ムンバイ
2011-12-23
2011/12/23
去年は北インドに行って入院したため、今年はリベンジも兼ねて南インドに行くことにしました。去年はコルカタからバナラシ、カジュラホ、そしてアーグラで入院となったわけだが、今年はムンバイを起点として南方面を半時計回りに巡り、チェンナイまで行くことにする。ムンバイ、ゴア、ホスペット近くのハンピ、マイソール、マドゥライ、タンジャブール、チェンナイを約2週間で巡る。少し急ぎ足のような気もするが、インドは広いのでこのくらいになってしまう。
フライトは明日だが、外が異常に寒いので明日の早朝5時半に出発して体力を奪われるのは避けたいと思い、今回は成田空港近くに前泊することにしました。インドにいる間の荷物を減らしたいので、薄いフリースと薄着を持ってゆくことにする。
下着についてだが、前回は数枚を持って行って手洗いあるいは現地購入にしたが、今回は全ての下着を持参する。捨てる直前の下着をストックしておいて、現地で捨てる方法を取ることにする。この方法を人に話すと、人によってはいい顔をしないようだが、インドに一度行ったことがある人ならわかるように、インドで着たシャツは異常なほどすぐに汚れてしまい、帰国してから洗濯機で洗濯してもなかなか取れないほどまでに汚れてしまうため、手洗いだとインドの汚れはほとんど落ちないし、現地購入すると、日本人が許容できるものは500円くらいはするので、日本から持参した方がよっぽどよい。衛生面からも、捨ててしまった方が良いとの判断だ。
そんなこんなで最低限の荷物で家を出るが、寒波が襲ってきており、すぐ北の県まで雪が降っているような状況なのでかなり寒い。家を出て、環七まで歩くまでの5分間の間にかなり冷えてしまった。そしてタクシーに乗り込んで新宿まで行き、NEXに乗って成田に行き、成田ビューホテルに宿泊した。ホテルにたどり着くまでに、家からタクシーに乗るまでの10分間、新宿駅でホームまで歩いた5分間、そして成田空港でホテルのバスに乗り込むまでの5分間だけ寒い外気と触れたのだが、たったそれだけの時間であったのにも関わらず、体力はかなり削られて、ホテルにたどり着く頃には顔色が悪くなっていた。これが早朝出発だったら、かなり危ない体調になっていたかもしれない。前泊にして良かった・・・。さすがに、雪が降りそうな寒さは違う。次回同じようなことがあれば、自宅前までタクシーを呼ぼうと思う。
成田空港で軽く食事をしたが、体力が十分ではなかったのでホテルでさらに千葉のぶたしゃぶと千葉の日本酒を堪能した。
2011/12/24
今日はいよいよフライト。香港経由でムンバイに向かう。今回の航空券は往復約68,000円だったのでどんな飛行機かと心配していたが、香港まではANAなので普通に快適で、しかも非常口前だったのでいつもより広いくらいだった。食事も、まともなハンバーグが付いてきたのでANAを見直した。ANA、なかなかやるじゃないか。
成田空港と香港空港ではラウンジで時間をつぶす。プライオリティ・パスはやはり便利だ。最近JALゴールドカードを入手したので成田空港でJALゴールドカードで入れるラウンジに入ってみたいと思っていましたが、ターミナルが違うようで、ターミナル1にはなかった。たしかに、自分たちの飛行機が留ままらないところにはラウンジはないよな・・・。言われてみればごく当然だが、プライオリティパスの方が選択肢が多いので便利かもしれない。
香港空港のラウンジでは食事が無料だ。ムンバイ行きの食事はインド食かもしれないので期待せず、ここである程度食べておくことにする。香港からムンバイはジェットエアウエイズというインド・ムンバイの航空会社のようだ。
ジェットエアウエイズは意外と快適で、機体も新しければ食事もまあまあ。ビデオ上映も個別シートで可能なので、あの値段で乗っている私にとってみれば十分すぎるほどだった。
そして、いよいよムンバイへ。空港の雰囲気は、さすがに都会だからか、すごく落ち着いている。コルカタ空港のような田舎の空港ではないし、客層も悪くない。
入国審査を過ぎて、出てすぐのところで両替およびプリペイドタクシーの予約をし、ホテルにまで向かう。他の旅行記を読むと、空港に深夜に着いたときは朝まで空港で過ごすのがセオリーのようなことをよく見かけるが、私はそうは思わないので夜中だろうがプリペイドタクシーでホテルに向かう。昔ならともかく、今はスマホでGPSを使って逐次場所の把握ができるし、いざとなればGPS付きの緊急連絡もできる。それに、バスを使って格安で行こうとしているわけではないので金額は題ではない。ということで、プリペイドタクシーでホテルに向かった。
ホテルは、ホームページで見るよりしょぼかった。ニューベンガルホテル。セントラル駅に近くてこの値段はお得ということだったが、この値段でこの部屋ということは、やはりムンバイの地価は高いのかもしれない。部屋は狭いが、一泊するには十分だ。暖かいお湯も十分に出るので、それだけでも有り難い。そもそも、年末年始に値段を気にしてはいけないのかもしれないけれども。部屋があるだけである意味有り難いかもしれない。
2011/12/25
朝起きて、ホテルに無料で付いてくる朝食を隣のレストランで食べる。しょぼい食事だが、あの値段のホテルならこんなものか。
そしてバッグをホテルに預けて、タクシーでインド門に向かう。タージホテルの前でもある。そこからエレファント島に向かうフェリーに乗り込むのが目的だ。今日の予定はほとんどそれだけだ。
チケットを買ってからフェリー乗り場に向かい、なにやらそれらしきフェリーがあるのですかさず乗り込むと、間もなく出発した。沢山出ているのか、あるいは私が運がよかったのかはわからないが、スムーズに出発することができた。そして1時間ほどしてエレファント島に到着。
ちょっとした列車に乗って500mほど進んだ後、おみやげ物屋の間の山道を少し上った先にその遺跡はあった。
ここで、今回絶対欲しいと思っていた帽子を手に入れた。帽子がないと南国の旅行では体力の消耗が激しいのだ。
ここの遺跡はあまり期待していなかったが、世界遺産ということもあって、とりあえず見ておこうというくらいだった。量が多いわけではないが、大きな柱と壁に備え付けられた石像の大きさを見ると、急にテンションが上がってきた。
エジプトの遺跡にも似て、スケールが大きい。これは来て良かった。
そして島を離れ、同じところに戻る。
タージホテルの前を通り、マックでチキンのバーガーを食べる。インドなのでビーフではなくチキン版のビッグマックだ。
そしてその近くにある美術館に向かう。昔の名前はプリンス・オブ・ウェールズ博物館で、今の名前はチャトラパティ・シヴァージー・マハーラージ・ヴァツ・サングラハラヤ( Chhatrapati Shivaji Maharaj ZVastu Sangrahalaya)というらしい。
鑑賞の後、ホテルに戻って荷物を取り、近くのバス乗り場へと向かう。
もともとは寝台列車を予約していたのだが、前日までキャンセル待ちが取れていなかったので、次策として予約しておいたこのバスでゴアに向かうことにする。
場所が良くわからず、目印の病院に降りてうろうろし、警察に場所を聞いて目的地に到着。この小さな売場がツアー会社の名前になっているので、どうやらここが主催しているようだった。こんなに小さいのに商売が成り立つのがスゴい。
バスは始発にも関わらず定刻になっても来ず、20分遅れで到着した。バスの中が寝台になっており、カプセルホテルのようになっている。
ブランケットを借りれるようだが、案内がなかったので途中まで気付かなかった。代わりに、持参したモンベルのダウンシュラフで夜を過ごした。エアコンがかかっているのでシュラフがなければ風邪を引いていたかもしれない。
去年は北インドに行って入院したため、今年はリベンジも兼ねて南インドに行くことにしました。去年はコルカタからバナラシ、カジュラホ、そしてアーグラで入院となったわけだが、今年はムンバイを起点として南方面を半時計回りに巡り、チェンナイまで行くことにする。ムンバイ、ゴア、ホスペット近くのハンピ、マイソール、マドゥライ、タンジャブール、チェンナイを約2週間で巡る。少し急ぎ足のような気もするが、インドは広いのでこのくらいになってしまう。
フライトは明日だが、外が異常に寒いので明日の早朝5時半に出発して体力を奪われるのは避けたいと思い、今回は成田空港近くに前泊することにしました。インドにいる間の荷物を減らしたいので、薄いフリースと薄着を持ってゆくことにする。
下着についてだが、前回は数枚を持って行って手洗いあるいは現地購入にしたが、今回は全ての下着を持参する。捨てる直前の下着をストックしておいて、現地で捨てる方法を取ることにする。この方法を人に話すと、人によってはいい顔をしないようだが、インドに一度行ったことがある人ならわかるように、インドで着たシャツは異常なほどすぐに汚れてしまい、帰国してから洗濯機で洗濯してもなかなか取れないほどまでに汚れてしまうため、手洗いだとインドの汚れはほとんど落ちないし、現地購入すると、日本人が許容できるものは500円くらいはするので、日本から持参した方がよっぽどよい。衛生面からも、捨ててしまった方が良いとの判断だ。
そんなこんなで最低限の荷物で家を出るが、寒波が襲ってきており、すぐ北の県まで雪が降っているような状況なのでかなり寒い。家を出て、環七まで歩くまでの5分間の間にかなり冷えてしまった。そしてタクシーに乗り込んで新宿まで行き、NEXに乗って成田に行き、成田ビューホテルに宿泊した。ホテルにたどり着くまでに、家からタクシーに乗るまでの10分間、新宿駅でホームまで歩いた5分間、そして成田空港でホテルのバスに乗り込むまでの5分間だけ寒い外気と触れたのだが、たったそれだけの時間であったのにも関わらず、体力はかなり削られて、ホテルにたどり着く頃には顔色が悪くなっていた。これが早朝出発だったら、かなり危ない体調になっていたかもしれない。前泊にして良かった・・・。さすがに、雪が降りそうな寒さは違う。次回同じようなことがあれば、自宅前までタクシーを呼ぼうと思う。
成田空港で軽く食事をしたが、体力が十分ではなかったのでホテルでさらに千葉のぶたしゃぶと千葉の日本酒を堪能した。
2011/12/24
今日はいよいよフライト。香港経由でムンバイに向かう。今回の航空券は往復約68,000円だったのでどんな飛行機かと心配していたが、香港まではANAなので普通に快適で、しかも非常口前だったのでいつもより広いくらいだった。食事も、まともなハンバーグが付いてきたのでANAを見直した。ANA、なかなかやるじゃないか。
成田空港と香港空港ではラウンジで時間をつぶす。プライオリティ・パスはやはり便利だ。最近JALゴールドカードを入手したので成田空港でJALゴールドカードで入れるラウンジに入ってみたいと思っていましたが、ターミナルが違うようで、ターミナル1にはなかった。たしかに、自分たちの飛行機が留ままらないところにはラウンジはないよな・・・。言われてみればごく当然だが、プライオリティパスの方が選択肢が多いので便利かもしれない。
香港空港のラウンジでは食事が無料だ。ムンバイ行きの食事はインド食かもしれないので期待せず、ここである程度食べておくことにする。香港からムンバイはジェットエアウエイズというインド・ムンバイの航空会社のようだ。
ジェットエアウエイズは意外と快適で、機体も新しければ食事もまあまあ。ビデオ上映も個別シートで可能なので、あの値段で乗っている私にとってみれば十分すぎるほどだった。
そして、いよいよムンバイへ。空港の雰囲気は、さすがに都会だからか、すごく落ち着いている。コルカタ空港のような田舎の空港ではないし、客層も悪くない。
入国審査を過ぎて、出てすぐのところで両替およびプリペイドタクシーの予約をし、ホテルにまで向かう。他の旅行記を読むと、空港に深夜に着いたときは朝まで空港で過ごすのがセオリーのようなことをよく見かけるが、私はそうは思わないので夜中だろうがプリペイドタクシーでホテルに向かう。昔ならともかく、今はスマホでGPSを使って逐次場所の把握ができるし、いざとなればGPS付きの緊急連絡もできる。それに、バスを使って格安で行こうとしているわけではないので金額は題ではない。ということで、プリペイドタクシーでホテルに向かった。
ホテルは、ホームページで見るよりしょぼかった。ニューベンガルホテル。セントラル駅に近くてこの値段はお得ということだったが、この値段でこの部屋ということは、やはりムンバイの地価は高いのかもしれない。部屋は狭いが、一泊するには十分だ。暖かいお湯も十分に出るので、それだけでも有り難い。そもそも、年末年始に値段を気にしてはいけないのかもしれないけれども。部屋があるだけである意味有り難いかもしれない。
2011/12/25
朝起きて、ホテルに無料で付いてくる朝食を隣のレストランで食べる。しょぼい食事だが、あの値段のホテルならこんなものか。
そしてバッグをホテルに預けて、タクシーでインド門に向かう。タージホテルの前でもある。そこからエレファント島に向かうフェリーに乗り込むのが目的だ。今日の予定はほとんどそれだけだ。
チケットを買ってからフェリー乗り場に向かい、なにやらそれらしきフェリーがあるのですかさず乗り込むと、間もなく出発した。沢山出ているのか、あるいは私が運がよかったのかはわからないが、スムーズに出発することができた。そして1時間ほどしてエレファント島に到着。
ちょっとした列車に乗って500mほど進んだ後、おみやげ物屋の間の山道を少し上った先にその遺跡はあった。
ここで、今回絶対欲しいと思っていた帽子を手に入れた。帽子がないと南国の旅行では体力の消耗が激しいのだ。
ここの遺跡はあまり期待していなかったが、世界遺産ということもあって、とりあえず見ておこうというくらいだった。量が多いわけではないが、大きな柱と壁に備え付けられた石像の大きさを見ると、急にテンションが上がってきた。
エジプトの遺跡にも似て、スケールが大きい。これは来て良かった。
そして島を離れ、同じところに戻る。
タージホテルの前を通り、マックでチキンのバーガーを食べる。インドなのでビーフではなくチキン版のビッグマックだ。
そしてその近くにある美術館に向かう。昔の名前はプリンス・オブ・ウェールズ博物館で、今の名前はチャトラパティ・シヴァージー・マハーラージ・ヴァツ・サングラハラヤ( Chhatrapati Shivaji Maharaj ZVastu Sangrahalaya)というらしい。
鑑賞の後、ホテルに戻って荷物を取り、近くのバス乗り場へと向かう。
もともとは寝台列車を予約していたのだが、前日までキャンセル待ちが取れていなかったので、次策として予約しておいたこのバスでゴアに向かうことにする。
場所が良くわからず、目印の病院に降りてうろうろし、警察に場所を聞いて目的地に到着。この小さな売場がツアー会社の名前になっているので、どうやらここが主催しているようだった。こんなに小さいのに商売が成り立つのがスゴい。
バスは始発にも関わらず定刻になっても来ず、20分遅れで到着した。バスの中が寝台になっており、カプセルホテルのようになっている。
ブランケットを借りれるようだが、案内がなかったので途中まで気付かなかった。代わりに、持参したモンベルのダウンシュラフで夜を過ごした。エアコンがかかっているのでシュラフがなければ風邪を引いていたかもしれない。
ゴア
2011-12-26
ムンバイから出発した夜行バス。
やがて外は明るくなり、ゴアに近づいた。そこで事件は起こった。
私の荷物は平気だったのだが、後ろの座席の荷物が夜のうちに盗まれたのだという。カメラとiPhoneとパスポートが被害にあったということで、バスは何度か途中停車してごたごたした後、ゴアすぐ手前の町の警察署前で立ち往生することになった。
実は、朝起きた時に私の荷物も不思議な状態になっていて、相当揺れないと倒れない筈のペットボトルの水が、かける場所から外れて下に落ちていたり、バッグのジッパーの位置が微妙に変わっているような気がしたり、後ろの席の人が被害に遭ったと判明する前にも、ちょっとした違和感があったのも確かだ。ただ、確かめても私の荷物に被害はなかった。というのも、チャックは鍵で閉めており、荷物自体もワイヤーで結んでおいたので、バッグを持ち運ばれることも、その場でチャックを開けられることもなく、荷物は無事だった。ナイフを使われていたらさすがにだめであっただろうが、今回は無事だった。
そんなこんなでバスが終点まで行かなくなったので、しかたなく、パナジの少し北の町、マプサからパナジまでタクシーで向かう。他の人が交渉して3人が一緒のタクシーで向かう。距離的にもっと安くてもいいかと思ったが、随分と高いようで、片道500ルピーで、私は半分を払った。
