのでそこから地下鉄方面に歩くが、ふと気がつくとそこはインド博物館の目の前。ふと思い立ち、今は朝だから多少は空いているだろうし戻ってくるのも大変だから今入ってしまおう、と決める。これが大正解。後ほどインドの人の多さを体験することになる。
入場券(150ルピー)を買った後に入り口横のクロークに荷物を預けたが、どうやら外国人枠があるらしく特別に取ってある棚に荷物を置いた。そして中に入るが、写真を撮るにはどうやら別券が必要のようなのでお土産物ショップで50ルピーを払って札をカメラにつけた。
インド博物館を見た後、ビクトリア方面に歩く。地下鉄に乗ろうかとも思ったが、街中を見たいという気持ちもあるので暫く歩き、途中の公園に寄ったりもした。
公園でベンチに座り落ち着いていると、子供3人組が現れてサンタの帽子を買ってくれとせがまれた。「お腹が空いているの。何か食べたいの」と言っているが、付き合っていたらきりがないので「私は仏教徒だ。クリスチャンじゃないよ」と言ったら、「サンタの帽子はいらないのね。じゃ、帽子はいいから、とにかくお金ちょうだい」と言い出した。訳がわからないが、ようはお金をせびっているのだろう。「おなかがすいたよお。食べたいよお」と言うが、本当にお腹が空いているのであればもっと表情がくたくたの筈だが、どう見ても元気な3人組である(苦笑)。 もう面倒くさくなったので目を合わせず遠くを見ていたら2人は立ち去り、残る1人が「お金ちょうだい」と腕を引っ張ったが、その1人もしばらくしたらいなくなった。 どうやら他の人に金せびりに行ったようだ。ふむ。
しばらく落ち着いた後、近くのマーケットに向かう。地図ではマーケットとのことだが、ぼろぼろのビルで本当にやっているか分からない・・・ と思ったが中に入ってみると確かにやっていた。ふむ・・・。不思議なビルだ。 ここではTシャツ(バングラディッシュ製、150ルピー)とYシャツ(バングラディッシュ製、400ルピー)、それに虫除けパッチ(タイガーバーム製、400ルピー)とフェイスオイル(Body Shop製、300ルピー)を買った。これでしばらく安心だ。
そしてビクトリアに向かうが、途中から、長い長い列が出来ていて何かと思えば入場券を買う列と入場を待つ列とのことだった。外から建物は見ることができたので、この長い列に並ぶのも大変ということで外から見るだけで済ませた。
そして大きな公園を通ってサダルストリート方面に戻るが、途中、マクドナルドとケンタッキーを見つけたので試しに入ってみた。どちらも味付けがインド風に多少ながら変更されており、特にマクドナルドのチキンはインドでしか食べられない味だと思った。ケンタッキーは基本的にグローバルな味付けだが、少しだけインド風の味がした、というくらいだった。
インド料理を食べる気にはなれないのでマクドナルドとケンタッキーにはこの旅の間、いざとなった時にお世話になることを期待している。
そして、まだ電車の発射時刻まで時間があるのでニューマーケットに行ってみる。特に買うものもないが、中に入ると後ろから白い服を着た誰かがしつこく着いてきた。私の先に回りこんで、「何か買いたいのか? ズボンか? 花束か?」と聞いてくるので無視したり、急に方向転換してかわそうとするが、すぐに追いついてきて私の前に回りこみ、再度「何が欲しいんだ? 花束か?」としつこいので「ついてくるな」と言うと「お前が私の行く方向に来ているだけだ」とふてぶてしいことを言う。仕方がないのでとりあえず外に出て、警備員のいる地下入り口に回りこむとそこでその男は引き下がった。 ふむ。 そして地下を散策し、違う入り口から1階に戻って再度散策しようとするが、どうやら先ほどの男が私を見つけたらしく、遠くから近づいてくるのが見えた。私はとっさにそこにある本屋に入り、見るふりをしてその男の様子を見たところ道の影に隠れたので、その瞬間を見てすかさず本屋を出て、隣の本屋に再度身を隠した。そしてその本屋の違う出口から逆方向に抜けると、どうやらその男の追跡をかわすことができたようだ。ふう。
そんなこんなで安心したのもつかの間、今度は違う男が「紅茶はいらないか? 俺の店は地下にある」と付きまとってきた。 きっとこれでもインドにしてみればしつこくない方なのだろうが、後ろに付かれているとスられるのが心配なので交わそうと努力するがビルの上から下までずっと着いてくる。ちょっと怖いので階段の下りを少し加速して降り、曲がり角を曲がった瞬間にダッシュして外に出てかわした。ふう・・・。
そしてニューマーケットの外をまわってサダルストリートに戻り、ネットカフェで時間をつぶした後、ホテルの荷物をピックアップする。どうやら荷物は失われずに済んだ様で、鍵をかけておいたので開けられてもいなかった模様。
そしてハウラー駅に向かうことにするが、最初は歩いて向かえる距離かなと思っていましたが、とにかく人が多く、警備員に聞くと、すぐそこの交差点からタクシーで80ルピーとのことだったのでそうしようとするが、近づいてみると長距離用と思われるバスターミナルがあったのでまずそこでバスを探す。どうやらそこからは出ておらず、道を走っているローカルバスで行けるようなので道に戻ってバスを見るが、英語で書かれていないので全くわからない。
もうタクシーでいいかな・・・ と思っていると、バスから「ハウラー、ハウラー、ハウラー」と叫ぶ声が聞こえてくるので「ハウラー駅か?」と聞くと「そうだ」と言うのでそれに乗る。 6ルピーである。
途中、どこにいるかよく分からなかったので不安にもなったが前にいる人に聞くと「まだだ」とのことだったのと、大きな橋を渡った時点で自分でもすぐそこだと気づくことができたし、車掌も教えてくれたので無事ハウラー駅に辿り着くことができた。
ハウラー駅は人が多く、まさにカオスではあるが、自分に危害が加わるような雰囲気ではなかったので安心できた。
何番線か分からなかったので案内板を見に行って番線を確かめ、水を買ったりして出発に備えた。番線の入り口に自分の車両の情報が貼られるのでそれを確かめた後、中に乗り込んだ。
クラスは1等であったが、日本で言うところのエコノミークラスかな、という気がした。同じ部屋に一緒になったのは日本人1名とインド人3名。4つしかベッドがないのに5人いるが、どうやら予約システムの異常らしく車掌が部屋の確保を一生懸命していた。
食事は簡素ですが、辛すぎることもないのでとりあえずは腹を満たせた。
バナラシ
12月26日
早朝、バラナシのジャンクション駅に辿り着いた。詳しい案内がなかったがGPSで位置を知ることが出来たので安心して待つことが出来た。到着10分ほど前に車掌が知らせてくれたのだがその時まで寝ていたら間に合っていたか微妙だった筈なのでよかった。とは言っても到着時間を1時間ほど遅れていたのでいつでも降りれる準備を整えているべきではあるのだが。


