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チャナッカレ(Canakkale)へのMETRO社バスチケット入手

2015-06-11 記載
トピック:トルコイスタンブール

帰りがけに、アヤソフィア周辺の旅行代理店で次の目的地チャナッカレ(Canakkale)へのバスチケットを入手しようと思った。

オンラインでも買える筈だが、1回挑戦したらクレジットカード決済がうまくいかなかったので値段がそう変わらないのであれば旅行代理店の方が楽だと思ったのと、乗り場の確信が持てないので聞こうと思っていたのだ。

行き先を伝えると、その場のPCで予約を始めたのがトルコ大手のバス会社と思われる METROの予約画面。 ちゃちゃっと入力して行き先を選択しているのを注意深く見ていた。 場所を確認して、ヨーロッパ側のバス乗り場(オトガル)であることも確認できた。 乗り場は思っていた場所で合っていたようだが、乗り場の選択がイスタンブールだけでなく地域名が書いてある選択肢を選んでいる。 そこを選択するのか。 なるほど。

個人情報は、一部分だけ本当のものを入れて、あとはかなり適当だ。 そんなんでいいの?

電話番号はぐちゃぐちゃに入れただけだし、パスポート番号も適当。
名前はきちんと入力したけれども名字は適当。 そんなんでいいのかい?

値段が出てきて割引き価格が50リラと出たのだが、旅行代理店のスタッフは元の値段の60リラだと言う。 手数料も込みでその値段ならばそれはそれでいいのだが、旅行代理店のスタッフは「これはトルコ人の価格だ」と言う。 何か説明に不信感を覚える。 手数料を取るのはいいけれども、手数料がかかるならそれと言って欲しい。 「ここで買うとこの値段だ」 と言えばいいのに、何故「トルコ人の値段だ」なんて胡散臭いことを言うのだろう。

んー と思いながらPCの画面を見ながら 「購入の処理(トランザクション)失敗しろー」 と念じていたら本当に失敗した(苦笑) おいおい。 たまたまだろうが、運がいい。 何やらスタッフが 「んー。困った。うまくいかない」 みたいな顔をして他のスタッフと見合わせているので、私は 「調子が悪いんだねー」 というニュアンスでその場を早々と立ち去った。 我ながら運がいい。

その後、ホテルに戻って自分で同じチケットを購入してみたところ、やっぱり50リラだった。

ただし、入力がチェックで弾かれてしまい、ちょっと困った。

具体的には、電話番号入力が不正だからチェックするようにメッセージが出てきた。 なんだかなー と思いつつ、Firefox の開発モードにしてそのメッセージのところでブレイク(ストップ)させ、メッセージの原因を見てみたところ、電話番号が50から始まらないといけないとか色々チェックがある。 どうもトルコのローカル電話番号を入力することを前提にしていて、国番号を入力するパターンを考慮していないようだ。 国番号抜きで電話番号を入力しないといけないらしい。 トルコのSIMは入手して電話番号は一応あるれども電話ができない契約なので電話番号を入力したところで、その番号にかかってきても受け取ることができない。 だから、日本の電話番号を入力したいのだが、METROの入力フォームはそれを受け付けないようになっている。 あの旅行代理店のスタッフの言っていることはある意味正しかったのかな? でも、「トルコ人専用」というのは嘘だ。 トルコの電話がないとだめ、というだけだし、そもそも、クレジットカードの決済の時にトルコの電話番号を入力してしまったらクレジットカード会社のチェックで弾かれないとも限らない。

そんなこんなで電話番号から国番号を抜いて50からの番号を入力したら、案の定、クレジットカードのチェックで別のエラーメッセージが出た。 しかもトルコ語で書かれてあってよくわからないが、翻訳してみると 「クレジットカードの入力情報が不正です」 みたいなメッセージ。 なんだかなー。

入力した内容を確認してみたところ、間違っているのは国番号抜きで入力した電話番号くらいしか考えられないので、それならばということで、日本の国番号 +81から始まる電話番号を入力した上で、エラーチェックのところを開発モードで無理矢理突破させて処理を強行した。 具体的には、変数に”成功”の意味の値を無理矢理入れてチェックを素通りさせ、クレジット決済を強行させたところ、トランザクションが成功した。

ということで購入成功。 普通は買えないのかもしれないなあ。

或いは、普通に買える筈だが、たまたま運が悪かったのか。 旅行代理店の人は電話番号とか名前とか適当に入力していたので、その情報は使われていないのかもしれないし。

今回は、ハッキングしやすい方法でチェックをしていたおかげで助かった。
これがサーバ側でチェックしていたら決済できなかったかもしれない。

国番号付の電話番号を受け付けないというサイトの作りはお粗末だが、Webサイト構築の仕方もお粗末だったために助かった格好になる。



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