そしてパナジのバスステーションからローカルバスに乗り換え、マルガオに向かう。30ルピー。マルガオ鉄道駅から少し離れたバスターミナルに到着後、駅近くのターミナルまで違うバスに乗り換えて行く。それはすぐにたどり着き、その近くで昼食を取る。なんの変哲もないチキンカレーを頼んだつもりだったが、これがなかなか美味しかった。前回、北インドを旅したときは食事に悩まされたが、南はもしかしたら期待できるのかもしれない。
そして駅近くからリクシャーに乗り、予約していたホテルに向かう。 The RETREAT BY Zuri というリゾートホテルで、できてからまだ2年ということもあり、建物は綺麗だし、スタッフも親切でよかった。
疲れが溜まっていたのでプール脇で一休みしていたら、軽く2時間は眠り込んでいた。
そして食事を取るが、これまた美味しい。ちょっと軽めの味付けかもしれないが、このくらいのスパイシーさの方が何回食べても飽きがこないかもしれない。
そしてメールをチェックしていると、キャンセル待ちをしていた明日の列車が立て続けに取れたようなので、必要な便以外はキャンセル・・・ と思ったが、システムがおかしいようでキャンセルできない。とりあえず眠ることにする。
明日は早朝に列車に乗り、ハンピ遺跡最寄りのホスペットへと向かう。
やがて外は明るくなり、ゴアに近づいた。そこで事件は起こった。
私の荷物は平気だったのだが、後ろの座席の荷物が夜のうちに盗まれたのだという。カメラとiPhoneとパスポートが被害にあったということで、バスは何度か途中停車してごたごたした後、ゴアすぐ手前の町の警察署前で立ち往生することになった。
実は、朝起きた時に私の荷物も不思議な状態になっていて、相当揺れないと倒れない筈のペットボトルの水が、かける場所から外れて下に落ちていたり、バッグのジッパーの位置が微妙に変わっているような気がしたり、後ろの席の人が被害に遭ったと判明する前にも、ちょっとした違和感があったのも確かだ。ただ、確かめても私の荷物に被害はなかった。というのも、チャックは鍵で閉めており、荷物自体もワイヤーで結んでおいたので、バッグを持ち運ばれることも、その場でチャックを開けられることもなく、荷物は無事だった。ナイフを使われていたらさすがにだめであっただろうが、今回は無事だった。
そんなこんなでバスが終点まで行かなくなったので、しかたなく、パナジの少し北の町、マプサからパナジまでタクシーで向かう。他の人が交渉して3人が一緒のタクシーで向かう。距離的にもっと安くてもいいかと思ったが、随分と高いようで、片道500ルピーで、私は半分を払った。
そしてパナジのバスステーションからローカルバスに乗り換え、マルガオに向かう。30ルピー。マルガオ鉄道駅から少し離れたバスターミナルに到着後、駅近くのターミナルまで違うバスに乗り換えて行く。それはすぐにたどり着き、その近くで昼食を取る。なんの変哲もないチキンカレーを頼んだつもりだったが、これがなかなか美味しかった。前回、北インドを旅したときは食事に悩まされたが、南はもしかしたら期待できるのかもしれない。
そして駅近くからリクシャーに乗り、予約していたホテルに向かう。 The RETREAT BY Zuri というリゾートホテルで、できてからまだ2年ということもあり、建物は綺麗だし、スタッフも親切でよかった。
疲れが溜まっていたのでプール脇で一休みしていたら、軽く2時間は眠り込んでいた。
そして食事を取るが、これまた美味しい。ちょっと軽めの味付けかもしれないが、このくらいのスパイシーさの方が何回食べても飽きがこないかもしれない。
そしてメールをチェックしていると、キャンセル待ちをしていた明日の列車が立て続けに取れたようなので、必要な便以外はキャンセル・・・ と思ったが、システムがおかしいようでキャンセルできない。とりあえず眠ることにする。
明日は早朝に列車に乗り、ハンピ遺跡最寄りのホスペットへと向かう。
ハンピ
2011-12-28
2011/12/27
今日は移動の日だ。朝6時に起きて支度をし、予約したタクシーで最寄りの鉄道駅、マルガオ駅へと向かう。リゾートホテルからのタクシーなので550ルピーもするが、早朝も値段が変わらないようだし、リゾートホテルに泊まりながら値切ると面白い人になってしまうので気にしないことにする。
夕べ、キャンセルできなかった席を再度キャンセルしようとしたが、やはりキャンセルできなかった。後ほど代理店CLEARTRIPから連絡が入っており、クレームを出して返金できるとのこと。値段的には大したことないが、どうなるのか確かめてみたいので、手続きは30日以内ということなので帰国してから申し出てみることにする。
プラットホームに着いてみてから気付くが、自分の車両がどこに止まるのかわからない・・・。ふと頭に残像が浮かび、他の車両の配置がLED表示板に出ていたのを思いだし、見るために一旦戻ろうかとも思ったが、もう出発時刻間際であったので、その周辺の人に聞きまくって場所を特定した。旅行者の中には、よく分からないがとりあえずここで待っているという人が予想以上に多くいたが、クラスが違うと通過できないので出発後に車両移動するのはなるべく避けたかった。
最初、先頭まで行ってから訪ねても的を得ず、中間まで戻ってもまだわからず、後方まで行く途中で訪ねた人の横の人が知っていて、どうやら後方の方に止まることがわかった。そしてそちらに近づくと警察がいたので再度確かめ、どうやらもう少し後ということなので、荷物持ちを雇っている人がいるあたりで確かめると、ようやく場所を特定することができた。
そしてようやく列車がたどり着いたが、目の前を通過する列車の横に2等、3等が先頭車両と荷物車両の後に続けて通過していったので、もしかしてものすごく間違えたのかと思ったが、車両を追いかけて走り出したい自分をじっとこらえて、ここから見える車両を確かめてからでも遅くはないと列車が止まるまでまったところ、私の目の前に止まった車両は同じ2等であってもAC付きの2等であり、私の予約したクラスはまさにここであった。インドの列車はこの違いが最初は分かりづらいのだよね・・・。
そして列車に乗り込むと、どうやらここは寝台車のようで、リクライニングではなかった。なるほど。列車はホスペットの後もずっと走るのであり、そこでは寝台になるのだろう。
ふとネットを巡回していて気付いたが、私はどうやら列車予約ステータスの見方をわかっていなかったようです。私は正規サイトではなく、CleartripおよびAndroid用の予約状況確認ソフトを使っており、そのどちらも、席が確保されるまではW/L(Wait list) になっているので、この状態のままでは席が確保されていないと思っていた。しかし、Androidツールの詳細画面にいつの間にかRLGNと付いていたので、それを調べてみると、正確な席は決まっていないが、いずれかの席が確保できた、という状態とのこと。çleartripにしてもandroidツールにしても、この状態ではまだWait listと表示していたので、私はてっきり席がまだ確保できていないものかと思っていたのだが、どうやら席は出発4時間前に決まるようだった。これを知らずに、ホスペットとバンガロール間の夜行寝台バスを保険として予約してしまったのだが、もっと早くしっていたのならばバスの予約はする必要がなかった。とは言っても、まだ本当にそれが正しいのかは分からないので、バスの予約もそのまま放置する。というのも、バスの予約サイトから問い合わせをしてもメールアドレスが存在しないエラーが帰ってきてしまうので、本当に予約が取れたのかもわからないからだ。予約サイトは別サイトなので、キャンセルはたぶんできるだろうが、列車が取れていなかったときの保険だと思えば、このバスの予約はそのままでもいいだろう。
そんなこんなで車両からモバイルWifiを使ってネットをしつつホスペットまで過ごした。これは今回、グローバルデータというところで一日千円プラン(VISAゴールド限定)で借りたのだが、インドは沢山の通信会社が混在しているので、もう一つのレンタル会社のテレコムなんとかはAirtel限定でローミング未対応だったので、こちらはイギリスVodaphoneのローミングなのでどこでも繋がると思ってこちらにしたのだが、まさに狙い通りだった。実際のところ、回線速度はかなり遅いので、DOCOMOのローミングをしていたとしても大した料金にはならなかったかもしれない。使用履歴を見ても30分でせいぜい数Mにしかなっていなかった。
そしてホスペットに到着し、ホテルにたどり着く。最初はハンピ遺跡近くのゲストハウスにしようかと思っていましたが、外れを引くとイヤなのでリゾートホテルにしました。現4,000ルピー前後するようなので、その値段に見合って、なかなか整備されているホテルだ。
ここでゆっくりして、明日に備える。
2011/12/28
蚊に悩まされることもなく朝を迎えた。さすがにこの値段を出せばさほど不満もないようだ。ベッドも快適。部屋がちょっと暗めなこと以外は問題ない。
朝食は軽い食事が出た。いくつか品があるようだが、私が行った時間には1つしか出ていなくて、あと2つが私のいる間に出てきた。日本の感覚で言うと開始時刻に全て揃っていないのは問題のようにも感じられるが、すぐに冷めてしまって美味しくなくなるよりは順番に出た方がいい、という好意的解釈もできる。というのも、出された瞬間に取ったらまあまあの味だったが、追加で少し取ったらちょっと微妙な冷めた味になっていたからだ。
ここで出されるコーヒーは、東京でもたまに見かけるバザー(?)のものらしく、味はなかなか美味しかった。東京に帰ったら飲んでみようかとも思う。
朝食を済ませ、チェックアウトをして、荷物を預けてからハンピへと向かう。専属の車で1日貸し切ると2000ルピーと言われたが、予定もわからないので躊躇していると、専属の車で片道300ルピーと言われた。とは言っても、ちょっとそこに行くのであればオートリクシャーで十分なので、道を通っているオートリクシャーを従業員に止めてもらうことにしました。リゾートホテルのつもりならばフロント前にオートリクシャーを待機させておいてもいいものだと思うが・・・。その従業員、というかガードマンのような人が言うには、ホスペットとハンピの中央付近にあるこのホテルからハンピまで、乗り合いのオートリクシャーで20ルピーだという。その従業員が50ルピーで交渉してくれたがなかなかOKが出ず、70とかにアップしてもだめだったので、私が口を出して100ルピーで行ってもらった。従業員は、なんて大金を出すんだ、という顔をしていたが・・・。その従業員にもチップを10ルピー渡す。
そしてハンピに近づくと、私のGPSで見るとハンピ・バザールはすぐそこなのに、その手前で止まって、他のリクシャーの運転手が私に話しかけてきた。向こうは片言の英語で NO TOUR? と言ってきたので、その片言から察するに、自分のツアーに金を出せと言ってきているようだったので、スマホのGPSでGoogle mapを見せて、ハンピ・バザールのヴィルーパークシャ寺院まではすぐそこだから、そこに行け、と言ったらすぐに引き下がった。おそらく、昔は地図もわからない旅行者をこうして止めて、執拗にツアーを迫っていたのだろう。GPSを持っていない旅行者にならばまだ通じるかもしれないが・・・。既に徒歩で行ける範囲まで来てからそれをされても効果はない。
そしてハンピ・バザールにたどり着き、ヴィルーパークシャ寺院を見学する。ここは予想以上に大きい寺院で、なかなかに見応えがあった。入り口の塔は50mの高さだという。
そして、寺院を出てくるとツアーの客引きがあり、近くの寺院と王宮地区を一通り見てからヴィッタラ寺院で降ろすコースを勧められた。どうやら、ここハンピ・バザールからヴィッタラ寺院までの川沿いの地域は車が入ることができないので、おそらくこれが一般的で合理的なツアーコースなのだろうと思った。王宮地区まで見て約3時間、その後ヴィッタラ寺院まで送ってもらうコースで400ルピー。感覚的には高いのだが、ここから半分に値切っても大した差はないし、今回の旅はお金よりも疲れず体調を崩さずに旅することを優先させているのでこの値段で行ってもらうことにしました。
後から思うと、昨日、駅からホテルまで送ってもらったリクシャードライバーのような・・・。最初は気付かなかったが・・・。おそらく、私が寺院から出るのを待ちかまえていたのだろう。
まず、近くにあるガネーシャ像に行く。ガネーシャは像の神様で、先日立ち寄った博物館の説明の記憶によると、女のパールバディという神様が大切にしていた人を他の神様が殺してしまって泣き叫んだため、その悲しみを慰めるために、誰かの首をはねて(だったかな?)、その首に象の首をくっつけたのだという。だから、このガネーシャ像は、ものすごく大きな象の像になっている。かなり立派だ。
そしてそのすぐそこにあるナラスィンハ像とクリシュナ寺院を見る。
そして王宮地区へ。
立ち止まって、リクシャーから出ずにSister Stoneを見た後、地下寺院へと行く。そしてザナーナー・エンクロージャーと呼ばれている地区に入場料(ヴィッタラ寺院と共通)を払って入り、ロータス・ハマルという建物と、エレファント・スティブルという建物を見る。
そして、その前の駐車場前にある博物館、というか石像が並べてあるところを見た後に、ハザーラ・ラーマ寺院を見る
そしてそのすぐ近くにあるKing's Audience Hallを見て、次に王妃の浴場を見ることで王宮地区はほとんど見たことになったようだ。
そして、ヴィッタラ寺院の入り口まで来て終了。
そこからヴィッタラ寺院の目の前まではゴルフカートのようなものに乗って行く。現地の人は10ルピーのようだが、列を省ける側に並ぶと20ルピーのようだった。
ヴィッタラ寺院もかなかな凝った作りで、見がいがある。
そして、川沿いを歩いてハンピ・バザール方面に向かうと、その途中に数々の寺院があった。
川沿いにあるPurandaradasa Mantap 、洞窟の寺院、Sree Kodandarama Temple、アチュタラーヤ寺院を見て回った。
そして、ハンピ周辺を見下ろすことが出来るマータンガ山に登った。ここは、地球の歩き方の地図とGoogle mapの記述は若干ことなっているものの、アチュタラーヤ寺院側からも登れるようだし、そこにいた警備員の人も行けると行っていたので、アチュタラーヤ寺院側から登ることにしました。これが後から思えば大正解。最初は細い道で誰も歩いておらず、途中の寺院に何故か寝ている人だけいてびっくりもしたが、GPSがあるのと、山がどこにあるのかはわかりやすいので、意外に迷わずに登ることが出来た。けもの道のような歩道を通って、山の南側まで回った後、けもの道から山への道が見えたのでそこまで岩を伝ってその道に合流すると、あとはさほど登らずに登頂することができた。
そこからの景色は絶景だった。
そしてハンピ・バザール方面に降りるが、私は一回しか行っていないので勘違いかもしれないが、こちらの道の方が長く続く気がした。登るときはこんなに登らなかったような・・・。アチュタラーヤ寺院がそれなりに高いところにあったのかもしれないが、川沿いからハンピ・バザールがさほど低い位置にあるようにも見えなかったので、単に疲れが溜まっていただけかもしれない。
そうしてハンピ・バザールに戻ってきた頃には3時過ぎになっていた。
お昼を食べていなかったので、夕食も兼ねてパラックパニールとナンを食べる。ラッシーも一緒だ。
そして、時間待ちのためにマッサージを受けようとしたが、1時間で750ルピーという、ホテルのマッサージよりも高い値段を提示されたのでやめた。ホテルなら1時間500ルピーかな。よくわからないマッサージ(フットマッサージをお願いしたが)にこれだけ払うのは微妙だ。
ここでもうやることもないので、ホスペット駅に向かうことにする。
モバイルで予約状況を確認するが、まだW/Lの状態で、席が確定していないが、RLGNなので早めに行って席を確認してみたいという気持ちもあったので、もう向かうことにしました。
戻るときは、おそらく150ルピーでも行けただろうが、交渉相手に変な雰囲気を感じて、最初は250ルピーと言っていたのに200ルピーまで下がり、最後には「いいよ150ルピーでも、こいつに乗りな」と言い、そうこうしているうちに、雰囲気が微妙なドライバーの後ろに乗せようとしたので、やっぱいらない、と言って去ったら、案の定、インド人の捨て台詞 Go! (いっちまえ!)と言われた。まあ、ここは田舎町なので、バラナシなどの北インドのインド人にあるようなトゲトゲさと気持ち悪さはさほどないのだが、どちらにせよ、似た感じを受けたので拒否して正解だった。値段交渉をしていて、執拗に拒否していたのにも関わらず、急に目の色が ふんっ って感じに変わってOKと言ってくる相手には要注意で、その場合はどんなに安くても交渉を中断すべきというのは旅行での経験から出た答えだ。
