ブダペスト 個人旅行 2015年

2015-08-02 記
トピック:ハンガリーブダペスト


ルーマニアのシギショアラからハンガリーのブダペスト(Budapest)へバスで移動

今日はシギショアラを出発して、クルジュ=ナポカ(Cluj-Napoca)経由でハンガリーのブダペストへ移動します。

シギショアラからハンガリー行きのバスは直通ではないので、まずはルーマニアの主要都市であるクルジュ=ナポカ(Cluj-Napoca)を目指す。

朝、シギショアラのバスターミナル(鉄道駅の目の前)からバスに乗る。 FANY社の運行だ。
7:45発、40レイ(約1,240円) 約2時間の行程の割には意外と高い。
小さなシャトルバスが最初に来たのでそれに乗ろうとしたら、大きなバスが後に来るのでそれに乗れと言われた。 小さなシャトルバスは、私がブラショヴからシギショアラに来た時に乗っていたものと同じようだ。 大きなバスの方が足が伸ばせて良い。

そして、10:30着とのことだったが、実際に着いたのは11:20頃。 50分遅れだ。
このバス、急ブレーキが多くて、こんな短距離なのにちょっと気分が悪くなってしまった。 こういうこともあるもんだな。

クルジュ=ナポカ(Cluj-Napoca)の旧市街の何カ所かで何人かぽつぽつ降りたが、クルジュ=ナポカ(Cluj-Napoca)の鉄道駅の北にある Fany Bus Terminal に到着したので、私はそこで降りた。


そして、バスターミナルの窓口でハンガリーのブダペスト行きの情報を入手する。
いま11:20で、次の出発が12:00(正午)だという。
ちょうど良いが、ちょっと忙しない。
明日の朝だと8:30の便があるという。
どの便も同じシャトルバスなので、大きなバスは走っていないようだ。

次の日にしてもよかったが、どちらでも良い気がしたのと、この町で1泊する場合はホテルとバスターミナルの往復をしないといけないので、その手間を考えたらもう乗ってしまうことにしました。

料金は90レイ(約2,780円) 12:00(正午)発、18:30着だ。

ちなみに、事前の調べでは Orange Way という会社が夜行バスを運行しているようなのでそれに乗ろうかとも思っていましたが、前日に再度調べた時、この会社についての悪い噂のサイトばかりヒットしたので使うのをやめたのだ。 http://www.orangeways.com/en

例えば
・夜の出発だったのに、急に夕方16時出発に変更になった。信じられない!
・ずっと待っているのに来ない。 と思ったら、便がいきなりキャンセルになった!
などなど... 悲惨なストーリーばかり見つかる。

https://jp.trustpilot.com/review/www.orangeways.com
http://www.tripadvisor.com/ShowTopic-g274887-i263-k6792548-Orangeways_Do_Not_Use-Budapest_Central_Hungary.html
http://www.tripadvisor.com/ShowTopic-g274707-i96-k7114583-BEWARE_Orangeways_busses_from_Budapest_to_Prague-Prague_Bohemia.html
http://junjun2310.bunj.in/?p=3908

そんなわけで、予約はせずにクルジュ=ナポカ(Cluj-Napoca)のバスターミナルで直接切符を買うつもりだったのだ。 これは正解だった。 もしOrange Way のバスが目の前に止まっていてそれに乗れるのであれば怖い物見たさに乗ってみようかとも思っていましたが、そうはならず、Kameleon社のシャトルに乗りました。



後ろに、荷物専用のコンテナが繋がれている。
今までの他の国では、こういう形式のシャトルバスは見たことなかった。
大型バスがコンテナを引っ張っていたりしたので、今後こういうのを見る機会も増えるのかもしれない。



そんなわけで、予定より1日早くブダペスト入り。

ここからシェンゲン協定のカウントがスタートです。

補足:
シェンゲン協定とは、協定内のヨーロッパ各国には180日以内に90日しか滞在できない、という縛りです。


シャトルは、希望者がいれば空港にまず寄ってから市内に入るようなルートだったが、空港に行く人が誰もいなかったためにそのまま市内に入った。 そのため、予定より早い5時半ごろに市内に到着した。

到着したのは、Népliget駅のすぐ近くの道沿いの駐車場。
Volánbusz Zrt.というバスターミナルが道の向こうに遠目に見えたが、その中には入らなかった。


