タイ北部
タイ・バンコクへ
19:00発のノースウェスト便でタイ・バンコクへと向かう。 出発間際に緊急着陸の対応があったため、飛行機の出発が少し遅れる。しかし、到着は予定通り。 前にタイに来たときは経由便であったので、それに比べると遥かに楽だ。 |
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タイは、やはり暑かった。
とは言っても、まだ朝なのでそれほどでもない。
入国審査を済ませ、両替をする。
成田では3.5円で1バーツ、ここでは3.1円で1バーツである。前に来た時は2.9円で1バーツであったので、多少率が悪くなっている。
そして、夜でバスが走っていないため、高いがリムジンタクシーを利用する。友人のホテルと自分のホテルが予約の都合上違うところになってしまったため、2ストップで頼んだところ、1000バーツ。高い。が、一箇所で800バーツという前情報であったため、それで行ってもらう。
このタクシーの運転手が、これまた胡散臭かった。この値段を払っても胡散臭いのだから、普通のタクシーの想像が付くというものだ。
まず、高速道路を通るかどうか聞いてきて、値段を聞いたら無料と言ったくせに「紙にきちんと高速料金は含まれていない」と書いてあるだろうと料金所の前で発言撤回し、金を渡したら40バーツのくせに200バーツのふりをし、再度料金所を通るときに再度金要求してくるというありさま。2箇所目の時に「レシートを見せろ」「2枚ある筈だ」と言ったら、今までピーチクパーチク煩かったのが一瞬にして黙り込んだ。
まったく、胡散臭いったらありゃしない。
途中、カオサン通りを横切ったが、たむろしている人たちの胡散臭さもこれまた・・・。
結局、本当は私が後に降りる筈だったのに友人が後になって、その友人はトランクに荷物が入っているのでいざとなった時に逃げられないと危ないということで私の予約したホテルに2人で降りた。その後、友人は流しのタクシー(20バーツ。安すぎて危なくない?)でホテルに向かった。
リムジンタクシーで1000バーツも払っていながらこの「タイ基準」のサービス。 早々に見せ付けられた。
ホテルに着いたものの、もう午前2時になる。日本時間では午前4時に近づく。 今回利用したのは New World Lodge Hotel というホテル。事前予約で20USドルでした。 |
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バンランプー運河の早朝、ワット・プラケオ(Wat Phra Kaeo)、王宮(Grand Palace)、ワット・ポー(Wat Pho)、ワット・アルン(Wat Arun)
バンランプー運河の早朝
さて、朝だ。
今朝は6時半頃に目が覚めた。とは言っても時差2時間であるので日本で言うところの8時半。割と寝ていない割には目が冴えてしまう。
少しうとうとした後、朝食を食べに行く。なかなか美味しいが、買い食いもするであろうから、あまりおなか一杯食べずにおく。
友人との待ち合わせには時間があるので、ホテルを出て、散歩をする。 ここは、ホテル前にあるバンランプー運河に沿った道。 |
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運河沿いを少し歩き、その後、カオサンロードの方まで歩いて行った。 | |
単なる川だと思っていたところ、地図によると運河とのこと。 | |
「ラーメン」の文字が・・・。 | |
運河沿いを少し歩いた後、カオサンロードの方まで歩いて行った。 でも、朝なので店もやっておらず、廃退的な雰囲気もない。 |
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カオサン近くのワット(寺院)
更に散歩をしていると、ふと目の前にワット(寺院)が。 時間があるのでちょっと中に入ってみることに。 |
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中に入ると、ちょうど朝の勤め(?)が行われており、皆、何やら仏典を読み上げていた。 日本と違って、かなり 適当 である。 真剣にやっているのだろうが、どちらかというと 習慣 のような気がする。 |
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ワットを出て、その近くを少し歩く。 | |
すると、目の前に学校が・・・。 | |
どうやらちょうど国旗掲揚と国家斉唱を行うところのようだ。 | |
しばらく見物させてもらう。 | |
タイでは国王を敬う気持ちが強いというが、こうして培われて行くのだなあ、と思う。 宗教というよりは「しつけ」の一環のようにも感じる。 しぐさの中にもほのぼのさがあるのがタイらしい。 |
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ぐるりぐるりと回るが、歩きでは限界があるのでホテルに戻って友人が来るまで落ち着く事に。雑誌を見たり、近くで買い食いしたりするうちに友人と合流。本日の目的地であるワット・プラケオ(Wat Phra Kaeo)および王宮(Grand Palace)に向かうことにしました。
ワット・プラケオ(Wat Phra Kaeo)
タクシーを拾い、王宮の方面へ。このタクシーを拾うときも、顔つきが胡散臭いトゥクトゥク(三輪タクシー)のおやじが話しかけて来たが無視してタクシーを拾った。
王宮に近づくと、何やら大きな大きなワットが見えてくる。
絶対にしょぼいと思っていたので、この巨大さにはびっくりすると共に圧倒される。 さすがだ。
タクシーは、相変わらず「おつりはない」攻撃でせこく数バーツをせしめてくる。 このくらいは可愛いものなので仕方が無い。 東南アジアでおつりがないのは普通のようなので何も思わないようにする。 歩き方にも「おつりがなければチップになるのがバンコク風」との記載があった。