こう言うときは、すぐにこの場所を離れるに限る。少し歩いて、話しかけてきたドライバーに値段を聞くと200ルピーというので、もう一声できそうではあったが、素朴なドライバーだったのでその値段で行ってもらうことにしました。そのすぐ後ろに先ほどGo! と捨て台詞を吐いた筈のドライバーも付いてきたので、手で制止して振り払った。
そして途中のホテルの荷物を取り、ホスペット駅へ。駅に付いてからチケット売場に聞くと、RLGNは席が取れているので中のチケット案内に聞けというのでそこへ行って再度聞いたところ、確かに取れており、出発の10分前に時刻案内表のところに張り出すから、横にある待ち部屋で待つように言われた。
そして再度、ステータスを確認してみると、Wait list が数週間前から3のまま繰り上がらなかったのに、今は1になっていた。私の前の2人は、諦めたのか、或いは、予定を変えたのか・・・。よくわからないが、とにかく、私は乗れるようだ。
時間まで待合所でゆっくりすることにする。
そして出発の十分前になったので表を確認してみると、私の名前がない。うーん・・・。RLGNとなっていて、ネット情報だと乗れそうなことが書いてあったのだが、駅の係員に聞いてみると、コンファームされていないから乗ることが出来ないという。もう列車時刻になってしまったので、仕方なく列車はあきらめ、予備で予約しておいた深夜バスの待合所に向かう。
この深夜バスですが、ネットで予約したのは良いものの、ネットに記載のあったメールアドレスに送信するとメールアドレスが存在しないエラーを返すような微妙なホームページだったので多少不安であったが、ホスペット前の道をバスターミナルに向かってしばらく歩いた先に予約したページと同じ旅行代理店があったのでほっとした。確認してみると、ここで間違いないという。
すぐ近くにある路上の喫茶店のようなところで時間を潰した後、バスでバンガロールに向かう。夜の11時発で、朝の6時前後に到着するようだ。
寝袋を出して、早々に眠りにつく。
今日は移動の日だ。朝6時に起きて支度をし、予約したタクシーで最寄りの鉄道駅、マルガオ駅へと向かう。リゾートホテルからのタクシーなので550ルピーもするが、早朝も値段が変わらないようだし、リゾートホテルに泊まりながら値切ると面白い人になってしまうので気にしないことにする。
夕べ、キャンセルできなかった席を再度キャンセルしようとしたが、やはりキャンセルできなかった。後ほど代理店CLEARTRIPから連絡が入っており、クレームを出して返金できるとのこと。値段的には大したことないが、どうなるのか確かめてみたいので、手続きは30日以内ということなので帰国してから申し出てみることにする。
プラットホームに着いてみてから気付くが、自分の車両がどこに止まるのかわからない・・・。ふと頭に残像が浮かび、他の車両の配置がLED表示板に出ていたのを思いだし、見るために一旦戻ろうかとも思ったが、もう出発時刻間際であったので、その周辺の人に聞きまくって場所を特定した。旅行者の中には、よく分からないがとりあえずここで待っているという人が予想以上に多くいたが、クラスが違うと通過できないので出発後に車両移動するのはなるべく避けたかった。
最初、先頭まで行ってから訪ねても的を得ず、中間まで戻ってもまだわからず、後方まで行く途中で訪ねた人の横の人が知っていて、どうやら後方の方に止まることがわかった。そしてそちらに近づくと警察がいたので再度確かめ、どうやらもう少し後ということなので、荷物持ちを雇っている人がいるあたりで確かめると、ようやく場所を特定することができた。
そしてようやく列車がたどり着いたが、目の前を通過する列車の横に2等、3等が先頭車両と荷物車両の後に続けて通過していったので、もしかしてものすごく間違えたのかと思ったが、車両を追いかけて走り出したい自分をじっとこらえて、ここから見える車両を確かめてからでも遅くはないと列車が止まるまでまったところ、私の目の前に止まった車両は同じ2等であってもAC付きの2等であり、私の予約したクラスはまさにここであった。インドの列車はこの違いが最初は分かりづらいのだよね・・・。
そして列車に乗り込むと、どうやらここは寝台車のようで、リクライニングではなかった。なるほど。列車はホスペットの後もずっと走るのであり、そこでは寝台になるのだろう。
ふとネットを巡回していて気付いたが、私はどうやら列車予約ステータスの見方をわかっていなかったようです。私は正規サイトではなく、CleartripおよびAndroid用の予約状況確認ソフトを使っており、そのどちらも、席が確保されるまではW/L(Wait list) になっているので、この状態のままでは席が確保されていないと思っていた。しかし、Androidツールの詳細画面にいつの間にかRLGNと付いていたので、それを調べてみると、正確な席は決まっていないが、いずれかの席が確保できた、という状態とのこと。çleartripにしてもandroidツールにしても、この状態ではまだWait listと表示していたので、私はてっきり席がまだ確保できていないものかと思っていたのだが、どうやら席は出発4時間前に決まるようだった。これを知らずに、ホスペットとバンガロール間の夜行寝台バスを保険として予約してしまったのだが、もっと早くしっていたのならばバスの予約はする必要がなかった。とは言っても、まだ本当にそれが正しいのかは分からないので、バスの予約もそのまま放置する。というのも、バスの予約サイトから問い合わせをしてもメールアドレスが存在しないエラーが帰ってきてしまうので、本当に予約が取れたのかもわからないからだ。予約サイトは別サイトなので、キャンセルはたぶんできるだろうが、列車が取れていなかったときの保険だと思えば、このバスの予約はそのままでもいいだろう。
そんなこんなで車両からモバイルWifiを使ってネットをしつつホスペットまで過ごした。これは今回、グローバルデータというところで一日千円プラン(VISAゴールド限定)で借りたのだが、インドは沢山の通信会社が混在しているので、もう一つのレンタル会社のテレコムなんとかはAirtel限定でローミング未対応だったので、こちらはイギリスVodaphoneのローミングなのでどこでも繋がると思ってこちらにしたのだが、まさに狙い通りだった。実際のところ、回線速度はかなり遅いので、DOCOMOのローミングをしていたとしても大した料金にはならなかったかもしれない。使用履歴を見ても30分でせいぜい数Mにしかなっていなかった。
そしてホスペットに到着し、ホテルにたどり着く。最初はハンピ遺跡近くのゲストハウスにしようかと思っていましたが、外れを引くとイヤなのでリゾートホテルにしました。現4,000ルピー前後するようなので、その値段に見合って、なかなか整備されているホテルだ。
ここでゆっくりして、明日に備える。
2011/12/28
蚊に悩まされることもなく朝を迎えた。さすがにこの値段を出せばさほど不満もないようだ。ベッドも快適。部屋がちょっと暗めなこと以外は問題ない。
朝食は軽い食事が出た。いくつか品があるようだが、私が行った時間には1つしか出ていなくて、あと2つが私のいる間に出てきた。日本の感覚で言うと開始時刻に全て揃っていないのは問題のようにも感じられるが、すぐに冷めてしまって美味しくなくなるよりは順番に出た方がいい、という好意的解釈もできる。というのも、出された瞬間に取ったらまあまあの味だったが、追加で少し取ったらちょっと微妙な冷めた味になっていたからだ。
ここで出されるコーヒーは、東京でもたまに見かけるバザー(?)のものらしく、味はなかなか美味しかった。東京に帰ったら飲んでみようかとも思う。
朝食を済ませ、チェックアウトをして、荷物を預けてからハンピへと向かう。専属の車で1日貸し切ると2000ルピーと言われたが、予定もわからないので躊躇していると、専属の車で片道300ルピーと言われた。とは言っても、ちょっとそこに行くのであればオートリクシャーで十分なので、道を通っているオートリクシャーを従業員に止めてもらうことにしました。リゾートホテルのつもりならばフロント前にオートリクシャーを待機させておいてもいいものだと思うが・・・。その従業員、というかガードマンのような人が言うには、ホスペットとハンピの中央付近にあるこのホテルからハンピまで、乗り合いのオートリクシャーで20ルピーだという。その従業員が50ルピーで交渉してくれたがなかなかOKが出ず、70とかにアップしてもだめだったので、私が口を出して100ルピーで行ってもらった。従業員は、なんて大金を出すんだ、という顔をしていたが・・・。その従業員にもチップを10ルピー渡す。
そしてハンピに近づくと、私のGPSで見るとハンピ・バザールはすぐそこなのに、その手前で止まって、他のリクシャーの運転手が私に話しかけてきた。向こうは片言の英語で NO TOUR? と言ってきたので、その片言から察するに、自分のツアーに金を出せと言ってきているようだったので、スマホのGPSでGoogle mapを見せて、ハンピ・バザールのヴィルーパークシャ寺院まではすぐそこだから、そこに行け、と言ったらすぐに引き下がった。おそらく、昔は地図もわからない旅行者をこうして止めて、執拗にツアーを迫っていたのだろう。GPSを持っていない旅行者にならばまだ通じるかもしれないが・・・。既に徒歩で行ける範囲まで来てからそれをされても効果はない。
そしてハンピ・バザールにたどり着き、ヴィルーパークシャ寺院を見学する。ここは予想以上に大きい寺院で、なかなかに見応えがあった。入り口の塔は50mの高さだという。
そして、寺院を出てくるとツアーの客引きがあり、近くの寺院と王宮地区を一通り見てからヴィッタラ寺院で降ろすコースを勧められた。どうやら、ここハンピ・バザールからヴィッタラ寺院までの川沿いの地域は車が入ることができないので、おそらくこれが一般的で合理的なツアーコースなのだろうと思った。王宮地区まで見て約3時間、その後ヴィッタラ寺院まで送ってもらうコースで400ルピー。感覚的には高いのだが、ここから半分に値切っても大した差はないし、今回の旅はお金よりも疲れず体調を崩さずに旅することを優先させているのでこの値段で行ってもらうことにしました。
後から思うと、昨日、駅からホテルまで送ってもらったリクシャードライバーのような・・・。最初は気付かなかったが・・・。おそらく、私が寺院から出るのを待ちかまえていたのだろう。
まず、近くにあるガネーシャ像に行く。ガネーシャは像の神様で、先日立ち寄った博物館の説明の記憶によると、女のパールバディという神様が大切にしていた人を他の神様が殺してしまって泣き叫んだため、その悲しみを慰めるために、誰かの首をはねて(だったかな?)、その首に象の首をくっつけたのだという。だから、このガネーシャ像は、ものすごく大きな象の像になっている。かなり立派だ。
そしてそのすぐそこにあるナラスィンハ像とクリシュナ寺院を見る。
そして王宮地区へ。
立ち止まって、リクシャーから出ずにSister Stoneを見た後、地下寺院へと行く。そしてザナーナー・エンクロージャーと呼ばれている地区に入場料(ヴィッタラ寺院と共通)を払って入り、ロータス・ハマルという建物と、エレファント・スティブルという建物を見る。
そして、その前の駐車場前にある博物館、というか石像が並べてあるところを見た後に、ハザーラ・ラーマ寺院を見る
そしてそのすぐ近くにあるKing's Audience Hallを見て、次に王妃の浴場を見ることで王宮地区はほとんど見たことになったようだ。
そして、ヴィッタラ寺院の入り口まで来て終了。
そこからヴィッタラ寺院の目の前まではゴルフカートのようなものに乗って行く。現地の人は10ルピーのようだが、列を省ける側に並ぶと20ルピーのようだった。
ヴィッタラ寺院もかなかな凝った作りで、見がいがある。
そして、川沿いを歩いてハンピ・バザール方面に向かうと、その途中に数々の寺院があった。
川沿いにあるPurandaradasa Mantap 、洞窟の寺院、Sree Kodandarama Temple、アチュタラーヤ寺院を見て回った。
そして、ハンピ周辺を見下ろすことが出来るマータンガ山に登った。ここは、地球の歩き方の地図とGoogle mapの記述は若干ことなっているものの、アチュタラーヤ寺院側からも登れるようだし、そこにいた警備員の人も行けると行っていたので、アチュタラーヤ寺院側から登ることにしました。これが後から思えば大正解。最初は細い道で誰も歩いておらず、途中の寺院に何故か寝ている人だけいてびっくりもしたが、GPSがあるのと、山がどこにあるのかはわかりやすいので、意外に迷わずに登ることが出来た。けもの道のような歩道を通って、山の南側まで回った後、けもの道から山への道が見えたのでそこまで岩を伝ってその道に合流すると、あとはさほど登らずに登頂することができた。
そこからの景色は絶景だった。
そしてハンピ・バザール方面に降りるが、私は一回しか行っていないので勘違いかもしれないが、こちらの道の方が長く続く気がした。登るときはこんなに登らなかったような・・・。アチュタラーヤ寺院がそれなりに高いところにあったのかもしれないが、川沿いからハンピ・バザールがさほど低い位置にあるようにも見えなかったので、単に疲れが溜まっていただけかもしれない。
そうしてハンピ・バザールに戻ってきた頃には3時過ぎになっていた。
お昼を食べていなかったので、夕食も兼ねてパラックパニールとナンを食べる。ラッシーも一緒だ。
そして、時間待ちのためにマッサージを受けようとしたが、1時間で750ルピーという、ホテルのマッサージよりも高い値段を提示されたのでやめた。ホテルなら1時間500ルピーかな。よくわからないマッサージ(フットマッサージをお願いしたが)にこれだけ払うのは微妙だ。
ここでもうやることもないので、ホスペット駅に向かうことにする。
モバイルで予約状況を確認するが、まだW/Lの状態で、席が確定していないが、RLGNなので早めに行って席を確認してみたいという気持ちもあったので、もう向かうことにしました。
戻るときは、おそらく150ルピーでも行けただろうが、交渉相手に変な雰囲気を感じて、最初は250ルピーと言っていたのに200ルピーまで下がり、最後には「いいよ150ルピーでも、こいつに乗りな」と言い、そうこうしているうちに、雰囲気が微妙なドライバーの後ろに乗せようとしたので、やっぱいらない、と言って去ったら、案の定、インド人の捨て台詞 Go! (いっちまえ!)と言われた。まあ、ここは田舎町なので、バラナシなどの北インドのインド人にあるようなトゲトゲさと気持ち悪さはさほどないのだが、どちらにせよ、似た感じを受けたので拒否して正解だった。値段交渉をしていて、執拗に拒否していたのにも関わらず、急に目の色が ふんっ って感じに変わってOKと言ってくる相手には要注意で、その場合はどんなに安くても交渉を中断すべきというのは旅行での経験から出た答えだ。
こう言うときは、すぐにこの場所を離れるに限る。少し歩いて、話しかけてきたドライバーに値段を聞くと200ルピーというので、もう一声できそうではあったが、素朴なドライバーだったのでその値段で行ってもらうことにしました。そのすぐ後ろに先ほどGo! と捨て台詞を吐いた筈のドライバーも付いてきたので、手で制止して振り払った。
そして途中のホテルの荷物を取り、ホスペット駅へ。駅に付いてからチケット売場に聞くと、RLGNは席が取れているので中のチケット案内に聞けというのでそこへ行って再度聞いたところ、確かに取れており、出発の10分前に時刻案内表のところに張り出すから、横にある待ち部屋で待つように言われた。
そして再度、ステータスを確認してみると、Wait list が数週間前から3のまま繰り上がらなかったのに、今は1になっていた。私の前の2人は、諦めたのか、或いは、予定を変えたのか・・・。よくわからないが、とにかく、私は乗れるようだ。
時間まで待合所でゆっくりすることにする。
そして出発の十分前になったので表を確認してみると、私の名前がない。うーん・・・。RLGNとなっていて、ネット情報だと乗れそうなことが書いてあったのだが、駅の係員に聞いてみると、コンファームされていないから乗ることが出来ないという。もう列車時刻になってしまったので、仕方なく列車はあきらめ、予備で予約しておいた深夜バスの待合所に向かう。
この深夜バスですが、ネットで予約したのは良いものの、ネットに記載のあったメールアドレスに送信するとメールアドレスが存在しないエラーを返すような微妙なホームページだったので多少不安であったが、ホスペット前の道をバスターミナルに向かってしばらく歩いた先に予約したページと同じ旅行代理店があったのでほっとした。確認してみると、ここで間違いないという。
すぐ近くにある路上の喫茶店のようなところで時間を潰した後、バスでバンガロールに向かう。夜の11時発で、朝の6時前後に到着するようだ。
