インド赴任 2ヶ月目 2013年

2013-07-15 記
トピックインド赴任


バンガロールのスケートリンク

我が家からそう遠くないところのモールにスケートリンクがあるのを発見!




ちっちゃいけど、バンガロール初! と書いてあるのできっと珍しいのだろう。 でも、他の場所でも見た気がするんだよな・・・。まあいいや。 ここが最初なのでしょう、きっと。

それはともかく、何かどこかで見た子が写ってるなあ・・・ と思ったら、真央ちゃんじゃないですか。こんな遠くのインドで何やってるの(苦笑)

[2014/04/06追記]
現在は閉鎖されています。


イーベイ・インドで体重計購入

イーベイ・インドに出店しているムンバイのGadget Bucketという店舗から送料込み499ルピー(約900円)の体重計を買ったところ、面白いことが起きた。
http://myworld.ebay.in/samishah.0001
http://www.gadgetbucket.in/




まず最初。

新品を買った筈なのに、明らかに中古品が送られてきた。汚れがすごすぎ・・・。

あと、買うときに、絵柄も重要だから選んだつもりだったのに、全く違う柄が送られてきた。(苦笑) まあ、これは私がもしかしたら注意書きを読み飛ばした
せいかもしれないし、機能にはさほど影響がない。問題なのは機能だ。 柄が違うのに「まあいいか」と思わせてしまうインドパワー。 日本なら大問題だなあ。返品沙汰だよ。

肝心の機能面。絵柄の違いをどうでも良いと思わせてしまうほどの機能のしょぼさ。とにかく、誤差が大きすぎる。調整のところを動かすと、ちょっと動かしただけなのに大きく針が動く。なので、ゼロに合わせることが不可能。体重量った後にゼロに戻らない・・・。 上の方は割と安定しているようだが、そもそも絶対値がずれているので、大体の体重しかわからない。

そんなこんなで、イーベイにフィードバックをしようとしたところ・・・。なんと、「良い」フィードバックはすぐ投稿することができるが、「普通」「悪い」のフィードバックは7日後にならないと投稿することができないようだ。

なんじゃそりゃー と思いつつ数日放っておくと、変なメールが届いたので、そこから辿って「悪い」のフィードバック記入。なんだ、できるんじゃん・・・。

フィードバックをした数日後、もういいや、と思って忘れていた頃に、いきなり電話が・・・。 早口でよく分からん(苦笑)

仕事中だったので、よく分からんと言って無理矢理切っても、何度も電話がかかってくる。更には、メールで何度も「あなたの電話には繋がらないので、代わりの連絡先を教えてくれ」と連絡がくる。非常にうざったい(苦笑)

その次の週に、同じ電話に連絡するようにメールしたら電話がかかってきた。
やはり、何言ってるのかさっぱり分からん(苦笑)

でも、4~5回繰り返してもらったら、何となく分かってきた。 どうやら、代わりの品を希望するかどうかを聞かれていたようだ。希望する旨を伝えた後、品物をどうやって送り返せばよいのか聞くと、どうやら送り返さなくて良い模様。ふーん。

それじゃ、よろしく、と電話を切ろうとするが、何かまだ用件がある模様。

どうやら、悪いフィードバックを取り消してくれ、ということらしい(苦笑)

取り消し方が分からないのでメールで送ってもらい、取り消し完了。

これで一件落着・・・ となる筈だったが・・・

なんと、その後届いた体重計は、全く動かない壊れた品物だった(苦笑)




交換で送り直してるんだから、動作確認くらいして送って来いよ、という突っ込みを入れたくなるくらいのお粗末さ。 あるいは、輸送中に壊れたのか。

どちらにせよ、面白い体験をさせてもらいました。

さすがはインド。

インクレダブル・インディア!

補足:
「インクレダブル・インディア!」はインド観光局(公式)による海外向け宣伝で使われているキャッチフレーズで、テレビでもよく見かける有名なフレーズ。インド観光局は、「インドは想像を超えてもの凄いところだから、みんなきてね!」 とポジティブに言ってるつもりなのだろうが、外国人から見ると、同じ単語に備わっている別の意味「信じられない、信用できない、信じ難い」というネガティブな意味でとらえられてしまっている、とても残念なインド宣伝のキャッチフレーズ。 今回は、「あれまあ、インド、やっちゃったね!ドンマイ!」という同情の意味を込めて最後に書いてみました。(解説長くてごめんねー)


インド電車の予約サイト

インド電車の予約は以前は駅に行って大混雑&列を作らないインド人に混ざって、人混みを押しのけて切符を取らなくてはならなかったらしいが、私が知っているのはオンライン予約のみ。時代も変わったようですね。

日本人旅行者が使うサイトとして有名(?)なのは Clear Trip ( http://www.cleartrip.com/ )というサイト。ただし、アメックスが必要らしい。(前はそうでした。今は不明) 昔はたしかここに登録するだけで電車の予約が取れたのだが、最近ふと見てみると、IRCTC( https://www.irctc.co.in/ )という公共っぽいサイトのIDを登録しないと Clear Trip で電車チケットが買えなくなっていた。

