復路・リマ 2回目 個人旅行 2016年

2016-05-26 記
トピック:ペルーリマ

リマ大聖堂

ペルーのリマに到着です。海沿いは寒いです。
気温が20度までしか上がらない。

先日、窓締め切りの部屋で寝たら部屋中にばい菌が舞ってしまって朝起きたら頭痛が。
部屋で寝ると悪化しそうなので窓を開けて換気状態にしてから外出したら3時間くらいで8割ほど回復。ふう。外で回復するっておかしいでしょ。バッグに付いた埃が舞った気がするので帰ったら洗うかな...
そんなわけで体力回復のためにリマ大聖堂で座って休憩中。

それにしても、歩きタバコがゼロ! 快適すぎる。

この大聖堂は南米にしてはクオリティが高い。さすがは植民地の最初のとっかかりになった町だ。



前にも似たようなこと思ったけど、やはりキリスト教はキリストを虐待してキリストのオーラを不安定にし、能力を周囲の人が奪ったのが起源な気がしてきた。
虐待した時点では周囲の人は無明で、虐待して不安定になったキリストのオーラを身に受けて初めて光明のきっかけが訪れて、その時ようやく自分たちが恐ろしいことをしたのに気付いたんですね。だからキリスト教徒は罪深い起源を持つが、かといって、オーラを奪って光明を得た人はそれなりに光明があると思います。奪った光明ですが。
日本書紀などにも他人の能力を奪う話がよく出てくるけど、世界中同じなのかもしれないな、と。
最初は無明で他人を虐待して能力を奪う構図と、それに負けずに戦う構図。日本書紀はそれでも虐待する側が悪者で何とかそれに知恵で勝とうとするけれど、キリスト教は虐待する側が勝っちゃったのかなと。だからキリスト教徒は光明を得るにあたってキリストを殺してオーラおよび光明を奪った罪を抱えている、と。
注:これは独自解釈です。
罪と言えば、たぶんキリスト教徒が言う「原罪」はもっと宇宙起源よりのことだろうけど、そっちは私はピンと来ないんだよね。調べてみたらアダムとイブが犯したのが原罪でキリストが救世主らしい。へえ。そういう解釈も成り立つのかもしれないけど、随分と自分勝手に解釈しているなあ・・・。キリストを虐待して殺しているのに。奪った側の解釈ですね。キリストの立場からの視点ではなさそうだ。
(こんなことを厳格なキリスト教の国で言うと国外追放かも。日本人で良かった)





Archbishop's Palace Lima Museum

宗教彫刻も充実。





Museo y Catacumbas (内部撮影禁止)

そこら中、IHS (イエズス会)だらけ。





Huaca Pucllana





天野プレコロンビアン織物博物館(Amano Museo Textil Precolombino)

天野プレコロンビアン織物博物館(Amano Museo Textil Precolombino)は小さいけれどもクオリティの高い展示が集まっている感じだ。

この博物館のあるリマのミラフローレス地区は小綺麗な町で、見た目だけでなく車の運転マナーも比較的良い。
ペルーの他の土地では車優先で、歩行者が車の前にいたらクラクション何度も長く鳴らしまくりで車から顔出して激しい剣幕で『お前何やってるんだ、どけよこの馬鹿野郎が』とボロクソにまくし立てて来るのが普通ですが、ここミラフローレス地区ではゆっくりと車の方が止まってくれる。歩行者優先なんですね。
同じ国でも地区によってここまで違うんですね。同じリマでも旧市街はマナーがそこまで良くはないけど田舎よりはいい。
ちなみに隣のチリは歩行者優先。エクアドルも歩行者優先です。何故かペルーだけこんな感じ。
ここミラフローレス地区の運転マナーが良いと言っても、平均を見ればチリとエクアドルに完全敗北するレベルですが。運転マナーの良い車の割合が高い、という感じですね。運転マナーの悪い車もそれなりにいます。
ペルー国内で言ったらマナーはトップクラス。



先日訪れた Chavin遺跡の展示もある。





Museo de Arte de Lima

MALI美術館に来てみたが、ここも充実。
南米で見た町の中で一番美術品が充実した町かもしれないなあ。
他の南米の都市だと美術品も質が悪いのが多いのですがここはそこそこのクオリティのものが揃っています。





ワカ ワヤマルカ(Huaca Huallamarca)





Museo de la Nacion

国立博物館の写真展を見学。
ここ20年の歴史がテーマ。
たった20年前なのに随分と物騒な内容。ゲリラやテロがてんこ盛り。



手作りの拳銃を持つ自営団らしい。テロ組織への対抗というか自営のようだ。


Shining Path という極左集団らしい。
ペルーのポルポト派と言われるほど極悪非道だったのか。



20年前に書かれたらしい文章が興味深い。
フジモリ大統領がいて、そして今年は大統領選挙でフジモリ・ケイコが立候補している。町の至る所にKeikoと出ているので人気もあるみたいだ。
http://www10.plala.or.jp/shosuzki/edit/la/peru/sendero.htm

これも興味深い。フジモリ大統領の闇
https://tanakanews.com/b0813peru.htm



Museo de Historia Natural





Parque de las Leyendas (動物園)

リマ最終日は動物園へ。
ここは動物園の中に本物の遺跡があって一緒に楽しめる。
こんなところは珍しい。



よそでは見ない、珍しい小動物を発見。



これも珍しい小動物。





Museo de los Descalzos

リマ駅の北側はスラム街だが、その中に博物館があるので来てみた。
セントロからバスに乗ろうとしたら係員が、危険だから直通バスが良いと言ってきた。
結局、直通バスはよくわからなかったようで近くに行くバスに乗ったが、その時の乗客の一人が『危ないから連れてってあげる』と博物館まで案内してくれた。
なんという親切だ。
それに、そこまでここは危険なんだ。


ここにある、長崎でのクリスチャン抹殺の絵が印象的。火炙りの刑あるいは火で囲んで殺したという構図だ。
絵の右上には沖縄で抹殺された人の名前が書かれてある。
これは個人的にはリマで必見の絵だ。
本物は撮影禁止だけどパンフレットにその一部が使われているので掲載。
歴史を感じる。


ヨーロッパとかだと対日感情を気にしないといけないかもしれないけど、南米は遠いから素直に飾っておけるのかも。



Museo Convento de Santo Domingo





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