ワット・プラケオ(Wat Phra Kaeo)の前で降り、中へと入る。 | |
王宮へと入ると、人もとてつもなく多かった。 中で王宮と繋がっているので、入場料は共通のようだ。 | |
王宮方面を眺める。 | |
きらびやかな建物。 | |
これは、ラーマキエン物語の人物かな??? 昔、南部の祭りで似たようなものを見た記憶が。 |
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いくつも建物がある。 | |
面白い建物も。 | |
この、柱を支えている像も味がある。 | |
更に散策。 | |
それにしても暑い・・・。 | |
ふらふらしてくる。 | |
暑いので、割と急ぎ足で駆け抜ける。 | |
味のある像。 | |
首の多い神様(?) | |
像。 | |
柱を支える像。 | |
わんさか。 | |
一生懸命、支える・・・。 | |
王宮(Grand Palace)
ワット・プラケオ(Wat Phra Kaeo)を抜け、続けて王宮(Grand Palace)へと入った。 境目が分かり辛かったが、いつの間にかこちらまで来ていた。 |
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今はここには住んでいないが、式には使われているとのこと。 | |
ここにも、ぴくりともしない衛兵がいた・・・。 と思ったら、台湾で見た衛兵と違って、ふらふらと動いていた・・・。 さすがは タイ だ!!! |
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象がいる。 象徴だ。 | |
ワット・ポー(Wat Pho)
続いて、近くで食事をした後、ワット・ポー(Wat Pho)へと向かう。雨が降りそうだったのでタクシーに乗ろうと思ったが、「すぐそこだ」と言う事で行くのを渋られる。 なかなか出発しようとしないのでついに降りたが、この距離であれば乗りたかった。 やがて、雨も少し降り始める。
ワット・ポー(Wat Pho)に着き、中を見る前に、まずはマッサージへと向かう。 それは一番奥にあり、かなり歩くのに時間がかかった。 そして、汗だくの中、マッサージを受ける。
着替えて、マッサージを受けるが、値段に対して高かった。 前情報では「ワット・ポー(Wat Pho)にあるマッサージ教室が行っているために若い人が多く、その為、腕もいまいち」とあるがその情報そのままだった。 1時間で360バーツですが、前にハジャイで受けた時は1時間240バーツだったので、腕の悪さを考えると率はかなり悪い。
マッサージの後、普通とは違う順番で建物を見た。 これまた大きな金の仏像・・・。 |
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外を歩いていると、狛犬と同じ起源を持つと思われる石像が見つかったが、これはギャグなのか何なのか。(苦笑) | |
これまた、ギャクかと思われる外人の像も・・・。 | |
そして、ここの目玉、寝仏陀(リクライニング・ブッダ)を見ることに。 | |
建物に入ると・・・・・。 それは、本当に寝ていた。 しかも、想像よりかなり大きい!!! |
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でかい!!! てっきり、凄く小さいものとばかり思っていたのでこれにはびっくり。 |
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足の裏にはバラモン教の宇宙観が描かれており、仏教の足の裏がバラモン教、というタイの面白さがあった。 | |
ワット・アルン(Wat Arun)
ワット・ポー(Wat Pho)の後、近くの渡し舟で、ワット・アルン(Wat Arun)へ。 ここは三島由紀夫の「暁の寺」として有名なところらしい。 |
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川がものすごく汚いが、眺めは意外とよい。 | |
ワット・アルン(Wat Arun)に近づく。 | |
そして、ワット・アルン(Wat Arun)へ。 中に入るものではなく、上に登るものらしい。 |
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ワット・アルン(Wat Arun)の上から。 眺めがよい・・・。 |
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ぐるり散策する。 | |
塔。 | |
塔を支える像がたくさん。 | |
こうして、一生懸命支えている。 | |
よいしょ、っと。 | |
上を見上げる。 | |
高くそびえる塔。 | |
塔を支える像と、遠くに見える塔。 | |
その後、一度ホテルへと戻った。 汗だくで、シャワーを浴びたかったからだ。 |
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それぞれホテルへと戻り、夜はムエタイを見るために再度集まって出発をする。
ムエタイは、行くまでが渋滞やお偉いさんのための交通規制で待たされた。しかも道を間違えるしで、かなり遅く到着した。
そしてムエタイ会場であるラーチャダムヌーン(Ratchadamnoen)にようやく到着し、そのすぐ北にある「焼き鳥が美味しいお店」と地球の歩き方に書いてあるLikitというお店に入るが、これまたマズくて失敗した。 やはり地球の歩き方の情報は当てにならない。 店からお金もらっているから、ロンプラの情報とは比べ物にならない。
結局、その近くの屋台で口直しをし、ムエタイは前情報に対して異常に高い(最低1000バーツから)ので止めにしてホテルに帰った。
