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ブカレスト 個人旅行 2015年

2015-07-21 記
トピック:ルーマニアブカレスト

ルーマニア(Romania)のブカレスト(Bukarest)に移動

2015-07-20
バスでブルガリアのルセからルーマニアのブカレストに移動します。
前ブログに書きましたように、12:45発で22レブ。

↓ South Bus Stationから出発する


小さなシャトルはルセを出発し、ドナウ川にかかっている6kmもある橋を渡ってゆく。 工事中だったようでしばらく待たされたが、後はスムーズだ。



出国と入国は一度に行うようで、パスポートを運転手が集めた後に係員に渡し、しばらくした後に戻ってくる。

入国の時にも他のスタンプの上に押されたが、同じページに空きがなかったようで、出国&入国のスタンプも同じページで、他のスタンプの上に堂々と押された。 やれやれ。 勘弁してくれ。

そして約1時間半ほどでブカレストに到着。
どこに到着するのか心配だったが、メトロ駅で降ろしてくれたので助かった。

↓ この、Piaţa Unirii 1 あたりで降ろしてくれた。 同じバスはそのまま空港まで行くようだ。 この場所あるいは空港、いずれかで降りることができる。


目の前に両替所があったのでブルガリアのレブをルーマニアのレイに両替。

そして、メトロでホテル近くの駅まで移動し、チェックイン。 ここでの宿は以下だ。

Olive Hostel
ドミトリ2泊で12ユーロ(約1,610円)
1泊あたり約800円



他ブログで治安の悪さを驚かされていたブチャレストですが、滞在中は平和だった。

物価は安めかな。

路面電車の落書きの酷さや地下鉄の駅の汚れ、店舗の鉄格子が治安の悪さをイメージさせるのかもしれないけど、少なくとも昼間は平和な首都ですね。

最安価格帯の1泊6ユーロの宿だと長期で住んで働いていたりインターンシップしている人が多いな。

首都なのに昼間に数時間停電した。
なんだこりゃ、このインフラの悪さは・・・。



ルーマニア(Romania)のSIM入手

2015-07-20
ホテルにチェックイン後、とりあえずVodafoneのSIM入手。
SIM新規購入+2GBチャージで7ユーロ。
追加チャージも同じだそうだ。

Orangeと"T"も比べたけれども、Vodafoneが一番条件が良かった。
私はデータ通信でインターネットできさえすればそれでいいので、データ使用量のみが比較の決め手になる。

Orange
8ユーロで3Gのプランがあるが、SIMを切らしていて8ユーロ1G+通話プランしかない。
チャージの場合は2G単位でできるが、最初は1GのSIMを買わないといけないようだ。
他店舗を案内してもらったけれども、言われた方向は市の外側なので行きたくなくて、中心部の方に店舗はないかと聞いたら「ない」と言ったくせに、後で歩いて行ったらきちんとOrangeのお店があった。なんだこのいい加減さ。知らない場合には「ない」って答えるのか。

"T"
1件目はSIMを置いていなくて、他の店舗に案内された。
たしか9ユーロくらいで1.5Gだったかな? 記憶が曖昧だが、Vodafoneより条件が悪かったはず。



世にも恐ろしい南京虫と格闘

2015-07-20
夜、ブカレストの安宿で久々に南京虫と格闘。
最初の宿は蚊とハエに襲われていて眠れなくて、てっきりそれだけかと思っていたら南京虫にもやられていた。 蚊とハエがいなければ気付いたかもしれないのに・・・。 散々だ。

2日目の晩に、南京虫をなんと約10匹も仕留めてようやく眠れるようになった。
小さい物は1mmくらいの凄く小さな赤ちゃん南京虫、大きなものは5mm(0.5cm)くらいの巨大なものまで... 恐ろしいです。
カメムシの仲間です。 血を吸います。 ティッシュで捕まえて潰すと吸った血が飛び出てティッシュが赤く染まります。

少しずつしか姿を現さないので、とりあえずは寝てから「うすうず」したら飛び起きてベッドを見回し、いたら仕留めて、を繰り返していたら2晩目もそれなりにかまれてしまっていた。 手と足がかまれた跡でぼこぼこになっていて、かゆくてたまらん。

全ての手足それぞれ10カ所くらいづつかまれていて、そこらじゅう赤い斑点が出来ている。 たまったもんではない。 かゆいだけならともかく、手や足を見ただけで見た目が気持ち悪くてじんましんが出て死にそうだよ。

でも、こんなんでもなんとか大丈夫なのはインド経験のおかげだな。
インド経験がなければもう帰りたいくらいだよ。
食事や疲れより、南京虫が一番こたえる。
インド赴任中も、いろいろなことがあったけれどもワースト1は南京虫だったよ。 これが一番嫌いだ。

でも、トルコでノミにやられた時ほどかゆくはない。
ノミの方が痒さが続くようだ。
その点、痒さに関しては南京虫はノミほどではないようだ。
ノミは地上から飛びつくので足中心にやられるけど、南京虫は手もやられる、という違いはあるけれども。

