大同 個人旅行 2015年

2015-04-25 記
トピック:中国大同

列車で北京から大同へ

2015-04-22
堅座の列車で移動。約6時間。
中国は広い。

まずはホテルを出た近所で腹ごしらえ。
おかゆというか、あわとかひえとか、そういう系の食べ物と饅頭を食べた。
どちらも2元(39円)。
饅頭がうまい。



堅座の席がどのくらいかなとちょっと心配しいていたけれども、なんとか許容範囲内。
リクライニングしないシートだったけれども、それほどきつくなかった。
首まくらがあったおかげかも。



ようやく大同に到着。

市街地の城壁が凄い。



宿泊先は「大同青年旅社 (Datong Youth Hostel)」
3泊する。
ドミトリで1泊あたり60元(約1170円)。


宿泊先にチェックインすると、ちょうどそこに明日のタクシーシェア募集中メンバーがいたのでそれに参加することにしました。懸空寺(けんくうじ)はちょっと遠いのでツアー参加のつもりだったので、ちょうどいい。

しかも、1人日本語が喋れる人(スー君)がいるので心強い。
上海でしばらく働いていて、田舎町に帰る前の時間を利用して旅行しているようだ。
日本語は、大学およびアニメ等を見て勉強したとのこと。 へええ。

4人参加で1人あたり105元(2050円)。

4カ所に立ち寄ることになる。
・応県木塔 (1000年くらい前の木造の5重の塔。約67m)
・懸空寺 (1400年前の、崖に作ったお寺)
・北岳恒山 (懸空寺の裏の山にある数々の寺院)
・木林 (個人でやっている施設なので忘れてもいいかも。 結局入らなかった)





クレジットカードが吸い込まれる

2015-04-22
外に出て軽く食事を取った後、少しお金を引き出そうとATMを使ったが、大同銀行でクレジットカードが弾かれた。 あれま。
2回目、その目の前にある中国建設銀行で再チャレンジしたら、カードがATMに吸い込まれてしまった!

「カード発行した銀行の要求により、このカードは一時的にこちらで保管します」
とか書いてある。

なんじゃそりゃ!

近くの通話ボタンを押してヘルプセンターに話をしようとしたら、まもなくセキュリティ担当がやって来て何やら言うが、よくわからない。「Tomorrow(明日)」だけわかる。

紙に書いてもらったことをゲストハウスに戻ってから他の人に通訳してもらったら、「明日の8時に身分証明書持参で銀行の支店に来るように。」ということなので行くことになった。

うーん。

部屋から楽天プレミアムカードデスクに電話したら「お客様のカードのステータスは正常でございます」と言われた。 なんじゃそりゃ! じゃあ、あの表示は一体なんだというの。 カード発行した銀行の要求だと説明しても、デスクのスタッフはいまいち状況を理解していないようで、らちがあかない。 専門家でしょ?

一応、カードさえ戻ればそのまま使えるらしいけれども、ちょっと心配だ。
予備カードいくつか持ってきておいてよかった。

今後、ATMを使う時は町の滞在の最初の方に使うことにしょう・・・。
それと、なるべく平日に使うことにしよう。
週末ずっとカードが受け取れないままだと困るので。

明日、ツアーのタクシーが朝一で銀行に行ってくれることになったので、ちょっと安心した。
まだまだ油断できないけれども。



クレジットカードは未だ戻らず

2015-04-23
朝、ツアーの車でまずATMへ行ってもらう。

ATMに警備員がいたので状況を確認するが、警備員は中国語しか話せないのでツアー参加の日本語喋れる人にお願いして交渉してもらったら、どうやら、連絡先を伝えて、後でホテルのスタッフが回収してくれることになった。 おいおい。 それって可能なのか? と思ったが、とりあえず任せることにしました。

そして、夜になってツアーが終わっても連絡がなく、よって、当然のことながらカードも戻らなかった。
そんなもんだよな。
ある程度予想通り。
私のクレジットカードを他人が回収するなんて、普通に考えたらあり得ん。 時計落としたのとは訳が違う。

最初から銀行の支店に向かっていれば良かった。

明日は朝イチで銀行の支店に向かうことにする。



応県木塔

2015-04-23
今日はタクシーを4人で借り切って、バスでは行きにくいいくつかの観光地に向かう。

8時に出発する筈だったが、8時から運転手の子供を幼稚園に送ってくるので8時半から出発だと言う。 うーん。 初めから予想できただろうことなんだから、最初から8時半集合にすればいいのに。 ここのスタッフの女性と旦那さんが住み込みで働いているらしく、運転手もその旦那さん。 決めた時間くらいきっちり出発すべきだろう、と日本人感覚では思ってしまうが、ここではきっとこれが普通なのだろう。