明日からは友人とは別行動であるのでここで別れた。
ホテルに帰ってから、まだ夜までは時間があったので、タイ式マッサージを受け直すことに。2時間で450バーツ。(1時間だと250バーツ)という常識的な値段。 ホテルに併設なので特殊なサービスを強要されることもないという点も安心である。
そして、受けるが、前に受けた通りの「痛い」マッサージであった。 これは体に効きそう・・・。
そんなこんなで2時間のマッサージを受け、半分うとうとした状態のまま部屋へと戻り、眠りについた。
明日はアユタヤへと移動し、観光および一泊しようと思う。
ファランポーン駅、アユタヤ~ワット・ヤイ・チャイ・モンコン、日本人町跡(山田長政) 、ワット・チャイワッタナラーム 、ワット・ロカヤ・スタ、ワット・プラ・ラーム、アユタヤ王宮跡 、マーケット
ファランポーン駅からアユタヤへ
朝の目覚めは6時半、ちょうどよい時間だった。とは言っても日本時間では8時半である。朝食を取った後、身支度をし、ファランポーン駅へと向かう。 それにしても、今回、一番美味しいのはホテルの朝食だったのはなんということか。食事に外れ続けている。
タクシーを拾った後、ファランポーン駅へ。 本当は先日から当たりだった「水色と赤のタクシー」を拾いたかったのですが、なかなか来ないので違う色のタクシーを拾ってみた。すると、予想通り大失敗。 とは言っても、きちんと「メータを使うように」言ったところ、その通りに言ってくれた。 駄目なお兄さん運転手であったのだが、きちんと仕事をこなしてくれたので良いとする。 | |
オススメの「水色と赤」のタクシー |
さて、アユタヤまで電車で1時間半。8時20分の電車があるようなので乗ることに。本当は2等を取りたかったのであるが3等しかないということで3等を選ぶ。20バーツ。鉄道はさすがに安い。
ホームに行き、鉄道を待つ。 従業員が11番ホームと言ったのだが、変更があったのか何なのか10番ホームに入ってきて、聞いたところこの電車がそうだということで、みんなも同様に戸惑いつつ10番ホームの電車に乗り込んだ。 | |
電車は、何度も止まりながらゆっくりと進んで行く。 | |
線路上で停車している間、天井で何やら足跡が・・・。 何事? タイ式の工事か何なのか・・・。
そんな時、ふと窓の外を見ると、汚い家の外で汚い洗い桶で洗い物をしているおばさんに電話がかかってくる。携帯電話だ! びびりました! このおばちゃん、携帯電話持っているよ! って、偏見はいけないな・・・。そういや、今やアフリカのマサイ族でも携帯電話を持っているというシーンが映画であったっけ。(製作した時は作り話だったかもしれないが、数年経った今では作り話ではあるまい。)
そして、電車は走り出し、アユタヤへ。
アユタヤ着~ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
アユタヤの駅を降りるとすぐに、まず今夜の電車の確認をしようと思った。 電車の中でプランを練ったところ、当初の予定であるスコータイに行くためには電車の面倒さに加えて途中からローカル・バスに乗らなければならず、とてもではないが面倒。 それに引き換え、ここで寝台特急に乗ってしまえば朝にはチェンマイに着く。
聞いてみたところ、約850バーツで2等寝台(下段。上段は約760バーツ)が取れるということだったので、それを予約した。 これで、ここアユタヤにホテルを取らなくても済む。しかも移動時間が有効に使える。
そして、まだアユタヤの観光プランを練っていなかったため、どこに行こうか考えていたところ、ふと日本語で話し掛けてくる現地のおばさんがすぐ横に。
この、「日本語で話しかけてくる人」は8割方うさんくさい人なのですが、このおばさんは、そこそこ安心できるように思えた。 とは言っても、その誘いに乗って移動することは考えず、しばらくガイドブックを眺めていた。 更におばさんが話し掛けてくる。うるさい・・・。 「Wait」「Wait」、そう言っても、しばらくの沈黙の後に話し掛けてくる。(苦笑)
とりあえず博物館に行こうと思ったが、どうやら今日は空いていないようなので、仕方なく、おばさんに3時間だけ付き合うことにしました。1時間200バーツ。3時間で本来は600バーツだが500バーツに値引き。
でも、乗車かと思いきやいきなり代役に任せようとしたので、それはないだろー と思って、笑いながら「これは嫌だ」のニュアンスをしてその場を立ち去る。 追いかけてくるおばさん。(苦笑)
結局、おばさんが運転するということで交渉決着。 あの、座り心地の悪い、クーラーの効いていない最悪のトゥクトゥク(3輪タクシー)でアユタヤ観光に出かけることに・・・。わたしゃ、水色と赤のタクシーのおっちゃんが良かったなあ・・・。クーラーも効いているし。 まあ、数時間は付き合うか・・・と。一応はお勧めコースを組み立ててくれているみたいだし。 そんなこんなで、まずはワット・ヤイ・チャイ・モンコンに。
トゥクトゥク(3輪タクシー)からの景色 | |
と、ここは、予想以上に良かった。 | |
気が付かないうちに入場料払い損ねた・・・。 まあ、そういうこともあるさ。 |
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なかなか。 | |
寝ブッダもある | |
ワットには黄色い布がかけてある。 | |
仏像も。 | |
外にある石造にも布が。 | |
ワットを見上げる。 | |
上の方まで。 | |
階段を登ってみることに。 | |
階段の上から、見下ろしたところ。 | |
登ったところから遠くを眺める。 | |
多くの石像がある | |
ぼろぼろの石像も。 | |
多くの石像。 | |
牛の石像もある | |
こちらにも。 | |
そして、ここを離れた。 このおばさんは、今回のドライバー。 日本語うまいおばさん。 |