寝袋を出して、早々に眠りにつく。
マイソール
2011-12-29
2011/12/29
ハンピからの夜行バス。
何度か目が覚めたが、そこそこに眠むれてバンガロールに着けた。やはり横になれるというのは大きい。しかも、進行方向に足を向けて、頭を後方に向けているので車体が揺れたりしても、意外なほどに影響を受けにくい。今回は飛行機の中でもそこそこ眠れたので、狭いところで眠ることに慣れてきた、ということもあるのかもしれないが。
そしてバンガロール駅近くに到着し、駅まで徒歩で移動、そして駅で時間を潰すことにしました。少しは観光してもよかったのだが、今回は体力を温存させて、体調を崩さずに旅行することを第一としているので時間があるからと言って出かけるのは避けた。
駅の構内でコーヒーを飲んだところ、これまた美味しい。こちらに来てからコーヒーで外れを引いていないような気がする。ひょっとして、インドのコーヒーは美味しいのか? 或いは旅行だからか。 駅の売店で菓子パンとコーヒーを飲んで朝食にしたが、このパンも美味しい。
と、そんな時に、横にいるおじさんが話しかけてきた。そのおじさんが言うに、銀行が潰れてしまったので預金がパーになってしまった。なので、チェンナイまでの切符として二百ルピー恵んで欲しい、と言う。
どこかで聞いたような典型的な詐欺だなあ・・・ と思いつつ、この地方の英語のなまりがきつくて聞き取りにくかったために、なまりになれるためにその相手をしてあげた。
私が、どこかの本で読んだけどインドの列車は無銭で乗れるんだよね、と言うと、そのおじさんは、そんなことないよ、と言い返したり。
そんなこんなでちょっと喋った後、私はもう一杯コーヒーを飲むからと言ってその場を離れて、そのまま戻らなかった。
私が遠めで見ていたら、違う売店でパンとコーヒーを買って食べていた・・・。二十ルピーくらいかな。ふむ・・・。
そして私はホームの待合室へ。一等車両の予約があれば、ちょっと清潔な待合室に入ることができる。
そこでネットをしつつ時間を潰し、時間の30分前に待合室を出たが、まず、私の乗るエアコン付1等車両のC5というコーチ(車両)がどこに止まるのか確かめたいと思って券売場の方に行ってみたが、どこに書いてあるのかまったくわからない。
バンガロールのホームには車両ごとにLED表示があったので、そこに車両の番号がでるのかな・・・。と期待してホームに行ってみたが、車両の種類らしきものだけが書いてあって、詳しい車両の番号がない。
仕方がないので、電車が来ると思われる方に移動しておいて、列車が来たらその車両に書いてある車両を見て、自分が乗る車両を追いかける、という方法を取ることにしました。
表示があって明確なときはともかく、よくわからないときはこれが一番確実かもしれない。
待っていると、案の定、私の乗る車両が通り過ぎたのでそれを追いかけ、そして、うまく乗ることができた。
しかし、その入り口は降りる人と乗る人が同時に詰めかけて、出るのは困難だし入るのも困難だし・・・ と、かなり悲惨な状況になっていた。しかも、中に入らないと、2つある入り口のどちらが自分の座席に近いのかわからないため、車両の両側からどこかの座席へとの移動が続いて、座席まで行くまでに混迷を極めた。
一等車両でこの混乱というのは、さすがインドだ。まあ、このくらいは、混乱のうちに入らないのかもしれないが。
私が座った席の目の前には運よくコンセントがあったので、ネットをしつつマイソールへと向かう。
2時間ほどの乗車ですが、値段的にはさほどでもないのにもかかわらず、水と食事が付いてきた。
そしてマイソールへ。
降りたった先で、タクシー二百ルピーを持ちかけられたが、オートリクシャーで十分なので2kmあまりを五十ルピーで行ってもらうことにしました。
しかし、このオートリクシャーが、ホテルの方にそのまま向かわずに、違う方向に向かおうとした。私はGPSで場所を確認していたので、ドライバーに「そっちじゃなくてこっちでしょ」と言うと、ばつの悪そうな顔をして、「いやあ、あっちいってから、そっちに行くんだよ」と答えたので好きにさせることにしました。
案の定、ドライバーが勧めたいホテルがあるらしく、ここはどうだ? と言ってくるので、私が、既に予約済だと言うとホテルにおとなしく向かい始めた。
それでも、さらにもう一つ勧めたいホテルがあるらしく、私の泊まるホテルのすぐそこだ、とも言ってきたが・・・。
遠回りしたのに五十ルピーなのはちょっと可哀想だが、ドライバーが勝手に遠回りしたので気にせずそのまま払い、ホテルに入る。
ここは、値段のわりには清潔で綺麗な設備だと思った。コストパフォーマンスが良い。ここならばもう少し長く滞在してもよかったかもしれない。
そして、部屋に荷物を置いた後、近くにある動物園へと向かう。
動物園には、珍しいホワイトタイガーがいたり、かっこいいライオンやタイガーなどがいた。キリンや鹿も元気に動いていた。
日本の動物園に比べると比較的広々としており、動物がそれなりに動ける環境があるように思える。とは言っても、比較した場合の話であり、それほど広い場所があるわけではないのだが。
そして動物園を見た後、マイソールの宮殿近くまで歩き、遠目に宮殿を見る。明日見学する予定だ。宮殿の中はカメラ持ち込み禁止なので、ここで撮った写真が唯一になるかもしれない。
その通りを少し歩いてホテルに近づき、あと1kmほどまで来たら、リクシャードライバーに話しかけられたので、30ルピーでいいというのでホテルまで行ってもらうことにする。
すると案の定、途中の土産物屋に寄っていかないかというので、たまにはこういうのも面白いかなと思って、そのまま入ってみることに。
アーグラーやデリーのような北インドの悪質な町であれば最初から入るのを拒否しただろうが、ここマイソールはリクシャードライバーの素朴さから判断して、そこまで悪質ではないだろうと判断した上での行動だった。
中は土産物屋になっており、サリーや装飾物、土産物などが飾られていた。土産物をひとつ持ち上げて後ろを見てみると、値段が張ってあって、高さ20cm、半径3cmくらいの円柱をくり抜いて作った木の置物が二千七百ルピーと書いてあった。二千七百ルピーはあり得ないでしょ・・・。と思いつつも、なんとなく店内を見て、サリーを勧められたが笑いながらかわして外に出た。やはり、予想通り、さほど強引ではなかったのでよかった。
そしてホテルに戻ってもらい、ゆっくりした後、夕食を食べ、夕べは深夜バスで十分に休めなかった分を今夜は早めにゆっくりと休息を取ることにしました。
2011/12/30
今日はマイソール宮殿とその付近の博物館を見学する。
先日が夜行バスだったので朝は7時前後に起きて、朝食を済ませる。朝食はビュッフェだ。さすが、朝食はホテルのグレードに相応しい量と種類だ。
そして部屋に戻って今日と数日後までの予定を確認したが、どうやら私があらかじめマドゥーライで予約したホテルは駅前にあって、場所からすると、ちょっと騒々しいが立地の良いビジネスホテルのように見受けられた。そのホテルを予約した時はあまり考えていなかったが、ムンバイで泊まった同程度のホテルの程度を考えると、その数倍出せば昨晩泊まったグレードでゆっくりできることを考えると、せっかくの大晦日をそのようなビジネスホテルで過ごすのはもったいないということもあり、違うホテルを予約することにしました。
駅からはちょっと離れていて、一番下のクラスは大晦日が空室なしのようだけれどもスーベリアのキングベッドでも大晦日が約8000円、次の日は割引が利いて約6000円ほどということと、カード優待コードを使ってExpediaで5%割引が利いて二泊でタックス込みでも2泊16000円という価格で、しかも日本でのどう値段とは比べものにならないグレードなので、こちらに切り替えることにしました。元の予約は一泊分、約2700円がキャンセルチャージされるけど、あまり気にしないことにする。予約した時はインドのホテルの値段とグレードのバランスがわかっていなかったけれども、どうやら、4000ルピーあたりが境目で、今のレートが約1.5なので日本円で6000円以上出せばそこそこ快適な滞在ができるような気がした。数年前はレートが3とかあった筈なので12000円だとちょっと高いが、6000円なら普通に泊まってもいいだろう。円高が進んでいるのか、或いは、インドルピーが急落しているのか・・・。ニュースによると後者とのことだが、インドルピーの為替を追ってはいないので実感はない。
そんなこんなでホテルの予約も済ませ、チェックアウトしてからマイソール宮殿へと向かう。
マイソール宮殿のオープン10分前に到着したが、チケット売場に少ししか並んでいないのが不思議だった。団体が多いのかな??? 宮殿の中にはカメラを持ち込めないので、入ってすぐ右にあるカウンターでカメラを預ける。とは言っても、インド人は小型カメラや携帯カメラでバシバシ写真とっていたが・・・。係員も注意をしていなかった。よく分からないが、言っても無駄だから放置しているのか・・・。
そんなわけで中の写真はないが、インドの金持ちとはここまで凄いのかと思わせる建物だった。
宮殿を出た後、同じ敷地にあるレジデント博物館に立ち寄る。ここにはマハーラージャの所有物だったものが展示されていた。
そして、宮殿の周囲を見学する。
これでマイソールの主たる目的は果たしたので、近くにあるシュリー・ジャヤーチャーマラージェーンドラ美術館 に立ち寄り、古い時代の絵画や演奏に使う道具を見学した。
そして、近くのデーヴァーラージ・マーケットまで歩き、中を散策する。ガイドブックには、王国の雰囲気を残していると書いてあるが、言われてみればそう思えなくもない。東南アジアのローカルなマーケットに近いかも。
その周辺を散策した後にホテルに荷物をピックアップしに戻り、そのまま駅まで移動します。
今夜6時発の列車でマイソールからマドゥーライに移動します。
ハンピからの夜行バス。
何度か目が覚めたが、そこそこに眠むれてバンガロールに着けた。やはり横になれるというのは大きい。しかも、進行方向に足を向けて、頭を後方に向けているので車体が揺れたりしても、意外なほどに影響を受けにくい。今回は飛行機の中でもそこそこ眠れたので、狭いところで眠ることに慣れてきた、ということもあるのかもしれないが。
そしてバンガロール駅近くに到着し、駅まで徒歩で移動、そして駅で時間を潰すことにしました。少しは観光してもよかったのだが、今回は体力を温存させて、体調を崩さずに旅行することを第一としているので時間があるからと言って出かけるのは避けた。
駅の構内でコーヒーを飲んだところ、これまた美味しい。こちらに来てからコーヒーで外れを引いていないような気がする。ひょっとして、インドのコーヒーは美味しいのか? 或いは旅行だからか。 駅の売店で菓子パンとコーヒーを飲んで朝食にしたが、このパンも美味しい。
と、そんな時に、横にいるおじさんが話しかけてきた。そのおじさんが言うに、銀行が潰れてしまったので預金がパーになってしまった。なので、チェンナイまでの切符として二百ルピー恵んで欲しい、と言う。
どこかで聞いたような典型的な詐欺だなあ・・・ と思いつつ、この地方の英語のなまりがきつくて聞き取りにくかったために、なまりになれるためにその相手をしてあげた。
私が、どこかの本で読んだけどインドの列車は無銭で乗れるんだよね、と言うと、そのおじさんは、そんなことないよ、と言い返したり。
そんなこんなでちょっと喋った後、私はもう一杯コーヒーを飲むからと言ってその場を離れて、そのまま戻らなかった。
私が遠めで見ていたら、違う売店でパンとコーヒーを買って食べていた・・・。二十ルピーくらいかな。ふむ・・・。
そして私はホームの待合室へ。一等車両の予約があれば、ちょっと清潔な待合室に入ることができる。
そこでネットをしつつ時間を潰し、時間の30分前に待合室を出たが、まず、私の乗るエアコン付1等車両のC5というコーチ(車両)がどこに止まるのか確かめたいと思って券売場の方に行ってみたが、どこに書いてあるのかまったくわからない。
バンガロールのホームには車両ごとにLED表示があったので、そこに車両の番号がでるのかな・・・。と期待してホームに行ってみたが、車両の種類らしきものだけが書いてあって、詳しい車両の番号がない。
仕方がないので、電車が来ると思われる方に移動しておいて、列車が来たらその車両に書いてある車両を見て、自分が乗る車両を追いかける、という方法を取ることにしました。
表示があって明確なときはともかく、よくわからないときはこれが一番確実かもしれない。
待っていると、案の定、私の乗る車両が通り過ぎたのでそれを追いかけ、そして、うまく乗ることができた。
しかし、その入り口は降りる人と乗る人が同時に詰めかけて、出るのは困難だし入るのも困難だし・・・ と、かなり悲惨な状況になっていた。しかも、中に入らないと、2つある入り口のどちらが自分の座席に近いのかわからないため、車両の両側からどこかの座席へとの移動が続いて、座席まで行くまでに混迷を極めた。
一等車両でこの混乱というのは、さすがインドだ。まあ、このくらいは、混乱のうちに入らないのかもしれないが。
私が座った席の目の前には運よくコンセントがあったので、ネットをしつつマイソールへと向かう。
2時間ほどの乗車ですが、値段的にはさほどでもないのにもかかわらず、水と食事が付いてきた。
そしてマイソールへ。
降りたった先で、タクシー二百ルピーを持ちかけられたが、オートリクシャーで十分なので2kmあまりを五十ルピーで行ってもらうことにしました。
しかし、このオートリクシャーが、ホテルの方にそのまま向かわずに、違う方向に向かおうとした。私はGPSで場所を確認していたので、ドライバーに「そっちじゃなくてこっちでしょ」と言うと、ばつの悪そうな顔をして、「いやあ、あっちいってから、そっちに行くんだよ」と答えたので好きにさせることにしました。
案の定、ドライバーが勧めたいホテルがあるらしく、ここはどうだ? と言ってくるので、私が、既に予約済だと言うとホテルにおとなしく向かい始めた。
それでも、さらにもう一つ勧めたいホテルがあるらしく、私の泊まるホテルのすぐそこだ、とも言ってきたが・・・。
遠回りしたのに五十ルピーなのはちょっと可哀想だが、ドライバーが勝手に遠回りしたので気にせずそのまま払い、ホテルに入る。
ここは、値段のわりには清潔で綺麗な設備だと思った。コストパフォーマンスが良い。ここならばもう少し長く滞在してもよかったかもしれない。
そして、部屋に荷物を置いた後、近くにある動物園へと向かう。
動物園には、珍しいホワイトタイガーがいたり、かっこいいライオンやタイガーなどがいた。キリンや鹿も元気に動いていた。
日本の動物園に比べると比較的広々としており、動物がそれなりに動ける環境があるように思える。とは言っても、比較した場合の話であり、それほど広い場所があるわけではないのだが。
そして動物園を見た後、マイソールの宮殿近くまで歩き、遠目に宮殿を見る。明日見学する予定だ。宮殿の中はカメラ持ち込み禁止なので、ここで撮った写真が唯一になるかもしれない。
その通りを少し歩いてホテルに近づき、あと1kmほどまで来たら、リクシャードライバーに話しかけられたので、30ルピーでいいというのでホテルまで行ってもらうことにする。
すると案の定、途中の土産物屋に寄っていかないかというので、たまにはこういうのも面白いかなと思って、そのまま入ってみることに。
アーグラーやデリーのような北インドの悪質な町であれば最初から入るのを拒否しただろうが、ここマイソールはリクシャードライバーの素朴さから判断して、そこまで悪質ではないだろうと判断した上での行動だった。
中は土産物屋になっており、サリーや装飾物、土産物などが飾られていた。土産物をひとつ持ち上げて後ろを見てみると、値段が張ってあって、高さ20cm、半径3cmくらいの円柱をくり抜いて作った木の置物が二千七百ルピーと書いてあった。二千七百ルピーはあり得ないでしょ・・・。と思いつつも、なんとなく店内を見て、サリーを勧められたが笑いながらかわして外に出た。やはり、予想通り、さほど強引ではなかったのでよかった。
そしてホテルに戻ってもらい、ゆっくりした後、夕食を食べ、夕べは深夜バスで十分に休めなかった分を今夜は早めにゆっくりと休息を取ることにしました。
2011/12/30
今日はマイソール宮殿とその付近の博物館を見学する。
先日が夜行バスだったので朝は7時前後に起きて、朝食を済ませる。朝食はビュッフェだ。さすが、朝食はホテルのグレードに相応しい量と種類だ。
そして部屋に戻って今日と数日後までの予定を確認したが、どうやら私があらかじめマドゥーライで予約したホテルは駅前にあって、場所からすると、ちょっと騒々しいが立地の良いビジネスホテルのように見受けられた。そのホテルを予約した時はあまり考えていなかったが、ムンバイで泊まった同程度のホテルの程度を考えると、その数倍出せば昨晩泊まったグレードでゆっくりできることを考えると、せっかくの大晦日をそのようなビジネスホテルで過ごすのはもったいないということもあり、違うホテルを予約することにしました。