インド人のように勝手に無連絡で遅れたり態度がふてぶてしいより100万倍上等なので、それほど不満でもないのであるが。

上海や北京のような都会を離れるごとに人々がだんだんといい加減になってきた気がする。
いい加減ならばいい加減でそれなりに対応するからいいのですが、同じ国であっても上海や北京とのギャップがあるので意識の切り替えに時間がかかる。

フレンドリーなのはいいところではあるけれども。


8時半を過ぎても出発せず、結局8時40分頃出発した。
8時出発と言うので7時50分から待っていたので、50分近く待たされたことになる。

まあ、そんなもんだな・・・。
慌てても仕方がない。


タクシーというか、普通の車だ。
助手席に乗ったが、シートベルトの装着が間違っていて、ベルトで「ねじれ」が生じてしまって、ベルトの体へのフィット感がイマイチだ。
なんだこれ。

日本車じゃあり得ない。
これはどうやら中国車のようだが、中国人はこういうの気にしないのかなあ?

胸から肩にかけて違和感ありまくり。



運転は丁寧だ。
インドのように車線関係なく突っ走ることもほとんどない。

そういう意味でも、中国の民度はインドの遙か上だ。
インド人は中国を同格と思っているだろうけど、そんなことは絶対にない。

どうも、インド人が「フラット化する世界」を書いたように自信過剰なところが利点でもあるし弱点でもあるような気がしてきた。

インド人が自信過剰に「フラット化する世界」とかを書いたが、
日本人は真面目であまり人を疑わないから、それに書いたことを真に受けてしまった、というだけのような気がしてきた。
世界はフラット化なんてしていない。

一番の主要因は、人の移動が起こらない「国家」という枠組みがあるから。
情報が行き交っても、言語は違うし、国境があるので人の移動は起こりにくい。

中国人とインド人が多少は交流するとしても完全に混ざり合うことはないし、インド人と日本人が多少は交流があっても完全に混ざり合うことはない。

上記の本は「情報化によって世界は同じになる」というが、人の住んでいる場所によって格差は残るし、住んでいる人は異なるから、それが同一化されることはない。

情報化社会は同一化を進めるかもしれないが、それは地域ごとに進む。

インドのバンガロールは、インド人は先進都市と思っているかもしれないが、中国の上海の足下にも及ばないし、あえて年数で差をつけるならば30年は違っている。 その格差はずっと残るので、最終的に同じになることはない。 あるとしたら、片方が寂れて片方が繁栄するのであれば逆転は起こるかもしれないが、それは同質化/同一化ではない。

まあ、インド人のことはいいや。ここは中国だ。

中国を見ていると、インドがどれほど駄目だったのかがよく見えてくる。

インドと中国を両方体験すると、インド人とは付き合わずに中国人や東南アジアと付き合う、というのも道理にかなっている気がする。 インド人と日本人は違いすぎるが、中国人は日本人と理解出来るところが多い。



そんなこんなで、
まずは応県木塔という、1000年くらい前の木造の5重の塔を見る。



目的ではなかったし、60元(1,170円)と高いので中には入らず外から眺める。
5重の塔なので外から見るだけで十分。



一緒に行った一人は、偽装の警察手帳を持っていて、入場料無料になっていた。 なにー!
更に、もう1人は偽装の学生証を持っていて、学生料金で入場していた。 これはたまに聞く。

あまり高くないだろうと思って学生証なんて考えていなかったが、これだけ高いとどこかで入手しておけば良かったなあ。 放送大学に入学しても、世界中の遺跡の入場料が割引きになったらそちらの方が安くつくかもしれない。 今までインドの遺跡ばかり行っていて、学生割引なんてなかったので「学生証はあまり使えないなあ」 という印象が強かったが、中国ではかなり使えたみたいだ。 失敗した。



懸空寺

2015-04-23
次は懸空寺(けんくうじ、シュエンコンスー)に向かう。

駐車場手前で渋滞になり、車は運転手に任せて、ちょっと歩いてお寺まで向かった。



お寺の姿が見えてきたが・・・・  なんだか微妙。



そもそも規模がちっちゃいし、左右に見て左半分くらいは岩の上にある建物で、奥行きを考えると奥半分は岩で支えているので、柱で支えているのは手前側ちょっとだけ。

なので、面積からいうと3/4は岩の上で、1/4が柱で支えていることになる。 これって凄いの?