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日本人町跡(山田長政)
次は日本人町跡、山田長政が活躍したというところに来た。
ここは、ガイドブックにある通り「石碑とお土産物屋以外何も無い」とのことで、一度来れば十分かな、といったところ。 ツアーに含まれてでもいなければ、タクシーでわざわざ来るようなところではない。
これがその石碑 | |
ちょっとした案内板もある | |
建物の中にあった、山田長政の像。 | |
そのすぐそこには川が流れている。 | |
なんというか・・・。 泥だらけの川だ。 |
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ワット・チャイワッタナラーム
次は、アンコールワットに似たワット・チャイワッタナラームに。 | |
ここは、遺跡としてはなかなか良い。 | |
とは言っても、「またクメール系の遺跡かー」と、あまりテンションが上がらない感じ。 近くにいた日本人らしき女の子たちは「すごいねー」と言っていたし、凄いことは凄いのであるが。 |
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階段に登ってみた。 かなり急で、タイの暑さでふらふらしている私にはちょっと危なかった。 |
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階段の上から。 | |
遠くを眺める。 | |
いい遺跡だ。 それにしても、階段が急で、特に下りが怖かった。 階段は微妙に崩れているし、かなり急だし。念のため3点止めでゆっくりと降りてきた。こんなところで怪我したらしゃれにならん。 |
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次第に、雨が降ってきた・・・。 | |
空の雲行きも怪しい。 | |
スコールだ。 | |
雨も強くなってきたので、退散することに。 | |
トゥクトゥク(3輪タクシー)まで戻ってくると、何やらおばさんが車の修理をしている・・・。おんぼろだしなあ・・・。 こんなんで一生懸命になって数百バーツか。悲しくもなるな・・・。 なんてこった。
しばらく雨宿りして待っていると、どうやら修理が終わったとの合図が。
さて、再度出発。
ワット・ロカヤ・スタ Wat Lokaya Sutha
次はワット・ロカヤ・スタ Wat Lokaya Sutha へ。 かなり雨が強い。 さすがは雨季。 |
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バケツをひっくり返したような雨だけれども、昔に南部で体験したものと比べれば大したことない感じもする。 | |
雨の中、トゥクトゥクは進む。 | |
町の中を抜け。 | |
そして、リクライニング・ブッダ(寝ている仏像)のあるワット・ロカヤ・スタ Wat Lokaya Sutha に到着。 これまたでかいんだけれども、雨が強い・・・。 少し出て写真を取って、そのまま退散した。 | |
ワット・プラ・ラーム
次は最後の地点で、ワット・プラ・ラームの前である。ここからは王宮跡もすぐそこで、その他の遺跡も集まっているので、後は歩いて見ればよいということらしい。
ここで、時間がまだ2時間だったので400バーツと言ってきた。 いや、びっくり。良心的だ。 まさかこんな良心的な対応をされるとは思わなかった。 500バーツと言ったのだから500バーツと言ってくるだろうと思っていましたが、日本語を喋る現地人の中にも良い人はいるものだと思った。
私が胸ポケットから400バーツを出したときのおばさんの嬉しそうな顔ときたら・・・。 いや、かわいそうで涙が・・・。
そして、雨も降ってきたのですぐそこの雨宿り場所でスコールが収まるのを待つ事にする。
しばらく待ち、やがて、雨が止んできた。
止んだ後、目の前にあった屋台が何だろうと思っていたら、手際よく水を拭いて、ホットドッグや串焼きの出店があっと言う間に出来上がった。素晴らしい。なんてことだ。
2つほど買って食べるが、おいしい。
そして、ワット・プラ・ラームを見物に。
これまた立派な遺跡 | |
近づく。 | |
クメール文化のもののようだ。 | |
ベトナムでも見た、クメールの遺跡だ。 | |
その後、王宮へと向かう。
アユタヤ王宮跡
これまた立派だ | |
そのすぐ横にある、ワット・プラ・シー・サンペット 王宮の守護寺院らしい |
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王宮 | |
そびえ立っている ただ、近づいてみると、破壊がかなり進んで痛んでいることがわかった。 |
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王宮からワット・プラ・シー・サンペットを見たところ。 この中には、黄金の仏像などがあった |
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王宮から駅まで散策
王宮跡を見た後は、駅の方面へと歩くついでに、途中の遺跡を見て歩く事に。 | |
すると、このような象に乗って散策する人たちが。 又、あまり人は歩かないらしく、周りにはトゥクトゥクなどの客引きがたくさん。 |
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そんなトゥクトゥクを無視して歩き続ける。 遺跡もゆっくり見られるし。 |
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道沿いには、遺跡がまだまだたくさんあった。 | |
たくさん遺跡があるが、暑くて見る気力が・・・。 横目に見るだけで、スキップした。 どちらにせよクメール系の遺跡であることには変わらないし。 |
