ペルー・タクナ→チリ・アリカ 国境越え
朝、タクナの宿で朝食を食べてから国境へと向かう。
時差が2時間あるので、国境に着いたら既にチリ時間のお昼時だ。これから国境を越える。
■ペルー/チリ国境
2つの建物に分かれている。
□ペルー出国
ペルー側の建物で出国をまず済ます。
バス等で来た場合は運転手?乗務員?が案内してくれるのでそれに従うような雰囲気だ。
私の場合は1人なので出国審査官のところに行ったら「書類を書け」と紙を渡されたので、それに乗り物の情報を記入する。ペンはバッグにしまってあったのでペンは借りた。バイクの型番やナンバープレートおよび自分の個人情報(パスポート番号等)を記入する。紙は英語での併記がなくてスペイン語だけだった。そのエリアはペルーのbitelの電波が届いたのでGoogle Translateで確認しながら入力。
紙は3枚の写しになっていた。
紙を記入したら再度、出国審査官のところに行く。
渡すものは
・パスポート
・入国時の控えの紙
・記入した紙
パスポートに出国スタンプをもらう。
紙(3枚)のうち1枚は控えで出国審査官が受け取り、自分のところに紙の控え(2枚)が戻ってくる。
その紙を持って、バイクと共に駐車場のわきにある料金所みたいなところに向かうと、「スペイン語は喋れるか?」と聞かれて「No」と答えたら、建物の逆側までバイクと共に連れて行かれて、建物の向こう側にも同じような料金所っぽいところがあって、そこで手続きしろ、みたいなことを言われた。
ここで渡したのは以下
・紙の控え(2枚)
・パスポート
・ペルー入国時の税関書類:バイク一時輸入許可の控え
すると、紙の控えのうち1枚がたしかその係員が引き取って、私のところには1枚が戻ってきたっけかな。
それと、税関書類は半分に切られて処理が終了した証明書というか控えみたいなものが戻ってきた。
これでペルー出国側の処理は終了。
バイクに乗ってチリ側の建物に数百メートル移動するが、ペルーを出国する際にチェックがあって、紙の控え(最後に渡された1枚)の内容を係員がチェックしてOKが出たらチリ側へと行ける。
コロンビア/エグアドルおよびエグアドル/ペルーの国境でもこういうチェックがあれば間違わなくていいのに、と思った。あの国境は書類手続きしなくても素通りできてしまうので。
□チリ入国
道路を少し走ってチリ側の建物の前の駐車場に停車する。
料金所を大きくしたようなところに入国審査(イミグレーション)の窓口がいくつもあるので、そこで入国審査をして入国スタンプをもらう。
紙に何やら記入しなくてはならないが、その場でもらってちょこっと書いてそのまま渡した。ペンもその人から借りた。
スペイン語しか話せなかったが、「Moto(オートバイ)」みたいなニュアンスでなんとかなった。
スタンプをもらったら、目の前の行列に並べ、と指示がある。
バイクはどうするのかよく分からなかったが、みんな荷物を全て持っているようなのでバイクに一旦戻ってから荷物を全部持って列に並んだ。
最後までやってみてわかったことだが、荷物はバイクにくくりつけたままでも臨機応変に係員がOKを出してくれるようなので、実は列に並ぶ必要すらなかったのかもしれない。そのままバイクで車の列に並んで荷物は係員の判断でOKさえもらえれば済んでいたのかもしれない。でも、入国審査官が並べと言ったので列に並んだら、荷物チェックだけで私の番はあっという間に済んだのにもかかわらず、私の順番が来るまで3時間半も並んだ。それほど並んでいないのだが、列が全然進まないのだ。 これは一体、どういうことだ? ツアーのような添乗員付の人は列の最初に割り込む優先権があるようなので、ツアーの場合はこんな思いをしなくて良いのだろう、きっと。
私が荷物を降ろしているとアンケートを聞きにきた係員がいて、その人が英語を喋れるのでどうしたら良いのか聞いたら、昨日はバイクの集団が来て、バイクも一緒に並ぶように指示されたという。へえ。私はスペイン語がよく分からなかったのでそれは理解できなかったが・・・。
並んでいる間、税関申告書類に記入しておく。みんなどこかからもらって持っていたが私はもらっていなかったので、荷物チェックの係員に「書類ちょうだい」と言って自分でもらって記入した。
なので、3時間くらい並んであとちょっとというところになったらバイクを近くまで持ってきて、車の通路は荷物チェックの列のすぐ横だったので、自分の番が進むたびにバイクを少しずつ動かし、荷物チェックが済んだらバイクもすぐに通過出来るようにしました。
荷物チェックの部屋に入る前に税関申告書類を渡してから入室する。荷物チェックはあっと言う間に終了するのにどうして時間がかかっているのか理解不能...