ついでに書いておくと、南京虫は噂で「1ヶ月くらい痒さが続く」と言われているけれども、それは違うと思う。

痒さは数日で収まる。

ただし、南京虫はたくさん住み着いているので、「毎日挿される(かまれる)」のだ。 だから、1ヶ月だろうとずっと毎日かまれ続けて、ずっと痒さが続くわけだ。

夜行性で昼間は隠れているので明るいときにその存在を気付きにくい。 だからこそ、もういないと思っていても実はやられている、ということが多々ある。

手足に「凄くたくさん蚊にやられた」ような跡が残った場合、かなりの確率でそれは蚊ではなく南京虫なので注意した方がいい。

夜に、「もぞもぞ」っとしたら電気をつけてベッドを注意深く見ること。 すると、黒い斑点が一目散に物陰めがけて逃げてゆくのが見えるので、すかさずティッシュ等でつかんで潰してしまうこと。 潰さないと生き残って被害が拡散する。 卵がいる場合もあるので、宿主に言って確実に消毒しないと被害は続く。

酷い場合はマットレスや布団一式を捨てたり、2段ベッドが木製で隙間があるような場合はその隙間に住み着いている場合もあるので、ベッド丸ごと捨てないと被害が止まらないことすらある。 そのくらい繁殖力が強いので、気付いたらすぐにオーナーに言う必要がある。

私の場合、被害をオーナーに伝えたが、今後どのように対処するのかは既にチェックアウトしてしまったので知らない。 まともなオーナーであれば最低限消毒はするし、定期チェックはするものだが。

そして、被害を受けた場合は南京虫が服についている時があるので念入りに払ったり何度も洗う必要がある。 洗濯機くらいでは南京虫は死なないので、服が怪しいと思ったならば、旅行中の古びた服であればいっそのこと捨ててしまうくらいの覚悟が必要だ。 経験的に思うのは、南京虫は綿の服には住み着くが、ナイロンの服はあまり住み着かないように感じる。

経験上、「見た目が綺麗に見えても南京虫はいる」ということ。

南京虫がいる場合に、巣の周辺に黒いぽつぽつの糞が見える場合は確実にいるのですぐにわかる。
でも、ホテルの場合、特に、それなりに掃除をしている場合はそういうのがわからないことがある。

なので、意外と、綺麗に見えても南京虫はいることがある。

対処療法としては、上に書いたように見つけて潰してしまうこと。
暗くすると人間の空気を目当てに出てくるので、もぞもぞっとした感覚が来たらすぐに飛び起きてティッシュで潰すこと。 これだけでかなり被害は小さくなる。

もっといいのは、袋型のシーツをかぶってしまえば、南京虫は隠れたところからよってくるので、シーツを通過できないのでその部分は安全になる。 ただし、首や手にも攻めてくるので注意...

まず、「夜中に飛び起きた」時は注意。 南京虫を疑うこと。 蚊が飛んでいて蚊が五月蝿くて眠れないと思うかも知れないが、上記のように複合攻撃かもしれません(苦笑) 手足に赤い斑点が増えていて、蚊とはちょっと違う感じならば南京虫の可能性...

私の場合、蚊ならかゆくて刺されていても眠れますが、南京虫は飛び起きてしまいます。
その差があるので、割と南京虫は気づけます。 他の人はどうか分かりませんが。



Catedrala Sfantul Iosif

2015-07-20
ホテルの近くにある、小さな教会 Catedrala Sfantul Iosif に行ってみる。
小さいが、中はそこそこ綺麗だ。(中は撮影禁止)





議事堂宮殿(国民の館, PALATUL PARLAMENTULUI, Casa Poporului)

2015-07-21
ブカレストの中心にある議事堂宮殿(国民の館, PALATUL PARLAMENTULUI, Casa Poporului)に行ってみました。

噂には聞いていたが、とてつもなく巨大だ!



共産党時代に作られて、民主化しても完成していなかったが、取り壊すより完成させた方が費用が安いので完成させたらしい。

大きさに力入れすぎだろ、と思う。
素材はいいのに、何故かそそられないのは何故だろう。
大きいけど、何かが足りない気がする。



ツアーに申し込まないと見学できないので、次の回の「通常ツアー+地下」を30レイ(約910円)で申し込む。
セキュリティをくぐった後、ガイドに付き添って見学する。

案内によると、世界でペンタゴンに次ぐ大きさらしい。
案内を聞いたときはパンテオンかと思ったが、正しくはペンタゴンらしい。ルーマニア人の発音は特徴ある。

中を写真撮るには別途30レイ(約910円)必要だったが、噂によると「大きいだけでそれほどでもない」ということだったので申し込まず。 とは言っても、それなりに立派ではあったが、ガイドに付き添ってのツアーだし、写真はなくても十分だった感じだ。

写真申し込まなくても、ベランダから外の風景は撮影してもOKだった。





ブカレスト(Bukarest)市内

2015-07-21
ブカレスト市内を少し散策すると、古い建物が多くて面白い。
路面電車も年代物だ。





ルーマニア総主教座大聖堂(Romanian Patriarchal Cathedral)

2015-07-21
次に、ルーマニア総主教座大聖堂(Romanian Patriarchal Cathedral)に行ってみる。

ここは修復中だったが、聖堂でゆっくりしていたら牧師のチャンティングが始まって、結局そのまま2時間聞いた。
いいもの聞かせてもらった。 TVクルーも来ていたよ。

体が重くなって眠気ともちょっと違う意識のもうろう感が続いた後、ふと目が冴えて来て体が軽くなった。
つきものが取れたみたいだ。 これは凄い。

たぶんここはルーマニアのトップの教会なんだろうな。 相応に、牧師も凄い人がいるもんだな。





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