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アユタヤのマーケット
そんなこんなで、遺跡を過ぎ、やがてはマーケットまで近づいてきた。
ふとここで、セブンイレブン前で先ほどのおばさんとばったり出くわした。ちょっとした挨拶をしてすれ違う。私はその前にある屋台で腹ごしらえをする。
その後、ネットを少し行い、そしてはマーケットへ。
マーケットの散策 | |
出店が所狭しと並んでいる。 | |
この時点で、私の体は汗が凄く、シャワーを浴びたいと思っていた。 だが、いいホテルはあるもののゲストハウスのようなところがなかなか見当たらない。 マーケットを歩きつつ、食べたりしながらも、ホテルを探し続ける。
やっとのことで見つけたのが、THE OLD PLACE GUEST HOUSEというところ。 ここのおばあさんと交渉したところ、部屋は使わず、タオルも持ち込みという条件で40バーツでシャワーを使わせてくれた。 このシャワー室は蚊が多かったが・・・。(苦笑) シャワーを浴びた後、その前にあるテラスのレストランで休むことに。特に注文はしないけれども・・・。しばらく座って休んだ。 |
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少し落ち着いた頃、再度マーケットへ向かう。腹ごしらえと、おやつを買うためだ。
すると、ふと目の前に、いきなり象が・・・。さすがはタイだ。マーケットに象が足を踏み込むとは。しかもうんちしてるし・・・。でっかいうんち。(苦笑) その目の前にある食べ物屋台のおばさんも苦笑している。 |
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象が、小さな通路を進んでゆく | |
ランプータンをおやつで買った後、駅へ。
駅へ行く途中に橋渡しの船があった。3バーツ。そして、駅の目の前の屋台が安くておいしかったので沢山食べ、列車を待つ。時間があったので、ガイドブックの間引きをした。行かない所や既に覚えた場所は切り捨てていったところ、かなり薄くなった。
駅から、線路の向こうを見てみると、なにやらエアロビらしき体操をしている人々の姿が・・・。 なんともほほえましい。 |
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ふと、電車を待っていると、いきなりメロディが流れ出し、人々は直立不動で動かなくなった。 かなりびびった。(苦笑) 何事か・・・。、 |
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と思ったら、しばしの後に人々は通常に戻った。
駅員に聞いてみたところ、毎日、午後6時にはタイ国歌が流れて人々は直立不動になるのだという。文化の違いというか、習慣の違いというか、久々に驚かされた。
自由に行き交う人々。 | |
そして、電車がやって来る。 寝台列車の席はかなり快適で、これは安いと思った。 耳栓を持ってきたので、唯一の難点である騒音も軽減され、ゆっくりと床につくことができた。 | |
夜行列車でチェンマイへ。チェンマイ周辺をスクーターでツーリング
夜行列車でチェンマイへ
朝起きたところ、まだ荒野を走っていた。 | |
広々としたところを走ったり、ドブ川の横を走ったり、ジャングルの中を走ったりと、電車はゆっくりと進んで行く。 | |
こうしたところを、寝転びながら眺めることが出来るのがなんと贅沢なことか。 下の席が高いのも納得で、100バーツをケチって上段にしていたらこんなゆったりとした景色を眺めることはできなかった。 |
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そして、やがて、あと30分でチェンマイに着くというところで車掌が片付けに来た。席を元に戻すためだ。 そうして、寝台車があっという間に座席に戻り、すぐに、チェンマイに辿り付いた。
チェンマイ周辺をツーリング
チェンマイに着いたが、噂通り、ある程度はこぢんまりとした町だ。 でも、巨大都市だけあって客引きもうるさい。 しばらく通りを歩いた後、流しのトラック改造タクシーと交渉し、「ターペー門」まで20バーツで言ってもらう。
ここがターペー門。 そして、ここの横にあるモントリホテル(MONTRI HOTEL)に泊まることに。禁煙室が760バーツ。喫煙室だともう100バーツほど安かった。 普通、逆だと思うのだが・・・。 |
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右上に少し見えるのがモントリホテル |
それと同時に、ホテルの目の前にあるトレッキングツアー店で明日からのツアー予約をする。2泊3日で1600バーツ。どうやらこれは標準的な値段のようだ。 更に、チェンマイからバンコクまでの航空券の予約も行う。 1800バーツ。これはタイ航空ではなくOne-Two-Goというところのものであるようだ。カオサン通りの信用出来なさそうなお店で1600バーツと言っていたので、このくらいの値段が妥当のようだ。
そして、町へ。
すぐ歩いたところの銀行で、念のためあと5000円分両替をしておく。これでプラス約1500バーツ。十分足りると思う。
そして、そのすぐ近くでバイクを貸しているのを発見。 バイクを借り、当初から予定していた、107号→1096号→108号の100kmコースを行ってみることに。 |
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それにしても、やはりバイクは快適だ。 | |
これには自由がある。 ・・・と思っていましたが、倦怠期なのか何なのか、すぐに面白くなくなった。 おかしいな。 もっと面白いかと思っていたのに。 | |