荷物チェックを済ませたが、バイクをどうすればいいのかよく分からなかったので荷物チェックの人に聞いたら、どうやら以下の手順のようだ。
まず、車の列に並ぶ。自分の順番が来たら、ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚)に以下2つのスタンプをもらう
・出国管理官のスタンプ
・税関係員のスタンプ
スタンプをもらう際、車であれば細部のチェックが入るが、バイクはほぼスルー状態。
この2つのスタンプをもらったらゲートが開いて料金所っぽいところの向こう側の駐車場に移動します。
税関申告書類をチェックの係員に渡してしまうことで荷物チェックの部屋に入らずに通過することも可能のようだ。
ドライバーらしき人たちはそうして、荷物チェックの部屋を通らずに車に乗って通過していたような感じだ。
ゲートを通過しただけでは税関終了ではないので、料金所の向こう側にある小さな建物で「車両の一時輸入許可」の手続きを行う。
必要なのは以下
・その場で記入用紙をもらうので記入(一部よく分からなかったので分かる範囲で記入した)
・ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚)
・パスポート
・バイク所有証明書(コロンビアのカード)
手続き終了後、以下が帰ってくる
・車両の一時輸入許可の控え。これは出国時に必要になる
・ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚) たしか、スタンプが1つ追加されていた。
ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚)は、チリ入国エリアから出る時にチェックする係員に見せてOKをもらうことで入国できる。チェックがあるので安心だ。この紙はその係員に渡してしまって手元には残らない。
バイクの手続きをしている間、荷物は全て荷物チェック通過後のエリアに置いておいたが、よく見える場所なので持って行かれる心配もなかった。
警備員も多くいるのでさほど心配はない。
なかなか複雑だったが、なんとかなった。ふう。 数人は英語が通じる人がいてくれるので助かった。
ペルー出国が30分以内、チリ入国に3時間半、合計4時間かかった。
ペルーとチリの間の時差は2時間なので合計6時間と計算しておけば感覚的に合う。
前日は国境の町に泊まって、朝食後に国境に来ると既にチリ時間でお昼時。そこから手続きすると国境通過したのが夕方になったので手続き終了後に国境の向こう側の町Aricaに泊まる感じになった。 もっと先の町の宿を予約しないで良かったよ(苦笑)
それにしても、チリは交通マナーが良い。
歩行者優先なので、歩行者が横断していると車が止まる。ペルーとは大違いだ。
加速もゆっくりで落ち着いた走りだ。ペルーのように急加速で可能な限り早く突っ走るのとは民度が違う。
交差点でも歩行者や他の車の動きをゆっくりと見ている感じだ。慌てていない。大人の社会だ。
建物は意外とぼろっちいが、国境の町だからだろうか? それとも白人と原住民とで格差があるのかな?
ここでの宿は以下:
Rocca Luna
シングルルーム 10,000ペソ(約1,750円) 朝食なし
中心街からちょっと遠いが安めの価格なので文句は言えない。 壁の表示は7,000ペソだったので、ちょっとふっかけられた可能性もあるが... 部屋ごとに違うのかもしれないが、OKと言ってしまったので仕方がない。
時差が2時間あるので、国境に着いたら既にチリ時間のお昼時だ。これから国境を越える。
■ペルー/チリ国境
2つの建物に分かれている。
□ペルー出国
ペルー側の建物で出国をまず済ます。
バス等で来た場合は運転手?乗務員?が案内してくれるのでそれに従うような雰囲気だ。