お金払って入る価値があるのだろうか? 結果、あれだけの入場料(124元、約2430円)の価値は全くなかった。 ここよりも立派で広さも10倍以上ある雲崗石窟でも120元(約2350円)なのに、ここの入場料は一体なに? これだけのお金を取っておきながら管理状態も悪いし。 修繕してないんじゃないの? 塗装はハゲハゲだし。 木はひび割れていてもほおってあるし。 木だけで組んでいるように見せかけて、要所要所は鉄で止めてあるし。 遺跡の本来の姿を守る気があるのか疑問。 これだけの高さがあれば管理に費用がかかるのかもしれないが、管理しているようには見えない。 単に看板だけかけてお客からお金をせしめている拝金主義に思えた。 本来ならば30元(約590円)くらいの価値しかない。





ということで、ここはお勧めしない。
写真とネタだけが表に出ていて、本当の姿が世の中に出ていない。
マーケティングおよび宣伝をうまくやることで、人をおびき寄せてお金をせしめているのだろう。

昔はなかったダムができて水しぶきが凄かった。
昔は単なる川だったみたいだが、ダムができると周囲の湿度が上がって保存状態に問題が出ないのかな?

もう駄目になってきているから、稼げる時に稼いでいるのかもしれない。

いろいろガタがきているし、人の制限もしていないので団体が押しかけると、あの細い柱の上にあれだけの人数がぎゅうぎゅう詰めに乗って本当にいつまで持ちこたえるのだろう、とこちらが心配になる。 いつかは崩れるのではないか。


この遺跡よりも、この裏山にある北岳恒山に行って頂上まで登った方がよっぽど良い。
それは次のエントリにて。



北岳恒山

2015-04-23
懸空寺の裏山にトンネルをくぐって行くと、北岳恒山がある。
施設としては別で管理されているが、どうやら、北岳恒山の入り口にあるのが懸空寺のようだ。

北岳恒山はロープウェイを使うと高いが、我々は車で来たので入場料51元(約1,000円)払って山の上方にある駐車場まで行った。




そこから片道1時間くらいのハイキング。

って、聞いてないよ(苦笑)

しかも、今日は全員昼ご飯を食べずにここまで来たので私はお腹が空いていた。
みんなは大丈夫なのかな?
他の3人は20代なので元気なのかもしれないが、20代なら私よりもっとお腹も空く気がするけれども。

124元かけた懸空寺より、この北岳恒山の方が規模も何十倍もあって内容も素晴らしい。
懸空寺は入場料払わずに入場券売り場から拝見だけして、北岳恒山をメインに参拝すれば良かったかもしれない。

実際、1人は「私、あまりお金ないから」と言って懸空寺に入らず、北岳恒山には登った。
これが正解だ(苦笑)



残念ながら頂上までは時間切れ(?)のため扉が閉まっていて行けなかったが、それなりに登れたのでよしとしましょう。



凤临阁という500年の歴史のあるレストラン

2015-04-23
町に帰ってきた後、ツアーに参加した4人で近くにあるレストランに行くことになった



ここは内装が古い建物をそのまま使っていて、とても贅沢な作りをしている。
店内が美術館のようで、写真を撮っている人が大勢いる(苦笑)



料理も、 すごーーーく 美味しい!

中国料理の中でも、この地方は特に美味しいらしい。
特に、その「お酢」に特徴があるらしい。



堪能しました。





クレジットカードが戻ってきた

2015-04-24
朝、朝食を軽くKFCで食べた後、中国建設銀行の支店へと向かった。
ATMが設置されているところから10分弱歩いたところにある。

↓ ここが、カードが吸い込まれたATMが設置されている現場。



↓ ここが、担当の支店



到着したら7時50分。
10分待つ必要があるかな・・・ と思っていたら、既に扉が開いていて、中で従業員が準備をしていた。
そういうものなのか・・・。

8時になったらシャッターが開くものかと思っていましたが。(苦笑)

ほとんどの人が英語が通じず、ようやく片言の英語が通じる人になんとか説明すると、ちょっと待ってくれ、と言う。 最初、「10時まで待ってくれ」と言われたが、椅子で10分も待っていたら「9時にATMのところにいてくれ。カードを返すから」と言われたので、その旨を中国語でメモを書いてもらい、9時にATMのところで待つことにしました。

ちょっと時間があるので、隣のブロックにある中国銀行の支店に行って、予備で持っているセゾン・アメックスでキャッシングを試みることにしました。
到着してみると、窓口も開いているのですぐに対応してくれるだろう、と思いつつキャッシングしたら、見事成功。 ふう。 とりあえずの旅行資金は大丈夫だ。

時間のちょっと前にATMのところに戻って、9時になったので「そろそろ支点を出た頃かな? このあたりの人なら、10分とか30分くらい待たされるかな・・・」 と思っていたら、予想外に時間に正確で9時丁度に「これは貴方のカードですか」と、その手に私のクレジットカードを持った人が現れた。

おお!