タイでよく見かける、大きな看板。 王室に関係のあるもののようだ。 |
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確かにタイの運転は荒いが、それでも、東京に毛の生えた程度であるのでさほど苦労はない。 むしろ高速で突っ込んでくる東京の環七・環八に比べればかわいいものだ。 107号への入り口に少し迷ったが、そこに入ってからは、予定通り進む。 |
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次第に、郊外へとなってゆく。 | |
快適。 | |
予想以上によい道。 | |
タンタンタンタンと、単気筒なのか何なのか、リズムに乗ったエンジンの音を鳴らしている。 | |
ずうっとこのような景色。 | |
そして、ふと山間に入ってみると、なにやらテーマパークみたいなものが。 遠くに象が見える。 |
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流れが凄い。 | |
象に乗れるテーマパークのようだ。 途中、このようにバンジージャンプやらモンキーショーやらウォーターフォールやらいろいろあったが、どれも200バーツから、といったところで、いまいち手を出す気になれない。 結局、途中の屋台でいろいろ食べるばかりで、あまり見ることもなくずっと進んだ。 |
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標高が高くなるにつれ、景色もよくなる。 | |
峠道に入って来るにつれ、景色もよくなってきた。 | |
峠を、小さなバイクで登ってゆく。 | |
峠だ。 | |
峠からの景色。 遠くの景色は素晴らしい。 ジャングルばかりだ。 どこか日本にもよく似ている。 |
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これが、乗ってきたバイク。 | |
向こうの方まで道が続いているのが見える。 | |
走ってきた道。 | |
途中の分岐点。 ここで地図を確認して、「今どこか?」と聞いてみたら、持参したタイの地図のうち、チェンマイのすぐそこの ちょこん とした回り道を指差され、「たったこれだけしか走ってないのか・・・」と思った。 ほんと、散歩程度だ。 |
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そこからは、少し小さな道になった。 | |
山道を走ってゆく。 | |
時々車が来る。 | |
快適な道を、下ってゆく。 | |
そして、ぐるりと回り、やがては108号線へ。 そして、チェンマイへ。
町へと戻った後は、明日からのトレッキングに備えて足りないものを探しに行った。帽子が80バーツ。長袖が150バーツ。どちらも、アーミー用品店らしきところで買った。私のガイドブックにアウトドアショップがたくさんあると書いてあった場所があったのだが、そこには沢山のアーミー用品店があった・・・。
そして、蚊避けスプレーを購入。220バーツとかなり高いが、蚊だけではなく虫も寄せ付けない強力なものであるとのこと。ジャングルに行くと言ったら、これがいいと言ってくれたのだ。 微妙に高いが、安全のため購入。
大体は準備が整った。
多少のおやつを緊急食として買い、後は明日に備えることにする。
チェンマイ・トレッキング 2泊3日
チェンマイ・トレッキング 1日目
今日から2泊3日でトレッキングツアーに参加だ。いわゆるエコツアーとかエコツーリズムとか呼ばれているもの。
エコとは言っても、欧米人ツーリストの話を聞くに、飲み食いしながら多少のジャングル散策およびバンブー(竹いかだ)リフティング等を行う、ちょっとしたアトラクション風のものらしい。
今朝は近くの食堂で食事をしたが、エアコン付の部屋でアメリカン・ブレックファーストを食べて165バーツ。高い気がするが、外国人価格なのだろう。 まだ6時半なのでここくらいしか開いていなかった。 食べ終わった後、町を散策してみると、いきなり町に活気が出ていた。 数十分でここまで違うとは・・・。 今日は随分と歩くことだし、おなかも少し減っているし、7時半から開いている違うお店でもう一回食べた。50バーツ。量は少し少なめだが、同じ量あったとしたら、大体先ほどのお店の半額くらいになるのか。
そして、シャワーを浴びた後、バイクを返しに行く。 その後、部屋に帰り、しばし休んだ後、チェックアウト。
さて、いよいよツアーだ。
不必要な荷物をホテルに預け、ロビーでツアーの案内人を待つ。
そして、トラックを改造したタクシーに乗りいよいよツアー開始。
乗り込むと、そこには南アフリカで雑貨店をしている老夫婦が2人、夫が教師のフランス老夫婦が2人、一人が法律家・一人が宇宙工学のコンピュータエンジニアのイスラエル女性が2人、そして私という組になった。そして、更にフランスからの男3人が乗り込んできた。なかなかにインターナショナルな組み合わせだ。
2年前にタイ南部でシーカヤックツアーへ参加した際は雑談についていけなかったが、英語が上達して今度は何とかついていける。 となると、とても面白い! ふと気が付くに、お互いの訛りが激しくて、何度も何度も聞きなおしているのを見る。 日本人が他の国の言葉が分からなくても仕方がないんだなあ、と思ってみたりする。
南アフリカの夫婦は単語が分かりづらかったが、フランス人の発音やイスラエル人の発音は分かりやすく、雑談に十分ついていける。
お互いの出身や、休みの長さ、これからの予定などをつらつらと情報交換する。 その中でも、フランスの夫妻、特に夫の方は日本に興味があって日本語も勉強しており、日本に何度も行っているとのことで、片言の日本語を言ってくれたので細かな単語などの発音の相違も正しやすかった。 なかなかにラッキーだ。 皆、お互いに一人でいるよりは互いに騒ぎたい方だったので、なかなかに話が合った。