現金を持っていなかったが、メトロのNépliget駅ではクレジットカードで切符が買えたので市内まで移動することができた。 そして両替および現金をキャッシング。 宿へと向かった。

元々、翌日からの宿は予約してあったが予定より1日早く到着したため、最初の1泊だけ別に取った。

最初の1泊目は以下
Hostel Just Right
ドミトリ1泊10ユーロ(約1,360円) 食事なし
1日あたり約1,360円

残りは以下
Infinity Party Hostel (インフィニティー パーティー ホステル)
ドミトリ5泊36ユーロ(約4,910円) 食事なし
1日あたり約980円



このホテル、毎日クラブみたいに音楽ガンガンに流しているのだけれども、ホテルの説明を見たら「毎日パーティーしますので夜まで大きな音がします」と公式に書いてある。 見逃していたよ・・・。 失敗した。 寝室まで音が響きまくるパーティーを公式に容認しているホテルが世の中に存在するとは。 というか、2ヶ月前から予約していたので今更変えようと思っても難しかったのだけれども。 直前予約すると10~20%高い、夏の価格になってしまうので。 まあ、しょうがない。


Hungarian National Museum

今日は天気が悪いので室内で美術品を鑑賞しようと Hungarian National Museum に向かった。
100年以上の歴史がある博物館で、もちろん内容も充実。 満足できた。




ブダペスト中央市場ホール(Budapest Central Market Hall, Nagy Vasarcsarnok)

ブダペスト中央市場ホール(Budapest Central Market Hall, Nagy Vasarcsarnok)に行ってみました。
身の回りのものを買おうかと思っていたのだが、どうも観光客向けのお店が多いようだ。
地下にスーパーが入っていたが規模が小さくて、規模が大きな地上および2階部分の店舗はかなり値段が高いような気がしたので、結局、何も買わなかった。

まあ、観光客が多い地域にあるから仕方がないかな。 きっと昔は安かったのだろうけれども。



ここに限らず、ブダペストは意外に物価が高い。 というか日本円が弱すぎるのかもしれないな。

昔の旅行記とか見るとハンガリーは物価が安くてしかも旧共産圏の独特の雰囲気があって良いとかあるけど、そういう雰囲気はあまり感じないな。

なんとなく、ハンガリーは旬を逃した感じがするよ。今のハンガリーは、物価も高いし、雰囲気もそこらのただの都市、という感じ。 10~20年前に来たかったな。


Mammutショッピングセンター

ブダペスト中央市場ホール(Budapest Central Market Hall, Nagy Vasarcsarnok)が期待外れの観光客向けマーケットだったので、Mammutショッピングセンターに行ってみる。

すると、これはこれでオシャレ系なショッピングセンターで、私の期待している、安い生活用品のお店が売っているところではなかった。 うーむ。




Arena Plaza

ブダペスト中央市場ホールは期待外れ、Mammutショッピングセンターもちょっと違う、ということで、次はArena Plazaというショッピングモールに行ってみました。

ここもMammutショッピングセンターと同じようなオシャレ系が基本だったので期待外れではあったのだが、一番奥のスーパーマーケットがそれなりに充実していたので私が欲しかった生活用品をそれなりの価格で買えた。 手間に対してはさほど安くないが、とりあえず手に入ったのでよしとする。

入手した物は
・靴下 1足100円弱。トルコでは1足50円だったが、ハンガリーではこんなものか。 きっと探せばもっと安いものがあるような気がするが、時間もないのでこれで手を打った。
・カミソリ 1つ8円。 各所スーパーを回っても、何故か使い捨てカミソリがどこも高くて1つ100円前後するところがほとんど。 ここで探した時も、90%の商品が1つ100円くらいの使い捨てカミソリだったが、いくつかが1つ60円くらいで売られていて、2ブランドだけ1つ30円で売られていて、最初は仕方がなくそれで手を打とうと思ったのだが、棚の端っこの方に隠れるようにこの安いブランド(1つ8円)が置いてあったので入手。 意外に安く手には入って良かった。 それにしても、他のブランドの値付けがいまいちよくわからない。 所詮は使い捨てなのに1つ100円なんて。 それしかなければそれを買うから高い値段をつけているのかもしれないな。 これだけ飛び抜けて安いのも意味不明だ。 今後のルートで安いものが手に入るかわからないので、買いだめしてしまった。




ハンガリー国立美術館(Hungarian National Gallery - Magyar Nemzeti Galéria)