駅からはちょっと離れていて、一番下のクラスは大晦日が空室なしのようだけれどもスーベリアのキングベッドでも大晦日が約8000円、次の日は割引が利いて約6000円ほどということと、カード優待コードを使ってExpediaで5%割引が利いて二泊でタックス込みでも2泊16000円という価格で、しかも日本でのどう値段とは比べものにならないグレードなので、こちらに切り替えることにしました。元の予約は一泊分、約2700円がキャンセルチャージされるけど、あまり気にしないことにする。予約した時はインドのホテルの値段とグレードのバランスがわかっていなかったけれども、どうやら、4000ルピーあたりが境目で、今のレートが約1.5なので日本円で6000円以上出せばそこそこ快適な滞在ができるような気がした。数年前はレートが3とかあった筈なので12000円だとちょっと高いが、6000円なら普通に泊まってもいいだろう。円高が進んでいるのか、或いは、インドルピーが急落しているのか・・・。ニュースによると後者とのことだが、インドルピーの為替を追ってはいないので実感はない。
そんなこんなでホテルの予約も済ませ、チェックアウトしてからマイソール宮殿へと向かう。
マイソール宮殿のオープン10分前に到着したが、チケット売場に少ししか並んでいないのが不思議だった。団体が多いのかな??? 宮殿の中にはカメラを持ち込めないので、入ってすぐ右にあるカウンターでカメラを預ける。とは言っても、インド人は小型カメラや携帯カメラでバシバシ写真とっていたが・・・。係員も注意をしていなかった。よく分からないが、言っても無駄だから放置しているのか・・・。
そんなわけで中の写真はないが、インドの金持ちとはここまで凄いのかと思わせる建物だった。
宮殿を出た後、同じ敷地にあるレジデント博物館に立ち寄る。ここにはマハーラージャの所有物だったものが展示されていた。
そして、宮殿の周囲を見学する。
これでマイソールの主たる目的は果たしたので、近くにあるシュリー・ジャヤーチャーマラージェーンドラ美術館 に立ち寄り、古い時代の絵画や演奏に使う道具を見学した。
そして、近くのデーヴァーラージ・マーケットまで歩き、中を散策する。ガイドブックには、王国の雰囲気を残していると書いてあるが、言われてみればそう思えなくもない。東南アジアのローカルなマーケットに近いかも。
その周辺を散策した後にホテルに荷物をピックアップしに戻り、そのまま駅まで移動します。
今夜6時発の列車でマイソールからマドゥーライに移動します。
マドゥライ(Madurai)
2011-12-31
2011/12/31
マイソールからバンガロールまでは空席が目立っていたが、バンガロール先はかなり席が埋まり、いつものインド列車の混雑した車内になった。
今回は終点より手前で降りるので、寝過ごさないように気をつけて寝る。車内で目覚ましは使いたくないが、到着少し前の時間で目覚ましを一応かける。
眠りは浅かったが時間がかなりあったのでそこそこ疲れは取れて、到着30分前に外が明るくなってきたことで起床した。インドの列車は遅れるとの評判だが、この列車はほぼ定刻の運行をしていることがGPSを見ると確認できた。GPSがなかったら今どこにいるのかかなり不安になっていただろうが、GPSのおかげでかなり助かっている。特に、スマートフォン連携は最強だ。今後の旅に必須だと感じる。
そして、定刻でマドゥライに到着し、一旦ホテルを目指す。ホテルは丘の上にあるのでオートリクシャもいくらになるのかわからず、値段交渉をしようとしたら値段を言わないので、たまにはこういう体験もいいかと思って、セオリーには反するが、値段交渉をせずにそのまま乗ってみた。
ホテルの入り口まで4km、その後に坂を1kmほど登るだろうか。丘の上にホテルはあった。
ドライバーを待たせて荷物だけ置くつもりであったが、だめもとでアーリーチェックインが出来るか確認してみたところ、予約したキングサイズベッドは無理だがツインの部屋ならOKだというのでそうすることにしました。
ドライバーを返すために一旦駐車場に戻ってお金を渡そうとすると、250ルピーだという。きたきた。この展開を予想していましたよ。100ルピー渡して去らせようとしたら、さすがにこの値段だと引き下がらないようで、150ルピーで捨て台詞と共に去っていった。4kmと1kmの坂道で150ルピーは現地価格からしたら高いかもしれないが、おそらくこのホテルへの片道は皆このくらい出しているのだろう、とその後の交渉もトータルに見た上でそう感じた。
そして一旦部屋に入り、シャワーを浴びてゆっくりする。
今日はサイクロンがここインド南部の最南端付近を横切っているとのことで、その影響で空は曇りだ。しかも、時々雷雨があるとの予想なので、今日は観光に出かけずに明日出かけることにする。
気温も肌寒く、外のリクライニングでゆっくりしていると体がすごく冷えてきてしまった。
昼食に行くのをおっくうにしていたらスタッフが部屋食を勧めてきたので頼んだが、値段がちょっとびっくりする価格で、さすがリゾートホテル、チキンカレー(チキン・マサラ)とナン2枚とラッシー(スイート・ラッシー)で1200ルピーくらいした。夕食ビュッフェより高いとは。
ところで、今夜は大晦日なのでカウントダウンパーティー「ガラ・ディナー」がこのホテルのホールであるとのことなので、3200ルピーという、インド価格からするとびっくりする価格のパーティーに参加することにする。普通の夕食ビュッフェは750ルピーとのことなので、パーティ代が約2500ルピーということか。まあ、そんなものかもしれない。
そして、7時が開場だとフロントで予約した時に聞いたので行ってみると、開場は8時だと言う。うーむ。そして8時に行ってみると、予約されていないと言われてしまった。おいおい。実際には席はあったのだが、ひとまずレストランで普通の夕食ビュッフェを食べることにする。
そして、その夕食を食べ終わった頃にはパーティーのことはどっちでもよくなっていたのだが、ふと、フロントから内線がレストランまで入り、席が用意されているとのことなので、ちょっとクレームを入れる。
その結果、既に食べてしまった夕食ビュッフェ(同じものはパーティー開場にもあるので似たようなものだったが)はチャージなしで、カウントダウンパーティー「ガラ・ディナー」のみのチャージ(当然だが)で途中から参加することにしました。
一体全体、ガラ・ディナーとは何なのだろうと思っていましたが、多少の催し物、たとえば馬の被り物による踊りや手品などと、ディスコの融合みたいなパーティーだった。
途中、ディスコのように子供たちが司会と一緒に踊っていて、その次に催し物があって、カウントダウンまでの1時間以上はディスコで踊り続けていた。私は踊らなかったが。
そしてカウントダウンで新年を迎えた。外では花火の音がしている。単発のものが多いようなので、自治体がやっているようには見えなかった。
こういう新年パーティーもありかもしれないが、やはり、シドニーで行われたような盛大な花火ショーに行った方がよかったかな・・・。ここインドでも、ニュースをみる限り、カウントダウンパーティーがあったようだが、ここからはその様子はよくわからない。
ホテルのパーティーもいいが、次は都市部のカウントダウンセレモニーがいいな。メキシコシティのカウントダウンは盛り上がったことを思い出す。
2012/1/1
新年を迎えたが、初夢が何だったのかさっぱり忘れてしまった。
窓を開けると、今日はそれはそれはいい天気のようだ。
朝食ビュッフェを食べた後、チェックをしてもらったが請求されそうになったので、プランに含まれていることを伝えるとチャージはここではしないのでフロントに言ってください、との回答を得ました。直前予約でプリントアウトをしていないので、きちんと予約内容が伝わっていないのかもしれない。それとも、単なる伝達ミスか。まあ、このホテルはいろいろあるが、先日のパーティーの時もそうであったが、トラブルがあってもマネージャーがきちんとフォローをしてくれるのでさすがはそれなりのホテルなんだなと思う。安宿とはちょっと違う。
そして町に出て、寺院を散策する。
ここで一番有名なのはミーナークシー寺院とのことで、もちろん一番の見所だ。
ガイドブックに、東門が正門と書かれてあるので、降りたのは北門であったが、東門にてサンダルを預けてから中に入る。
中は、とてもとても印象的だった。天井の色彩が鮮やかで、そこに来ている人々の誠実な信仰心が見ているだけで伝わってくる。
奥にはヒンドゥ教徒しか入れないので、その周辺を散策する。それでも十分にヒンドゥ教徒の心持がが伝わってくる。
北インドのバナラシなどで寺院にいったときはよくわからなかった宗教の辛辣な気持ちが、ここマドゥーライでは見ているだけでもよく感じられる。
その後、1kmほどの場所にあるティルマライ・ナーヤカ宮殿に行く。ここは柱と王の椅子が印象的で、奥および横の部屋には各種の彫刻があった。
ガイドブックには歩いていけると書いてあるが、神殿から宮殿まで20ルピーと言われたのに乗ればよかったかもしれない。まあ、いいのだけれども。帰りに付きまとってきたリクシャには50ルピーと言われたが・・・。ううむ。
そして、宮殿を見終わった後どうしようかと思ったが、ガーンディー博物館に行くことにする。実は、しつこい自転車リクシャーを追い払おうと思って、明日ね、明日明日と言い続けていたら、それでもまだちょっと高いだろうが100ルピーで片道行くというので、自転車でがんばってもらうことにしました。
途中、橋を通り、ガーンディー博物館に行くが、どうやら新年の1月1日はお休みらしい。ガイドブックにはそんなこと書いてないが・・・。まあ、インドだしな。仕方がない。その横のGovemment museumは開いていたので入ってみたが、あの内容で100ルピーは高すぎだと思った。ガーンディー博物館が無料なので、それとバランスすると、両方入って100ルピーであれば納得もいくものだが、実際は博物館がとても大きくて無料なのに対し、museumはすごく小さくて100ルピーなので、かなり格差がある。はっきり言って、museumは入る価値なし。
そして、そのままミーナークシー寺院まで戻ってもらおうとしたが、リクシャのこぎ手が、川の南側の少し東にあるマーリアンマン池とその中央にある寺院を眺めに行かないかと言ってきた。私は最初、そんなのはいいから戻れと言ったが、なかなか引き下がらないし、まあ、時間もちょっとあるので行ってもらうことにしました。全行程で300ルピー。2時間くらいかな。燃料代もかからないのでいい稼ぎなんじゃないかなと予想する。ちょっと払いすぎかも。
そんなこんなでマーリアンマン池にたどり着いたが、予想以上に綺麗な寺院だった。もっとしょぼいと思っていた。
そしてミーナークシー寺院に戻るが、まだ素直に戻らないこのドライバーは、到着少し前に立ち止まって身の上話をし始めた。まあ、ご苦労なことだなあと思いつつも聞いてあげると、子供がポリオにかかって大変だと言う。誰もそんな話を信じないが、とりあえず、ふむふむと聞いてあげていると、たくさん走ったのでとても疲れたという。そりゃあんたの仕事なんだから疲れて当然だと思いつつも、ふむふむと聞いてあげる。同じようなことがバナラシでもあったが、あっちほど性格がねじ曲がってはいないようなので、ちょっとのチップを用意しておく。
そして、寺院に到着し、まず基本の300ルピーを渡し、チップとしてまず10ルピーを渡すと、案の定、これだけ? という顔をするので、人の良い私は、用意してあった20ルピーを渡して、グッバイした。まあ、十分でしょう。というか、気前よすぎて、勘違いさせてしまっているのかもしれないな。
そんなこんなで寺院の周辺で飲み物を飲んで落ちついた後、ホテルに戻る。
戻る時はオートリクシャを使うが、最初200ルピーを提示されたが、おそらく適正価格である150ルピーで乗って戻ってきた。
ホテルに戻り、プール脇でゆっくりしていると、孔雀が周辺を散歩していた・・・。インドびっくりだ。というかこのホテルか。
そして夕食を食べ、明日に備えて早く眠る。
2012/01/02
今朝は5時前に起きて出発の支度をする。朝なのでかなり寒いかと思っていましたが、さすがに南インド、さほどでもない。
チェックアウトを済ませて出発をしようとするが、最後のチェックアウトの精算に税金1000ルピーが含まれていたのでExpediaへの精算に既に入っていることを指摘して抜かしてもらう。最後の最後までこのホテルは細かなところが抜けていたが、指摘すればきちんと改善および対処されるので基本的にはいいホテルだった。
そして駅へと向かう。
周囲はまだ薄暗かったが、電車は6時45分発なのでホームへと行くと、電車は既に来ていた。
今まで、電車が止まる番線は電光掲示板に掲示されていることが多かったが、ここでは手書きのホワイトボードだった。そして、私の乗る車両がどこに止まるのかも毎度のことながらよくわからなかったが、係員に聞いてそちらに行くと、ふと目の前に電光掲示板がぽつりと置いてあった。この存在は、言われないと気付かないレベルだ。
そして無事に自分の車両近くで待つことができたが、モニタには定刻より15分前に到着と書いてあったのに、実際は10分遅れてプラットフォームに入ってきた。まあ、インドだし、そんなものかな。
マイソールからバンガロールまでは空席が目立っていたが、バンガロール先はかなり席が埋まり、いつものインド列車の混雑した車内になった。
今回は終点より手前で降りるので、寝過ごさないように気をつけて寝る。車内で目覚ましは使いたくないが、到着少し前の時間で目覚ましを一応かける。
眠りは浅かったが時間がかなりあったのでそこそこ疲れは取れて、到着30分前に外が明るくなってきたことで起床した。インドの列車は遅れるとの評判だが、この列車はほぼ定刻の運行をしていることがGPSを見ると確認できた。GPSがなかったら今どこにいるのかかなり不安になっていただろうが、GPSのおかげでかなり助かっている。特に、スマートフォン連携は最強だ。今後の旅に必須だと感じる。
そして、定刻でマドゥライに到着し、一旦ホテルを目指す。ホテルは丘の上にあるのでオートリクシャもいくらになるのかわからず、値段交渉をしようとしたら値段を言わないので、たまにはこういう体験もいいかと思って、セオリーには反するが、値段交渉をせずにそのまま乗ってみた。
ホテルの入り口まで4km、その後に坂を1kmほど登るだろうか。丘の上にホテルはあった。
ドライバーを待たせて荷物だけ置くつもりであったが、だめもとでアーリーチェックインが出来るか確認してみたところ、予約したキングサイズベッドは無理だがツインの部屋ならOKだというのでそうすることにしました。
ドライバーを返すために一旦駐車場に戻ってお金を渡そうとすると、250ルピーだという。きたきた。この展開を予想していましたよ。100ルピー渡して去らせようとしたら、さすがにこの値段だと引き下がらないようで、150ルピーで捨て台詞と共に去っていった。4kmと1kmの坂道で150ルピーは現地価格からしたら高いかもしれないが、おそらくこのホテルへの片道は皆このくらい出しているのだろう、とその後の交渉もトータルに見た上でそう感じた。
そして一旦部屋に入り、シャワーを浴びてゆっくりする。
今日はサイクロンがここインド南部の最南端付近を横切っているとのことで、その影響で空は曇りだ。しかも、時々雷雨があるとの予想なので、今日は観光に出かけずに明日出かけることにする。
気温も肌寒く、外のリクライニングでゆっくりしていると体がすごく冷えてきてしまった。
昼食に行くのをおっくうにしていたらスタッフが部屋食を勧めてきたので頼んだが、値段がちょっとびっくりする価格で、さすがリゾートホテル、チキンカレー(チキン・マサラ)とナン2枚とラッシー(スイート・ラッシー)で1200ルピーくらいした。夕食ビュッフェより高いとは。
ところで、今夜は大晦日なのでカウントダウンパーティー「ガラ・ディナー」がこのホテルのホールであるとのことなので、3200ルピーという、インド価格からするとびっくりする価格のパーティーに参加することにする。普通の夕食ビュッフェは750ルピーとのことなので、パーティ代が約2500ルピーということか。まあ、そんなものかもしれない。
そして、7時が開場だとフロントで予約した時に聞いたので行ってみると、開場は8時だと言う。うーむ。そして8時に行ってみると、予約されていないと言われてしまった。おいおい。実際には席はあったのだが、ひとまずレストランで普通の夕食ビュッフェを食べることにする。
そして、その夕食を食べ終わった頃にはパーティーのことはどっちでもよくなっていたのだが、ふと、フロントから内線がレストランまで入り、席が用意されているとのことなので、ちょっとクレームを入れる。