ホームは汚いには汚いのだが、コルカタと違って人が少なくすっきりしたホームだった。と、そんな時、すぐに客引きが現れた。最初は無視していようと思ったがガンガー(川沿い)までオートリクシャーで50ルピーとのことで、確認すると、合計50ルピーで2人であっても個別50ルピーではない、とのことだったので同じ部屋だった彼と一緒にガンガーまで一緒に行くことにする。

運転は、コルカタより強引な気がした。道には牛が自由に歩いており、人間に対してはクラクションを鳴らすが牛に対してはクラクションを鳴らさないようだ。なんとなく川の方に向かっていることはわかったが具体的にどこにいるのか不明だったので度々GPSで確認する。運転手が色々質問をしてくるが、ホテルはどこかと聞いてきたので「まだ決まっていない」ととりあえず答えた。答えたら面倒なことになりそうなので。雑談をしつつ、やがて「彼女はいるか?」「インド人の彼女はいるか? 俺は4人の彼女がいる。3時間ごと1人の相手をするんだ」と言い出してから話が変な方向に向かい始めた。やがて「どうだ? 一人いらないか?」と言い出した。 おいおい、いきなり売春婦の斡旋かよ? 「インド人の彼女はいらない」というと「とてもスレンダーで可愛いぞ。どうして拒否するんだ?」と言ってきたが、こちらが乗ってこないのでそれ以上話をやめた。 そんなこんなでもう少しで川だと思った瞬間、いきなり路地に入った。 おいおい、実力行使か? 勘弁してくれ・・・ と思っていたら、何やら裏路地にあるホテル前で止まった。 名前はどこかで聞いたことあるな・・・ ということは、単なるホテル紹介だったのかな? それとも実は売春宿とか? 中に入らなかったので分からなかったが、たしか300台のルピーを提示された気がする。 元々興味ないので大通りまでとりあえず出ることに。そしてGPSで場所を確認し、私はガンガーを北上、彼はどうやらすぐ近くに目当てのゲストハウスがあるようなのでそこで分かれる。
ガンガーまでの道はGPSを見つつスムーズに行くことができた。今回、GPSが予想以上に役立っている。




ガンガー沿いをずっと北上するが、予想通りボートの客引きが多くいた。昨夜に同室だったインド人が言うには向こう岸まで往復50ルピーとのことで、たまに50ルピーと言ってくる人もいれば300ルピーと言ってきた人もいた。50ルピーでも、向こう岸まで行ったら「帰りにはもう50ルピーが必要」と言う可能性が高いのであるが(そういう旅行記は多く見た)。
そして中心地区まで歩き、更に北上。火葬場を見たりしてから再度引き返してきた。































夕方になり、向こう岸までは行かないが南北往復するボートが40ルピーとのことなので乗ってみた。最初は50ルピーと言われたが詳しく聞くと、南まで行って10ルピー、帰ってきて10ルピー、北に行くと10ルピー、戻ってくるのに10ルピー、合計40ルピーとのことなので乗った。もちろんそれ以上要求されたが、もう慣れっこみたいなものである。行動が予想通り過ぎるし、態度が自然すぎてまったく気にならない。インド人らしき人も同じように要求されていたので、片道10ルピーくらいがおそらく適正なのだろう。
夜は何かのセレモニーがやっていて見学した。














12月27日
朝、5時に起きて支度をし、日の出とそこで祈る人たちを見に行った。
そこで何かよくわからない装飾品のようなものを買った。最初全部で1000ルピーと言ってきたが、「必要ない。いらない。1つだけなら1USドル(約42ルピー)で買う」と言っていたら24個全部セットが100ルピー(約190円)まで下がった。どうやら小分けでは売りたくないようだ。その人が言うには、売店によっては2000ルピーで売るとのこと。学生の私を助けてくれというが本当かわからないので相手にしなかったが、100ルピー(約190円)なら確かにそのくらいの価値かもしれないと思って買ってあげた。改めてよく見てみると、それなりによく出来ている気もする。