今日は天気が悪いので Hangarian National Gallery にて絵画などを鑑賞する。
National Gallery は高台にあり、そこからの眺めも良い。

↓ これは後日、天気が良い日にとった遠景。


ホテルから川を渡り、高台に登って入場する。




コーラス The Hong Kong Children's Choir in ハンガリー国立美術館(Hungarian National Gallery)

ハンガリー国立美術館(Hungarian National Gallery)にて鑑賞中、偶然にも香港少年合唱団(The Hong Kong Children's Choir)のパフォーマンスがあった。チャリティーコンサートらしい。

育ちが良さそうな顔つきで、こんな遠くまできっと自腹というか親のお金で来ているのだろう。両親はきっと金持ちだな。

パフォーマンスのレベルも高くて、歌うだけじゃなくて振り付けや簡単な踊りもこなす。バイオリンやハープ(?)も出てきた。凄いもんだ。

子どもの頃からこんな経験してたら将来大物になるよ。
ブダペストの後はたしかウィーンとロンドンでも公演するらしい。




国会議事堂(Parliament, Országház)

今日は予約して国会議事堂(Parliament, Országház)を見に行く。
ネットであらかじめ予約すれば再度足を運ぶ必要はないが、予約料として200Ft(約86円)余分にかかる。

そもそもEU市民だと2,000Ft(約876円)だが、EU市民以外は5,200Ft(約2,290円)もする。 高すぎ。

ガイド役もやる気ないし、内容も、いくつかの部屋をちょろりと見るだけであっという間に終わる。 何これ。
2,000Ft(約876円)でもちょっと高いけど、それでもガイド代がかかっていることを考えればこんなもんか、とも思えなくもないが、5,200Ft(約2,290円)払ってまで見る内容ではないな。 失敗した。 申し込む時に悩んだが、やっぱり辞めておけば良かった。 たぶん、こういう系の観光場所は入場しなくても後になって悔やむことは全くないので辞めておいても全く問題なかった。 「後悔するなら行動しておけ」ってのは、私の場合、旅行にはほとんど適用されない。 そんなこと言い出したら、世界一周だってしなくてもいいじゃん、って話にもなるけど、それはその通り。 気晴らしの趣味だしね。 やってもやらなくてもいいけど、やれるからやっとくってだけだ。 その間に起業準備もするしね。




セーチェーニ鎖橋(Chain Bridge, Széchenyi Lánchíd)

通りがかりに、セーチェーニ鎖橋(Chain Bridge, Széchenyi Lánchíd)を見る。
ここは、ブダペスト内のセーヌ川に最初にかかった橋だという。
1849年竣工ということで古い橋だが、なかなか丈夫で、しっかりした印象がある。 まだまだ持ちそうな感じだ。




聖イシュトバーン大聖堂(St. Stephen's Basilica)

聖イシュトバーン大聖堂(St. Stephen's Basilica)に行ってみました。

すると、ちょうど中で結婚式が行われていた。
こんな立派なところで結婚式するなんて、どんな立派な人たちなのだろう... 凄いもんだ。




大シナゴーグ(ドハーニ通りシナゴーグ, Great Synagogue, Central Synagogue, Nagy Zsinagoga)

残念ながら今日は休館日。

明日ならやっているようだが、どうやら入場料が意外と高いので外観だけ見て終わりにする。
既にイスラエルでいろいろ見てきたし。




英雄広場(Heroes' Square)

少し歩いて英雄広場(Heroes' Square)まで行ってみる。
このあたりは公園になっていて、普段来るのにも良さそうな場所だ。




ブダペスト歴史博物館(Budapest History Museum)

今日はブダペスト歴史博物館(Budapest History Museum)を見に行く。
ここも王宮の丘の一部になっていて、南端にある建物だ。

充実しているには違いないが、もし National Gallery とこれのどちらか一方しか見る時間がないならば National Gallery をお勧めする。 ジャンルが若干違うので目的があればそれを見ればいいが、どちらでもいい場合であれば、National Gallery の方が安い割には絵や彫刻品がこれでもかというほど充実していて一日中楽しめる。 こちらは、まあ、ぼちぼち、って感じだし、こちらの方が入場料が高いのでちょっと微妙。




王宮の丘(ブダ城山, Castle Hill, Varhegy)

王宮の丘(ブダ城山, Castle Hill, Varhegy) に登り、散策する。
ここには美術館や教会がいくつかあるが、単に登るだけでも眺めが良くて良い。



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