途中、小さなマーケットで必要なものをそれぞれ購入した後、山へと向かう。
まずは象に乗っての散策だ。 象がたくさんいる。 |
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象さん | |
皆、象に乗って山へと向かう。 | |
タイ南部でも象に乗ったが、こちらの方が傾斜が急だ。 しかも象が元気で、時々他の象を抜かしたり走ったりする。(苦笑) |
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象はコースを一周するのだが、途中3箇所で20バーツのバナナを象に買ってあげて下さいとの看板が出ている。(苦笑) しかも、象はバナナ欲しい欲しいと鼻を突き出してくる。(苦笑) 仕方なく、最初と中間の2箇所は買ってあげた。食いしん坊の象め・・・。それでもまだ食べたりないらしい。 |
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周囲ののどかな景色。 | |
聞くに、この象はぜんぜんおとなしいとのこと。まだ20歳。 指差した先にいた、とても背の高い象は乱暴とのことで、現在は40歳で2人を殺しているとか。 やはり、多少ながら振り落とされそうになったシーンもあったし、ましてやあのような背の高い象から落ちて打ち所が悪かったり踏み潰されたりしたら死ぬこともあるだろうなあ・・・ と思った。 |
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その後、昼食を取り、山に入って今晩泊まる村を目指す。
車に乗り、少し移動してから、歩き始める。 | |
この森は、どこか日本と似ている。 木の生え方や雑草の種類や・・・。バナナはないが。 |
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竹でできた橋を渡る。 | |
ちょっとした小屋で一休み。 | |
水が多い。 | |
川の近くを歩いてゆく。 | |
川沿いにて。 | |
ずっと歩いて行く。 | |
林を歩く。 | |
眺めがよい。 | |
林の中を。 | |
ずっと歩く。 | |
歩く。 | |
歩く。 | |
林 | |
歩く。 | |
田んぼが見える。 | |
田んぼは、日本で見るようにきちんと並んでいる。 機械で植えたようにも見える。 |
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しばらく行き、道路を歩いたりしつつ、やがては村に到着。 | |
豚が放し飼いになっている。 食料のようだ。 |
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今夜の宿だ。 | |
湧き水らしき水でシャワーを浴びたり、食事をしたり、その後も話し続けて夜中になり、トランプをしたりして夜を過ごした。 ちょうどこの日は私の誕生日で、皆が祝ってくれた。 もう私も30歳だ。 |
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チェンマイ・トレッキング 2日目
昨日の情報交換で、どうやら私とイスラエル女性2名以外は2日コースということが判明した。 イスラエル女性いわく、「この森は危険で、8人くらいの大人数だから安心」とのこと。 襲われて二度と帰ってこないこともあるのだとか。
ガイドは、ガイドは常にそう言うことですが、「安全だ」と言う。
結局、イスラエル女性2人は2日コースに変更した。 私は3日分のお金が返るかどうかわからなかったし、明日の予定は詰まっているし、今日帰ってもやることがないしで、3日分をそのまま続けることにしました。
イスラエル女性いわく、「もう貴方を二度と見ることはない(=貴方は襲われてもう帰ってこないわ)」とのことですが、国境近くであればともかくチェンマイから20kmのこんな雑木林が危険という情報は私にはない。 多くの旅行記は女性も一人で山奥に入っているし・・・。危険情報を探しておかなかったのはうかつであったが、予定を変更するほどの理由は見当たらない。
とは言っても、女性であれば人数が減るのが不安であるのは当然で、日本女性も本来は危険に気をつけるべきであるのであるが。 と思うのも、この後、「日本人女性の彼女がいる」とかいう鼻毛が1cm以上もボーボーに出ているアホでキモいガイドを見たからであるのが・・・。 一部のあほな女性も、このイスラエル女性くらい身の危険に気をつけるべきだと思うのであるが。 この話は後ほど。
そして、皆は山を降り、私は山の散策を続ける。 | |
途中、しばらく歩いたところでタランチュラを見せてもらった。 おお・・・。凄い・・・。おぞましい・・・。 | |
山を登り、やがて、滝へとたどり着いた。 ここでご飯であるという。 | |
本来はこの近くの村で食事であった筈なのですが、2人がキャンセルして1人になったせいか、このガイドの家族らしき人が一生懸命になって食事(チキンラーメンのタイ風味?)を作ってくれた。 うーん。 ガイドも大変だな・・・。 こんな儲からない日もあるとは。 滝で水浴びをし、ぼおっとして時間を潰す。 |
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そして、また歩き出す。 木を渡って行く。 |
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少し歩いてまた休んで・・・ を繰り返すので、あまり疲れない。 | |
そこそこ整った道だ。 | |
次第に景色がよくなってきた。 | |
見渡しの良いところだ。 | |
いい天気。 | |
いい散歩日和。 | |
やがては今夜泊まる村が見えてきた。 | |
それにしてもいい景色。 | |