ネタが多すぎて書ききれないくらいなのですが、定番の客引きがとても多い。
片っ端から断るのだが、しっかりと断るとある一定以上は追いかけて来ないのでコルカタのニューマーケットにいたような、断っても断っても付いてくるようなのはいない。マーケット地区の学生バイトが布と紅茶を売ろうとずっと追いかけてきたが、それにしてもコルカタのニューマーケットのようにうざったくはない。今のところの話ですが、インドは、聞いていたよりずっと旅行しやすい。むしろ昔行ったエジプトの方が「目が血走った」タクシー運転手とか下品な客引きとかがいて面倒だった。
火葬場を見ていると、周囲の説明を勝手に始めるおじいさん(というかヨボヨボの骸骨寸前の乞食、と言った方が正しい)が横に張り付き、「分かってる。知ってる」と適当にあしらっていると「もうすぐ死ぬ老人のところに案内しようか」と聞いてきた。これはガイドブックで見た、寄付の詐欺(?)か? と思ったら案の定その通りで、「薪を買うのにはお金がかかる木によって値段が違うが、どれそれの木は1kg600ルピーだ。寄付してくれ」と言い出した。「もうすぐ死ぬ老人」を見学するような悪趣味はないので断り、薪の寄付も断った。
向こう岸までのボートは往復100ルピーくらいまでなら簡単に下がる感じだった。電車で教えてくれたインド人が言うには1時間50ルピーとのことだが、ガイドブックによると80~100ルピーとのことなので外国人価格としてはそんなものなのだろう。乗る気はあまりないのであるが気分次第では乗ってみたいと思う。
12月28日
今日は、少し離れたところの旅行代理店前から郊外のモスク等の見学に行く。特に値切りはしなかったが6時間オートリクシャを貸し切って500ルピー(約950円)。いちいち値段交渉する手間もないし見学中もずっと待っていてくれるし、見学場所にオートリクシャがいるとは限らないし、場所近くまで順番に行ってくれるので説明する必要がないので貸し切ることにしました。概算だとそれぞれをうまく交渉した合計と同じくらいだが固定料金ということと旅行代理店経由なので下手なことはしないだろうということで安心料も含まれていると考える。日本の感覚で値段だけを見たら6時間の乗り物と運転手で1000円以下なのだから激安には違いないがインド的にはこのくらいが普通なのだろう。
最初はドゥルガー寺院(Durga Mandir)
次はサンカト・モーチャン寺院(Tuisi Manas Mandir)
次はバラーナス・ヒンドゥー大学内にあるヴィシュワナート寺院(Vishwanath Temple)。たしか駐車料金が別途10ルピー。
そして橋を渡り、ラームナガル城(Ramnagar Fort, 城塞博物館)に行った。
次は、少し郊外のサールナート(Sarnath)に行く。ここは仏陀が始めて説法したところとのこと。
まずチベット僧院を見て、次はムールガンダクティー寺院(Mulgandha Kuti Vlhar)に行く。
このムールガンダクティー寺院の駐車場に止まった時、胡散臭いガイドが話しかけてきて中を案内するという。料金は「自由に決めてくれ」と最初言ったのにも関わらずすぐに「1時間200ルピー」と言い出したので「いらない。ガイドブックがある」と断ったらすぐに100ルピーに下がった。本当にガイドをしてくれるのであればそれでもよいので了解したが、これがいい加減なガイドで、外から「あれは○○だ。誰それが何年に建てた」という、ガイドブックの最初に書かれてあるようなことしか言わない。多少はガイドブックに書かれていないことを言っていたが、量および質的にガイドとは到底言えないレベルのもの。内部の壁画について解説してもらいたかったのだが、ガイドは外で待っているだけ。役立たずのガイドだったので最後に100ルピーではなく50ルピーを渡した。きょとんとしていたので、私は次のように説明をした。「貴方のガイドは私の期待に答えられなかった。Your guide was not meet my expectation. 貴方は内部の説明をしなかった。You din't explain inside.」すると、「OK」と納得した。インド人はしっかり説明すると分かってくれる気がする。
























帰ってきて、夜は昨夜と同様にプージャを見学。




12月29日
電車の出発時刻までまだ時間があるので、まだ乗っていないボートに乗ろうと思った。まずはインド人料金の50ルピーで交渉したが、私が一人なので向こうが可愛そうな顔をしたので100ルピーで行ってもらうことにしました。とは言っても、出発間際に漕ぎ手が交代したので胡散臭い感じである。この胡散臭さもインドでは普通なので全く気にならないところが不思議だ。
少し漕ぎ出したところで鳩の餌を他のボートが売りに来た。値段を聞くと50ルピー(1つか2つかはわからないが)と言ってきて2つ私の目の前にぽんと置いたので、私は「ひとつ5ルピー、2つで10ルピー」と言ったら向こうはOKと言った。ふむ。やはり、相場が分からないときは5分の1くらいが相応なのだな。鳩に対して餌を投げると多く寄ってきた。



そして対岸に渡り、少し散策をする。
何やら漕ぎ手は随分と深刻な趣で自分の身の上話を始め、自分は携帯電話を日本人に買ってもらったがとても古くて写真がついてないので写真付の携帯電話を買ってくれと言い出した。こんなのに買ってあげた人がいるらしく、「とおる君」は1年間分の学費を出してくれて古い携帯電話をくれたという。そんなお人よしが実在するのか嘘なのか分からないが、癖になっているらしく、私にしつこくタカってくる。
勉強するためにノートと鉛筆を買ってくれというのなら分かるが携帯電話を買ってあげてもどうしようもないので最後まではぐらかした。「岸に着いたらボスが全部売り上げを取ってしまう。川の上でいくらかくれ」と言ってきたがはぐらかした。最初からタイマーを動かしておいたのだが1時間8分で少し1時間をオーバーしていたので最初のレートである1時間100ルピーに少し上乗せとチップをつけて150ルピーを渡そうとするが気に食わないらしい。こういうふてぶてしいところがインド人が嫌われる所以なのだが本人は気づいてないらしい。とは言っても、ここインドではこのふてぶてしさが実に自然にふてぶてしいので、「またか」と思うくらいで全く気にならないのであるが。予想通りの展開だからこそまったく気にならない。150ルピーでそのまま「ありがとう」と受け取っておけばお互い幸せなのに欲を出しすぎである。150ルピーで受け取ろうとしないので、100ルピーと10ルピー2枚、合計120ルピーにして渡そうとするが、向こうは「減ったぞ」と不満顔である。これで150ルピーを受け取るだろう・・・ と思ったが、案の定、不満そうに150ルピーを受け取った。同じようなインド人も前にいたのでおそらくこの方法は有効なのだろう。インド人対策パターンにこれを取り入れると良いかも知れない。



