南米バイクツーリング準備中 2015年

2015-10-12 記
トピック南米バイクツーリング準備中

バイク考察

2015-10-12
今日はバイクショップを回ろうと思ったら日曜日はほぼ全てのバイク屋さんが休みでした。仕方がないので店の中をのぞき込んでラインナップを確認して、あとは町中を走っているバイクを適当に見てきました。
町中ではBajajの小型バイクをよく見ました。あとは、TVS Apacheシリーズも町中でよく見ましたね。
http://www.tvsmotos.com.co/motos/street/apache-xventure-180

Hondaも頑張っている。BajajのPulserもよく見たような。意外と中国製を見なくてインドが頑張っている。
小型バイク(150cc前後)の新車は日本円でだいたい17~23万円ですね。もちろんインド製の方が日本ブランドより安い。

オフロードバイクならYamahaのTenere 250かな。http://www.incolmotos-yamaha.com.co/site/productos/motos/turismo/xt250z-tenere ただし新車は50万円くらいします。これを買うなら日本まで持ち帰るつもりで買うかなあ。

なんとなく現時点では TVS Apache がいいような気がしている。これは同価格帯のライバルよりも燃料タンクが大きい(16L)ので航続距離を稼げるし。40~50km/L走れば600kmはいける。オフロードバイクのTenere 250は走行性能はいいけれども燃料タンクが16Lで燃費が30km/Lくらいなので400kmが走行の目安。短くはないけれども地域によってガソリンスタンドが少ない南米だと600kmは走れる前者が魅力的だ。

TVSは100年以上続く企業で、80年代から10年以上スズキと提携してバイクを作ってきた。最近はBMWと提携しているので、素性的に見ても(第三世界的な)品質は問題なさそうだ。日本の品質の目で見るとどうかは置いておいて、こちらで売っているのは南米市場向けなので同じ舞台で見るのならばTVSはいい線行っている。もちろん5,000~10,000USD出せばBMWとか良いバイクが買えるけれども、それは狙っていない。

TVSはインドでバス事業もやっていて、バスの品質が(インド的には)良くて故障が少ないために定時運行できているようなので、品質管理もそれなりにできているのだろう。

とりあえず下調べした限りではTVSかなあ。



バイク TVS Apache RTR 180 購入

2015-10-16
TVS Apache RTR 180購入しました。

■バイク購入まとめ (新車の場合)
1. バイク屋で購入
2. RUNT手続きをする (パスポートが必要。私の名前でバイク登録)
3. 自賠責保険(SOAT)加入 (コロンビア国のIDが必要. IDは借りて私の名前で登録, 詳しくは以下)
4. 約1週間後にナンバープレートがバイク屋に届いて納車 (5日前後のこともあるらしい)


以下、バイク準備の経緯を少し細かく描いておきます

■10/13 (火曜日)
バイク屋行って契約してきたものの、自賠責保険の登録に現地住民のIDが必要なので誰かにお願いしなくてはならない。困った。

AKT Motos (購入したお店)





とりあえずRUNTとかいう車体登録は完了。



RUNTは以下の場所で行います。(ショップが住所教えてくれます)

sim (RUNTをする場所)



またがることはできたものの、路上での試乗は出来なかったので えいやー で買いました。

またがった感じで160は膝がちょっと窮屈で180だとちょうど良かったし、160は前輪ディスクブレーキ&後輪ドラムなのが、180は前後ともディスクなのでグレードもちょっと違うみたい。値段も2万円くらいしか違わないので180にしました。たぶん膝の窮屈さは値段には変えられないので。
Adventureバージョンは置いていなかったので普通の180です。

白が見た目良かったけれどもすぐ汚れそうなので白はやめて、黒にしようかとも思ったけれども埃が目立つかなと思って、黒&赤混ざった色を選びました。ホームページだとそうでもないけれども実物はちょっと濃いめの赤かな。ちょっとダーク系の配色だけれども汚れを考えたらこういう選択になってしまった。まあ、晴天下では逆にちょうど良いかもしれない。



日本だとクレジットカードのバイク購入は嫌がられますが、こちらでは大金持ち歩かないように安全のためなのか何なのかクレジットカードで普通に買えました。本体を税金手数料込で23万円くらいでした。
新品だし正規代理店だからクレジットカードが普通に使える模様。

IDはとりあえず宿のオーナーにお願いしているけれども快くとはいかない雰囲気。まだ回答待ち。
それでもだめなら明日またバイク屋行ってスタッフのを借りられないかお願いしてみるつもり。それ以外に方法ないし。

