セルチュクからパムッカレに移動

2015-06-25 記載
トピック:トルコパムッカレ

今日はセルチュクを出てパムッカレ(Pamukkale)にバスで移動します。

これが、失敗した。パムッカレに行くのだからパムッカレ社のバス(Pamukkale bus)で行こうとしたのだが、席の幅が狭い、微妙なバスだった。 この会社は二度と使わないだろう。

やっぱり乗るなら大手のMETROだなあ。値段はほとんど同じなのに快適さが違う。

同じパムッカレ社で立派なバスもたまに見かけるのに、これはボロいバスだ。
バスチケットにYATAGAN KOOPと書いてあるしバス車体にもそうあるのでOEMのバスに乗せられたのかもしれないな。

こういうことして稼ぎを多くしようとしているのかもしれないが、もう二度と使わないと決めたのでもう関係ないか・・・。


あと、パムッカレ社のスタッフは胡散臭い。

セルチュクのパムッカレ社のスタッフは下品なジョークも言った。「おい、君はバスを運転できるか? バス運転手は夕べ酒を飲み過ぎたんだ。君が運転してくれよ」みたいな変なジョークを言う。

ついでに言うと、パムカッレ社の横にある違う会社のオフィスのスタッフは 「君、今日のパムッカレ行きのバスはないよ」 とか、いきなり言い出すありさま。 「明日のバスを待て」 とか言い出すが、君のところで買ったチケットじゃないんだけど? なんだかよく分からん。


調べてみると、メトロ社のスタッフであっても詐欺っぽい人(大金ふんだくる人)がいるので気をつけた方がいいらしい。 そんなもんか。 ちなみにパムッカレのメトロ社のオフィスにいるスタッフは詐欺師らしい。 おいおい。 これから行くところじゃないか。


そんなこんなで3時間半ほど窮屈な座席で我慢してパムッカレに到着。 やれやれ。

降りようとしたら誰かが乗ってきて、「ホテルに行く人はオフィスで呼んであげます。別のバスに乗る人は荷物を置いて出かけてもよいです」みたいな話だったのでオフィスに行ってホテルを呼んでもらおうとしたら、スタッフの手が回っていなくて時間がかかるので面倒くさくなって、せいぜい10分以内で行ける距離なので歩いて行くことにしました。

今回の宿は以下

Anatolia Hotel


2泊ドミトリで20ユーロ朝食付 (62リラ、約2,840円)
1泊あたり約1,420円

プールも付いているし、まあまあの宿だ。
遺跡まで約700mくらい歩くが、そのくらいは問題ない。


歩いている間に町中のレストラン等の値段を見たが、観光地価格になっている。
セルチュクの1.5~2倍くらいの値付けがされている。

ここは永居するところではないな。
どうやら詐欺師も多いようだし。


到着後、遺跡の近くにある池に散歩しに行った。
多くのアヒル(?)がいる。



温泉っぽい水が池に流れ込んでいるので確認したが、本当に温泉? ただの水?



柵があって白いところにはたどり着けないけれども、水が流れてきて貯まっているところがあったので水質を確認してみる。



よーく見ると炭酸っぽい泡が見える。
ここの湯質は炭酸入りと聞いていたので、やはりこの水が温泉の水のようだ。
流れているところは炭酸が確認できないが、よどんで水が貯まっている所には炭酸が確認できた。



ということで、その水を使って足湯・・・ と思ったが、冷たいので足湯ではなくて足水だ。

しばらく浸かっていても、何も感じない。 手でも何度もチェックしてみたが印象は同じ。
炭酸の有り難みも感じず、石灰の良さも感じず。 私の肌は、これは「ただの水」だと言っています(苦笑)



水質チェックを何度もしたが、これに入ったとしても、炭酸という以外はあまり有り難みのない成分のような気がした。 炭酸も取り立てて強いわけではないようだが、上流は強いのかな?
これには石灰が混ざっているらしいが、水は透明なので濁っているわけではない。

ここの特徴は白い石灰石の見た目の珍しさくらいで、お湯は大したことない感じだ。

水質だけを言うと、温泉に恵まれている日本人がわざわざ入るところじゃないね(苦笑)
この程度のところなら日本には山ほどあるしなあ・・・。 というか、ほとんど「ただの水」だし。
検索してみると成分表も出てきた。 PHは6.6くらいなので中性。 そうか。

ミュージアムパスに含まれているなら入場して水につかるが、別料金ならば水につかるのはパスかな・・・。
私の中では、これは温泉じゃなくて「水」カテゴリに分類されつつあります(苦笑)

炭酸が含まれているからおおまけにまけて温泉に入れてあげてもいいけど、ここまで有り難みのない温泉は初めてだ・・・。
この程度の水を欧州の方々は有り難く思って遙々と入りにくるんだからなあ・・・。 温泉文化のレベルの違いを感じるよ。



魚もいるので、毒性のあるお湯ではなさそうだ。
それとも、耐性のある魚か。
いや、考えすぎかも。 単に、水に近い温泉、というだけの可能性が一番大きいような。





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