偶然2回うまく行った対策パターン:
1.元の料金に少しだけチップ上乗せで払おうとする
2.不満そうに「もっとくれ」とインド人が主張する
3.内容を説明する。元の料金に、これだけチップだ、と。
4.不満は収まらず「もっと必要だ」とインド人がしつこく要求する
5.頃合を見つつ3と4を繰り返す
6.もういいや、という表情をする
(実際にちょっと疲れてきたくらいのタイミングがベストか?)
7.元々の料金はこれなのだから、チップなしで元の料金だけ受け取れ、
と言いつつ元々の料金だけを渡そうとする。
8.インド人が仕方ない、それだけでよい、と1の料金(元の料金+チップ)を受け取る。
ボートの上で他のボートが近づいてきて商売を始めた。ネックレスを売りつけようとするが、どうやら値段はあってないようなものらしく、以下のパターンに従うらしい。
最初は安く言う。これは50ルピー(約100円)、と。そして、こちらが「これはどうだ?」と言ったものは値段を2倍程度に提示する。どうやらどちらも同じような値段で売っても利益は出るようだ。同じようなネックレスが50ルピーと100ルピーとで言ってきたので、私は混在を無視して2つで100ルピーと言ったら、向こうが「これが50ルピー、こっちが100ルピーだから150ルピーだ」と言ってきたので「ディスカウントしろ」と対応する。それでも折れそうだったが、どうやら更に付け加えて利幅を増やしたいらしく6色セットで350ルピーとか他の種類のものが200ルピーとか言ってきたが、だんだん面倒になってきて、別のものを織り交ぜて6個セットで500ルピー(約950円)で買った。交渉のやり方次第でもうちょっと安くできた感じなのでちょっと失敗だったが、まあ、よいとする。相手の表情を見る限りそれほど利益は出ていないようなのでそこそこの値段だったのだろう。たぶん、最初の1個が利益ほとんど出ない料金で、セレクトした品物の上乗せ分が利益になるのだろう。
ボートを降りた後、日本食レストランで昼食を食べ、川沿いを散策する。
そして時間が来たのでホテルに戻り、駅に向かうことにしました。
列車は既に止まっており、中に乗り込むとどうやら部屋には私一人のようだ。
布のシートで、いい部屋のように感じる。
夕べから喉の調子が悪く、頭も少しぼおっとしており少し熱っぽいのでこのように落ち着ける部屋は本当に助かる。鏡を見ると目も充血していたが、体をウェットティッシュで拭いて着替えをしたら気分が落ち着いてきた。 どうやら何とかなりそうだ。
そんな時、夕食は何にするか聞かれたが、どうやら私のために何か作ってくれるようだ。さすがは一等車である。インド人向け料理は100ルピーとのことだが、私の希望通りにチキンとライス、そしてオレンジジュースで200ルピーとのことだった。辛くないようにも頼んだ。
食事を済ませると、3人くらいの先ほどのインド人が部屋に入ってきた。何用かと思ったら、どうやらホテルの紹介らしい。「HOTEL ISABEL PALACE」という新しくできたホテルでガイドブックには載っていないということで400ルピーだそうだ。判断できなかったのでスマートフォンを使ってGoogle検索してみたが確かに出てこない。とりあえずそこでOKということにしてその日は寝ることにしました。
早朝、バラナシのジャンクション駅に辿り着いた。詳しい案内がなかったがGPSで位置を知ることが出来たので安心して待つことが出来た。到着10分ほど前に車掌が知らせてくれたのだがその時まで寝ていたら間に合っていたか微妙だった筈なのでよかった。とは言っても到着時間を1時間ほど遅れていたのでいつでも降りれる準備を整えているべきではあるのだが。
ホームは汚いには汚いのだが、コルカタと違って人が少なくすっきりしたホームだった。と、そんな時、すぐに客引きが現れた。最初は無視していようと思ったがガンガー(川沿い)までオートリクシャーで50ルピーとのことで、確認すると、合計50ルピーで2人であっても個別50ルピーではない、とのことだったので同じ部屋だった彼と一緒にガンガーまで一緒に行くことにする。
運転は、コルカタより強引な気がした。道には牛が自由に歩いており、人間に対してはクラクションを鳴らすが牛に対してはクラクションを鳴らさないようだ。なんとなく川の方に向かっていることはわかったが具体的にどこにいるのか不明だったので度々GPSで確認する。運転手が色々質問をしてくるが、ホテルはどこかと聞いてきたので「まだ決まっていない」ととりあえず答えた。答えたら面倒なことになりそうなので。雑談をしつつ、やがて「彼女はいるか?」「インド人の彼女はいるか? 俺は4人の彼女がいる。3時間ごと1人の相手をするんだ」と言い出してから話が変な方向に向かい始めた。やがて「どうだ? 一人いらないか?」と言い出した。 おいおい、いきなり売春婦の斡旋かよ? 「インド人の彼女はいらない」というと「とてもスレンダーで可愛いぞ。どうして拒否するんだ?」と言ってきたが、こちらが乗ってこないのでそれ以上話をやめた。 そんなこんなでもう少しで川だと思った瞬間、いきなり路地に入った。 おいおい、実力行使か? 勘弁してくれ・・・ と思っていたら、何やら裏路地にあるホテル前で止まった。 名前はどこかで聞いたことあるな・・・ ということは、単なるホテル紹介だったのかな? それとも実は売春宿とか? 中に入らなかったので分からなかったが、たしか300台のルピーを提示された気がする。 元々興味ないので大通りまでとりあえず出ることに。そしてGPSで場所を確認し、私はガンガーを北上、彼はどうやらすぐ近くに目当てのゲストハウスがあるようなのでそこで分かれる。
ガンガーまでの道はGPSを見つつスムーズに行くことができた。今回、GPSが予想以上に役立っている。
ガンガー沿いをずっと北上するが、予想通りボートの客引きが多くいた。昨夜に同室だったインド人が言うには向こう岸まで往復50ルピーとのことで、たまに50ルピーと言ってくる人もいれば300ルピーと言ってきた人もいた。50ルピーでも、向こう岸まで行ったら「帰りにはもう50ルピーが必要」と言う可能性が高いのであるが(そういう旅行記は多く見た)。
そして中心地区まで歩き、更に北上。火葬場を見たりしてから再度引き返してきた。
夕方になり、向こう岸までは行かないが南北往復するボートが40ルピーとのことなので乗ってみた。最初は50ルピーと言われたが詳しく聞くと、南まで行って10ルピー、帰ってきて10ルピー、北に行くと10ルピー、戻ってくるのに10ルピー、合計40ルピーとのことなので乗った。もちろんそれ以上要求されたが、もう慣れっこみたいなものである。行動が予想通り過ぎるし、態度が自然すぎてまったく気にならない。インド人らしき人も同じように要求されていたので、片道10ルピーくらいがおそらく適正なのだろう。
夜は何かのセレモニーがやっていて見学した。
12月27日
朝、5時に起きて支度をし、日の出とそこで祈る人たちを見に行った。
そこで何かよくわからない装飾品のようなものを買った。最初全部で1000ルピーと言ってきたが、「必要ない。いらない。1つだけなら1USドル(約42ルピー)で買う」と言っていたら24個全部セットが100ルピー(約190円)まで下がった。どうやら小分けでは売りたくないようだ。その人が言うには、売店によっては2000ルピーで売るとのこと。学生の私を助けてくれというが本当かわからないので相手にしなかったが、100ルピー(約190円)なら確かにそのくらいの価値かもしれないと思って買ってあげた。改めてよく見てみると、それなりによく出来ている気もする。
ネタが多すぎて書ききれないくらいなのですが、定番の客引きがとても多い。
片っ端から断るのだが、しっかりと断るとある一定以上は追いかけて来ないのでコルカタのニューマーケットにいたような、断っても断っても付いてくるようなのはいない。マーケット地区の学生バイトが布と紅茶を売ろうとずっと追いかけてきたが、それにしてもコルカタのニューマーケットのようにうざったくはない。今のところの話ですが、インドは、聞いていたよりずっと旅行しやすい。むしろ昔行ったエジプトの方が「目が血走った」タクシー運転手とか下品な客引きとかがいて面倒だった。
火葬場を見ていると、周囲の説明を勝手に始めるおじいさん(というかヨボヨボの骸骨寸前の乞食、と言った方が正しい)が横に張り付き、「分かってる。知ってる」と適当にあしらっていると「もうすぐ死ぬ老人のところに案内しようか」と聞いてきた。これはガイドブックで見た、寄付の詐欺(?)か? と思ったら案の定その通りで、「薪を買うのにはお金がかかる木によって値段が違うが、どれそれの木は1kg600ルピーだ。寄付してくれ」と言い出した。「もうすぐ死ぬ老人」を見学するような悪趣味はないので断り、薪の寄付も断った。
向こう岸までのボートは往復100ルピーくらいまでなら簡単に下がる感じだった。電車で教えてくれたインド人が言うには1時間50ルピーとのことだが、ガイドブックによると80~100ルピーとのことなので外国人価格としてはそんなものなのだろう。乗る気はあまりないのであるが気分次第では乗ってみたいと思う。
12月28日