やはり、村はこういう風通しの良いところに作るのか。 | |
そこそこ整った村。 | |
汚い感じはしない。 | |
村の中を歩いてゆく。 | |
畑もある。 | |
いい天気。 | |
のどかな風景。 | |
村の中を散歩。 | |
牛? がいる。 バッファローか? |
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ここでは、特にすることもなく、ぼおっとすごす。 | |
村の中はがらんとしている。 | |
それにしてもいい景色。(何もすることがない) | |
しっかりした家だ。 | |
ここが寝床らしい。 さすがに村民の住宅よりグレードは下がるな・・・。うーむ。 水シャワーを浴びて、食事をして、ゆっくりしてから早めに寝ることに。 前の村も、この村も、ソーラーパワーで電気を作っていたが、それは「キングダム・プロジェクト」で国から与えられたものだという。 朝になったら水が止まっていたので、水は天気の良い時に貯めておくのかな、と思った。 |
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チェンマイ・トレッキング 3日目
朝起きたら、雲行きが怪しかった。 早速、少しの雨が。 | |
これは降り続くかな・・・ と思ったが、ぱらぱらっと振るくらいでさほど強くはならなかった。 | |
食事をして、出発をする。 | |
道の途中で見た、バッファロー。 しっかり飼われているようだ。 |
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今日は、山を降り、途中の滝を通ってからバンブーラフティング(竹で作ったいかだ)で川を下る予定だ。 | |
川を丸太で渡るとき、自分のバランス感覚の悪さに苦労した。 | |
それにしても勢いの良い滝だ。 | |
お土産屋がある。 | |
他の旅行者もいる。 | |
ここでかなり長く一休みをし、ようやく出発。 | |
田んぼを抜けた後、ずっと川沿いの道を下ってゆく。 | |
この道が広くなってボート下りができるほどになるのだなあ、と思う。 このあたりの流れはまだ急だ。 | |
途中、道が川に埋もれているところなどもあり、サンダルに履き替えたりしつつ、進んで行く。 | |
やがて、眺めの良いところに出た。 | |
遠くには村が見える。 | |
いい眺めの中を、下ってゆく。 | |
ここを下り、村へ辿り付き、昼食を取る。 | |
さて。バンブーラフティングであるが・・・。 見る感じ、これは危険だ・・・。 何が危険かって、カメラを持って乗りたいところだが、ひっくり返ってカメラがオシャカになる可能性がとてつもなく高い。 自分が水に落ちるくらいなら面白くて良いのだが、機器が濡れるのは避けたい。 仕方なく、カメラはバッグにしまっていった。 これが大正解。 思い切り良く楽しむことが出来た! |
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そもそも雨がまだ降っているし、カメラを雨から防ぐようなバッグも持ってきていない。 思い切って竹いかだの上に立ちながら下っていくと、高い視点で眺めもとてもよかった。
が・・・。 何度か石にぶつかったり障害物に思い切りぶつかったりして、枝を手で掻き分けながら下らなくてはならない状態。 あっぶない・・・。
でも、それが面白い!
途中、竹いかだが思い切りバランスを崩したとき、立っていた私は川に落ちてしまった。 日本でこんな増水していたら竹いかだに乗せてもくれないだろう! 面白い!
途中、象を横目でみたり、川沿いの建物にいる人々と手を振ったりしつつ川を下った。
最後、油断したのか、今度は竹いかだが全部丸ごとひっくり返る事態が。(苦笑)
ドライバーと乗客3人、全員が川に投げ出された・・・。 あっぶない。 下に石などがなくてよかった。
そしてゴール。 水浸しだが、面白かった。 |
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ここで車に乗り、チェンマイに帰る。
車の中では、竹いかだで一緒になった韓国人男性とベルギー人男性と話をした。韓国人の方は小さな薬局をしていて、自分がボスだという。素晴らしい。ベルギー人の方は学生で、私と同じコンピュータサイエンスを勉強しておりC#を今はやっているという。なるほど。韓国人は1週間、ベルギー人は2週間の旅行の予定だとか。 彼等とは、日本語と韓国語、英語との違いについてと、文法の違いから来る学びやすさに関してをいろいろ話した。
そして、私の泊まったホテルに戻ってくる。 いよいよお別れだ。
これが参加したツアー。 | |
彼等に別れを告げ、私はホテルへ。 荷物を取り、そして、梱包をし直してから食事などの細かな用を済ませ、空港へと向かう。 前情報では空港まで約80バーツとのことであったが、トゥクトゥク60バーツで行ってもらった。
そしてOne-Two-Go(by ORIENT THAI http://www.fly12go.com/en/main.shtml)という、聞きなれない航空会社でバンコクへ。 特に問題なく、とても快適。これでタイ航空と比べて1000バーツ近くも違うのだから次からは必要があればこれだな、と思う。ネットで予約できるようなので、次からは代理店に頼まず自分でやるかな。
バンコクのドンムアン空港で一晩を過ごし、翌朝の便で東京へ。
ドンムアン空港は今月で閉じて新しいところに移るということで、従業員がどこか投げやりだった・・・。
今回の旅行は、前に行った国ということもあり、特に苦もなく旅行できた。 タイは旅行しやすい国で、過ごし易い。 トレッキングツアーはもっといろいろな代理店を見てから頼んでも良かったと思った一方、タイはとりあえずしばらくはよいかなと思ったことも確かだ。次は別の文化圏に出かけられればと思う。