セルチュク 個人旅行 2015年

2015-06-23 記
トピック:トルコセルチュク

ベルガマからセルチュクへ移動

ベルガマを出て、バスでセルチュクに向かう。
直行便はないようなのでイズミールで乗り換える。

ベルガマのバス車庫(オトガル)は幹線道路沿いにあり、そこまで行かなくてはならないのかと思っていたら町中にも小さなバス車庫があり、町中から乗ることができた。

ベルガマからイズミールまで10リラ(約450円)、イズミールからセルチュクまでも10リラ(約450円)だ。
バスというよりシャトルバスというべきか。
このシャトルバス、天井は高いし乗り心地も良い。

海沿いの快適な道を進む。



イズミールまでは約3時間。
イズミールのバス車庫(オトガル)で乗り換え、そこから45分ほどでセルチュクに到着。
乗り換えも意外に簡単で、直行便がなくても問題ない感じだ。

ここでの宿は以下

Nur Pension



3泊で30ユーロ(93リラ、約4230円)
1泊あたり1,440円だ。
日本人女性がオーナーの宿。
私がイスタンブールで同じ宿だったMさんからのお勧めで来たのだ。
ドミトリの予約だったが、混雑していなかったからか、ダブルベッドの部屋を使わせてもらえて快適だ。


そして町中を散策。
この地方はこの時期天気が良くて気持ちが良い。



何やら踊りをしていた。何だろう。




夜、駅前の広場でミニコンサートが行われていた。





St. Jean Church

まず、近場の St. Jean Church に行ってみることにしました。
ここは町からすぐそこだ。

この町の遺跡の中ではマイナーな方だが、それなりに見応えがあった。





Isa bey Mosque

教会の近くにある Isa bey Mosque に行ってみる。

こぢんまりとしているが礼拝をしている人もいるし、観光地というだけでなく生きているモスクのようだ。





セルチュク城

次は St. Jean Church の北に見えるセルチュク城に行ってみる。



実はここは St. Jean Church の入場料に含まれているのだが、気付かずにそのまま出てしまった。

その後、セルチュク城に行きたくて細い道を辿っていったら、柵に切れ込みを入れた地元の人が「ここだ ここだ」と言って柵の中からセルチュク城に接近。

↓ この網の隙間から中に入った。


草ぼうぼうの道を上がってゆく。



東側(鉄道側)に回り込むと門を発見したが、鍵がかかっていて入れない。



仕方がないので逆方向に行ってみる。



すると、いきなり観光客の多くと遭遇。

何かおかしいなー と思っていたら St. Jean Church の閲覧ルートのようだ。
どうやら St. Jean Church と繋がっている模様。 そういうことだったのね。

どちらにせよ私はミュージアムパスを持っているのでここも入場料に含まれているのだから問題ない。
ミュージアムパスだと1回だけの入場が原則なので、2回入場したと数えてしまうとルール違反だが(苦笑)

あの柵の切れ込みを指さして「ここだ ここだ」と誘導したおじさん、彼が「マネー、マネー」ってニュアンスと言葉でチップを要求していたが、私はとりあえず「後でね(Later)」と答えておいたのでチップは渡さなかった。 彼は「ここに戻ってくるんだぞ」というニュアンスで言っていたが、元々 St. Jean Church に含まれているのならばチップを渡す必要はないし、通常の出入り口から外へ出たので同じところには戻らなかった。

残念だったね、おじさん。


このお城は、予想以上に立派で素晴らしい。





エフェソス考古学博物館(Ephesus Museum, Efes Museum)

次は エフェソス考古学博物館(Ephesus Museum, Efes Museum) に向かう。

ここはエフェソス遺跡から出た発掘物が中心だ。
全体像を再現した3D映像も流れているので、遺跡に向かう前の予習として丁度良い。

入場料はたしか10リラ(約900円)だが、ミュージアムパスに含まれている。





アルテミス神殿跡(Temple of Artemis, Artemision)