バイクの名義はパスポートでいけるみたいです。その手続きがRUNTとか言うみたいです。
なので、問題は自賠責保険なのです。

■10/14 (水曜日)
ホテルのオーナーがバイク乗りで理解があって、自賠責は事故があったときにID所持者に出費があるかもしれないとかで50,000ペソ(約2,000円)の手数料でID貸してくれそう。

.....と思ったらオーナーが口だけでなかなかID出さない...
まあ、発展途上国にはよくあることだ。
最終的にバイク屋に相談して、バイク屋スタッフのIDを使って私の名前で登録してもらった。
ふう。結局こうなるのか(笑)
書類が終わったので納車予定は土曜日なり。

小型のバイク用品店が山のように集まっているビルがあって、バイク用ジャケットと雨用ブーツカバーとゴムを入手。 ジャケット着てないと転んだ時に悲惨だし風で服がバタバタしないために必要。



それにしてもこのビル、今の日本の上野より凄いかも。
ヘルメットやプロテクタなど必要なものは一通りここで手に入りそう。
もちろんバイク屋でも多少は売っているんだけれども、用品に関しては店の数が多いし品揃えが段違いだ。

バイクパーツ屋が集まっているビル





■10/15 (木曜日)
スポーツショップでボクシングのサンドバッグ(黒)をスタッフバッグ代わりに購入。でかいのに1,000円ちょっとでお買い得。ある程度は防水になりそう。リュックを丸ごと入れてバイクにくくりつける予定。


膝ガードも2,500円くらいで購入。こんな値段で体守れるなら安いもんだ。


■10/16 (金曜日)
バイクにキャリアを付けてもらうようバイク屋にお願いした。
本来はトップケースを付けるためのものだがキャリアとしても使える。 約3,800円相当、工賃無料というかコミコミの値段のようだ。

あと、メットホルダーを付けたかったがバイク屋に在庫はないようだ。
シガーソケット或いはUSBも欲しかったのだが、保証が効かなくなるのでバイク屋でつけてはくれないらしい。

現時点では、翌日の1時以降に納車予定とのこと。
時間は流動的なので改めてメールをくれるそうだ。

■10/17 (土曜日)
用意できました、というメールが届いたかと思ったらその5分後に「ナンバープレートが届いていないから月曜日まで待って」と修正メールが入った。
そこまで確認しないでメールするクオリティ(苦笑)

↓ とりあえず初期整備が整ったバイク見学しつつ納車日の再確認してきた。


↓ キャリアもしっかりついていた。


■10/18 (月曜日)
まだナンバープレートが届かない。
土曜日に確認した時に「確実だ」と言っていたのにこの有様。 明日で注文から1週間になってしまうよ。
バイク屋の責任というよりは役所が遅いのかも。
或いは、先週初めは祝日で休みだったので休日明けにナンバープレートの注文が殺到したのかもしれないな。

こんなに時間かかると分かっていたならば待っている間にバスか何かでメデジンにでも行ってきたものを。
1日づつ細かく待たされるのが一番困る。

■10/19 (火曜日)
ようやく納車。ちょうど1週間かかりました。



南米バイクツーリングのルート

2015-10-16
南米周遊ウシュアイア到達がミニマムでマックスは南米プラス北米アラスカまで北上かな。
まだ中米は頭になくて、とりあえず南米に集中します。



南米バイクツーリング準備中の動画作成

2015-10-17
お試しで南米バイクツーリング準備中の動画を作ってみました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27388257



バイク納車

2015-10-20
ようやくバイク納車されました。
1週間前の火曜日に注文して納車が今日火曜日なのでまる1週間かかったことになります。

↓ このお姉さんが担当でいろいろ面倒見てくれました。


↓ メーターもゼロからスタートで、宿に戻ってきても3kmほどです。


↓ブレーキの調子も良いです。


180ccしかないし高地で標高2600mなのに十分加速します。
ギアの調子も普通だし、ブレーキも低速しか試していないけど今のところ不満ない。
低速の安定性も十分だ。高速はまだ試していないけれども。

のんびり行くには十分すぎるスペックだ。

購入店はそれなりの規模のチェーン店でコロンビア各地に支店があるのと、
今日ちょっと乗ってみた感じでは調子も良さそうで特に不安は感じなかったので
ボゴタで様子見はせずにそのままカリの方へと南下します。



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