今日は、少し離れたところの旅行代理店前から郊外のモスク等の見学に行く。特に値切りはしなかったが6時間オートリクシャを貸し切って500ルピー(約950円)。いちいち値段交渉する手間もないし見学中もずっと待っていてくれるし、見学場所にオートリクシャがいるとは限らないし、場所近くまで順番に行ってくれるので説明する必要がないので貸し切ることにしました。概算だとそれぞれをうまく交渉した合計と同じくらいだが固定料金ということと旅行代理店経由なので下手なことはしないだろうということで安心料も含まれていると考える。日本の感覚で値段だけを見たら6時間の乗り物と運転手で1000円以下なのだから激安には違いないがインド的にはこのくらいが普通なのだろう。
最初はドゥルガー寺院(Durga Mandir)
次はサンカト・モーチャン寺院(Tuisi Manas Mandir)
次はバラーナス・ヒンドゥー大学内にあるヴィシュワナート寺院(Vishwanath Temple)。たしか駐車料金が別途10ルピー。
そして橋を渡り、ラームナガル城(Ramnagar Fort, 城塞博物館)に行った。
次は、少し郊外のサールナート(Sarnath)に行く。ここは仏陀が始めて説法したところとのこと。
まずチベット僧院を見て、次はムールガンダクティー寺院(Mulgandha Kuti Vlhar)に行く。
このムールガンダクティー寺院の駐車場に止まった時、胡散臭いガイドが話しかけてきて中を案内するという。料金は「自由に決めてくれ」と最初言ったのにも関わらずすぐに「1時間200ルピー」と言い出したので「いらない。ガイドブックがある」と断ったらすぐに100ルピーに下がった。本当にガイドをしてくれるのであればそれでもよいので了解したが、これがいい加減なガイドで、外から「あれは○○だ。誰それが何年に建てた」という、ガイドブックの最初に書かれてあるようなことしか言わない。多少はガイドブックに書かれていないことを言っていたが、量および質的にガイドとは到底言えないレベルのもの。内部の壁画について解説してもらいたかったのだが、ガイドは外で待っているだけ。役立たずのガイドだったので最後に100ルピーではなく50ルピーを渡した。きょとんとしていたので、私は次のように説明をした。「貴方のガイドは私の期待に答えられなかった。Your guide was not meet my expectation. 貴方は内部の説明をしなかった。You din't explain inside.」すると、「OK」と納得した。インド人はしっかり説明すると分かってくれる気がする。
帰ってきて、夜は昨夜と同様にプージャを見学。
12月29日
電車の出発時刻までまだ時間があるので、まだ乗っていないボートに乗ろうと思った。まずはインド人料金の50ルピーで交渉したが、私が一人なので向こうが可愛そうな顔をしたので100ルピーで行ってもらうことにしました。とは言っても、出発間際に漕ぎ手が交代したので胡散臭い感じである。この胡散臭さもインドでは普通なので全く気にならないところが不思議だ。
少し漕ぎ出したところで鳩の餌を他のボートが売りに来た。値段を聞くと50ルピー(1つか2つかはわからないが)と言ってきて2つ私の目の前にぽんと置いたので、私は「ひとつ5ルピー、2つで10ルピー」と言ったら向こうはOKと言った。ふむ。やはり、相場が分からないときは5分の1くらいが相応なのだな。鳩に対して餌を投げると多く寄ってきた。
そして対岸に渡り、少し散策をする。
何やら漕ぎ手は随分と深刻な趣で自分の身の上話を始め、自分は携帯電話を日本人に買ってもらったがとても古くて写真がついてないので写真付の携帯電話を買ってくれと言い出した。こんなのに買ってあげた人がいるらしく、「とおる君」は1年間分の学費を出してくれて古い携帯電話をくれたという。そんなお人よしが実在するのか嘘なのか分からないが、癖になっているらしく、私にしつこくタカってくる。
勉強するためにノートと鉛筆を買ってくれというのなら分かるが携帯電話を買ってあげてもどうしようもないので最後まではぐらかした。「岸に着いたらボスが全部売り上げを取ってしまう。川の上でいくらかくれ」と言ってきたがはぐらかした。最初からタイマーを動かしておいたのだが1時間8分で少し1時間をオーバーしていたので最初のレートである1時間100ルピーに少し上乗せとチップをつけて150ルピーを渡そうとするが気に食わないらしい。こういうふてぶてしいところがインド人が嫌われる所以なのだが本人は気づいてないらしい。とは言っても、ここインドではこのふてぶてしさが実に自然にふてぶてしいので、「またか」と思うくらいで全く気にならないのであるが。予想通りの展開だからこそまったく気にならない。150ルピーでそのまま「ありがとう」と受け取っておけばお互い幸せなのに欲を出しすぎである。150ルピーで受け取ろうとしないので、100ルピーと10ルピー2枚、合計120ルピーにして渡そうとするが、向こうは「減ったぞ」と不満顔である。これで150ルピーを受け取るだろう・・・ と思ったが、案の定、不満そうに150ルピーを受け取った。同じようなインド人も前にいたのでおそらくこの方法は有効なのだろう。インド人対策パターンにこれを取り入れると良いかも知れない。
偶然2回うまく行った対策パターン:
1.元の料金に少しだけチップ上乗せで払おうとする
2.不満そうに「もっとくれ」とインド人が主張する
3.内容を説明する。元の料金に、これだけチップだ、と。
4.不満は収まらず「もっと必要だ」とインド人がしつこく要求する
5.頃合を見つつ3と4を繰り返す
6.もういいや、という表情をする
(実際にちょっと疲れてきたくらいのタイミングがベストか?)
7.元々の料金はこれなのだから、チップなしで元の料金だけ受け取れ、
と言いつつ元々の料金だけを渡そうとする。
8.インド人が仕方ない、それだけでよい、と1の料金(元の料金+チップ)を受け取る。
ボートの上で他のボートが近づいてきて商売を始めた。ネックレスを売りつけようとするが、どうやら値段はあってないようなものらしく、以下のパターンに従うらしい。
最初は安く言う。これは50ルピー(約100円)、と。そして、こちらが「これはどうだ?」と言ったものは値段を2倍程度に提示する。どうやらどちらも同じような値段で売っても利益は出るようだ。同じようなネックレスが50ルピーと100ルピーとで言ってきたので、私は混在を無視して2つで100ルピーと言ったら、向こうが「これが50ルピー、こっちが100ルピーだから150ルピーだ」と言ってきたので「ディスカウントしろ」と対応する。それでも折れそうだったが、どうやら更に付け加えて利幅を増やしたいらしく6色セットで350ルピーとか他の種類のものが200ルピーとか言ってきたが、だんだん面倒になってきて、別のものを織り交ぜて6個セットで500ルピー(約950円)で買った。交渉のやり方次第でもうちょっと安くできた感じなのでちょっと失敗だったが、まあ、よいとする。相手の表情を見る限りそれほど利益は出ていないようなのでそこそこの値段だったのだろう。たぶん、最初の1個が利益ほとんど出ない料金で、セレクトした品物の上乗せ分が利益になるのだろう。
ボートを降りた後、日本食レストランで昼食を食べ、川沿いを散策する。
そして時間が来たのでホテルに戻り、駅に向かうことにしました。
列車は既に止まっており、中に乗り込むとどうやら部屋には私一人のようだ。
布のシートで、いい部屋のように感じる。
夕べから喉の調子が悪く、頭も少しぼおっとしており少し熱っぽいのでこのように落ち着ける部屋は本当に助かる。鏡を見ると目も充血していたが、体をウェットティッシュで拭いて着替えをしたら気分が落ち着いてきた。 どうやら何とかなりそうだ。
そんな時、夕食は何にするか聞かれたが、どうやら私のために何か作ってくれるようだ。さすがは一等車である。インド人向け料理は100ルピーとのことだが、私の希望通りにチキンとライス、そしてオレンジジュースで200ルピーとのことだった。辛くないようにも頼んだ。
食事を済ませると、3人くらいの先ほどのインド人が部屋に入ってきた。何用かと思ったら、どうやらホテルの紹介らしい。「HOTEL ISABEL PALACE」という新しくできたホテルでガイドブックには載っていないということで400ルピーだそうだ。判断できなかったのでスマートフォンを使ってGoogle検索してみたが確かに出てこない。とりあえずそこでOKということにしてその日は寝ることにしました。
カジュラホ
12月30日
朝、到着30分くらい前に部屋のノックがあった。私は「どうせ遅れるのだろう」と思っていましたが時間通りに到着したようだ。ふむ。まだ朝早いのでかなり寒い。
昨日紹介してくれた人がオートリクシャ150ルピーと言ってきたが、相場っぽいのでそれでOKをしてホテルに向かう。「HOTEL ISABEL PALACE」は村の中心から少し離れているが自転車を貸し出しているので移動には問題ないように見えた。しかし値段は400ルピーではなく1000ルピーとのこと。今は肺シーズンなのでこの値段でないと駄目だとか。先ほど紹介してくれた人がモーターサイクルで追いかけてくる筈だったのだが、後ろにはいないしいつまで経っても到着しないところを見るとあらかじめ値段を知って雲隠れしたのか何なのか・・・。 そこはとりあえずやめて村の中心に行ってもらう。運転手が指差したのは「Hotel Krishna」というところ。ここはコテージもあるようだが村中心部にある方の普通のホテルである。ここが700ルピーだったのでOKをした。
荷物を置き、8時くらいまで再度一休みをしてから遺跡見学に向かった。























