その結果、既に食べてしまった夕食ビュッフェ(同じものはパーティー開場にもあるので似たようなものだったが)はチャージなしで、カウントダウンパーティー「ガラ・ディナー」のみのチャージ(当然だが)で途中から参加することにしました。
一体全体、ガラ・ディナーとは何なのだろうと思っていましたが、多少の催し物、たとえば馬の被り物による踊りや手品などと、ディスコの融合みたいなパーティーだった。
途中、ディスコのように子供たちが司会と一緒に踊っていて、その次に催し物があって、カウントダウンまでの1時間以上はディスコで踊り続けていた。私は踊らなかったが。
そしてカウントダウンで新年を迎えた。外では花火の音がしている。単発のものが多いようなので、自治体がやっているようには見えなかった。
こういう新年パーティーもありかもしれないが、やはり、シドニーで行われたような盛大な花火ショーに行った方がよかったかな・・・。ここインドでも、ニュースをみる限り、カウントダウンパーティーがあったようだが、ここからはその様子はよくわからない。
ホテルのパーティーもいいが、次は都市部のカウントダウンセレモニーがいいな。メキシコシティのカウントダウンは盛り上がったことを思い出す。
2012/1/1
新年を迎えたが、初夢が何だったのかさっぱり忘れてしまった。
窓を開けると、今日はそれはそれはいい天気のようだ。
朝食ビュッフェを食べた後、チェックをしてもらったが請求されそうになったので、プランに含まれていることを伝えるとチャージはここではしないのでフロントに言ってください、との回答を得ました。直前予約でプリントアウトをしていないので、きちんと予約内容が伝わっていないのかもしれない。それとも、単なる伝達ミスか。まあ、このホテルはいろいろあるが、先日のパーティーの時もそうであったが、トラブルがあってもマネージャーがきちんとフォローをしてくれるのでさすがはそれなりのホテルなんだなと思う。安宿とはちょっと違う。
そして町に出て、寺院を散策する。
ここで一番有名なのはミーナークシー寺院とのことで、もちろん一番の見所だ。
ガイドブックに、東門が正門と書かれてあるので、降りたのは北門であったが、東門にてサンダルを預けてから中に入る。
中は、とてもとても印象的だった。天井の色彩が鮮やかで、そこに来ている人々の誠実な信仰心が見ているだけで伝わってくる。
奥にはヒンドゥ教徒しか入れないので、その周辺を散策する。それでも十分にヒンドゥ教徒の心持がが伝わってくる。
北インドのバナラシなどで寺院にいったときはよくわからなかった宗教の辛辣な気持ちが、ここマドゥーライでは見ているだけでもよく感じられる。
その後、1kmほどの場所にあるティルマライ・ナーヤカ宮殿に行く。ここは柱と王の椅子が印象的で、奥および横の部屋には各種の彫刻があった。
ガイドブックには歩いていけると書いてあるが、神殿から宮殿まで20ルピーと言われたのに乗ればよかったかもしれない。まあ、いいのだけれども。帰りに付きまとってきたリクシャには50ルピーと言われたが・・・。ううむ。
そして、宮殿を見終わった後どうしようかと思ったが、ガーンディー博物館に行くことにする。実は、しつこい自転車リクシャーを追い払おうと思って、明日ね、明日明日と言い続けていたら、それでもまだちょっと高いだろうが100ルピーで片道行くというので、自転車でがんばってもらうことにしました。
途中、橋を通り、ガーンディー博物館に行くが、どうやら新年の1月1日はお休みらしい。ガイドブックにはそんなこと書いてないが・・・。まあ、インドだしな。仕方がない。その横のGovemment museumは開いていたので入ってみたが、あの内容で100ルピーは高すぎだと思った。ガーンディー博物館が無料なので、それとバランスすると、両方入って100ルピーであれば納得もいくものだが、実際は博物館がとても大きくて無料なのに対し、museumはすごく小さくて100ルピーなので、かなり格差がある。はっきり言って、museumは入る価値なし。
そして、そのままミーナークシー寺院まで戻ってもらおうとしたが、リクシャのこぎ手が、川の南側の少し東にあるマーリアンマン池とその中央にある寺院を眺めに行かないかと言ってきた。私は最初、そんなのはいいから戻れと言ったが、なかなか引き下がらないし、まあ、時間もちょっとあるので行ってもらうことにしました。全行程で300ルピー。2時間くらいかな。燃料代もかからないのでいい稼ぎなんじゃないかなと予想する。ちょっと払いすぎかも。
そんなこんなでマーリアンマン池にたどり着いたが、予想以上に綺麗な寺院だった。もっとしょぼいと思っていた。
そしてミーナークシー寺院に戻るが、まだ素直に戻らないこのドライバーは、到着少し前に立ち止まって身の上話をし始めた。まあ、ご苦労なことだなあと思いつつも聞いてあげると、子供がポリオにかかって大変だと言う。誰もそんな話を信じないが、とりあえず、ふむふむと聞いてあげていると、たくさん走ったのでとても疲れたという。そりゃあんたの仕事なんだから疲れて当然だと思いつつも、ふむふむと聞いてあげる。同じようなことがバナラシでもあったが、あっちほど性格がねじ曲がってはいないようなので、ちょっとのチップを用意しておく。
そして、寺院に到着し、まず基本の300ルピーを渡し、チップとしてまず10ルピーを渡すと、案の定、これだけ? という顔をするので、人の良い私は、用意してあった20ルピーを渡して、グッバイした。まあ、十分でしょう。というか、気前よすぎて、勘違いさせてしまっているのかもしれないな。
そんなこんなで寺院の周辺で飲み物を飲んで落ちついた後、ホテルに戻る。
戻る時はオートリクシャを使うが、最初200ルピーを提示されたが、おそらく適正価格である150ルピーで乗って戻ってきた。
ホテルに戻り、プール脇でゆっくりしていると、孔雀が周辺を散歩していた・・・。インドびっくりだ。というかこのホテルか。
そして夕食を食べ、明日に備えて早く眠る。
2012/01/02
今朝は5時前に起きて出発の支度をする。朝なのでかなり寒いかと思っていましたが、さすがに南インド、さほどでもない。
チェックアウトを済ませて出発をしようとするが、最後のチェックアウトの精算に税金1000ルピーが含まれていたのでExpediaへの精算に既に入っていることを指摘して抜かしてもらう。最後の最後までこのホテルは細かなところが抜けていたが、指摘すればきちんと改善および対処されるので基本的にはいいホテルだった。
そして駅へと向かう。
周囲はまだ薄暗かったが、電車は6時45分発なのでホームへと行くと、電車は既に来ていた。
今まで、電車が止まる番線は電光掲示板に掲示されていることが多かったが、ここでは手書きのホワイトボードだった。そして、私の乗る車両がどこに止まるのかも毎度のことながらよくわからなかったが、係員に聞いてそちらに行くと、ふと目の前に電光掲示板がぽつりと置いてあった。この存在は、言われないと気付かないレベルだ。
そして無事に自分の車両近くで待つことができたが、モニタには定刻より15分前に到着と書いてあったのに、実際は10分遅れてプラットフォームに入ってきた。まあ、インドだし、そんなものかな。
タンジャーヴール(Thanjavur)
2012-01-02
Maduraiからタンジャーヴールへ向かう電車。
途中で一回の乗り換えをして、その乗り換えで軽く朝食を食べた後、タンジャーヴールに到着した。電車から降り、予約していたホテルにまずチェックインし、世界遺産のブリハディーシュワラ寺院を見に行くことにしました。
ここの目玉は高さ61mの本殿と、その本殿の頂上にある、81トンと推測される巨大な一枚岩だ。
ここはチョーラ朝の最盛期における最高傑作のひとつらしい。
その前には、インドで二番目に大きなナンディー像もある。こちらは高さ4m、重さ25トンとのこと。
一回りして見学した後、近くにある王宮(パレス)にも行ってみるが、こちらは世界遺産ではないようだ。
そしてホテルに戻り、夕食をホテルのレストランで食べ、明日に備える。
2011/01/03
もともとの計画では今日タンジャーヴールの世界遺産を見学する予定であったが、先日見てしまったのと、再度見なくてもいいかなとの思いもあったので、ここから約40kmほど離れた小さな町にある世界遺産を見に行くことにしました。
ここタンジャーヴールから北東37kmにあるクンバーコーナムの町外れ、ダーラースラムにある世界遺産アイラーヴァテシュワラ寺院に行くことにしました。
ここタンジャーヴールからは電車で行くこともできるが、ホテルのすぐそこにあるold bus standからクンバーコーナム行きに乗ればその途中、クンバーコーナム手前4kmで降りることができるらしい。
帰りも、クンバーコーナムのバス・ステーションからタンジャーヴール行きに乗れば帰ってこられるようなので、ホテルがold bus station近くだったこともあり、電車ではなくバスで行くことにしました。
まずそのold bus stationに行くが、英語の案内がないのでどのバスに乗ったら良いのかさっぱりわからなかった。しかし、係員に聞いて大体の乗り場を確かめた後、そこに待っていた若い人たちに聞いて待っていたら、向こうから走ってきたバスがそれだということを教えてくれたのでそれに乗ってクンバーコーナムに行くことができた。
バスはローカルのバスで、約35kmと思われるが片道17ルピー。バスは満員で立ち乗りで最初の30分を過ごした。その後に席が空いたので席に座り、ダーラースラムに着くと運転手がこちらをちろちろ見た気がしたので、周囲の人に聞くとそこがダーラースラムということでそこで降りた。
いきなり降ろされても困ってしまうが、そこはGPSの出番で、すぐに場所および遺跡の場所を確かめることができ、歩いて5分ほどで遺跡に着くことができた。
ここは2004年に世界遺産に登録されている。
大きさとしてはタンジャーヴールのブリハディーシュワラ寺院には及ばないが、なかなかよくできた寺院だ。周囲の彫刻が精密で、よく保存されている。
寺院は12時になるとほとんどが一旦16時頃まで閉まるので、周囲にある寺院も急いで見学する。
クンバーコーナムの西端にある寺院まで移動しようとするが、わずか2~3kmと思われるがオートリクシャーに200ルピーと言われてそれ以上下がらないのでバス停まで戻って移動したら7ルピー。
まず西端にあるクムベーシュワラ寺院から見学する。ここは象がいて、お布施をあげると頭をなでてくれるとのこと。ふむ。私も試してみた。なるほど。
そしてその近くにあるラーマスワーミ寺院を見て、サランガパニ寺院を続けてみる。どの寺院も世界遺産と比べると割と小降りだが、ここは多くの寺院が集まっている門前町とのことだ。
そしてナーゲーシュワラ寺院を見たことで主立った寺院は12時以前に見ることができた。
そうして一段落ついたので、ホテルRayaの一階にあるレストランで休憩を兼ねて昼食を取る。何を食べればいいのか考える元気もなかったので、いつものチキン・マサラ(いわゆるチキンカレー)とナン、そしてスイート・ラッシーを食べて休憩をする。
水も頼んでがぶ飲みしたらおなかがたぷたぷになってしまったが、もうほとんど見るところもないので、近くにあるマハーマハームという貯水池およびその周囲に16の小堂があるようなところに行く。ここは12年に一度の祭りで使われるが、いつもは洗濯や沐浴のための貯水池になっているようだ。
その小堂の階段に座って休憩した後、近くのバス停からバスに乗ってタンジャーヴールに戻ることにしました。
バス停の位置もGPS任せで確認するが、GPSがなかったら通路一本違っていただけで迷うと思われるので、気分的にまったく違った旅になっていたかもしれない。現地の人に聞いたところで、実際にたどり着くまでは不安に思っていたことだろう。GPSがあるだけでその心持ちはまったく違う。
そしてバス停に着き、どのバスに乗ったら良いのか聞いて、乗り込んだ。帰りはタンジャーヴールのold bus standまで19ルピー。今度は座ることができた。
約1時間で到着。old bus standの中には入らず、そのすぐ北の通りに一旦止まって乗客を降ろした後、すぐに走り出してしまった。ふーむ。私はなんとなくわかったので、周囲の人に聞いてそこで降りた。
そしてホテルで荷物をピックアップして駅へと向かう。電車まではまだまだ時間があるが、動きまわっていても体力を使ってしまうし、多少時間があればその間に日記を付けることもできるので寝台列車の体力消耗に備えて早く駅に行くことにする。
今回は1等車両なので2等ほどではないにせよ、到着が朝早いのでそれほどゆっくりできないとも思われる。
そうして駅にたどり着き、しばらく落ちついて電車を待つ。
電車が到着し、すぐに乗り込むことができた。やはり電光掲示板があるとかなり違う。Androidアプリで席を確認できたことも大きい。駅の掲示板で座席を確認しなくても(した方が良いが)車両が確認できる。車両の入り口横に名前と座席の表が張り出してあるので、駅舎の張り紙では確認しなかったが、Androidアプリの内容と車両の張り紙との一致を確認した後、車内へと入る。
1等車両はさすがに快適だが、ベッドが堅いのは仕方がない。4人部屋のうちほかの3人は2時間後に来るということなので、私は早々に眠りにつくことにする。
ちょうど私の席の横にコンセントもあるので、心配していた充電も行いながら眠ることができた。
セキュリティが心配であったが、キャリーバッグはワイヤーで繋ぎ、ハンドバッグは毛布の下に半分隠すようした上で、肩腕を通して寝た。この部屋はドアの鍵が中からかかるようになっているが、心配するにこしたことはない。
途中で一回の乗り換えをして、その乗り換えで軽く朝食を食べた後、タンジャーヴールに到着した。電車から降り、予約していたホテルにまずチェックインし、世界遺産のブリハディーシュワラ寺院を見に行くことにしました。
ここの目玉は高さ61mの本殿と、その本殿の頂上にある、81トンと推測される巨大な一枚岩だ。
ここはチョーラ朝の最盛期における最高傑作のひとつらしい。
その前には、インドで二番目に大きなナンディー像もある。こちらは高さ4m、重さ25トンとのこと。
一回りして見学した後、近くにある王宮(パレス)にも行ってみるが、こちらは世界遺産ではないようだ。
そしてホテルに戻り、夕食をホテルのレストランで食べ、明日に備える。
2011/01/03
もともとの計画では今日タンジャーヴールの世界遺産を見学する予定であったが、先日見てしまったのと、再度見なくてもいいかなとの思いもあったので、ここから約40kmほど離れた小さな町にある世界遺産を見に行くことにしました。
ここタンジャーヴールから北東37kmにあるクンバーコーナムの町外れ、ダーラースラムにある世界遺産アイラーヴァテシュワラ寺院に行くことにしました。
ここタンジャーヴールからは電車で行くこともできるが、ホテルのすぐそこにあるold bus standからクンバーコーナム行きに乗ればその途中、クンバーコーナム手前4kmで降りることができるらしい。
帰りも、クンバーコーナムのバス・ステーションからタンジャーヴール行きに乗れば帰ってこられるようなので、ホテルがold bus station近くだったこともあり、電車ではなくバスで行くことにしました。
まずそのold bus stationに行くが、英語の案内がないのでどのバスに乗ったら良いのかさっぱりわからなかった。しかし、係員に聞いて大体の乗り場を確かめた後、そこに待っていた若い人たちに聞いて待っていたら、向こうから走ってきたバスがそれだということを教えてくれたのでそれに乗ってクンバーコーナムに行くことができた。
バスはローカルのバスで、約35kmと思われるが片道17ルピー。バスは満員で立ち乗りで最初の30分を過ごした。その後に席が空いたので席に座り、ダーラースラムに着くと運転手がこちらをちろちろ見た気がしたので、周囲の人に聞くとそこがダーラースラムということでそこで降りた。
いきなり降ろされても困ってしまうが、そこはGPSの出番で、すぐに場所および遺跡の場所を確かめることができ、歩いて5分ほどで遺跡に着くことができた。
ここは2004年に世界遺産に登録されている。
大きさとしてはタンジャーヴールのブリハディーシュワラ寺院には及ばないが、なかなかよくできた寺院だ。周囲の彫刻が精密で、よく保存されている。
寺院は12時になるとほとんどが一旦16時頃まで閉まるので、周囲にある寺院も急いで見学する。
クンバーコーナムの西端にある寺院まで移動しようとするが、わずか2~3kmと思われるがオートリクシャーに200ルピーと言われてそれ以上下がらないのでバス停まで戻って移動したら7ルピー。
