ウシュアイア 個人観光 2015年

2015-12-31 記
トピック:アルゼンチンウシュアイア

ウシュアイア(Ushuaia)に移動

リオグランデからウシュアイアに移動します。いよいよラストランです。
もっと南のチリもありますが、車やバイクで行ける最南端はここまでです。



これで、世界の果てとも言えるウシュアイアに到着です。

ここは東京から17,000kmのところにあります。ウシュアイア到達という最低限の目標は達成できました。これから旅は再スタートして"故郷への長い道" の始まりです。いきなり帰らずに寄り道しながら帰ります。最初の目的地はリオデジャネイロです。カーニバルを見ます。

旅をして何が良かったかと聞かれたら、「心残りがなくなった」「夢が叶うともやが取れて現実がよく見えて来る」という感じで、夢は早めに叶えるのが良いと思った。死ぬまで夢を抱えていたら現実が楽しめないかもしれない。ここウシュアイアから家までの旅路は夢ではなく故郷への長い道です。
意外に楽に着いたので感慨はそこそこ。バイクは冒険じゃなくて、ただの旅だね。
帰りの方が大変かも。

ここでの宿は以下。 まあまあだ。
Los Lupinos Hostel
2015年中は230Peso, 2016年から250Peso 朝食付



世界の果て号(The End of the World Train, 南フエゴ鉄道)



世界の果て号(The End of the World Train, 南フエゴ鉄道)に乗ってみた。
レール幅が60cmしかないミニ車両。面白い。 乗る距離は短いけれども、これはこれで満足。

私はバイクで行っても良かったのだが、なんとなくそんな気ではなかったのでシャトルバスで行ったけれども色々とトラブルがあったので、交通はタクシーがいいね。 料金もさほど変わらないし。 シャトルバス往復が200Pesoだけどタクシーはメーターで片道160Pesoなので2人以上ならタクシーの方が料金的にもお得だし、バスは色々と問題があるのでタクシーを呼んだ方が気が楽だ。

私が文句を言ったら、"PATAGONIA Tour"のスタッフは「うるさいわね」という口ぶりで私のチケットをビリビリに破かれてしまった。 最悪だ。

↓元のチケット& びりびりに破かれたチケット、そしてチケットを破いたスタッフのおばさん


この列車、囚人が作ったらしい。
というか、もともとこのフエゴ島の開発は領土主張のためアルゼンチン政府が刑務所を作ることを計画してその課程でこの鉄道も作られたとか何とか。 へえ。 




BGM:Copyright(C) Music Palette



短距離トレッキング(Short Trekking)

鉄道駅から少し歩いて最南端の郵便局まで歩いてみる。
帰りはちょっと山道に入ってみたら、何やら面白い木が・・・。





世界の果ての郵便局(Postal del Fin del Mundo)

鉄道駅から少し歩いて最南端の郵便局でパスポートにスタンプ入手。何故かおじいちゃんの写真付きだが..





世界の果ての刑務所(The End of the World Prison)

一部に英語の説明があるのでウシュアイアの成り立ちがなんとなく理解できた。
最初は領土主張のために刑務所を作るところからこの町は始まったんだな。

だから、途中の町で見た史跡がいずれも政府のエリート層がやるような乗馬スポーツだったり何かに結びつくのは、最初に移住した人たちが政府関係者だったところにも影響しているんだな。

一方で原住民は悲惨な運命だったようだ。



ちなみに、ウシュアイアのカウントダウンのイベントは皆無で、早々に寝ました。
ちょっとは騒がしかったらしいですが耳栓していたのでよくわからず。