ブラショヴ(Brașov)の町中&音楽祭(Zilele Prieteniei Bergenbier la Brașov)

2015-07-25 記載
トピック:ルーマニアブラショヴ

ブラショヴ(Brașov)の旧市街を散策すると、あちらこちらの教会で結婚式が行われている。
今は天気の良い季節だし、そういうシーズンかもしれないな。

日本の教会式結婚式より遥かに本格的だ... って、そりゃそうか。
当然のことながら、まず教会が本物だし、牧師も本物だしなあ。
どうせ教会式やるならこうだよな。
片方がキリスト教徒じゃないといろいろ難しいだろうし、キリスト教徒でもないのに教会式する日本人は面白い、ってのはよく言われる通りだけれども。



↓ この大きな教会のパイプオルガンの演奏会があった。



もちろんパイプオルガンも巨大。 年代物なのによく手入れされている感じだ。

オルガンの音自体は素晴らしいけど曲が単調だったかも。これに合わせて聖歌隊が歌うのが本来の姿なんだろうな、と思った。これをバックにして聖歌隊が歌ったら凄そうだよ。

教会の音楽と言えば10年以上前にローマの小さな教会で聞いたこぢんまりとしたクラシックコンサートが過去最高だった。 ああいう教会コンサートを待ち望んでいるんだけれども、なかなかないものだな。 全員が小さな音すら立てずに緊張感をもって聞く姿、そして全ての音が教会全体に響き渡る音響空間、そして腕のいい演奏家たち。 アットホームなコンサートなので多分近所付き合いのコンサートだったのだろう。 ローマのように歴史が長くて深い文化のある町は一味違うね。 懐かしい。


昼間、広場ではコンサート準備中。 夜に音楽祭があるようだ。



そして夜になり、音楽祭開始。
みんな飛び跳ねて盛り上がってるよ。

ルーマニア語わからないけど、ロック系が多い。 テクノというのかな? 最近の音楽分野はロックともテクノとも言わず、いろいろと細分化されているようで、こういうのがどのジャンルになるのかよくわからないが。



いくつかのユニットが交代に出演するようだ。

Zilele Prieteniei Bergenbier la Brașov
http://www.infomusic.ro/agenda/zilele-prieteniei-bergenbier-festival-brasov-2015/
25日の出演は以下だった。 歩き回ったり食事していたりもしたので全部聞いていたわけではないけれども。
Vița de Vie
R.O.A. http://www.roamusic.ro
Coma
Zob
I’m the Trip
Arashai



音響もいいね。 ロック系は音が割れて頭痛することが多いのですが、こういう音質のロックならアリだな。
どうやら今までロックを毛嫌いというか頭痛するので避けていたのは音質が問題だったのかも。
あるいは単に年を取って許容範囲が広がったか。
それとも単に雰囲気か。
...って、音質だけじゃないな。メロディが受け入れられるのかも。
あと、マイク向けただけで観客がセリフを口ずさむってことはそれなりに有名グループっぽい雰囲気だった。