次は、アルテミス神殿跡(Temple of Artemis, Artemision)に行ってみることにしました。

ここは古代の「世界の7不思議」の1つだったらしいが、今はほとんど残っていない。



以下引用文を見る限り、かつてはさぞかし素晴らしい神殿だったようだ。


■引用:アルテミス神殿
私は戦車が通りうるほど広いバビロンの城壁を見、アルペイオス河畔のゼウス像を見た。空中庭園も、ヘリオスの巨像も、多くの人々の労働の結集たる大ピラミッドも、はたまたマウソロスの巨大な霊廟も見た。しかし、アルテミスの宮がはるか雲を突いてそびえているのを見たとき、その他の驚きはすっかり霞んでしまった。私は言った、「見よ、オリンポスを別にすれば、かつて日の下にこれほどのものはなかった」— アンティパトレス、『パラティン詩選集』9巻58
私は、バビロンの城壁と空中庭園、オリンピアのゼウス像、ロードス島の巨像、大ピラミッドの偉業、そしてマウソロスの霊廟までも見た。しかし、雲にそびえるエフェソスのアルテミス神殿を見たとき、ほかの不思議はすべて陰ってしまった。 — フィロン



それにしても、アルテミスと言うと「アルテミスの首飾り」(銀河英雄伝説)を思い出すが、エフェソス考古学博物館でアルテミス像を見た時、首飾りがまさに無数のレーザー砲に見えなくもなく、作者の想像力の深さに恐れ入った。

↓これ




トルコで歯医者

今日は歯医者で歯垢を取ってもらいます。 気になっていたんだよね。

ヌルペンション宿オーナーの旦那さん側に聞いたら、駅の向こう側にいくつもあって、どこも良いところなのでどこでも良い、みたいな話を聞いて町中を探すが・・・ 見つからない。

町の人に聞いても「あっち」「そっち」「こっちだ(戻る方向)」「歯の病院はない。普通の病院ならある」「HospitalはないがDentistはある」などいろんな人にとぐるぐると探し回るはめに。 宿に電話して正確な位置を聞こうとしたが、なんだか要領をつかめずに、いつの間にか切れてしまう。 もういいや、と思い、町中の人に片っ端から聞いてみる。 数打てば当たるだろう。

そんなこんなで、バス車庫の方まで行ってから駅前にぐるりと回ってきたところで、ようやくそれらしきところに近づいてきた。

「この2階か? どうやって入るんだ?」 という最後の最後になったらヌルペンション宿オーナー旦那が後ろからやってきて、最後の最後だけ「ここから入る」と教えてくれた。 迷っていると思って探しに来てくれたようだ。 助かったけれども、助かったのは最後の最後だけだったね(苦笑)

予約がないので待合室で1時間ほど待ち、「プラーク」と言ったら通じて歯垢を取ってもらえました。

そんなこんなで歯医者終了。日本と同じような処置でした。
歯がつるつるになって良かったです。

意外に高くて180リラ(約8,200円)。日本の無保険の金額と同じくらい? 他の領収書を覗き見たら同じような金額(内容わからず)なので処置の値段はこんなもの?

3年前の旅行記ブログで見つけた値段の倍だが、インフレしてたら妥当とも言えなくもない微妙な価格だ。
とは言え、他の国より安いようなのでこの程度で済んで良かったと思うことにする。
ちなみに歯医者は海外旅行保険の適用外です。

その後、宿のオーナーに価格が妥当か聞いてみたところ、もっと安いところもあるけれども、そのくらいするのかもしれない、みたいな回答だった。 まあ、宿のオーナー的には優秀な回答だ。 ちなみに、虫歯ならばもっとするらしいので、法外な値段を要求されたわけではないらしい。



エフェソス(エフェス)の古代都市遺跡(Ephesus Antique City, Efes Antique City)

今日はエフェソス(エフェス)の古代都市遺跡(Ephesus Antique City, Efes Antique City)を見学する。



エフェス遺跡は状態いいので楽しめます。



どっかのコーラス(教会の声楽っぽい感じ)が歌ったら上の席までよく聞こえる音響の良さ!

この大劇場が居心地良くて3時間ほど座って景色見たりスマホで今後の予定を確認していた。
その間、意外とここで歌う人が多かった。 4~5組くらい聞いただろうか。



子供が穴で遊んでいる。



休憩し過ぎたせいか、お昼時を逃してしまい、腹が減ってきてふらふらになってきた。



南入口まで行ったら売店があったので軽食を取った。助かった。
9時に入場して既に3時半。意外とこの遺跡見るところ多い。

この時間になると、ツアー客が減ってきたような気がする。



昔の公衆トイレらしい。



トイレに水を流す配水管らしい。



そして、入場した北入口の方に戻る。



北門の近くにある聖マリア教会に行くが、かなり状態が悪かった。



そして帰途についた。



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