西群の遺跡を見た後、レンタル自転車を借りようとして村中心にある「SAFARI RESTAURANT, SHARUKH INTERNET CAFE」と書かれてある下になぜか「FLAIGHT, TRAIN, TAXI, HOTELS TICKETS, BOOKING HERE」とも書かれてある、レストランなのかインターネットカフェなのか旅行代理店なのか、おそらく全てがごっちゃになったよくわからないところに入った。元々は自転車を借りたいだけだったのだが、ついでにアーグラまでの移動手段も確認してみた。
すると、列車はここカジュラホからジャンスィー(Jhansi)までの間は便が少なくて席が空いておらず、ジャンスィー(Jhansi)からアーグラまでは夜23時とその次の便が4席ほど空いてはいるがそこまでバスで移動しなくてはならない。飛行機はデリーまで行ってから戻るようになる。よって、一番のお勧めとしてもらったのがタクシーをチャーターして移動するという手である。Googleナビで見ると直行して430kmほどあるようで7時間ほどかかるという。その途中にあるオルチャ(Orchha)遺跡とジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)とその先にあるBir Singh Palaceを見ると朝5時発でアーグラに夜7時着になるというのでそれで行ってもらうことにしました。直行だと4500ルピー、途中立ち寄りも含めると5300ルピー(約10,000円)で、運転手2人が交代で運転する。運転手は日帰りできないので一泊と戻る時間も考えるとこのくらいだろう。特に明日が12月31日の大晦日でピークであることを考えると多少高いのも仕方がない。
そして私は自転車を借りて、東群と南群の遺跡も散策した。















