きっとこの人はマネージャーかな?
そんな雰囲気がある。

マネージャークラスは時間にも正確で、きっと優秀なんだろうなあ、という印象を受けた。

身分証名称としてパスポートを提示して、台帳にサイン。
その後、そのままクレジットカードが戻るかと思ったらもう1手間必要で、マネージャーは私をATMの前に連れて行き、カードをATMに入れるような仕草をするのでそれに従った。 とりあえずパスワード入力してメニュー画面にまで行ったら、マネージャーは「OK」みたいなニュアンスで、「とりあえずキャンセルしてカードを取り出して」というジェスチャーがあったのでそれに従った。

どうやら、本当に私の持ち物かを確かめるために一度クレジットカードをATMに入れてパスワード認証まで通す必要があったようだ。

これで、クレジットカードが手元に戻ってきた。

ふう。

助かった。

次からは、ATMでキャッシングする時は以下に気をつけたいと思う。

・国の名前が付いているような大きな銀行を使う。
・地方銀行はなるべく使わない。
・窓口の横にあるATMを使う
・ATMだけ単独で置いてあるATMはなるべく使わない
・なるべく、窓口が開いている時間にATMを使う

なんだか、昔も同じようなリマインドをした記憶があるんだよなあ。

こんなこと、そうそう起こらないので、次第に注意しなくなってしまうんだな。
地震や津波と同じようなものかもしれない。
起こったらその後しばらくは注意するが、そうそう起こらないのでついつい注意が散漫になってしまう。

とは言っても、カードは今回4枚持ってきているので1枚失っても致命傷ではないが、今回吸い込まれたのはメインカードの楽天プレミアムカードなので回収できて良かった。

今回のことがあったので、しばらくは注意したいと思う。



雲崗石窟(うんこうせっくつ)

2015-04-24
クレジットカードを取り戻した後、雲崗石窟に向かうことにしました。

ガイドブックには4番と3番のバスを乗り継ぐと書いてあるが、
先日、1番のバスで直接行けると教えてもらったので城壁の外側にある1番のバス停に向かう。

「遊1」路線と聞いていたので、1番とは別に、特別な「遊1」があるのかな? と勘違いしていたが、何のことはない、路線を示す意味の「遊」だったので、単純に路線1番に乗れば良かったようだ。 中国の漢字だと「雲崗」がちょっと違う漢字になっているが、周囲の人に聞いて、この路線でいいことがわかった。 しかも終点が「雲崗」で、それは石窟の近くらしい。 分りやすい。

2階建てバスで、目的地がきちんと書いてあるので分りやすく、乗りやすい。
国によっては表示がないこともあるし・・・。 中国はしっかりしている。



そして終点に到着。
目の前が石窟の入り口だった。分りやすい。
ここまで分りやすいと、タクシー使う必要ないね。



最初は寺院を見学。その後に石窟がある。



中は、雰囲気としてはインドの「エローラ・アジャンタ遺跡」に似ている、石窟寺院だ。
でも、こちらの方が断然色鮮やかに残っている。

これは素晴らしい。

120元(約2350円)の価値がある。



巨大な石像も残っていて、写真でしか見たことがないが破壊されてしまったバーミヤンの遺跡を彷彿させた。

色鮮やかに残っているいくつかの石窟は写真禁止だが、これは行って見るべき。

ガイドブックでは雲崗石窟と懸空寺が並んで紹介されていて、入場料も似たり寄ったりだが

 雲崗石窟 が星5つ ★★★★★
 懸空寺 が星2つ  ★★

くらいの違いがある。

懸空寺は車がないと行けないので、時間が有り余っているのでない限り、短い時間でわざわざ行く必要もないように思える。 それに比べてここ雲崗石窟はアプローチもしやすいし、是非見るべき。




地面の彫り物。


中にあるちょっとした寺院。



多くの仏像にはドリルで掘ったかのような穴が空けられている。
表面がはぎ取られたかのようだ。

小さな仏像は過去の「探検隊」によって多くが持ち去られたようだがが、表面がはぎ取られたり、仏像の全体にドリルのような穴がついているのは、それでは説明が付かない。 特に、目に打ち込まれたドリルは一体どいうこと? 探検隊がそんなことをするとは思えないし。

イスラムによる仏像破壊の可能性もあるが、ここまでイスラムが侵攻してきていない筈だが。 いま中国にいるが、中国にいるとそういったサイトにアクセスできない(苦笑)ので、実際のところが分かり辛い。 困ったものだ。

