ホレズ 個人旅行 2015年

2015-07-23 記
トピック:ルーマニアホレズ

ホレズ(Horezu)に移動

2015-07-22
ブカレストからバスでホレズ(Horezu)に移動します。

まずは下調べ。

http://www.autogari.ro/?lang=en にて
Buruenesti, NT
から
Horezu, VL
で検索する。 「Horezu, GJ」 とかいくつか他にも出てくるけどリストが出てくるのは上の選択肢のみだった。

4つ便が出てきて、朝の便は2つ。7:30発のViitorul(35レイ、約1,070円)と8:30発のNORMANDIA(40レイ、約1,230円)だ。
とりあえず後者で行こうと決める。

Detailsを表示させると、出発は Autogara Militari というところから出るようだ。
Google Mapで調べると以下。メトロM3路線のPăcii駅の近くのようだ。



朝、ホテルを出てメトロ経由で Autogara Militari に向かう。

そしてAutogara Militari に到着し、切符を買おうとしたら、窓口ではなくて運転手から買うように言われた。 ふむ。
ならばと運転手に聞いてみたら、予約がないと乗れない、みたいなニュアンスで言われた。 うーむ。

仕方がないので、窓口で近くの大きな町、リムニクビルチャ (Râmnicu Vâlcea)までの切符を買った。
DACOS社の便で、34レイ(約1,040円)だ。
ルーマニア語だが、座席指定もあるようなのでその席に座る。

9時に出発して12時に到着した。

↓ リムニクビルチャ (Râmnicu Vâlcea)は、このあたりの車庫に到着した。 終点のようだ。 Google Mapには現時点で載っていないようだ。


しかし、ここからHorezu行きのバスは出ていないようで、数キロ歩いて以下のバスターミナル Autogara 1 Mai に向かう。
駅の近くに出た後、線路の横の細い道を歩いて進んだ。


そしてこのターミナルからHorezu行きのバスに乗った。
NORMANDIAの13:00発、14:00着の便だ。9レイ(約275円)

そして着いたのが以下あたりの車庫。Google Mapには現時点でまだ印がないようだ


ここで食事を取った後、以下のあたりにある観光案内所で情報を仕入れようとするが、あまりいい地図がない。


宿がホレズ修道院(Horezu Monastery, Manastirea Horezu)の目の前なので、修道院までバスで行こうとするが、どうやらちょっと離れた以下のターミナルから出発するらしい。 つたない英語で3kmとか3マイルだか言われたが、Google Mapで調べると800mほどなので歩いて移動してみる。


食事せずにそのまま移動するならば、Horezuに到着するバスが車庫の北の交差点を通過する時に降ろしてもらうのが良いかもしれない。数人その交差点で降りていたので。 運転手に言えば止めてもらえる筈。

3時頃に到着したが、シャトルが出るのが4時15分らしい。
待っていると、4時15分と言われたのに4時くらいにシャトルが来て出発すると言われて出発した。 なんだこれ。
そしてすぐ近くの以下に移動。 ちょっとした駐車場みたいなところに止まり、何人か乗客を乗せた。 看板も何もなさそうだが・・・。 ここが乗り場だとすると、地元の人以外わからないな・・・。




上の場所を4時15分頃出発。 そうか。4時15分というのはここの出発のことだったのか?
そして以下のあたりで降ろされた。


そこからちょっと歩いて、ようやく宿に到着。

Pensiunea Horezu
ツインルームのシングル利用 2泊で28ユーロ(約3,800円)
1泊あたり約1,400円
朝食は1食別途3ユーロ(約410円)だ



なかなか遠かった。

ホレズ修道院(Horezu Monastery, Manastirea Horezu) は以下なのですぐそこだ。


道路沿いに歩くと6kmくらいあるし、登りなのできついが、どうやら別の徒歩の道を歩けば3~4kmほどで到着できるし、帰りは下りなので帰りは歩くかも。 バスターミナルみたいなのが見えないし、シャトルの本数もあまりなさそうなので。 英語が通じないと細かなことで困るけど、このくらいなら歩いていけそう。



ホレズ修道院(Horezu Monastery, Manastirea Horezu)

2015-07-23
今日は ホレズ修道院(Horezu Monastery, Manastirea Horezu)を見学する。



ホテルから300mということで、あっという間に着いた。



今日は他にすることもないので、朝8時半から午後6時まで約9時間入り浸った。



とりあえず写真を撮った後、ベンチや教会の中の椅子に座って壁画を眺めていたら割とすぐに時間が流れた。



女性が多い修道院だけあって、花が多い。



英語はほとんど通じない。「ミサは何時ですか?」って翻訳ツールにかけてルーマニア語で聞いたつもりが、連れていかれたのが何故か食堂。無料でチキンスープ(めちゃうまい)とパンとオムレツみたいなの(これもいける)をご馳走になってしまった。よくわからないが、ここの運営方針かな?



ちなみに、ベジ食ではないんだね。

そう言えば、困ったら教会行けば食事や宿泊できるという噂を聞いていたが、こういうことか?
まあ、無料というよりも修行というかカルマの一環だろう。 無料は有料よりも難儀だ。
普通ならどこかでお返しせねば、という循環が生まれる。

ここは世界遺産だが、まだ使われている修道院で、修道士や修道女も多い。
年配の女性が多い感じだ。若い人はあまり入らないのかな?


教会の壁面を見ていると、次第に先日やられた南京虫の傷跡が痒くなってきた。手足全て噛まれているので手足全てが痒い。

ここでふと思った。痒いと感じているとき、意識はそこに集中している。集中というのは、いわゆるマインドの役割だ。 神智学とかでマインドとか言葉は聞いていたが、いまいち実感がなかった。というか、そういうものか、ふーん、って聞き流していることが多かった。

マインドは「心の声」という定義・捉え方よりも、もっと広義に考えて、心の声だけでなく「集中」という機能もマインドだと捉えた方がしっくり来る、とふとここで気がついた。定義は「マインドは意識そのもの。マインドは集中という機能および心の声」みたいな?

どこかで「息をしている時にマインドが止まる」って説明があって腑に落ちなかったが、マインドは心の声ではなくて意識そのものだと考えれば、息がキーではなくて、注意深く息をすることで意識(マインド)が息に集中するのでマインドが集中と「心の声」を同時には行えないために集中だけが起こり、心の声は止む、という理屈になる。集中が観察で、心の声が分析と考えると、観察と分析は同時には行えない、という理屈はしっくり来る。おそらく上記でのマインドという言葉の定義が違っていたんだろうな。上記だとマインド=心の声とすると、確かにその通りかな。流儀によって定義が異なるのはよくあることかも。

南京虫程度じゃ荒行には遠く及ばないだろうけど、修業で体をいじめる意味もいろいろあるんだろうな、とふと思った。南京虫程度でもいろいろ気づくことがある。

肉体というわかりやすいところが主体となり、明らかに肉体が発している感覚。その感覚を発生させるために荒行するかもしれないし南京虫かもしれない。その肉体的な感覚を感じている意識と、感じていること自体を見ている意識がある。この違いが肉体的階層の意識と、それより上というか微細な意識の違いなんだろうな。今は肉体の意識とそれ意外の意識、っていう二分割しかわからないけど、実は7つに分かれている、って話もある。言われてみれば、何かを考えているときに「どうだろうな」とその思考を見ている意識がないとも言えない。片方がマインドでもう片方は上位の意識?もっとはっきりと意識すればいろいろなことが見えてくるかも。

南京虫にやられたのも無駄ではなかったな。
世の中はまだまだ面白いことが多そうだ。





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