私の場合は1人なので出国審査官のところに行ったら「書類を書け」と紙を渡されたので、それに乗り物の情報を記入する。ペンはバッグにしまってあったのでペンは借りた。バイクの型番やナンバープレートおよび自分の個人情報(パスポート番号等)を記入する。紙は英語での併記がなくてスペイン語だけだった。そのエリアはペルーのbitelの電波が届いたのでGoogle Translateで確認しながら入力。
紙は3枚の写しになっていた。
紙を記入したら再度、出国審査官のところに行く。
渡すものは
・パスポート
・入国時の控えの紙
・記入した紙
パスポートに出国スタンプをもらう。
紙(3枚)のうち1枚は控えで出国審査官が受け取り、自分のところに紙の控え(2枚)が戻ってくる。
その紙を持って、バイクと共に駐車場のわきにある料金所みたいなところに向かうと、「スペイン語は喋れるか?」と聞かれて「No」と答えたら、建物の逆側までバイクと共に連れて行かれて、建物の向こう側にも同じような料金所っぽいところがあって、そこで手続きしろ、みたいなことを言われた。
ここで渡したのは以下
・紙の控え(2枚)
・パスポート
・ペルー入国時の税関書類:バイク一時輸入許可の控え
すると、紙の控えのうち1枚がたしかその係員が引き取って、私のところには1枚が戻ってきたっけかな。
それと、税関書類は半分に切られて処理が終了した証明書というか控えみたいなものが戻ってきた。
これでペルー出国側の処理は終了。
バイクに乗ってチリ側の建物に数百メートル移動するが、ペルーを出国する際にチェックがあって、紙の控え(最後に渡された1枚)の内容を係員がチェックしてOKが出たらチリ側へと行ける。
コロンビア/エグアドルおよびエグアドル/ペルーの国境でもこういうチェックがあれば間違わなくていいのに、と思った。あの国境は書類手続きしなくても素通りできてしまうので。
□チリ入国
道路を少し走ってチリ側の建物の前の駐車場に停車する。
料金所を大きくしたようなところに入国審査(イミグレーション)の窓口がいくつもあるので、そこで入国審査をして入国スタンプをもらう。
紙に何やら記入しなくてはならないが、その場でもらってちょこっと書いてそのまま渡した。ペンもその人から借りた。
スペイン語しか話せなかったが、「Moto(オートバイ)」みたいなニュアンスでなんとかなった。
スタンプをもらったら、目の前の行列に並べ、と指示がある。
バイクはどうするのかよく分からなかったが、みんな荷物を全て持っているようなのでバイクに一旦戻ってから荷物を全部持って列に並んだ。
最後までやってみてわかったことだが、荷物はバイクにくくりつけたままでも臨機応変に係員がOKを出してくれるようなので、実は列に並ぶ必要すらなかったのかもしれない。そのままバイクで車の列に並んで荷物は係員の判断でOKさえもらえれば済んでいたのかもしれない。でも、入国審査官が並べと言ったので列に並んだら、荷物チェックだけで私の番はあっという間に済んだのにもかかわらず、私の順番が来るまで3時間半も並んだ。それほど並んでいないのだが、列が全然進まないのだ。 これは一体、どういうことだ? ツアーのような添乗員付の人は列の最初に割り込む優先権があるようなので、ツアーの場合はこんな思いをしなくて良いのだろう、きっと。
私が荷物を降ろしているとアンケートを聞きにきた係員がいて、その人が英語を喋れるのでどうしたら良いのか聞いたら、昨日はバイクの集団が来て、バイクも一緒に並ぶように指示されたという。へえ。私はスペイン語がよく分からなかったのでそれは理解できなかったが・・・。
並んでいる間、税関申告書類に記入しておく。みんなどこかからもらって持っていたが私はもらっていなかったので、荷物チェックの係員に「書類ちょうだい」と言って自分でもらって記入した。
なので、3時間くらい並んであとちょっとというところになったらバイクを近くまで持ってきて、車の通路は荷物チェックの列のすぐ横だったので、自分の番が進むたびにバイクを少しずつ動かし、荷物チェックが済んだらバイクもすぐに通過出来るようにしました。
荷物チェックの部屋に入る前に税関申告書類を渡してから入室する。荷物チェックはあっと言う間に終了するのにどうして時間がかかっているのか理解不能...