朝、到着30分くらい前に部屋のノックがあった。私は「どうせ遅れるのだろう」と思っていましたが時間通りに到着したようだ。ふむ。まだ朝早いのでかなり寒い。
昨日紹介してくれた人がオートリクシャ150ルピーと言ってきたが、相場っぽいのでそれでOKをしてホテルに向かう。「HOTEL ISABEL PALACE」は村の中心から少し離れているが自転車を貸し出しているので移動には問題ないように見えた。しかし値段は400ルピーではなく1000ルピーとのこと。今は肺シーズンなのでこの値段でないと駄目だとか。先ほど紹介してくれた人がモーターサイクルで追いかけてくる筈だったのだが、後ろにはいないしいつまで経っても到着しないところを見るとあらかじめ値段を知って雲隠れしたのか何なのか・・・。 そこはとりあえずやめて村の中心に行ってもらう。運転手が指差したのは「Hotel Krishna」というところ。ここはコテージもあるようだが村中心部にある方の普通のホテルである。ここが700ルピーだったのでOKをした。
荷物を置き、8時くらいまで再度一休みをしてから遺跡見学に向かった。
西群の遺跡を見た後、レンタル自転車を借りようとして村中心にある「SAFARI RESTAURANT, SHARUKH INTERNET CAFE」と書かれてある下になぜか「FLAIGHT, TRAIN, TAXI, HOTELS TICKETS, BOOKING HERE」とも書かれてある、レストランなのかインターネットカフェなのか旅行代理店なのか、おそらく全てがごっちゃになったよくわからないところに入った。元々は自転車を借りたいだけだったのだが、ついでにアーグラまでの移動手段も確認してみた。
すると、列車はここカジュラホからジャンスィー(Jhansi)までの間は便が少なくて席が空いておらず、ジャンスィー(Jhansi)からアーグラまでは夜23時とその次の便が4席ほど空いてはいるがそこまでバスで移動しなくてはならない。飛行機はデリーまで行ってから戻るようになる。よって、一番のお勧めとしてもらったのがタクシーをチャーターして移動するという手である。Googleナビで見ると直行して430kmほどあるようで7時間ほどかかるという。その途中にあるオルチャ(Orchha)遺跡とジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)とその先にあるBir Singh Palaceを見ると朝5時発でアーグラに夜7時着になるというのでそれで行ってもらうことにしました。直行だと4500ルピー、途中立ち寄りも含めると5300ルピー(約10,000円)で、運転手2人が交代で運転する。運転手は日帰りできないので一泊と戻る時間も考えるとこのくらいだろう。特に明日が12月31日の大晦日でピークであることを考えると多少高いのも仕方がない。
そして私は自転車を借りて、東群と南群の遺跡も散策した。
オルチャ砦(Orchha Fort, orcha)、Jansi Fort、Bir Singh Palace
12月31日
「Hotel Krishna」に宿泊したその日、朝4時に起きてシャワーを浴びようと思った。ここはお湯を使うためにスタッフに頼んでスイッチを入れてもらう必要があるのでそうしたが「朝なので1時間待ってくれ」と言われてしまった。お湯を使う度にスタッフに言う必要があるホテル自体生まれて始めてである上に、客の要求にNoを言うホテルも始めて。なんだこれは。「1時間後に出発だから今すぐ使いたい」と言ったらOKしてくれたが、蛇口をひねってもお湯が出てこない。どうしたことか・・・ と思ってしばらく待っていたら、お湯も水も出なくなった。なんじゃこりゃ。 もうこんなホテルはどうでもよくなったのでウェットティッシュで顔だけ拭いて何とか整えてチェックアウトした。
まだ外は暗いがタクシーは道を走らせて行く。行き交う車のヘッドライトが上向きになっており、横幅が見えなくていつ衝突するか怖くてたまらない。特に大きなトラックやバスが通ったりすると恐ろしい。
体調がまだ優れず、途中で度々トイレに寄ってもらうが、バスだと自由にできないのでその点、タクシーでよかったと思う。後部座席で横になって寝ているとやがてオルチャ(Orchha)遺跡に到着した。
