まず西端にあるクムベーシュワラ寺院から見学する。ここは象がいて、お布施をあげると頭をなでてくれるとのこと。ふむ。私も試してみた。なるほど。
そしてその近くにあるラーマスワーミ寺院を見て、サランガパニ寺院を続けてみる。どの寺院も世界遺産と比べると割と小降りだが、ここは多くの寺院が集まっている門前町とのことだ。
そしてナーゲーシュワラ寺院を見たことで主立った寺院は12時以前に見ることができた。
そうして一段落ついたので、ホテルRayaの一階にあるレストランで休憩を兼ねて昼食を取る。何を食べればいいのか考える元気もなかったので、いつものチキン・マサラ(いわゆるチキンカレー)とナン、そしてスイート・ラッシーを食べて休憩をする。
水も頼んでがぶ飲みしたらおなかがたぷたぷになってしまったが、もうほとんど見るところもないので、近くにあるマハーマハームという貯水池およびその周囲に16の小堂があるようなところに行く。ここは12年に一度の祭りで使われるが、いつもは洗濯や沐浴のための貯水池になっているようだ。
その小堂の階段に座って休憩した後、近くのバス停からバスに乗ってタンジャーヴールに戻ることにしました。
バス停の位置もGPS任せで確認するが、GPSがなかったら通路一本違っていただけで迷うと思われるので、気分的にまったく違った旅になっていたかもしれない。現地の人に聞いたところで、実際にたどり着くまでは不安に思っていたことだろう。GPSがあるだけでその心持ちはまったく違う。
そしてバス停に着き、どのバスに乗ったら良いのか聞いて、乗り込んだ。帰りはタンジャーヴールのold bus standまで19ルピー。今度は座ることができた。
約1時間で到着。old bus standの中には入らず、そのすぐ北の通りに一旦止まって乗客を降ろした後、すぐに走り出してしまった。ふーむ。私はなんとなくわかったので、周囲の人に聞いてそこで降りた。
そしてホテルで荷物をピックアップして駅へと向かう。電車まではまだまだ時間があるが、動きまわっていても体力を使ってしまうし、多少時間があればその間に日記を付けることもできるので寝台列車の体力消耗に備えて早く駅に行くことにする。
今回は1等車両なので2等ほどではないにせよ、到着が朝早いのでそれほどゆっくりできないとも思われる。
そうして駅にたどり着き、しばらく落ちついて電車を待つ。
電車が到着し、すぐに乗り込むことができた。やはり電光掲示板があるとかなり違う。Androidアプリで席を確認できたことも大きい。駅の掲示板で座席を確認しなくても(した方が良いが)車両が確認できる。車両の入り口横に名前と座席の表が張り出してあるので、駅舎の張り紙では確認しなかったが、Androidアプリの内容と車両の張り紙との一致を確認した後、車内へと入る。
1等車両はさすがに快適だが、ベッドが堅いのは仕方がない。4人部屋のうちほかの3人は2時間後に来るということなので、私は早々に眠りにつくことにする。
ちょうど私の席の横にコンセントもあるので、心配していた充電も行いながら眠ることができた。
セキュリティが心配であったが、キャリーバッグはワイヤーで繋ぎ、ハンドバッグは毛布の下に半分隠すようした上で、肩腕を通して寝た。この部屋はドアの鍵が中からかかるようになっているが、心配するにこしたことはない。
チェンナイ(Chennai)
2012-01-04
2012/01/04
朝、まだ暗いうちに携帯の目覚ましで目が覚めた。今いる場所はわからないが、最近の電車は時刻通りに着くらしいので到着時間15分前の5時頃に起床して身支度を始める。荷物は盗まれていないようだ。
ふと気付くと、他の乗客2人(夫婦?)が下で寝ていた。どうやらこの二人は英語が話せないのか或いはコミュニケーション能力が低いのか、こっちとコミュニケーションしようとせず、眠くて不機嫌そうな顔をしてとっとと降りていった。ふむ。外国人を怪訝そうに見る人もいておかしくないもんな、と思いつつ、私も支度を済ませて外に出る。
チェンナイはまだ暗く、ひとまず予約していた駅近くのホテルに荷物を置きに行く。エグモア駅から歩いて数分のFortelというホテルだ。ここに歩く途中、行く人かのリクシャー乗りから、10ルピーでいいからホテルに連れて行くと言われたが、指さす先は違うホテルだったので断り続けて数分歩き、ホテルにたどり着いた。
どうやら24時間制のようなので、今すぐにチェックインはせずに荷物だけ置いて外に出かけることにする。
まず、朝早くからやっているカーパーレーシュワラ寺院だ。
リクシャーで直行してもよかったのだが、かなり時間に余裕があるので失敗してもよいつもりで電車で行くことにする。
エグモア駅で最寄りの£hirumaylay駅まで切符を買うと6ルピー。なんだこの価格は・・・ と思いつつ、電光掲示板でどの列車かな・・・ と思って眺めていたがよくわからなかったので周囲の人に聞いてみると、どうやらローカル列車はこの電光掲示板には表示されないようなので、プラットフォーム10に行ってローカル電車に乗り、海方面(ビーチ方面)に向かった。フォート駅で一旦降り、MRTSという高架の列車に乗り換えようかと思って見渡したが高架のようなものはなく、しかも乗り換えに改札もないので疑問に思ったが、どうやら改札は必要なく、そのまま乗り換えればよいということと、ここは高架ではないようだった。
そして、どのプラットフォームか分かりづらかったので周囲に聞いたことと、場所的に折り返し地点っぽいので片方向がほとんどだと思ったのでそちらで待っているとうまく乗ることができた。
そしてカーパーレーシュワラ寺院近くの駅に降り、寺院すぐ近くのホテル併設と思われるレストランで朝食を取る。
その後、寺院を見学するが、小さいとはいえ、しっかりと儀式が行われているような気がした。
そして、もう一つの寺院であるパルタサラティ寺院も行ってみました。
再度電車に乗り、二駅北上して5ルピー。Thiruvallikeni駅で降りた後、細い道をよく分からなくなりつつ、地元の人が指さしで教えてくれるのをたどりつつ、GPSで確認しつつ、パルタサラティ寺院にたどり着くことができた。
ここは庶民的とガイドブックに書いてあったが、小振りながらも、多くの人で賑わっていた。
そして、近くにとても古い190x年開設の水族館があって、ショボくて感動的ということなので、せっかくなのでどれほどショボいのか行ってみることにする。
急いでいないので道を歩いてビーチに出ると、そこには砂浜が遠くまで広がっていた。
そこで何人かの物乞いにまとわりつかれつつ水族館の場所を捜すが、どうやら、その水族館は潰れてなくなってしまったようだ。うーむ。残念だ。変わりに東京に帰ってから水族館でも行ってみるかな・・・。
そしてそのままビーチを北上し、アンナードゥライ記念碑およびその他にもいくつか記念碑のある公園を見学する。この記念碑は、この地方の独立性を訴えた偉人を讃えているとのこと。ふむ。。。
そして、もう少し北上してセント・ジョージ砦の要塞博物館を見学する。リクシャーに乗っても良かったのだが、せっかくなので歩いてそこまで行った。
そして要塞博物館を見学した後、すぐそこにあるセント・メリアーズ教会を見学する。ここは1680年に建てられたというが、それにしては大きくて立派なのが驚きだ。
そしてセント・ジョージ砦を出るまで車道を歩き、車道に出たらリクシャーを拾ってスペンサー・プラザというショッピングモールまで行く。4~5kmはあったが、始めに値段を聞いて70ルピー。値段を聞かずに乗ったらもっと高かっただろう。砦の中で警察に聞いたらだいたい50ルピーと言っていたので、これが適正価格なのだろう。いつも観光者価格で3倍近くかかっているのがよくわかる。
そしてスペンサー・プラザで食事および買い物をする。インドで初めてみるケンタッキーで食事をし、簡単なおみやげ物を買うが、いい値段がする店がほとんどなので、リーズナブルなお店を探すまで散策し、いくつか置物を入手する。
買いはしなかったが彫り物のあるナイフが気にかかったので、もし産地に行くことがあれば現地価格で入手も考えたい。今後の話になるが。
そして、ホテルに戻ってチェックイン。予定通り5時ちょっと過ぎにチェックインしたので、明日は5時にチェックアウトして空港に向かうことにする。
明日は、10時くらいから2~3時頃まで州立博物館およびその周辺の美術館を散策し、一旦ホテルに戻ってシャワーおよび身支度してから帰国することにする。
8時半にチェンナイからバンコク、翌日深夜2時頃にムンバイから香港経由で成田には20時半頃到着予定だ。
2011/01/05
今日は博物館のみ見学して帰国となる。
少し遅い朝食を食べた後、近くの博物館へと向かう。
博物館は、なかなかの年代ものだった。ムンバイの博物館に比べて見劣りするのは仕方がないとして、コルカタの博物館に対しても見劣りする。ムンバイ、コルカタ、チェンナイの3つの町だけのことを言えば、町の規模がそのまま博物館のグレードに比例している。
券を買って中に入るが、どうやら5つある建物のうち2つはリニューアル中で閉館しているようだ。開いている3つのうち2つは普通に開いているが、もう1つは工事中の模様。
ひとまず石像が置いてある館に入り、見学をする。
次に、植物や昆虫、動物、鉱物などが展示されてある館を見学。
そして、子供博物館に最後に入るが、ここは1階に模型展示がちょっとある以外は、地下および2階以上は全て工事中だった。ふむ・・・。
思いのほか早く見学が済んでしまったので、今日行く予定はなかったが、すぐ近くにあるスペンサー・プラザに昼食およびちょっとした買い物のため立ち寄ることにする。
そこでケンタッキーのバーガーセットを食べ、ローカルなスーパーでチャイとブラックティーの小さな箱をおみやげ用に追加購入する。ローカルっぽいスーパーは地元の値段がよく分かってためになる。
やはり、スペンサー・プラザを通過する際に、先日買わなかったお店の店員から激しいアピールを受けたが、特に買う予定はなかったので基本的には買わなかったが、音楽CDを適当に5枚くらい購入した。インド音楽の記念である。
そしてホテルに戻り、シャワーを浴びて帰国に備える。
すぐそこのエグモア駅からローカルの列車で近くの空港まで6ルピーで行けることは先日逆方向に行ってみたことによりほぼ確実であったが、帰国の際に歩いて汗をかきたくなかったのでエアコン(A/C)付きのタクシーを予約した。650ルピー。電車に比べて100倍だが・・・。まあ、いいとする。オートリクシャーなら400ルピーとのこと。ふむ。
そしてチェックアウトし、空港へ。
出発の3時間半前にホテルを出て、ガイドブックには30分と書いてある距離を50分ほどかけて到着する。夕刻のラッシュにぶつかったようだ。
しかも、エアコン(A/C)付きタクシーで快適に空港まで行けると思っていた筈なのに、車内に蚊がうようよいる。空港に到着するまでに5~6匹は退治した・・・。最後にこれかい。リクシャーの方がよかったかも。
話はこれで終わらない。チェンナイ空港でチェックイン後にセキュリティーを抜けてロビーに出る際、全ての荷物にタグが必要なようで、ショルダーバッグに札をもらっていなかったので、係員がそこらへんにあった札を着けて通過した。ストックされているわけでもないのになんとなく札がそこにあった。うーむ。そんなんでいいのかい? よくわからないシステムだな・・・。なんとなくそれでまわっているのだろう。キャリーバッグはチェックインの際に係員が取り付けていたので問題なし。
チェンナイ空港は時間がかかるという噂を聞いていたのだが、思いのほかスムーズで2時間前にロビーに到着できた。時間を潰すため1時間ほどフットマッサージを受け、それを出た頃にアナウンスで、出発が1時間ほど遅れる可能性があると言っているような気がした。なまりが強すぎてうまく聞き取れない。電光掲示板の表示もどんどんと順番が先に行く。うーむ・・・ と思っていたら、再度アナウンスがあって、なにやら、時間より早いけれども搭乗を違うゲートで開始するというアナウンスが聞こえたような気がした。よくわからないので係員に確認すると、すぐに搭乗開始するとのこと。おいおい。さっきまで1時間遅れの可能性とか言っていたのに・・・。まあ、いいけど。
そうして搭乗するが、キングフィッシャーの国内線のこの座席、今まで体験したことがないくらい席が狭い。横は普通だと思われるが、縦方向が、悲惨なほど狭くて足を左右に広げないと座席に入らない。こんな飛行機は初めてかもしれない(苦笑)昔キングフィッシャーに乗った時は国際線だったので普通だったように思うのだが・・・。うーむ。
そうしてムンバイ空港に到着。ここから一悶着あるとは思わなかった。
まず、この空港は国内線と国際線が離れていて、その間には電車などないので、20分おきの無料シャトル或いは自腹タクシーで移動する必要がある、とのことを聞いていた。これを聞くだけであれば、ああ、20分かと思うのだが、実際にはその数倍時間のかかる移動だった。それも合わせて時間を書き出してみると、以下になる。
1. 荷物ピックアップ(0分)
私は全て機内持ち込みしたが、おそらく15分は必要
2. シャトル時間待ち(15分)
混雑している場合は次のシャトルになるので更に20分必要
3. シャトルに乗る前のセキュリティチェックおよび満席になるまで待つ(25分)
一台しかないのと、セキュリティチェックの開始がシャトルが到着してから開始なので、シャトル時間待ちの後にセキュリティチェックの時間がかかる。平行してやればいいのかもしれないが、どうして今回それをやっていなかったのかはよくわからない。インドなので気にしない。満席になったら出発。この時点で、既にシャトル出発予定時間から25分が経過している。実際は、次のシャトルに乗ったのかもしれない。
4. 国際線ターミナルへ移動。(30分)
最後に一般道路と合流するまでは空港内の専用道路を走るので遅いながらもスムーズだが、国際線ターミナルの出発ゲートにたどり着くまでが想像を越えるほど渋滞している。
よって、国内線ターミナルに到着後、国際線ターミナルのゲートにたどり着くまでに、私の場合は1時間10分かかった。普通の空港であればあり得ない時間のかかりようだ・・・。荷物ピックアップしていたりタイミングおよび混雑次第では1時間半から、運が悪ければ2時間かかることも考えられる。その場合にタクシーを使ったとしても、プリペイドタクシーなら行列を待たなくてはいけないだろうし、民間タクシーはかなりぼったくるだろう。どちらにせよ国際線ターミナル付近での大渋滞にはひっかかるので、結局、そんなに時間は変わらないかもしれない。
ムンバイ空港の乗り継ぎに3時間20分を用意しており、飛行機が15分早く到着したので約3時間半の時間があったのだが、それでも、早くも1時間半近く費やされた。残るは約2時間。
話はこれで終わらず、Jet airwaysのチェックインカウンターが想像を絶するほど進みが悪く、荷物をチェックインしようと並んだだが最後、乗り遅れるのは確実のように直感で感じられた。
私の場合はあらかじめWEBチェックインしておいたのだが、プリンター接続されていなかったので発券だけしたかったので、横にあるセルフ・チェックインの機械で発券だけすることにしました。
この機械も使い勝手が悪く、タッチパネルのボタンを押しても反応しない機械が数台あり、横に移動しつつ動く端末を捜した。画面に、クレジットカードを入れるか或いは名前を打てと書いてあるのでクレジットカードを入れたら、どうやら名前を自動的に引き出しているようで、なかなかやるじゃないかと思ったのもつかの間、予約情報が見つからないと言われてしまった。仕方がないので再度、チェックインの列に並んだが、やはり進みが壊滅的に悪いので再度、セルフ・チェックインを試したところ、名前を手動で入力することで先に進むことができた。ふむ・・・。どうやら、クレジットカードの名前認識が一部省略名になっていたような感じだ。話はそれで終わらず、動いた機械で発券しようとするも、プリントされなかったのでそのまた横の機械でやり直した。更に、チェックイン時に最終搭乗までのチケットが印刷されるのが普通だが、ここムンバイから香港までのチケットしか印刷されず、香港から東京へのチケットはチケットが印刷されてこなかった。通しでJet airwaysで買っているとはいえ、その区間はANAなので印刷できないのかな・・・。そんな機械でいいのだろうかとも思いつつも、チケットは香港で発見してもらえばいいので、いまは一刻も早く出国する必要があるので、そのまま出国ゲートに向かった。
それにしても、さすがはインド。徹底的にやってくれるぜ。出国までも困難だとは。
そうして出国の列に並ぶが、それは割と進みが良い・・・ と思っていたら、出国カードに記入していなかったので最初からやり直し。うーむ。普通はチェックインカウンターでもらうので忘れないようだが、私は機械でやったので紙をもらわず、気付かなかったようです。仕方がないのでやり直し、ようやく出国。