荷物チェックを済ませたが、バイクをどうすればいいのかよく分からなかったので荷物チェックの人に聞いたら、どうやら以下の手順のようだ。
まず、車の列に並ぶ。自分の順番が来たら、ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚)に以下2つのスタンプをもらう
・出国管理官のスタンプ
・税関係員のスタンプ
スタンプをもらう際、車であれば細部のチェックが入るが、バイクはほぼスルー状態。
この2つのスタンプをもらったらゲートが開いて料金所っぽいところの向こう側の駐車場に移動します。
税関申告書類をチェックの係員に渡してしまうことで荷物チェックの部屋に入らずに通過することも可能のようだ。
ドライバーらしき人たちはそうして、荷物チェックの部屋を通らずに車に乗って通過していたような感じだ。
ゲートを通過しただけでは税関終了ではないので、料金所の向こう側にある小さな建物で「車両の一時輸入許可」の手続きを行う。
必要なのは以下
・その場で記入用紙をもらうので記入(一部よく分からなかったので分かる範囲で記入した)
・ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚)
・パスポート
・バイク所有証明書(コロンビアのカード)
手続き終了後、以下が帰ってくる
・車両の一時輸入許可の控え。これは出国時に必要になる
・ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚) たしか、スタンプが1つ追加されていた。
ペルー側でもらった紙の控え(最後の1枚)は、チリ入国エリアから出る時にチェックする係員に見せてOKをもらうことで入国できる。チェックがあるので安心だ。この紙はその係員に渡してしまって手元には残らない。
バイクの手続きをしている間、荷物は全て荷物チェック通過後のエリアに置いておいたが、よく見える場所なので持って行かれる心配もなかった。
警備員も多くいるのでさほど心配はない。
なかなか複雑だったが、なんとかなった。ふう。 数人は英語が通じる人がいてくれるので助かった。
ペルー出国が30分以内、チリ入国に3時間半、合計4時間かかった。
ペルーとチリの間の時差は2時間なので合計6時間と計算しておけば感覚的に合う。
前日は国境の町に泊まって、朝食後に国境に来ると既にチリ時間でお昼時。そこから手続きすると国境通過したのが夕方になったので手続き終了後に国境の向こう側の町Aricaに泊まる感じになった。 もっと先の町の宿を予約しないで良かったよ(苦笑)
それにしても、チリは交通マナーが良い。
歩行者優先なので、歩行者が横断していると車が止まる。ペルーとは大違いだ。
加速もゆっくりで落ち着いた走りだ。ペルーのように急加速で可能な限り早く突っ走るのとは民度が違う。
交差点でも歩行者や他の車の動きをゆっくりと見ている感じだ。慌てていない。大人の社会だ。
建物は意外とぼろっちいが、国境の町だからだろうか? それとも白人と原住民とで格差があるのかな?
ここでの宿は以下:
Rocca Luna
シングルルーム 10,000ペソ(約1,750円) 朝食なし
中心街からちょっと遠いが安めの価格なので文句は言えない。 壁の表示は7,000ペソだったので、ちょっとふっかけられた可能性もあるが... 部屋ごとに違うのかもしれないが、OKと言ってしまったので仕方がない。
チリのバイク保険入手
あまり深く探さなかったが、国境エリアにバイク保険は売ってなさそうでした。
私は運良く、国境の町Aricaでバイク保険を入手できた。
場所は以下:
・Magallanesという会社の保険
・1ヶ月 30 USD (チリペソで払った) (1ヶ月後の同日まで有効)
・チリのみカバー
ちなみに、1年だと180ドルらしい。
バイクだと上記の値段だが、車だともっと格段に安いようだ。バイクは危険だからだろうな。
最初、車の料金を提示されて「そんなものかなー」と思っていたらバイクだと上記の値段だった。ふむ。
代理店が6時半に閉まるようだったが、駆け込みで入手完了。よかった。
チリは悪徳警察官がいて、無保険の海外バイク旅行者を目の敵にしているらしいから、早めに保険入手できて良かったよ。
この種の保険はSOAPEXと呼ばれているらしい。(いまいち区分がよく分からんが)
元々Magallanesの保険は目を付けていて、オンラインでも購入できるのかもしれないがスペイン語だしコロンビアのナンバープレート入力したら弾かれたのでオンラインは2の次だった。
http://www.magallanes.cl/
Consorciという会社もあるようだが試していない。
Magallanes以外にも、Aricaのマクドナルドの前に別の保険代理店があるようだが試していない。
私は運良く、国境の町Aricaでバイク保険を入手できた。
場所は以下:
・Magallanesという会社の保険
・1ヶ月 30 USD (チリペソで払った) (1ヶ月後の同日まで有効)
・チリのみカバー
ちなみに、1年だと180ドルらしい。
バイクだと上記の値段だが、車だともっと格段に安いようだ。バイクは危険だからだろうな。
最初、車の料金を提示されて「そんなものかなー」と思っていたらバイクだと上記の値段だった。ふむ。
代理店が6時半に閉まるようだったが、駆け込みで入手完了。よかった。
チリは悪徳警察官がいて、無保険の海外バイク旅行者を目の敵にしているらしいから、早めに保険入手できて良かったよ。
この種の保険はSOAPEXと呼ばれているらしい。(いまいち区分がよく分からんが)
元々Magallanesの保険は目を付けていて、オンラインでも購入できるのかもしれないがスペイン語だしコロンビアのナンバープレート入力したら弾かれたのでオンラインは2の次だった。
http://www.magallanes.cl/
Consorciという会社もあるようだが試していない。
Magallanes以外にも、Aricaのマクドナルドの前に別の保険代理店があるようだが試していない。