昔、Clear Trip は使ったことがあって、IRCTCも一応登録はしたものの使っていなかったのだが、こちらで電車を利用する可能性が出てきたので両者の登録情報を更新しようとしたところ、思わぬ事態が発生・・・。

まず、Clear Tripの会員情報は問題なく更新。問題なのは IRCTC の方。登録すると何かエラーが出る・・・。どうやら、携帯番号が被っていると登録できないようだ。サイト上から自分でどうにかすることはできないようなのでユーザサポートに連絡。ここからの対応が大変だった。

まず、回答として「他の人が使っている以上、貴方の登録はできない。前のユーザ宛に連絡したので、登録解除を待つ様に」とのこと。 まあ、理屈はわかるが、電話番号なんて重複しないのだから、電話あるいはSMS送ればいいのにな・・・ と思いつつ、腑に落ちないまましばらく数日待つことに。

進展がないので、再度催促メール。その回答は、「前のユーザに連絡済だから、他のユーザで登録されている間は貴方は使えない」との返事。 それは分かったから、強制解除するなり何とかするように連絡するも、返答は上記と同じテンプレートが帰ってくるのみ。らちがあかない。2回くらい催促して、2回共にテンプレート返された。単に「待つ様に」だけ言うのは業務放棄だろう。カスタマーサポートの役割をなしてない。 さすがは国営企業、といったところか・・・。

結局、電話して談判することに。まず、近場のチェンナイにかけると、とてーもダルそうな男が電話に出て、「あっちにかけろ」と言ってきて電話番号を教えてもらうが、チェンナイの市外局番がない番号だけ教えられて、市外局番なしだと繋がらなかった。 なんだかなあ。

そこにかけるも、またしても、ダルそうな声で「ここでは対処できないからデリーにかけろ」と言われる。たらい回しかよ。 しかも、妙に感に触る声でうざったそうに何回も対処されると、こちらまで少しいらいらしてくる。 そんなこんなでデリーにかけると、話の分からない、あまり頭の良くなさそうな男に、電話じゃなくてメールしろ、と言われる。 しかも電波状況が悪くて途切れて話にならない。

一端切ってかけ直したら、ようやく話のわかりそうな人に繋がった。

最初は「メールで連絡してくれ」と言われるが、「メールしたが進展がないから電話しているんだ」と言うと状況を理解し、IDと名前を伝えた後に、電話番号は今かけている携帯電話の番号通知から見える筈だ、ということを確認したら「Yes」との回答。こちらの状況として、予約したいのにいつまで経っても予約できない、という状況を伝えると、「わかった」とのこと。結局、前の利用者からの返答が48時間なければ前の利用者の電話番号登録を強制的に解除するとの回答をようやく得ることができた。

いやー、めんどくさいっ (汗)

やっぱり、最後は電話だな・・・。

補足1:
48時間経過したが、まだ会員情報更新できない。会員登録しようとすると相変わらずエラーが返ってくる。言った言葉に重みがないのは、やはりインドだな・・・。回答も適当だったのかもしれないな。やれやれ。

そんな時、真っ昼間に電話がかかってきて、訛りが酷すぎてよく聞き取れないがメールを待つ様に、と言っているような気がしたので、こちらから一方的に、相手の電話番号を更新して会員情報更新できるようにしてくれるのか、と聞くとイエスと答えたので1日くらい待ったが音沙汰なし。 単に、「ユーザサポートにメールするように」と言っていたのかもしれないな。 あるいは、「相手のメールの返事を待つように」と言われたのかもしれないな。 もうちょっと粘り強く聞くべきだったか。

仕方が無いので、再度デリーに電話。すぐに「メールサポートに連絡しろ」と言われたので、「もうした」と返答。それに対しては「48時間待つように」と言われたので、「もう48時間待ったぞ。いつまで経っても進まないから電話してるんだ」と言うも、それでも「48時間待て」としか言わないので何度も「何を言ってるんだ。もう待ったんだ。いつまで待たせるんだ。48時間はもう過ぎたぞ。お前が48時間待てと言って、もう待ったんだ」と何度も言っていたら、向こうから一方的に「わかった。ボスと話をしろ」と言ってきて、こちらの返事を聞く前に転送になった。

少しするとボスに繋がり、再度「既に手続きされているから48時間待て」と再度言われる。もう48時間待った旨を伝えると、「すぐに手続きされるから待て」と言われるが、「いったいいつまで待つんだ。48時間と言われてもう待ったぞ。いつなんだ、いつになったら手続きされるんだ。期限を教えろ」と言うと、「貴方の懸念はわかった。もう今日は夜だから、明日の朝に手続きするように部署に連絡する」、という回答を得ました。 さてさて、どうなることか。

めんどくさいインド。

補足2:
ボスの指示もむなしく、まだ手続きされていない。もうすぐ2週間だよ。役立たずのユーザサポート。その後、土曜日の正午くらいに電話が来て、問題は修正されたかと聞かれたので「今外にいるので後で確認する」と答えた。