これは、皆さんご想像の通りのあの時代に起こったものであると想像されるが、検索にそれらがあまりヒットしなかったり、ヒットしても中国からアクセスできないので実際のところはいまいちよくわからず、想像するしかない。

あの時代を隠していると、こうした遺跡に何が起こったのか、本当のことが伝えられなくて類推するにも限界がある。

あの時代、遺跡の数々が破壊されていくのを見たユネスコ(世界遺産リストを管理している)が介入して破壊を制止したという噂は聞いていましたが。

遺跡の下の方の表面がはぎ取られていて、破壊が困難だったと思われる上方が色鮮やかに残っているので、破壊が容易だった下側が壊されて上方が残っている、というのならば理屈はつく。

一部は、探検隊が持ち帰ったのであろう。
そして、どの程度が混乱の時代に起きたものなのか? もうちょっときちんと公表して欲しい。



これは、写真だとよくわからないかもしれないが、とても巨大。
奈良の大仏より大きいかもしれない。(奈良の大仏に行ったのはかなり前なので記憶があやふやだが、そのくらい大きい。)




これが特に巨大で、保存状態も良い。



そして、あとは小さな仏像が少しあった。



巨大な石像も残っていて、写真でしか見たことがないが破壊されてしまったバーミヤンの遺跡を彷彿させた。

色鮮やかに残っているいくつかの石窟は写真禁止だが、これは行って見るべき。

ガイドブックでは雲崗石窟と懸空寺が並んで紹介されていて、入場料も似たり寄ったりだが

 雲崗石窟 が星5つ ★★★★★
 懸空寺 が星2つ  ★★

くらいの違いがある。

懸空寺は車がないと行けないので、時間が有り余っているのでない限り、短い時間でわざわざ行く必要もないように思える。 それに比べてここ雲崗石窟はアプローチもしやすいし、是非見るべき。


そして、敷地内にある博物館も見学。



最後、敷地内をぐるりと回って出口へ。



出口をでたところにあるレストランで食事。

饅頭がうまい。

饅頭 3元(約60円)
なすとお肉の炒め物 20元(約390円)



そして同じバス(1番系統)に乗り、町へと戻る。



華厳寺

2015-04-24
雲崗石窟から戻ってきた後、町中にある華厳寺に行くことにしました。

ここは期待していなかったけれども、黄金の仏像が凄い。
多くは中に入っての写真が不可だったのであまり写真はないけれども。




九龍壁

2015-04-25
華厳寺の後、町中にある九龍壁に向かった。

九龍壁は10元(約195円)。
値段相応かな。


明日は太原経由で洛陽に向かう。



外でだけ感じる、臭いがない刺激。 PM2.5か。それとも地震の前兆?

2015-04-25
北京を出る頃から大同にいる間の数日間、臭いがないにも関わらず、強い臭いを嗅いだ時に感じるような不快な、頭にツーンと入ってくる刺激というか高周波のようなものをずっと感じていた。 臭いがないのだからPM2.5かな? と勝手に解釈していた。 マスクをしても感じるので、PM2.5が既に体の中に取り込まれてしまっていて頭に刺激が来るのかな? とも考えられるが、体に既に取り込まれているのだろだとすると、外でだけ感じて部屋の中感じないのはおかしなものだから、きっとこれは外でなら感じるもので、マスクがあまり効果ないのだろう。

北京でPM2.5ならわかるが、大同でもPM2.5があるのかなあ、と。

そしたら、このネパールの地震ですよ。

ネパールの地震が起きたら、この頭への刺激がぴたりと止みました。

うーん。 北京を出てPM2.5から逃れたと解釈すればいいのか。
大同から出てPM2.5から逃れたと解釈すればよいのか。

いま洛陽にいるが、洛陽はそれなりの都市なのに同じような刺激を感じないのは一体どういうことか。
大同のような地方都市でPM2.5があるのであれば洛陽にもPM2.5があってもおかしくはない。

もしかしたら、この刺激というか高周波は地震の前触れだったのか?
これを感じてイルカが波に打ち上げられる、というのも想像できなくもないが・・・。

そもそも、インドのバンガロールの方が空気が悪いのに、そこで同じような刺激は感じたことがない。
中国の特定の地方にだけ流れていた科学物質が原因だったのか?

いろいろ謎は残るが、とりあえず、今はその刺激は収まっている。

地震の予兆であったとしても、中国とネパールはとても離れているので、範囲が広すぎて、こんなに遠くで感じたとしても予兆もあまり役に立たない・・・。 もうちょっと具体的に分ると良いのに。 方向とか。 それは求めすぎかな。



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