かと思いきや、再度セキュリティチェックがある。おいおい。出発まであと30分を切ったよ・・・。とは言いつつも、それが最後で、搭乗には間に合うことができた。早く付いたのでラウンジでも行こうかと思っていたのだが、ラウンジどころか乗り遅れそうになるとはさすがはインド、あなどれない。特にこのムンバイ空港は悪名高いようだが。
次回のためにメモしておくと、ムンバイ空港で注意する点は以下
・国内線から国際線へと乗り継ぐ際は最低プラス1時間余裕を見る。
・チェックインカウンターの混雑を考慮してプラス1時間余裕を見る
・道路の混雑はガイドブックの2倍の時間を想定する。
・国内線からの乗り継ぎの場合、1時間の遅延は遅延報告なしに遅延するのでプラス1時間余裕を見る
となると、国際線に直接乗る場合は通常3時間プラス1時間で4時間前に空港到着するような予定を組む。国内線から国際線へと乗り継ぐ場合、チェックインが別の空港でできた場合は通常3時間プラス2時間で5時間の乗り継ぎ時間を持つ。違う航空会社で乗り継ぐ場合(私の場合、今回これ)は通常3時間プラス3時間で6時間の乗り継ぎ時間を持つ。
私の場合、乗り継ぐ飛行機が定刻より早くついたことと、チェックイン荷物がなくて、ピックアップおよび荷物チェックインの時間を省けたのにも関わらず約3時間半でギリギリだったので、乗り継ぎ時間2時間であれば確実に乗り遅れていただろう。インドは危険だ。
そうして、ようやくインドを離れ、香港へ。ここまで来ると安心する。
トランジットのエリアでチケットを発券してもらい、ようやく一安心。搭乗エリアのラウンジで落ち着き、時間を待ち、帰国した。
朝、まだ暗いうちに携帯の目覚ましで目が覚めた。今いる場所はわからないが、最近の電車は時刻通りに着くらしいので到着時間15分前の5時頃に起床して身支度を始める。荷物は盗まれていないようだ。
ふと気付くと、他の乗客2人(夫婦?)が下で寝ていた。どうやらこの二人は英語が話せないのか或いはコミュニケーション能力が低いのか、こっちとコミュニケーションしようとせず、眠くて不機嫌そうな顔をしてとっとと降りていった。ふむ。外国人を怪訝そうに見る人もいておかしくないもんな、と思いつつ、私も支度を済ませて外に出る。
チェンナイはまだ暗く、ひとまず予約していた駅近くのホテルに荷物を置きに行く。エグモア駅から歩いて数分のFortelというホテルだ。ここに歩く途中、行く人かのリクシャー乗りから、10ルピーでいいからホテルに連れて行くと言われたが、指さす先は違うホテルだったので断り続けて数分歩き、ホテルにたどり着いた。
どうやら24時間制のようなので、今すぐにチェックインはせずに荷物だけ置いて外に出かけることにする。
まず、朝早くからやっているカーパーレーシュワラ寺院だ。
リクシャーで直行してもよかったのだが、かなり時間に余裕があるので失敗してもよいつもりで電車で行くことにする。
エグモア駅で最寄りの£hirumaylay駅まで切符を買うと6ルピー。なんだこの価格は・・・ と思いつつ、電光掲示板でどの列車かな・・・ と思って眺めていたがよくわからなかったので周囲の人に聞いてみると、どうやらローカル列車はこの電光掲示板には表示されないようなので、プラットフォーム10に行ってローカル電車に乗り、海方面(ビーチ方面)に向かった。フォート駅で一旦降り、MRTSという高架の列車に乗り換えようかと思って見渡したが高架のようなものはなく、しかも乗り換えに改札もないので疑問に思ったが、どうやら改札は必要なく、そのまま乗り換えればよいということと、ここは高架ではないようだった。
そして、どのプラットフォームか分かりづらかったので周囲に聞いたことと、場所的に折り返し地点っぽいので片方向がほとんどだと思ったのでそちらで待っているとうまく乗ることができた。
そしてカーパーレーシュワラ寺院近くの駅に降り、寺院すぐ近くのホテル併設と思われるレストランで朝食を取る。
その後、寺院を見学するが、小さいとはいえ、しっかりと儀式が行われているような気がした。
そして、もう一つの寺院であるパルタサラティ寺院も行ってみました。
再度電車に乗り、二駅北上して5ルピー。Thiruvallikeni駅で降りた後、細い道をよく分からなくなりつつ、地元の人が指さしで教えてくれるのをたどりつつ、GPSで確認しつつ、パルタサラティ寺院にたどり着くことができた。
ここは庶民的とガイドブックに書いてあったが、小振りながらも、多くの人で賑わっていた。
そして、近くにとても古い190x年開設の水族館があって、ショボくて感動的ということなので、せっかくなのでどれほどショボいのか行ってみることにする。
急いでいないので道を歩いてビーチに出ると、そこには砂浜が遠くまで広がっていた。
そこで何人かの物乞いにまとわりつかれつつ水族館の場所を捜すが、どうやら、その水族館は潰れてなくなってしまったようだ。うーむ。残念だ。変わりに東京に帰ってから水族館でも行ってみるかな・・・。
そしてそのままビーチを北上し、アンナードゥライ記念碑およびその他にもいくつか記念碑のある公園を見学する。この記念碑は、この地方の独立性を訴えた偉人を讃えているとのこと。ふむ。。。
そして、もう少し北上してセント・ジョージ砦の要塞博物館を見学する。リクシャーに乗っても良かったのだが、せっかくなので歩いてそこまで行った。
そして要塞博物館を見学した後、すぐそこにあるセント・メリアーズ教会を見学する。ここは1680年に建てられたというが、それにしては大きくて立派なのが驚きだ。
そしてセント・ジョージ砦を出るまで車道を歩き、車道に出たらリクシャーを拾ってスペンサー・プラザというショッピングモールまで行く。4~5kmはあったが、始めに値段を聞いて70ルピー。値段を聞かずに乗ったらもっと高かっただろう。砦の中で警察に聞いたらだいたい50ルピーと言っていたので、これが適正価格なのだろう。いつも観光者価格で3倍近くかかっているのがよくわかる。
そしてスペンサー・プラザで食事および買い物をする。インドで初めてみるケンタッキーで食事をし、簡単なおみやげ物を買うが、いい値段がする店がほとんどなので、リーズナブルなお店を探すまで散策し、いくつか置物を入手する。
買いはしなかったが彫り物のあるナイフが気にかかったので、もし産地に行くことがあれば現地価格で入手も考えたい。今後の話になるが。
そして、ホテルに戻ってチェックイン。予定通り5時ちょっと過ぎにチェックインしたので、明日は5時にチェックアウトして空港に向かうことにする。
明日は、10時くらいから2~3時頃まで州立博物館およびその周辺の美術館を散策し、一旦ホテルに戻ってシャワーおよび身支度してから帰国することにする。
8時半にチェンナイからバンコク、翌日深夜2時頃にムンバイから香港経由で成田には20時半頃到着予定だ。
2011/01/05
今日は博物館のみ見学して帰国となる。
少し遅い朝食を食べた後、近くの博物館へと向かう。
博物館は、なかなかの年代ものだった。ムンバイの博物館に比べて見劣りするのは仕方がないとして、コルカタの博物館に対しても見劣りする。ムンバイ、コルカタ、チェンナイの3つの町だけのことを言えば、町の規模がそのまま博物館のグレードに比例している。
券を買って中に入るが、どうやら5つある建物のうち2つはリニューアル中で閉館しているようだ。開いている3つのうち2つは普通に開いているが、もう1つは工事中の模様。
ひとまず石像が置いてある館に入り、見学をする。
次に、植物や昆虫、動物、鉱物などが展示されてある館を見学。
そして、子供博物館に最後に入るが、ここは1階に模型展示がちょっとある以外は、地下および2階以上は全て工事中だった。ふむ・・・。
思いのほか早く見学が済んでしまったので、今日行く予定はなかったが、すぐ近くにあるスペンサー・プラザに昼食およびちょっとした買い物のため立ち寄ることにする。
そこでケンタッキーのバーガーセットを食べ、ローカルなスーパーでチャイとブラックティーの小さな箱をおみやげ用に追加購入する。ローカルっぽいスーパーは地元の値段がよく分かってためになる。
やはり、スペンサー・プラザを通過する際に、先日買わなかったお店の店員から激しいアピールを受けたが、特に買う予定はなかったので基本的には買わなかったが、音楽CDを適当に5枚くらい購入した。インド音楽の記念である。
そしてホテルに戻り、シャワーを浴びて帰国に備える。
すぐそこのエグモア駅からローカルの列車で近くの空港まで6ルピーで行けることは先日逆方向に行ってみたことによりほぼ確実であったが、帰国の際に歩いて汗をかきたくなかったのでエアコン(A/C)付きのタクシーを予約した。650ルピー。電車に比べて100倍だが・・・。まあ、いいとする。オートリクシャーなら400ルピーとのこと。ふむ。
そしてチェックアウトし、空港へ。
出発の3時間半前にホテルを出て、ガイドブックには30分と書いてある距離を50分ほどかけて到着する。夕刻のラッシュにぶつかったようだ。
しかも、エアコン(A/C)付きタクシーで快適に空港まで行けると思っていた筈なのに、車内に蚊がうようよいる。空港に到着するまでに5~6匹は退治した・・・。最後にこれかい。リクシャーの方がよかったかも。
話はこれで終わらない。チェンナイ空港でチェックイン後にセキュリティーを抜けてロビーに出る際、全ての荷物にタグが必要なようで、ショルダーバッグに札をもらっていなかったので、係員がそこらへんにあった札を着けて通過した。ストックされているわけでもないのになんとなく札がそこにあった。うーむ。そんなんでいいのかい? よくわからないシステムだな・・・。なんとなくそれでまわっているのだろう。キャリーバッグはチェックインの際に係員が取り付けていたので問題なし。
チェンナイ空港は時間がかかるという噂を聞いていたのだが、思いのほかスムーズで2時間前にロビーに到着できた。時間を潰すため1時間ほどフットマッサージを受け、それを出た頃にアナウンスで、出発が1時間ほど遅れる可能性があると言っているような気がした。なまりが強すぎてうまく聞き取れない。電光掲示板の表示もどんどんと順番が先に行く。うーむ・・・ と思っていたら、再度アナウンスがあって、なにやら、時間より早いけれども搭乗を違うゲートで開始するというアナウンスが聞こえたような気がした。よくわからないので係員に確認すると、すぐに搭乗開始するとのこと。おいおい。さっきまで1時間遅れの可能性とか言っていたのに・・・。まあ、いいけど。
そうして搭乗するが、キングフィッシャーの国内線のこの座席、今まで体験したことがないくらい席が狭い。横は普通だと思われるが、縦方向が、悲惨なほど狭くて足を左右に広げないと座席に入らない。こんな飛行機は初めてかもしれない(苦笑)昔キングフィッシャーに乗った時は国際線だったので普通だったように思うのだが・・・。うーむ。
そうしてムンバイ空港に到着。ここから一悶着あるとは思わなかった。
まず、この空港は国内線と国際線が離れていて、その間には電車などないので、20分おきの無料シャトル或いは自腹タクシーで移動する必要がある、とのことを聞いていた。これを聞くだけであれば、ああ、20分かと思うのだが、実際にはその数倍時間のかかる移動だった。それも合わせて時間を書き出してみると、以下になる。
1. 荷物ピックアップ(0分)
私は全て機内持ち込みしたが、おそらく15分は必要
2. シャトル時間待ち(15分)
混雑している場合は次のシャトルになるので更に20分必要
3. シャトルに乗る前のセキュリティチェックおよび満席になるまで待つ(25分)
一台しかないのと、セキュリティチェックの開始がシャトルが到着してから開始なので、シャトル時間待ちの後にセキュリティチェックの時間がかかる。平行してやればいいのかもしれないが、どうして今回それをやっていなかったのかはよくわからない。インドなので気にしない。満席になったら出発。この時点で、既にシャトル出発予定時間から25分が経過している。実際は、次のシャトルに乗ったのかもしれない。
4. 国際線ターミナルへ移動。(30分)
最後に一般道路と合流するまでは空港内の専用道路を走るので遅いながらもスムーズだが、国際線ターミナルの出発ゲートにたどり着くまでが想像を越えるほど渋滞している。
よって、国内線ターミナルに到着後、国際線ターミナルのゲートにたどり着くまでに、私の場合は1時間10分かかった。普通の空港であればあり得ない時間のかかりようだ・・・。荷物ピックアップしていたりタイミングおよび混雑次第では1時間半から、運が悪ければ2時間かかることも考えられる。その場合にタクシーを使ったとしても、プリペイドタクシーなら行列を待たなくてはいけないだろうし、民間タクシーはかなりぼったくるだろう。どちらにせよ国際線ターミナル付近での大渋滞にはひっかかるので、結局、そんなに時間は変わらないかもしれない。
ムンバイ空港の乗り継ぎに3時間20分を用意しており、飛行機が15分早く到着したので約3時間半の時間があったのだが、それでも、早くも1時間半近く費やされた。残るは約2時間。
話はこれで終わらず、Jet airwaysのチェックインカウンターが想像を絶するほど進みが悪く、荷物をチェックインしようと並んだだが最後、乗り遅れるのは確実のように直感で感じられた。
私の場合はあらかじめWEBチェックインしておいたのだが、プリンター接続されていなかったので発券だけしたかったので、横にあるセルフ・チェックインの機械で発券だけすることにしました。
この機械も使い勝手が悪く、タッチパネルのボタンを押しても反応しない機械が数台あり、横に移動しつつ動く端末を捜した。画面に、クレジットカードを入れるか或いは名前を打てと書いてあるのでクレジットカードを入れたら、どうやら名前を自動的に引き出しているようで、なかなかやるじゃないかと思ったのもつかの間、予約情報が見つからないと言われてしまった。仕方がないので再度、チェックインの列に並んだが、やはり進みが壊滅的に悪いので再度、セルフ・チェックインを試したところ、名前を手動で入力することで先に進むことができた。ふむ・・・。どうやら、クレジットカードの名前認識が一部省略名になっていたような感じだ。話はそれで終わらず、動いた機械で発券しようとするも、プリントされなかったのでそのまた横の機械でやり直した。更に、チェックイン時に最終搭乗までのチケットが印刷されるのが普通だが、ここムンバイから香港までのチケットしか印刷されず、香港から東京へのチケットはチケットが印刷されてこなかった。通しでJet airwaysで買っているとはいえ、その区間はANAなので印刷できないのかな・・・。そんな機械でいいのだろうかとも思いつつも、チケットは香港で発見してもらえばいいので、いまは一刻も早く出国する必要があるので、そのまま出国ゲートに向かった。
それにしても、さすがはインド。徹底的にやってくれるぜ。出国までも困難だとは。
そうして出国の列に並ぶが、それは割と進みが良い・・・ と思っていたら、出国カードに記入していなかったので最初からやり直し。うーむ。普通はチェックインカウンターでもらうので忘れないようだが、私は機械でやったので紙をもらわず、気付かなかったようです。仕方がないのでやり直し、ようやく出国。
かと思いきや、再度セキュリティチェックがある。おいおい。出発まであと30分を切ったよ・・・。とは言いつつも、それが最後で、搭乗には間に合うことができた。早く付いたのでラウンジでも行こうかと思っていたのだが、ラウンジどころか乗り遅れそうになるとはさすがはインド、あなどれない。特にこのムンバイ空港は悪名高いようだが。
次回のためにメモしておくと、ムンバイ空港で注意する点は以下
・国内線から国際線へと乗り継ぐ際は最低プラス1時間余裕を見る。
・チェックインカウンターの混雑を考慮してプラス1時間余裕を見る
・道路の混雑はガイドブックの2倍の時間を想定する。
・国内線からの乗り継ぎの場合、1時間の遅延は遅延報告なしに遅延するのでプラス1時間余裕を見る
となると、国際線に直接乗る場合は通常3時間プラス1時間で4時間前に空港到着するような予定を組む。国内線から国際線へと乗り継ぐ場合、チェックインが別の空港でできた場合は通常3時間プラス2時間で5時間の乗り継ぎ時間を持つ。違う航空会社で乗り継ぐ場合(私の場合、今回これ)は通常3時間プラス3時間で6時間の乗り継ぎ時間を持つ。
私の場合、乗り継ぐ飛行機が定刻より早くついたことと、チェックイン荷物がなくて、ピックアップおよび荷物チェックインの時間を省けたのにも関わらず約3時間半でギリギリだったので、乗り継ぎ時間2時間であれば確実に乗り遅れていただろう。インドは危険だ。
そうして、ようやくインドを離れ、香港へ。ここまで来ると安心する。
トランジットのエリアでチケットを発券してもらい、ようやく一安心。搭乗エリアのラウンジで落ち着き、時間を待ち、帰国した。