その後確認したが、やっぱり問題は修正できていない。だめだこりゃ。所詮はインドだ。
会社の総務に頼んで電話番号変えてもらおうかな。

一応電話して、「まだだめだぞ。一体なにをやってるんだ」と言ったら、また最初から説明し直し。あーだーこーだ伝えたところ、「じゃ、料金明細を送れ」と要求されたので「もう送った(苦笑)」と答えて、ようやくメールの中から探し出してくれた。 なんだかなあ。

そして、再度技術的な手続きとユーザサポートが言うところの作業にまたもや48時間かかるという。 なんだそりゃ。
全部が駄目ではないけど、駄目な部分のインドはとことん駄目だなあ・・・。

補足3:
何度電話しても「既に問い合わせは転送済だから48~72時間以内に処理される」と言われるだけ。何の役にも立たないサポート。もうすぐ3週間ですよ。
エラーメッセージ「Mobile number entered is already registered」で検索すると、ユーザサポートの回答「我々のシステムは、そういう場合に対処するようにできていない」とかいう面白いけど笑えない回答がある。これが本音か。ユーザがあきらめるまでユーザサポートは受け付けるけど、修正する気がないんだな。

どうやら、手段は以下のいずれか
・IRCTCがシステム更新するのを待つ(普通は待ってられない)
・町のチケット購入所で買う
・駅で買う
・旅行代理店で買う

ドライバーに言ったところ、知り合いの旅行代理店で買えばいい、と言われた。 ふーむ・・・。

補足4:
同じプロジェクトで仲がいいインド人にお願いして、モバイル番号を使わせてもらうことに。どうやら、予約時には別途、携帯電話番号を入力することができるので、ユーザアカウントに結びついている電話番号は一度だけ認証してしまえば用が足りるらしい。

借りた電話番号で入力してユーザ更新すると、SMSが送られてきてポップアップダイアログでその番号入力になるのだが、それを入力するとそのままユーザ情報更新になる。そこまではいいのだが、先ほど入力した内容の一部がクリアされてしまい、入力エラーになる(苦笑) ユーザインタフェース悪すぎだ。

結局、住所を日本にしてSMS認証を通してからインド住所に戻した。なんだかなあ。最後もエラー出ていたのにもかかわらず、なぜかアカウントがロックされて、パスワード再発行してやり直したらいつの間にかユーザ情報が更新されていた。 スタッフが気づいて、直接更新したような疑いがあるけど、とにかく予約できるようになった。

予約開始すると、確認画面に電話番号入力があるので、そこで初めて自分の携帯電話番号を入れて予約完了。

ふー。

やれやれ。大変だったが予約できた。


補足5:
予約できて安心して数日後、ユーザサポートから「貴方の電話番号は解放されたのでユーザ登録に同番号を使用できます」という連絡が届いた。 遅いって。(苦笑)

もしかしたら、私の電話番号で予約したので、その電話番号と紐付いている元のアカウントのメールアドレスに連絡が行って、あわてて電話番号を変えた可能性もある。 ・・・いや、そんな器用なつくりじゃない気がするんだよな。 単に、被った電話番号で予約が入ったのでユーザサポートがあわてて作業したのかもしれない。 はたまた、たまたま日付が前後しただけかも。 真実は闇の中だが、ユーザサポートのやりとりで3週間近く費やしたことでインドを体験できました。おわり。


インドの美容院

インドの床屋と言えば、埃だらけの道ばたの横の掘っ立て小屋に人が詰めかけて髪を切っているようなイメージがあった。実際もその通りで、値段はせいぜい数百ルピー(数百円~)のようだが、そういうところでは髪染めは行っていない。

私は白髪染めもしてもらいたいのでそういうところではなく、美容院を探していたところ、モールの中に現代的な美容院を発見したので行ってみました。




見た目は現代的。インドにもこういう美容院があるんですね。

カットが450ルピー(約800円)。(単純カットならもっと安くて300ルピーらしい)
カラーが1000ルピー(約1800円)。

道ばたの床屋とは値段が違う気がする。

ただ、髪を切るスキルは、日本での1000円床屋のレベル。美容院というレベルではない・・・。 手先はぶきっちょ(さすがインド・・・)だし、私の目にハサミの持つところが激突しても何も謝らないような低サービス&低モラル。

日本なら、少なくとも担当者は謝るだろうし、店長が出てきて平謝りになるかもしれないレベルですよ・・・。 店は綺麗でも、やっぱりここはインド。ハサミが目に激突することくらい何でもないらしい。

髪染めも、終わって洗い流して鏡で見てみると、しっかり染まっていない(苦笑)

モールに入っているお店でこのレベルですか・・・(汗)
だめだめですね・・・。 さすがインド・・・。
モールに入っているお店でこれなら、道ばたのお店はどうなのでしょう・・・。うーむ。

建物とかサービスレベルの平均が低いから、それを考えるとこれでもましな方なんだろうなあ、たぶん。 そう思わせてしまうインド。 文句を言う気にもならないのは、さすがインド。

トピックインド赴任