オルチャ(Orchha)遺跡の後はジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)に向かうのだが、主要道路を通らずにショートカットを試みたらしく、でこぼこの道を進むことになった。GPSで場所を確認すると道が書かれていないところを通っている。大丈夫なのか? 案の定、車の下をすりそうなところを通ってゆくが、どうやら4WDでなくても何とか通れるレベルのところのようだ。
そしてジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)に到着。









ジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)の後はBir Singh Palaceに向かう。
















Bir Singh Palaceでは、入場料は無料であるのにも関わらず入場料がかかるかのように振舞う胡散臭いガイドがいたが、写真を撮ろうとしたら逃げたので偽者と分かった。本人は「政府の人間だ」と言っていたがIDを要求しても「持っていない」と言ったので胡散臭いのはみえみえである。中をとりあえず案内してもらったので多少は払って外に出る。そしてトイレを案内してもらおうとしたが人気のない方に誘い出そうとしているように見えたので拒否して車に戻る。
そして車はアーグラへ。
アーグラに近づくにつれ道は良くなってゆく。
アーグラのホテルに到着してチップを渡そうとするが、100ルピーを渡したらひどく不機嫌になって500ルピーよこせと言う。こういうところがインド人が貪欲なところである。彼らのボスからは「100ルピーで十分、200ルピーも出せば万々歳」と聞いていたので、確かに1日12時間付き合ってくれたのでもう100ルピーを出したら不機嫌が多少収まったがそれでもまだ足りない雰囲気ではあったがその程度でサンキューを言って分かれた。
そしてホテルにチェックイン。
ホテルに入った頃もまだ具合が悪かったので、今まで使ったことのない旅行保険に連絡をしてみることにしました。ホテルからコレクトコールができなかったのでスカイプで繋いで近くの24時間対応病院を教えてもらうと、どうやら歩いて行ける距離だったのですぐ行くことに。どうやらキャッシュレスサービスも受けられる模様。
すぐに帰るつもりで行ったのだが、かなり悪いと言われてしまいそのまま入院することに・・・。日本では考えられないほどに点滴を何本も連続して昼夜連続して提供され、注射の量も半端なく何本も打ち込まれた。点滴の管から、こんなに血液の中に流して溶け込めるのだろうかと思うくらいの注射の液が注ぎ込まれた結果、36時間を過ぎる頃には大分具合が落ち着いてきた。
「Hotel Krishna」に宿泊したその日、朝4時に起きてシャワーを浴びようと思った。ここはお湯を使うためにスタッフに頼んでスイッチを入れてもらう必要があるのでそうしたが「朝なので1時間待ってくれ」と言われてしまった。お湯を使う度にスタッフに言う必要があるホテル自体生まれて始めてである上に、客の要求にNoを言うホテルも始めて。なんだこれは。「1時間後に出発だから今すぐ使いたい」と言ったらOKしてくれたが、蛇口をひねってもお湯が出てこない。どうしたことか・・・ と思ってしばらく待っていたら、お湯も水も出なくなった。なんじゃこりゃ。 もうこんなホテルはどうでもよくなったのでウェットティッシュで顔だけ拭いて何とか整えてチェックアウトした。
まだ外は暗いがタクシーは道を走らせて行く。行き交う車のヘッドライトが上向きになっており、横幅が見えなくていつ衝突するか怖くてたまらない。特に大きなトラックやバスが通ったりすると恐ろしい。
体調がまだ優れず、途中で度々トイレに寄ってもらうが、バスだと自由にできないのでその点、タクシーでよかったと思う。後部座席で横になって寝ているとやがてオルチャ(Orchha)遺跡に到着した。
オルチャ(Orchha)遺跡の後はジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)に向かうのだが、主要道路を通らずにショートカットを試みたらしく、でこぼこの道を進むことになった。GPSで場所を確認すると道が書かれていないところを通っている。大丈夫なのか? 案の定、車の下をすりそうなところを通ってゆくが、どうやら4WDでなくても何とか通れるレベルのところのようだ。
そしてジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)に到着。
ジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)の後はBir Singh Palaceに向かう。
Bir Singh Palaceでは、入場料は無料であるのにも関わらず入場料がかかるかのように振舞う胡散臭いガイドがいたが、写真を撮ろうとしたら逃げたので偽者と分かった。本人は「政府の人間だ」と言っていたがIDを要求しても「持っていない」と言ったので胡散臭いのはみえみえである。中をとりあえず案内してもらったので多少は払って外に出る。そしてトイレを案内してもらおうとしたが人気のない方に誘い出そうとしているように見えたので拒否して車に戻る。
そして車はアーグラへ。
アーグラに近づくにつれ道は良くなってゆく。
アーグラのホテルに到着してチップを渡そうとするが、100ルピーを渡したらひどく不機嫌になって500ルピーよこせと言う。こういうところがインド人が貪欲なところである。彼らのボスからは「100ルピーで十分、200ルピーも出せば万々歳」と聞いていたので、確かに1日12時間付き合ってくれたのでもう100ルピーを出したら不機嫌が多少収まったがそれでもまだ足りない雰囲気ではあったがその程度でサンキューを言って分かれた。
そしてホテルにチェックイン。
ホテルに入った頃もまだ具合が悪かったので、今まで使ったことのない旅行保険に連絡をしてみることにしました。ホテルからコレクトコールができなかったのでスカイプで繋いで近くの24時間対応病院を教えてもらうと、どうやら歩いて行ける距離だったのですぐ行くことに。どうやらキャッシュレスサービスも受けられる模様。
すぐに帰るつもりで行ったのだが、かなり悪いと言われてしまいそのまま入院することに・・・。日本では考えられないほどに点滴を何本も連続して昼夜連続して提供され、注射の量も半端なく何本も打ち込まれた。点滴の管から、こんなに血液の中に流して溶け込めるのだろうかと思うくらいの注射の液が注ぎ込まれた結果、36時間を過ぎる頃には大分具合が落ち着いてきた。
タージマハル in アーグラ
まだ安静にしなくてはいけないと言われてはいたが、帰国日が迫っており、タージマハルも見ていないので帰国日前日に少しだけ外出許可をもらった。本当はデリーの街中も観光するつもりであったがデリーは見ずに帰国日の朝まで入院して、早朝にタクシーでデリー空港まで直接移動することにする。
帰国日前日の午後1時、昼ごはんを食べた後にタージマハルまで出かけ、数時間だけ観光をした。


























タージマハルは、外から見たときはその大きさに圧倒されて「すげええ!!」と思ったが、中に入ってみると棺が異様に辛気臭くて、それまでの感動も吹っ飛んでしまうほどの辛気臭さだった。さすが「インクレディブル・インディア!」である。 外から見たときは感動した筈だったのだけれど、この辛気臭さを思えば、わざわざ来なくても良かったかな・・・。帰りは妙に暗い気持ちだ。インクレディブル・インディア!
そして病院に帰りベッドに横たわる。体調もそれなりに回復してきており、帰国日の早朝4時に支度をしてデリー空港、そしてバンコク、ブノンペン、ソウル、成田と遠い道をなんとか帰ることができた。
帰国日前日の午後1時、昼ごはんを食べた後にタージマハルまで出かけ、数時間だけ観光をした。
タージマハルは、外から見たときはその大きさに圧倒されて「すげええ!!」と思ったが、中に入ってみると棺が異様に辛気臭くて、それまでの感動も吹っ飛んでしまうほどの辛気臭さだった。さすが「インクレディブル・インディア!」である。 外から見たときは感動した筈だったのだけれど、この辛気臭さを思えば、わざわざ来なくても良かったかな・・・。帰りは妙に暗い気持ちだ。インクレディブル・インディア!
そして病院に帰りベッドに横たわる。体調もそれなりに回復してきており、帰国日の早朝4時に支度をしてデリー空港、そしてバンコク、ブノンペン、ソウル、成田と遠い道をなんとか帰ることができた。